JPS5829382Y2 - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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Publication number
JPS5829382Y2
JPS5829382Y2 JP12000579U JP12000579U JPS5829382Y2 JP S5829382 Y2 JPS5829382 Y2 JP S5829382Y2 JP 12000579 U JP12000579 U JP 12000579U JP 12000579 U JP12000579 U JP 12000579U JP S5829382 Y2 JPS5829382 Y2 JP S5829382Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
blower
heat exchanger
grill
air conditioner
Prior art date
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Expired
Application number
JP12000579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5638238U (ja
Inventor
弘 佐藤
知也 徳弘
Original Assignee
清水建設株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 清水建設株式会社 filed Critical 清水建設株式会社
Priority to JP12000579U priority Critical patent/JPS5829382Y2/ja
Publication of JPS5638238U publication Critical patent/JPS5638238U/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は室内の空気を冷やしたり温めたりする空調装
置に関するものである。
空調装置はクーラや暖房機として公共施設、工場、一般
住宅など、あらゆる住空間に広く普及している。
このように日常生活に不可欠となっている従来の空調装
置は、空気の吸込みグリルと吹出しグリルとを有する器
枠内に、送風機と熱交換器とを収め、空気を送風機によ
って吸込みグリルから器枠内に吸い込んで熱交換器に送
り温度や湿度を調整した後、その空気を吹出しグリルか
ら蓋枠の外に吹き出すように構成されているが、室内の
汚染空気の浄化及び騒音対策が余り深く考慮されておら
ずこの点に劣る不満がある。
この考案は上記に鑑みてなされたもので、汚染空気の良
好な浄化機能を有し、また運転音が小さい空調装置を提
供することを目的とする。
以下この考案を図面を参照して詳細に説明する。
第1図と第2図はこの考案の一実施例を示すもので、1
は蓋枠である。
この蓋枠1は直方体に形成され、その前面下部には空気
の吸込みグリル2が、また前面上部には吹出しグリル3
がそれぞれ設けられている。
上記蓋枠1の内部中央には送風機4が設けられ、また蓋
枠1の内部上方には熱交換器(冷温水コイル)5が設け
られている。
空調装置の上記基本構造は周知のもので、送風機4によ
って室内の空気を吸込みグリル2から蓋枠1内に吸い込
んで熱交換器5に送り、ここで熱交換器5のコイルを流
れる冷水、或いは温水と熱交換させて温度を調整した後
、その空気を吹出しグリル3から蓋枠1の外に吹き出す
ようになっている。
この考案の空調装置は、上記の通常の構成のほかに、吸
込みグリル2の部分に除塵フィルタ6を設け、また送風
機4と熱交換器5との間に吸着フィルタ7を設けてなり
、同装置に調和すべき空気を清浄化する機能を加えたも
のである。
上記除塵フィルタ6は吸込みグリル2から蓋枠1内に吸
い込まれる空気中に含まれている煤塵や粉塵等を除去す
るもので、その−例は第3図に示されている。
すなわちこの除塵フィルタ6は、対向する前後両面を開
口させたフレーム8内に波状に格子9を設け、更にこの
格子9の前面に所要の濾過体10を添設してなり、吸込
みグリル2から蓋枠1に吸い込まれる空気を濾過体10
で濾過してその空気に含まれる煤塵や粉塵等を取り除く
構造になっている。
また、前記の吸着フィルタ7は、送風機4により送られ
てくる空気の中に含まれている窒素酸化物や硫黄酸化物
或いは臭気等を除去するものであり、第4図に示すよう
に、空気を自由に通す布その他の網部材よりなる筒体1
1内に活性炭等の吸着剤12を詰めた吸着体13の単位
体の多数を相互に連設し板状に形成したものを、対向す
る上下両面を開口させた枠体14内にジグザグに配置し
て製造されている。
これら除塵フィルタ6と吸着フィルタ7は共に摺曲され
た板状体からなるので、濾過の有効面積の割には装置内
での占有体積は大きくない。
しかして15は熱交換器5の下部に設けられたドレン受
け、16はドレン口、17はドレン受け15の内部に立
設された加湿マットである。
次に上記のように構成されたこの考案に係る空調装置の
作用を説明する。
この考案の空調装置は、通例のように室内の所要の個所
に設備し、室内を暖房、加湿或いは冷房(除湿も含む)
する場合は、熱交換器5と送風機4を作動させる。
空調装置が置かれた室内の空気は送風機4の作用によっ
て吸込みグリル2から除塵フィルタ6を通って蓋枠1内
に吸い込まれるが、この時除塵フィルタ6によって煤塵
等を除去される。
このようにして蓋枠1内に吸い込まれた空気は直ちに吸
着フィルタ7を通って窒素酸化物や硫黄酸化物或いは臭
気を除かれた上熱交換器5により温度を調整されて吹出
しグリル3から室内に吹き出され、冷房或いは暖房、加
湿の目的が達せられることになる。
ここで、吸着フィルタ7は、矢印の空気の流れにおいて
は熱交換器5の前にあって十分機能するように設けられ
ている。
すなわち、熱交換器5が上流側となる配置では、冬季暖
房の始動時にここを通る熱気が吸着フィルタ7における
前日の吸着物を再放出することになり、また、夏季冷房
の始動時には冷気がフィルタ上で結露しフィルタのカビ
害が免れられないことが考慮されているものである。
第5図はこの考案の他の実施例を示すもので、この空調
装置は、吸込みグリル(吸込み口)2が蓋枠1の側面に
設けられ、これに開度を調節自在にされた吸込みグリル
21とボリュウムダンパ22とを備えた送気ダクト18
がその外端部を室外に臨ませて連結されている。
この構造の空調装置は、室外の新鮮な空気が室内に供給
されるようになり、また、吸込みグリル21とボリュウ
ムダンパ22の調節によって循環空気量と外気取入れ量
とを任意に設定することができるため、室内の空気を単
に循環させるものに比して室内環境上好ましいもので、
病院や学校等に用いて好適である。
なお、この空調装置の他の構造は第1図と第2図に示し
たものと同一で゛ある。
ところで、この空調装置においては、熱交換器5のパイ
プ19.20が送気ダクト18内を通されて配管を体裁
のよいものにし、また送気ダクト18を流れる吸込み′
空気がパイプ19.20と熱交換して熱交換効率を上げ
る構造になっているが、パイプ19゜20を通例のよう
に送気ダクト18の外に配管することもできる。
以上説明したようにこの考案の空調装置においては、吸
込みグリル2に除塵フィルタ6が付設され、また送風機
4の後段で熱交換器5の前段に吸着フィルタ7が設備さ
れているので、空気中に含まれる煤塵や窒素酸化物或い
は臭気をより完全に除去して冷房や暖房をなすことがで
きるとともに、上記フィルタ6.7が送風機4で発生し
た騒音を吸収するため運転音が小さく抑えられる効果が
ある。
また送風機4の前段に除塵フィルタ6が設けられている
ため、送風機4の汚れが少なく長期間にわたって円滑な
作動が期待できる。
その上活性炭等の吸着剤12を用いる吸着フィルタ7は
熱交換器5の前に設備されているため、−塵吸着された
窒素酸化物等が暖房時の高熱によって脱着されたり、或
いは冷房時の湿気によって吸着効率が低下したりするこ
とがなく、吸着フィルタ7を最良の状態で用いることか
゛できる。
また、除塵フィルタ6と吸着フィルタ7とを摺曲された
板状体で形成すれば、濾過の有効面積の割には占有体積
を小さくすることができ、濾過効率の向上と装置の小型
化とを同時に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図と第2図
はこの考案に係る空調装置の一実施例を示す正面図と断
面図、第3図は除塵フィルタの一例を示す断面図、第4
図は吸着フィルタの一例を示す断面図、第5図はこの考
案に係る空調装置の他の実施例を示す外観図である。 1・・・・・・蓋枠、2・・・・・・吸込みグリル、3
・・・・・・吹出しグノル、4・・・・・・送風機、5
・・・・・・熱交換器、6・・・・・・除塵フィルタ、
7・・・・・・吸着フィルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.空気の吸込みグリルと吹出しグリルとを有する器枠
    内に、送風機と熱交換器が設けられ、空気を送風機によ
    って吸込みグリルから器枠内に吸い込んで熱交換器に送
    り温度や湿度を調整した後、その空気を吹出しグリルか
    ら蓋枠の外に吹き出すように構成された空調装置におい
    て、上記吸込みグリルには、吸込みグリルから器枠内に
    吸い込まれる空気中に存在する煤塵や粉塵を除去する除
    塵フィルタが付設されるとともに、上記送風機の後段で
    熱交換器の前段には、送風機より送られてくる空気中の
    窒素酸化物や硫黄酸化物或いは臭気などを吸着する吸着
    フィルタが設けられて威ることを特徴とする空調装置。 2、上記除塵フィルタと吸着フィルタとは、摺曲された
    板状体に形成されて成ることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の空調装置。
JP12000579U 1979-08-31 1979-08-31 空調装置 Expired JPS5829382Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12000579U JPS5829382Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 空調装置

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JP12000579U JPS5829382Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5638238U JPS5638238U (ja) 1981-04-10
JPS5829382Y2 true JPS5829382Y2 (ja) 1983-06-28

Family

ID=29352195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12000579U Expired JPS5829382Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 空調装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5867997A (ja) * 1981-10-16 1983-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱交換型送風機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5638238U (ja) 1981-04-10

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