JPS5828779Y2 - 鏨の撃打装置 - Google Patents
鏨の撃打装置Info
- Publication number
- JPS5828779Y2 JPS5828779Y2 JP9775378U JP9775378U JPS5828779Y2 JP S5828779 Y2 JPS5828779 Y2 JP S5828779Y2 JP 9775378 U JP9775378 U JP 9775378U JP 9775378 U JP9775378 U JP 9775378U JP S5828779 Y2 JPS5828779 Y2 JP S5828779Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- free piston
- movable cylinder
- air chamber
- striking device
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンクリート、アスファルト等の破砕に使用す
る霊の撃打装置に関する。
る霊の撃打装置に関する。
本考案は列側シリンダ内に可動シリンダーを上下往復動
可能に配設すると共に、可動シリンダー内に獣撃打用自
由ピストンを上下摺動自在に嵌挿して成る鷺の撃打装置
において、自由ピストンの撃打力がアップすると共にタ
イミングが正確にとれ、且つ可動シリンダーの加工が容
易な鷺の撃打装置を提供することを目的とする。
可能に配設すると共に、可動シリンダー内に獣撃打用自
由ピストンを上下摺動自在に嵌挿して成る鷺の撃打装置
において、自由ピストンの撃打力がアップすると共にタ
イミングが正確にとれ、且つ可動シリンダーの加工が容
易な鷺の撃打装置を提供することを目的とする。
以下本考案を図面に示す実施例に基いて具体的に説明す
る。
る。
外側シリンダー10内に可動シリンダー2を上下往復動
可能に配設すると共に、可動シリンダー2内に繁撃打用
自由ピストン4を上下摺動自在に嵌挿する。
可能に配設すると共に、可動シリンダー2内に繁撃打用
自由ピストン4を上下摺動自在に嵌挿する。
可動シリンダー2は可撓軸12、クランク機構13を介
して原動機11の回転駆動力を受け、高速に上下動し、
これに伴い自由ピストン4も上下動する。
して原動機11の回転駆動力を受け、高速に上下動し、
これに伴い自由ピストン4も上下動する。
前記可動シリンダー2は下端にのみ開口部1を有し、又
内周面略中央部に環状凹窪3を周設したものであって、
従来例の如き空気流通孔を側面に穿設したものではない
。
内周面略中央部に環状凹窪3を周設したものであって、
従来例の如き空気流通孔を側面に穿設したものではない
。
又前記自由ピストン4は側面の上端近傍位置に上部開口
5,5・・・を有すると共に自由ピストン4の突出部6
又はピストン本体4aの下面20位置に下部開口1を有
する空気流通路8を内部に穿設したものである。
5,5・・・を有すると共に自由ピストン4の突出部6
又はピストン本体4aの下面20位置に下部開口1を有
する空気流通路8を内部に穿設したものである。
第1図乃至第4図に示す実施例においては上部開口5,
5・・・は放射状に配設され、下部間ロアは自由ピスト
ン4の突出部6の下端面に位置するが、第5図に示す実
施例の下部間ロア、7・・・は突出部6の側面下端近傍
位置に放射状に配設しである。
5・・・は放射状に配設され、下部間ロアは自由ピスト
ン4の突出部6の下端面に位置するが、第5図に示す実
施例の下部間ロア、7・・・は突出部6の側面下端近傍
位置に放射状に配設しである。
尚、第6図に示す如くピストン本体4aの下面20に下
部開口1,7・・・を設けてもよい。
部開口1,7・・・を設けてもよい。
又図示する例の自由ピストン4は、そのピストン本体1
4を可動シリンダー2より若干小径に形成し、可動シリ
ンダー2との間に若干の隙間が生するように構成してあ
り、ピストン本体4aの上下に夫々オーリング9,9a
を設けると共に、上方のオーリング9の下方に前記上部
開口5,5・・・を配置している。
4を可動シリンダー2より若干小径に形成し、可動シリ
ンダー2との間に若干の隙間が生するように構成してあ
り、ピストン本体4aの上下に夫々オーリング9,9a
を設けると共に、上方のオーリング9の下方に前記上部
開口5,5・・・を配置している。
これらオーリング9,9は可動シリンダー2の内周面に
摺接し、自由ピストン4の往復動を円滑にさせると共に
気密を保つ上で有利である。
摺接し、自由ピストン4の往復動を円滑にさせると共に
気密を保つ上で有利である。
尚、3本以上のオーリング9,9・・・をピストン本体
14に取付けることも勿論可能であって、例えば第7図
に示す如く、ピストン本体14の上部位置に2本のオー
リング9,9を近接して取付けることができる。
14に取付けることも勿論可能であって、例えば第7図
に示す如く、ピストン本体14の上部位置に2本のオー
リング9,9を近接して取付けることができる。
この場合2本のオーリング9,9間に上部開口5,5・
・・を配置するようにすれば好適である。
・・を配置するようにすれば好適である。
前記自由ピストン4の突出部6は可動シリンダー2の開
口部1内径より若干小径に形成され、オIJング15を
介して該開口部1に摺接する。
口部1内径より若干小径に形成され、オIJング15を
介して該開口部1に摺接する。
この突出部6は自由ピストン4の上下動に伴い前記開口
部1より周期的に突出し第2図、第3図に示す状態では
可動シリンダ2内の自由ピストン4下方に形成される下
空気室Cはオーリング15により閉塞され、第4図に示
す状態では前記突出部6が可動シリンダー2内にあって
前記下空気室Cと可動シリンダー2の下方の空間Bとは
連通される。
部1より周期的に突出し第2図、第3図に示す状態では
可動シリンダ2内の自由ピストン4下方に形成される下
空気室Cはオーリング15により閉塞され、第4図に示
す状態では前記突出部6が可動シリンダー2内にあって
前記下空気室Cと可動シリンダー2の下方の空間Bとは
連通される。
尚、前記突出部6の下部16をテーパ状に形成すると下
空気室Cと前記空間B間の空気流通をスムースになすこ
とができ好適である。
空気室Cと前記空間B間の空気流通をスムースになすこ
とができ好適である。
斯くして可動シリンダー2の高速上下動に伴い、自由ピ
ストン4も可動シリンダー2内を上下動し、可動シリン
・z゛−2が下死点近傍に下降した際に繁17の頂部1
8を叩打してコンクリート等の破砕作業を行う。
ストン4も可動シリンダー2内を上下動し、可動シリン
・z゛−2が下死点近傍に下降した際に繁17の頂部1
8を叩打してコンクリート等の破砕作業を行う。
第2図は自由ピストン2が下死点近傍に達した状態を示
すが、この際可動シリンダ−2内の自由ピストン4上方
に形成される上空気室Aは負圧となり、前記下空気室C
は圧縮により高圧となる。
すが、この際可動シリンダ−2内の自由ピストン4上方
に形成される上空気室Aは負圧となり、前記下空気室C
は圧縮により高圧となる。
而して自由ピストン4が繁17を叩打すると、その反動
により自由ピストン4は上方に移行するが、その際下空
気室C内の高圧空気の弾発力及び上空気室Aの負圧空気
の吸引力が作用して自由ピストン4の上昇速度を倍加す
る。
により自由ピストン4は上方に移行するが、その際下空
気室C内の高圧空気の弾発力及び上空気室Aの負圧空気
の吸引力が作用して自由ピストン4の上昇速度を倍加す
る。
次いで自由ピストン4が第3図に示す位置、即ち自由ピ
ストン4の上部開口5,5・・・が可動シリンダー2の
凹窪3を通過する際には、前記上空気室Aと前記空間B
とは空気流通路8及び環状凹窪3内方に形成される流路
りを介して連通される。
ストン4の上部開口5,5・・・が可動シリンダー2の
凹窪3を通過する際には、前記上空気室Aと前記空間B
とは空気流通路8及び環状凹窪3内方に形成される流路
りを介して連通される。
(第6図に示す自由ピストン4を用いると上下空気室A
、Cが連通される。
、Cが連通される。
この場合の作用、効果は上記説明の場合と同様であるの
で、説明を省略する。
で、説明を省略する。
)自由ピストン4はその後も上昇を続け、上空気室Aを
圧縮するが、その際第4図に示すように下空気室Cと前
記空間Bとは連通状となり、下空気室Cに空気が流入す
る。
圧縮するが、その際第4図に示すように下空気室Cと前
記空間Bとは連通状となり、下空気室Cに空気が流入す
る。
自由ピストン4は上死点近傍に達すると上空気室A内の
高圧空気の弾発力及び可動シリンク゛−2の下方移行に
より猛烈な勢いで下降をはじめる。
高圧空気の弾発力及び可動シリンク゛−2の下方移行に
より猛烈な勢いで下降をはじめる。
この下降途中においても第3図に示す位置を通過する際
上空気室Aと前記空間Bとは連通される。
上空気室Aと前記空間Bとは連通される。
本考案は上記の如くの構成、作用を有し、自由ピストン
4により上空気室Aを高圧縮した際に上空気室A内の空
気がオーリンダ9等を介して漏洩しても、自由ピストン
4が一定位置に達したときに前記空間B又は下空気室C
より空気流通路8を介して新たな空気が補充されるので
上空気室Aの空気質量を一定に保つことができる。
4により上空気室Aを高圧縮した際に上空気室A内の空
気がオーリンダ9等を介して漏洩しても、自由ピストン
4が一定位置に達したときに前記空間B又は下空気室C
より空気流通路8を介して新たな空気が補充されるので
上空気室Aの空気質量を一定に保つことができる。
この上空気室A内の空気質量の減少は自由ピストン4を
下方に弾発する際の能力不足の原因となり、又タイミン
グを狂わす主因となったのであるが、本考案はこれらの
諸欠点を解消して、自由ピストン4の撃打力のアップを
可能とし、タイミングを正確にとれるようにしたもので
ある。
下方に弾発する際の能力不足の原因となり、又タイミン
グを狂わす主因となったのであるが、本考案はこれらの
諸欠点を解消して、自由ピストン4の撃打力のアップを
可能とし、タイミングを正確にとれるようにしたもので
ある。
又上空気室A内には常に冷却された空気が流入するので
、可動シリンダー2及び自由ピストン4の過熱を防止す
るのにも効果的である。
、可動シリンダー2及び自由ピストン4の過熱を防止す
るのにも効果的である。
又本考案は可動シリンダー2の側面に空気流通孔を穿設
していないため、加工が容易となり製造コストを節約し
うると共に強度のアップを期待し得、又その重量を軽減
しても十分な強度を有する構造とし得るので、慣性力の
少ない性能の良い可動シリンダ2を内装する装置となし
得る。
していないため、加工が容易となり製造コストを節約し
うると共に強度のアップを期待し得、又その重量を軽減
しても十分な強度を有する構造とし得るので、慣性力の
少ない性能の良い可動シリンダ2を内装する装置となし
得る。
しかも装置全体の軽量化を図ることも可能である。
更に可動シリンダ−2側面に空気流通孔を設けた場合に
は外側シリンダー10の外周に外套シリンダーを設ける
などして空気循環経路を別に形成しなければならないが
、本考案においてはこのような必要がなく、装置全体を
構造簡単なものとすることができる。
は外側シリンダー10の外周に外套シリンダーを設ける
などして空気循環経路を別に形成しなければならないが
、本考案においてはこのような必要がなく、装置全体を
構造簡単なものとすることができる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は縦断面図、第2
図乃至第4図は本考案の作用を説明する要部の縦断面図
、第5図は上記と異なる態様の自由ピストンを示す斜視
図、第6図は更に別の態様の自由ピストンを示す縦断面
図、第7図は他の実施例の要部の縦断面図である。 1・・・・・・可動シリンダーの開口部、2・・・・・
・可動シリンダー 3・・・・・・環状凹窪、4・・・
・・・自由ピストン、4a・・・・・・ピストン本体、
5・・・・・・空気流通路の上部開口、6・・・・・・
自由ピストンの突出部、7・・・・・・空気流通路の下
部開口、8・・・・・・空気流通路、9,9a・・・・
・・オーリング、A・・・・・・上空気室、B・・・・
・・可動シリンダー下方空間、C・・・・・・下空気室
。
図乃至第4図は本考案の作用を説明する要部の縦断面図
、第5図は上記と異なる態様の自由ピストンを示す斜視
図、第6図は更に別の態様の自由ピストンを示す縦断面
図、第7図は他の実施例の要部の縦断面図である。 1・・・・・・可動シリンダーの開口部、2・・・・・
・可動シリンダー 3・・・・・・環状凹窪、4・・・
・・・自由ピストン、4a・・・・・・ピストン本体、
5・・・・・・空気流通路の上部開口、6・・・・・・
自由ピストンの突出部、7・・・・・・空気流通路の下
部開口、8・・・・・・空気流通路、9,9a・・・・
・・オーリング、A・・・・・・上空気室、B・・・・
・・可動シリンダー下方空間、C・・・・・・下空気室
。
Claims (2)
- (1)外側シリンダー内に可動シリンダーを上下往復動
可能に配設すると共に、可動シリンダー内に客撃打用自
由ピストンを上下摺動自在に嵌挿して戒る鷺の撃打装置
において、下端にのみ開口部1を有する可動シリンダー
2の内周面略中央部位に環状凹窪3を周設する一方、自
由ピストン4の側面の上端近傍位置に上部開口5,5・
・・を有し、自由ピストン4の突出部6又はピストン本
体4aの下面20位置に下部間ロアを有する空気流通路
8を自由ピストン4内に穿設し、前記上部開口5,5・
・・が前記凹窪3を通過する際自由ピストン4上方に形
成される上空気室Aと可動シリンダー2下方の空間B又
は自由ピストン4下方に形成される下空気室Cとが前記
空気流通路8にて連通されるように構威した客の撃打装
置。 - (2)自由ピストン4と可動シリンダー2間に若干の隙
間が生じるように構威し、自由ピストン4の上下に少な
くとも2つのオーリング9を設けると共に上方のオーリ
ング9の下方に前記上部開口5,5・・・を設けた実用
新案登録請求の範囲第1項記載の零の撃打装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9775378U JPS5828779Y2 (ja) | 1978-07-15 | 1978-07-15 | 鏨の撃打装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9775378U JPS5828779Y2 (ja) | 1978-07-15 | 1978-07-15 | 鏨の撃打装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5517732U JPS5517732U (ja) | 1980-02-04 |
JPS5828779Y2 true JPS5828779Y2 (ja) | 1983-06-23 |
Family
ID=29032886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9775378U Expired JPS5828779Y2 (ja) | 1978-07-15 | 1978-07-15 | 鏨の撃打装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828779Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101444909B (zh) * | 2007-11-27 | 2013-03-27 | 希尔蒂股份公司 | 具有气动冲击装置的手持式工具机 |
-
1978
- 1978-07-15 JP JP9775378U patent/JPS5828779Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5517732U (ja) | 1980-02-04 |
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