JPS5828840Y2 - 写真植字機における文字盤着脱装置 - Google Patents

写真植字機における文字盤着脱装置

Info

Publication number
JPS5828840Y2
JPS5828840Y2 JP12631278U JP12631278U JPS5828840Y2 JP S5828840 Y2 JPS5828840 Y2 JP S5828840Y2 JP 12631278 U JP12631278 U JP 12631278U JP 12631278 U JP12631278 U JP 12631278U JP S5828840 Y2 JPS5828840 Y2 JP S5828840Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dial
drive shaft
attachment
lock nut
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12631278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5542555U (ja
Inventor
基文 荒木
茂 布施
Original Assignee
株式会社写研
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社写研 filed Critical 株式会社写研
Priority to JP12631278U priority Critical patent/JPS5828840Y2/ja
Publication of JPS5542555U publication Critical patent/JPS5542555U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5828840Y2 publication Critical patent/JPS5828840Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動写真植字機の文字盤の着脱や保管、保護を
容易におこないうるような文字盤着脱装置を提供するた
めになしたものである。
自動写真植字機には回転ディスク型文字盤が多用されて
いる。
この回転テ゛イスク型文字盤は、文字盤の回転速度(周
速度)の関係で直径をあまり大きくできないため、必然
的に収容文字数に限度が生じてくる。
ところが邦文文字は非常に文字数が多く、そのため1つ
の文字盤は通常1書体の文字を収容しているのみである
又自動写真植字機が内蔵している文字盤数は通常1〜2
枚であるが、上記のように1つの文字盤には1つの書体
しか収容されていないため書体数も1〜2書体となって
しまう。
ところが最近は同一印字物に複数書体を使用したいとい
う希望も多く、そのためどうしても文字盤交換が必要に
なってくるが、この文字盤交換にあたっては次のような
種々の条件が要求されている。
(1)、交換のための構成が簡単で安いこと。
(2)、交換精度が高いこと。
(3)、交換が迅速におこなえること。
(4)、交換に特別な治具等を必要としないこと。
(5)、交換した文字盤の保管保護をもおこなえること
すなわち交換のための構成が複雑であれば当然コストが
高くなり、交換のために特別な治具を用いねばならなか
ったりして迅速な交換ができなくなる。
又文字盤の取付精度はそのまま印字物精度に響いてくる
が、これが文字盤交換のたびに狂ってくるようでは精度
の良い印字物が得られない。
又回転ディスク型文字盤はそのほとんどがガラス製であ
り、きすが付きやすく、破損の問題も生じる。
又文字盤に直接手を触れれば指紋やゴミ等が付着してし
まう。
そのため文字盤は交換のために取外す場合、文字盤に直
接手をふれずにおこなうことができ、さらに取外したな
らばそのまま保護保管されることが望ましい。
そのためこの文字盤交換を簡単におこなうべく実公昭4
9−28926号公報、実開昭50−7440号公報、
実開昭50−49440号公報等、種々の提案がなされ
てきたが、前記したような要求をすべく満足するような
ものは得られていなかった。
本考案はこのような点に鑑みて、構成が簡単で容易に文
字盤交換をおこなうことができ、かつ特別な治具を要せ
ずに交換した文字盤の保護をも同時におこないうるよう
な文字盤交換装置を提供するためになしたものであり、
以下本考案を図面に従がって詳細に説明する。
第1図は回転ディスク型文字盤Aと文字盤着脱具Bの概
略図、第2図は第1図に示した文字盤Aと文字盤着脱具
Bを合体したときの一部断面図、第3図は文字盤着脱具
イ、文字盤保持具口、文字盤駆動軸への夫々の断面図、
第4図はロックリングの形状を示す図である。
本願の文字盤交換装置において文字盤1は、その一端に
ロックナツト2を有したインナーフランジ3とアウター
フランジ4(第3図口参照)で保持される。
そしてこのインナーフランジ3は文字盤駆動軸5(第3
図ハ参照)に挿入され、ロックナツト2で関着されるが
、文字盤駆動軸5は図示していない写真植字機本体に回
転可能に取付けられ、やはり図示していない駆動源によ
って回転される。
インナーフランジ3の位置決めは、文字盤駆動軸5の凸
部6とインナーフランジ3の凹部7とでなされ、さらに
その固定はロックナツト2、テーパーリング8でおこな
われる。
すなわち文字盤駆動軸5の一端、及びインナーフランジ
3の一端には夫々相反する方向にテーパーが付けられ、
インナーフランジ3のテーパ一部にはテーパーリング8
が挿入されている。
そのためロックナツト2のネジ部9と文字盤駆動軸5の
ネジ部10を噛み合わせしめつけると、このテーパーリ
ング8が第2図からあきらかなようにインナーフランジ
3と文字盤駆動軸5を押し付けるようにしめつけ、文字
盤を保持しているフランジと文字盤駆動軸が固着される
尚ロックナツト2は、インナーフランジ3の内側に刻ま
れた溝11に係合するようロックナツト2上の数個所に
植立されたピン12で1由に回転可能に取付けられてお
り、又このロックナツト2には文字盤着脱具を固着する
ための凹部13、ロックナット2自体を回転するための
ピン孔14等が設けられている。
文字盤着脱具は第1図Bのように透明部材等で作った文
字盤カバー20、取手21.ダイヤル22、案内軸23
、ロックリング24等で構成され、内部の詳細は第3図
イに示しである。
案内軸23は、文字盤駆動軸5の案内孔15(第3図ハ
参照)に挿入して文字盤着脱具を文字盤保持具と合体さ
せるもので、これはダイヤル22にピン25で個定され
ている。
インナーフランジ3の文字盤駆動軸5への着脱は、軸と
の嵌合精度が高ければ高い程挿入時のフランジ軸を平行
に保つ必要が出てくる。
案内軸23はこの要求を満足するために設けられている
もので、文字盤フランジ3の先端が文字盤駆動軸5のス
トレート部にかかる以前に文字盤駆動軸5中の案内孔1
5により文字盤フランジ3と文字盤駆動軸の平行を得る
ことを可能にしである。
ロックリング24は第3図イのようにダイヤル22の内
側に有り、常時はバネ26によってダイヤル22方向に
押しつけられている。
このロックリング24は第4図に示したような溝27を
有しており、ロックリング24のさらに内側にダイヤル
22と固着されているケースホルダー28の数個所に埋
め込まれているプランジャ29がこの溝27の部分に来
ると遊動できるようなされている。
ケースホルダー28は文字盤カバー20を保持しており
、前記したように数個所にプランジャ29が埋め込まれ
ていると共に、ロックナツト2上のピン孔14に差し込
めるようなピン30が設けられている。
通常文字盤1はインナーフランジ3、アウターフランジ
4などの文字盤保持具で保持され、文字盤駆動軸5と係
合してロックナツト2、テーパーリング8により強固に
固定され、印字作業に耐え得る使用状態となされる。
このような状態から文字盤を交換するときは、まず文字
盤着脱具のロックリング24を回してその溝27がプラ
ンジャ29の位置に来るようにし、その位置を図示して
いないクリックなどで保持してプランジャ29が遊動で
きるようにしておく。
そして案内軸23を文字盤駆動軸5の案内孔15に差し
込み、ケースホルダー28に植立したピン30がロック
ナツト2のピン孔14に入るようにする。
この状態を示したのが第2図であり、次にロックリング
24を回して溝27の位置がプランジャ29から外れる
ようにすると、プランジャ29はロックリング24で押
され、ロックナツト2の凹部13(第3図口参照)と係
合してそれを圧接し、文字盤着脱具と文字盤保持具を一
体とする。
そこで取手21で文字盤着脱具を回転させると、ケース
ホルダー28に植立したピン30とロックナツト2上の
ピン孔14が係合しているから、ロックナツト2が文字
盤駆動軸5の先端から外れる。
しかし文字盤着脱具自体はプランジャ29によってロッ
クナツト2と噛み合っているから、取手21を持って静
かに引きぬけば文字盤を保持したまま文字盤保持具も一
諸にはずれてくる。
こうして文字盤を駆動軸5からはずすと、文字盤1は文
字盤カバー20で保護された状態を持続するから、別途
設けた文字盤の保管場所に文字盤駆動軸5と同径で、案
内孔15相当の孔を設けた軸を植立しておけば、文字盤
を内蔵した着脱具をそのまま簡単に、しかも文字盤に手
をふれることなく安全に保管することができる。
又たとえ着脱具を平坦なところに置いたとしても、第2
図であきらかなように文字盤着脱具の案内軸23と文字
盤カバー20が文字盤1からとび出しているから、文字
盤1が直接化のものに接触するということを防止できる
又逆に文字盤を機械にセットするときは、文字盤着脱具
の案内軸23を文字盤駆動軸5の案内孔15に静かに差
し込み、取手21で文字盤着脱具を回転させることによ
り、ロックナツト2のネジ9と文字盤駆動軸5のネジ1
0を噛み合わせてテーパーリング8を押しつけ、インナ
ーフランジ3と文字盤駆動軸5を固定する。
そしてロックリング24を回してプランジャ29が遊動
するようにし、文字盤着脱具のみをひきぬけばよい。
以上種々述べてきたように本考案は、文字盤保持具と着
脱具を別々に構成し、着脱時にそれを一体として操作す
るようにしたから、文字盤を取外したときは着脱具がそ
のまま文字盤の保護・保管の部材として作用するように
しである。
このように構成したことにより、文字盤交換は文字盤に
手をふれることなく容易に迅速におこなうことができる
又交換装置は文字盤の保護装置をも兼ねているから、文
字盤にほこりや傷が付く心配もない。
又インナーフランジ・3と文字盤駆動軸5とは、夫々の
四部7、凸部6によって位置精度が保たれ、さらに夫々
に付けられたテーパ一部とテーパーリング8との作用に
よって強固に固定され、精度の再現性もよい。
このように本願になる文字盤交換装置は、簡単な構成で
安全に、確実に、精度よく迅速に文字盤を交換すること
ができ、大きな効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転ディスク型文字盤Aと文字盤着脱具Bの一
例を示す概略図、第2図は第1図に示した文字盤Aと文
字盤着脱具Bを合体したときの一部断面図、第3図は文
字盤着脱具イ、文字盤保持具口、文字盤駆動軸への夫々
の断面図、第4図はロックリングの形状を示す説明図で
ある。 1・・・・・・文字盤、2・・・・・・ロックナツト、
3・・・・・・インナーフランジ、4・・・・・・アウ
ターフランジ、5・・・・・・文字盤駆動軸、8・・・
・・・テーパーリング、20・・・・・・文字盤カバー
、21・・・・・・取手、22・・・・・・ダイヤル、
23・・・・・・案内軸、24・・・・・・ロックリン
グ、28・・・・・・ケースホルダー29・・・・・・
プランジャ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動源によって回転する文字盤駆動軸5と、文字盤1を
    保持し前記文字盤駆動軸5に装着されると共にその装着
    位置を固定するロックナツト2を有したフランジ3,4
    で構成した文字盤保持具と、前記文字盤駆動軸5に挿入
    する案内軸23がその中心に固定され、文字盤全体をお
    おう形状とした文字盤カバー20を有し、ロックナツト
    2と係合して前記文字盤保持具を文字盤駆動軸5がら着
    脱するようにした文字盤着脱具とからなることを特徴と
    した写真植字機における文字盤着脱装置。
JP12631278U 1978-09-14 1978-09-14 写真植字機における文字盤着脱装置 Expired JPS5828840Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12631278U JPS5828840Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 写真植字機における文字盤着脱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12631278U JPS5828840Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 写真植字機における文字盤着脱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5542555U JPS5542555U (ja) 1980-03-19
JPS5828840Y2 true JPS5828840Y2 (ja) 1983-06-23

Family

ID=29088025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12631278U Expired JPS5828840Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 写真植字機における文字盤着脱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5828840Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5542555U (ja) 1980-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2963397B2 (ja) 型内脱着式刻印装置
GB2110436A (en) Structure for preventing the rotating of a register ring of a diver's watch
JPS5828840Y2 (ja) 写真植字機における文字盤着脱装置
US7052173B2 (en) Timepiece
KR19980019196A (ko) 스탬프 소재와 스탬프 소재 설정 지그 및 스탬프 조립체(Stamp material, stamp material-setting jig and stamp assembly)
US4981361A (en) Color comparison device having a color sample-bonding wheel which permits easy removal of a color sample sticker
US2134093A (en) Crystal and bezel mounting for dial gauges
JPS58530Y2 (ja) 写真植字機における文字収容手段
JPS5916804Y2 (ja) ダイヤルゲ−ジ
JPS6219983Y2 (ja)
JPS5836468U (ja) 積算計
JPS5924523Y2 (ja) 活字ホイ−ル取付装置
JPH11218678A (ja) フィルタカセット
JPH1114877A (ja) 光分析装置
JP4026896B2 (ja) スタイラス交換治具
JPS58529Y2 (ja) 写真植字機における文字収容手段
JPH0449614Y2 (ja)
JP3154192B2 (ja) 磁気ヘッド外し治具
JPH0223780U (ja)
JPS5823077A (ja) クリ−ニングブラシ組立体
JPS615490U (ja) タイムスイツチの時間目盛装置
JPS5810081Y2 (ja) てこ式ダイヤルゲ−ジ
JPH03106417U (ja)
JPS6018933Y2 (ja) インクロ−ラ機構
JPH0211177Y2 (ja)