JPS582942Y2 - 電動式流量制御バルブ装置 - Google Patents

電動式流量制御バルブ装置

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Publication number
JPS582942Y2
JPS582942Y2 JP15312977U JP15312977U JPS582942Y2 JP S582942 Y2 JPS582942 Y2 JP S582942Y2 JP 15312977 U JP15312977 U JP 15312977U JP 15312977 U JP15312977 U JP 15312977U JP S582942 Y2 JPS582942 Y2 JP S582942Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
spring
bobbin
terminal
coil spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP15312977U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5478039U (ja
Inventor
稲田雅己
河田庄二
恒川勝
榊原直次
大海武晴
Original Assignee
アイシン精機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アイシン精機株式会社 filed Critical アイシン精機株式会社
Priority to JP15312977U priority Critical patent/JPS582942Y2/ja
Publication of JPS5478039U publication Critical patent/JPS5478039U/ja
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  • Electromagnets (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電磁的に作動するリニアモータによってバル
ブを開閉制御して流体の流量を制御する電動式流量制御
バルブに関するものである。
この種の従来装置として、第4図で示される実開昭第5
2−97627号公報のバルブ装置1が知られている。
第4図に於いて、ボビン2上に巻かれた電磁コイル3の
両端がコイルばね4を介して、ボディ5に固定されたタ
ーミナル端子6に結合され、該端子6から適宜電源に接
続されている。
この様に、コイルばね4は電磁コイル3を端子6を介し
て電源に接続されるリード線の一部を構成するもので、
ボビンの作動愛飲に応動してコイルばね4が伸縮を繰り
返しリード線の可動部を成している。
従って、ボビンの作動変位に伴いコイルばね4が伸縮作
動を行うので、リート憲の可動部を成すコイルばね4の
耐久性が低下し、破損が生じて電気信号伝達機能が喪失
する恐れがある。
本考案は、リード線の耐久性の低下を防止すると共に構
成部品の装着スペースの拡力坊止を計ることを目的とす
る。
本考案の基本的構成は、バルブ手段をその閉位置に付勢
するスプリング手段を2個の互いに同心で径の異なるコ
イルスプリングから構成し、該両スプリングがボビン上
に巻かれた電磁コイルの両端に接続し、且つ小径コイル
スプリングの端末を該スプリングのコイル外側に大径コ
イルスプリングのコイル内側に夫々位置させ、更に両端
末を外枠用ボディに固定されたターミナル端子に夫々結
合させる構成にすることにあり、従ってバルブを付勢す
るスプリングに電磁コイルへの電気信号伝遣手段をもた
せた構成にしたので、リート憩の耐久性の低下を阻止で
きるという所期の目的が達成できる。
本考案は、上記の構成であるので以下の効果を有する。
先ず、バルブを付勢するスプリングが電磁コイルへの通
電手段になる構成になっているので、電磁コイルと外部
ターミナル端子とを接続させるリート憩が不要となり、
構成部品が減少できる。
次に、径の異なるコイルスプリングを採用し大径スプリ
ングの内部空間内に小径スプリングを配設する構成であ
るので、スプリングの装着スペースを大きくとらず装置
全体の小型化を計ることができる。
以下、本考案に従って一実施例について、添付図面に基
づいて説明する。
第1図に於て、本考案電動式流量制御バルブ装置10は
、インレットポート11とアウトレットポート12を有
する第1ボデイ13と、第2ボデイ14とをゴムから成
るシール部材15を介して気密的に且つ一体的に結合す
ることにより、その外形を成している。
磁性体の中空鉄心16上にボビン11が摺動可能に配設
され、該ボビン17上に電磁コイル18が巻かれている
更に、該電磁コイル18の巻線に直角に磁束が通るよう
に対称に位置する一対の永久磁石19が配列され、且つ
該永久磁石19を包囲するようにヨークまたは磁気フレ
ーム20が配置され、可動コイル型リニアモータを構成
している。
ヨーク20内周にガイド部材21が嵌入され、該ガイド
部材21と第1ボデイ13に形成された肩部13aとに
より永久磁石19が保持されている。
中空鉄心16上に(九その内部の中空部16aとその外
周部即ち第1ボデイ13内に形成された室22とを連通
ずる複数個の長穴23が設けられ、該長穴23の室22
への開口部をボビン17に一体形成されたスライドバル
ブ24が摺動可能となっている。
即ち、電磁コイル18に印加される信号電流値に応答比
例してボビン17と一体になったスライドバルブ24が
作動変位して、長穴23の開口面積を制御するものであ
る。
勿論、室22はインレットポート11に鉄心16の中空
部16aはアウトレットポート12に夫々連通するもの
である。
室22内には2個の互いに中心径の異なる小径コイルス
プリング25と大径コイルスプリング26が配設され、
該小径及び大径スプリングは前記電磁コイルの両端に夫
々接続されている。
小径スプリング25の一端25aは鉄心16の外周に配
設されたガイド部材27に係止され、一方大径スプリン
グ260一端26aは前記ガイド部材21に係止されて
いる。
小径及び大径スプリング25.26の夫々の他端25b
、26bにより、スライドバルブ24はボビン17を介
して、常時図示左方に即ち長穴23を全閉する位置に付
勢されている。
小径スプリング25の一端25aの端末25cはコイル
の外側に大径スプリング26の一端26aの端末26c
はコイルの内側に夫々位置し、且つ前記第2ボデイ14
に固定されたターミナル端子28.29に夫々結合され
ている。
該ターミナル端28.29はリード線30.31を介し
て、適宜電源に接続されている。
従って、小径及び大径スプリング25.26は電磁コイ
ル18への電気信号伝達手段として、作用することにな
る。
上記構成に於て、次にその作用について説明する。
通常時、永久磁石19から発生する磁束により、鉄心1
6及びヨーク20を介する閉ループが形成され、その一
部は電磁コイル18に通じている。
当該状態に於て、電磁コイル18に電流が流れると、周
知のフレ□ングの左手の法則により、図示矢印方向に電
流値に比例した力が発生する。
従って、ボビン1Tの作動変位へ共にスライドバルブ2
4が、スプリング25,260付勢力に抗して図示右方
に作動変位し、長穴23を開口する。
長穴23は十分な軸方向長さを有し、スライドバルブ2
4の右方変位量に応答比例して長穴23の開口面積が制
御される。
従って、両ポート11゜12間の流体の連通流量は、電
流値の大きさに直接比例制御されることになる。
尚、上記実施例σ鑞動式流量匍御バルブ装置10を、自
動車エンジンに於ける電子匍鵬燃料噴射システムの吸気
系統に連結し、エンジン温度、気化器の吸入空気量、エ
ンジン回転数等□□□忘じて出力信号を作成発生するコ
ンピュータ等により端子入力電気信号を受けるように構
成すれば、アイドリング時エンジンへの吸入空気量を増
大させる周知のファーストアイドル機能を達成すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案バルブ装置の一実施例を示す断面図、第
2図は第1図に於ける小径コイルスプリングのターミナ
ル端子との結合状態を示す拡大図、第3図は第1図に於
ける大径コイルスプリングのターミナル端子との結合状
態を示す拡大図、第4図は従来のバルブ装置を示す断面
図、である。 10・・・・・・電動式流量制御バルブ装置、11・・
・・・・インレットポート、12・・・・・・アウトレ
ットポート、13.14・・・・・・ボディ、16・・
・・・・中空鉄心、17・・・・・・ボビン、18・・
・・・・電磁コイル、19・・・・・・永久磁石、20
・・・・・・ヨーク、23・・・・・連通穴、24・・
・・・・スライドバルブ、25・・・・・・小径コイル
スプリング、25c・・・・・・小径コイルスプリング
の端末26・・・・・大径コイルスプリング、26c・
・・・・・大径コイルスプリングの端末、28,29・
・・・・・ターミナル端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インレットポートとアウトレットポートを有するボディ
    、該ボディ内の軸上に配設された中空鉄心と、該鉄心の
    外周上に摺動可能に配設されたボビンと、該ボビン上に
    巻かれた電磁コイルの巻線に直角に磁束が通るように配
    列された永久磁石と、該永久磁石と前記鉄心とを磁気的
    に結合なす磁性体ヨークとから構成され前記コイルに印
    加される電流値に応答比例して前記ボビンを作動変位さ
    せる可動コイル型リニアモータ、前記ボビンの内周に設
    けられると共に前記中空鉄心上に形成した開口穴上を摺
    動して前記両ポート間の流体の連通流量を制御するスラ
    イドバルブ、及び該スライドバルブを閉位置に付勢する
    スプリング手段を備え、前記スプリング手段が2個の互
    いに同心で径の異なる小径コイルスプリングと大径コイ
    ルスプリングとから成り、該両コイルスプリングを前記
    電磁コイルの両端に夫々接続し、且つ小径コイルスプリ
    ングの端末な該スプリングのコイル外側に位置するよう
    に大径コイルスプリングの端末ヲ亥スプリングのコイル
    内側に位置するように夫々配設させて前記ボディに固定
    されたターミナル端子に夫夫結合させた電動式流量制御
    バルブ装置。
JP15312977U 1977-11-15 1977-11-15 電動式流量制御バルブ装置 Expired JPS582942Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15312977U JPS582942Y2 (ja) 1977-11-15 1977-11-15 電動式流量制御バルブ装置

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JP15312977U JPS582942Y2 (ja) 1977-11-15 1977-11-15 電動式流量制御バルブ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5478039U JPS5478039U (ja) 1979-06-02
JPS582942Y2 true JPS582942Y2 (ja) 1983-01-19

Family

ID=29140020

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JP15312977U Expired JPS582942Y2 (ja) 1977-11-15 1977-11-15 電動式流量制御バルブ装置

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