JPS5828398B2 - 抄紙機の乾燥布 - Google Patents

抄紙機の乾燥布

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JPS5828398B2
JPS5828398B2 JP53132492A JP13249278A JPS5828398B2 JP S5828398 B2 JPS5828398 B2 JP S5828398B2 JP 53132492 A JP53132492 A JP 53132492A JP 13249278 A JP13249278 A JP 13249278A JP S5828398 B2 JPS5828398 B2 JP S5828398B2
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ジヨン・ゴードン・ブキヤナン
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JEI DABURYU AI Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
    • D21F1/0036Multi-layer screen-cloths
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths

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  • Paper (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抄紙機の乾燥部に使用する乾燥布に関するもの
である。
例えばフォードリニヤ−機の紙の製造においては重量割
合が水99に対して1またはそれ以下の割合のセルロー
ス繊維水溶液を金属または合成フィラメントにより編成
した循環回転形成スクリーン上に流す。
このベルトまたは形成織物、即ちいわゆる「すき網」を
脱水装置、例えばテーブルロール、排水フォイル、およ
び吸引箱上に通過させ、すき網に支持された水溶液の水
の含有量を約80〜85%まで減少する。
形成織物に支持された繊維の薄膜を形成織物から取出し
、1個以上のブ連のプレス部に送り、このプレス部にお
いて比較的肉厚の織物の他の循環ベルトに堆積させ、こ
の織物の片面または両面を合成繊維または天然繊維の針
状の起毛により構成する。
これらベルト、いわゆる抄紙用毛布により湿紙をプレス
ロールのかみ合い部に通過させ、湿紙に残存している水
の一層多くの部分を抄紙用毛布に紋り出して水の含有量
を約65%まで低下し、この点からは例えば圧力または
真空を利用した直接脱水によってはこれ以上脱水するこ
とは実用化できない。
次に湿紙を抄紙機の乾燥部に通過させ、この乾燥部にお
いて加熱による蒸発工程により残りの水分を脱水する。
この乾燥部を多量の大型の中空鋳鉄または鋼鉄シリンダ
により構成し、これらシリンダ上に湿紙を蛇行させて通
過させる。
これらシリンダは湿紙が通過し易いように同期回転させ
る。
熱は蒸気により供給し、この蒸気は各シリンダ内におい
て復水し、湿紙は乾燥布により乾燥シリンダの加熱表面
の部分に緊密に接触させる。
大きな乾燥能力を得るため例えば新聞紙用乾燥部は各々
直径1.524m(5フイート)の50個の乾燥シリン
ダを上下段に配置し、4または5の個別の群に分けて構
成する。
最近の抄紙機の乾燥部の大きさは、長さ約60.96m
(200フイート)、幅12.19277+。
(400フイート)にもなる。
湿紙を乾燥部に毎分914.4m(3000フイート)
の速度で通過させ、湿紙のいかなる部分も乾燥部におい
てほんの15秒程度存在するだけであり、この間に普通
の乾紙にまで水分が減少する。
乾燥布は湿紙を回転乾燥シリンダの加熱表面に保持し、
シリンダ表面に付着する熱絶縁空気層を部分的に排除す
ることにより湿紙に対する熱伝導を一層効果的にする。
更にこの乾燥布は湿紙にしわがよるのを防止する作用も
行う。
普通の乾燥部においては上段と下段用の乾燥布を使用す
る。
この場合上段の布により上段乾燥シリンダの上側周縁に
湿紙を巻きつげて保持するとともに下段の布により下段
乾燥シリンダの下側周縁に湿紙を巻きつげで保持する。
この乾燥布をシリンダ間に配置した中間布誘導ロールに
より案内する。
乾燥布は高温多湿および高温乾燥の状態を交互に受ける
という特に苛酷な条件の下で作用する。
また乾燥布は装置の動作方向に対して可撓性をもたせ、
布誘導ロールの周りに容易に曲がることができるもので
なげればならない。
更に乾燥部にみられる張力、温度、湿度条件の下で寸法
上の安定性および耐久性が高くなげればならない。
一般的に乾燥布は天然または合成の糸により織ったもの
であり、湿紙の水分を脱水する効果を高めるため吸水性
がよく、多孔性の比較的嵩ばった布を形成する。
この効果を得るため糸は互いに密に織り、通気性のほと
んどない布にするため数層に重ねることもある。
通気性を減少するため更に嵩のあるスフ糸(アスベスト
を混ぜるものもある)を織り込む。
しかしこのためこれらの布は水分を多く保持し、紙膜を
再び湿らせるという好ましくない傾向を持つ。
更に種々の異物、例えばサイズ剤、粘土質の瀝過材なら
びに樹脂、ゴム、ワックスおよびピッチなどを洗滌する
のが著しく困難になり、また布の目が詰まり、頻繁に洗
滌したり、交換しなげればならない。
乾燥布は本出願の図面に示すように経糸密度を約100
%にして織るのが一般的であり、このことは当業者にと
って周知のことである。
経糸密度とは考慮する間隔に対して経糸全体が占める間
隔の割合と定義する。
単一平面上で寸法的に許容される間隔に所定の数よりも
多くの経糸を詰め込むとき経糸密度は100%以上にな
る。
本発明の布のように約100%の公称経糸密度を有する
織物とは実際の計算では80%〜125%の経糸密度を
有するものをいう。
公称経糸密度が100%以上の値のものは経糸がぎっし
り詰まり、横方向に起伏を生ずるものである。
通気性は乾燥布の重要な特徴であり、空気の通過能力を
表わす。
通気性の低い布は空気の通過を妨げ、蒸気を吸収するが
、通気性の高い布は空気および蒸気を自由に通過させる
ことができる。
上述のように乾燥用布は一般的に木綿またはウールによ
り形威し、またアスベスト繊維を混ぜることもある。
合成繊維糸材料の開発に伴って従来の布から合成繊維糸
を含む布に代わりつつある。
これら布は比較的大径のモノフィラメント糸またハ小径
の多数のフィラメントからなるマルチフィラメント紡績
糸により2または3またはそれ以上の層にして簡単な、
または相当複雑な織り方で織る。
新しい合成糸のモノフィラメントは仕上った布の稼動寿
命が伸び、洗滌が容易であり、繊維が抜けず、また過度
の水分を含まないため好ましい。
布が乾燥シリンダにおいて湿紙に接触するサイクルの一
部では低い含水性、および高い通気性のため湿紙に対す
る熱伝導を高める。
更に布の高い通気性のため乾燥ポケットの通気に関して
も有益な効果を持ち、湿紙における湿度分布を一層均等
にすることができる。
しかし、すべてモノフィラメントにより形成する布の高
い通気性により乾燥ポケットに過剰の空気流を生せしめ
、この結果紙膜を振動させる。
この問題は機械の速度が速くなるに伴って発生し、特に
紙膜が湿っており、もろい状態にある第1および第2の
乾燥群において破損するに十分機しい振動にまで急速に
達する。
乾燥ポケットの通気、紙膜の振動に対する布の通気性の
効果についてはレース(Race )、ホイールトン(
Wheeldon )、等により記載されており(Ta
ppi 1968年発行、第51巻、第7号参照)、彼
らは乾燥ポケットの空気流はそれまで予想されていた布
の表面の粗さよりも通気性によって影響を受けることを
示した。
即ち乾燥ポケットにおける空気流は移動する布が空気層
を一緒に選ぶという現象により誘発される。
布の表面における空気層の速さは布の速度と同じであり
、布の表面からの距離が増加するに従って空気層の速さ
は減少していく。
布がロールに巻き付くとき、内側の空気層はロールと布
との間隙に閉じ込められ、布の通気性がよい場合には内
側から空気が吐き出され、布の外側の空気流と混ざり、
この2つの流れの合成速度は布の速度よりも速くなる。
布力勤−ルの周りを通過するとき外側の空気層は遠心力
により外方に投げ出され、接線方向の空気流を生ずる。
この結果通気性の高い布を高速の装置に使用するときは
ポケットから側方に多量の空気が移動する。
レース、ホイールトン等の実験により布の速度を増加す
るにつれて、特に布の速度が1500r、m、Pのとき
、乾燥部のフェルトロールにより布から吐き出される空
気の速度も上昇することを示している。
更に布の通気性を減少すると乾燥ポケットに吸引される
空気量も減少することを示している。
従って低速においては高い通気性の乾燥布も容認するこ
とができ、実際高い乾燥速度が得られる点で有益である
が、高速度では、特に第1および第2乾燥群においては
15.24〜60.96rri’/min/m2(50
〜200 cu、ft、7mm、/sq、fr )の範
囲の低い通気性の布を使用することが必要である。
従って高速の装置に対しては通気性の高いモノフィラメ
ント製の布の洗滌が容易であるという特性を利用するこ
とは実施できない。
「通気性」とは布の両側の圧力差が水柱12.7mm(
0,5インチ)であるとき布の単位面積当り、1分間に
通過する空気の体積量により示すのが一般的である。
通気測定に使用する器具としてはフラジール(Fras
ier )法通気性試験機がある。
この器具において検査すべき単位面積の布および交換可
能な圧力差により体積を測定するよう校正した1組のオ
リフィスにより連結した、上側室と下側室とに可変速度
ファンによって空気を送る。
ファンの速度は上側室の圧力計が水柱12.7mm(0
,5インチ)の真空を示すまで高める。
このとき下側室における水柱で表わした真空度を他の相
互に連結した圧力計で読取り、この値を基準グラフに照
合して単位面積当り、毎分の空気体積に変換する。
普通の乾燥装置において湿紙の振動の問題は通気性の低
い乾燥布を使用することにより克服することができるか
、これに関し単−布式乾燥装置が知られている。
この装置においては抄紙機の乾燥部に湿紙を蛇行させて
案内するのに単一の乾燥布を使用する。
例えば湿紙を第1上段シリンダにおいて布の下側に導入
し、はぼ布に接触して乾燥郡全体を通過させ、従って上
段においては湿紙は布とシリンダの間に位置し、下段に
おいてはシリンダの周りの布の外側に位置する。
抄紙機に使用される一般的な乾燥部としては例えば第1
図に示すようなものがある。
しかしこのような乾燥部においては、湿紙が上段乾燥シ
リンダから下段乾燥シリンダに通過するとき布によって
支持されない。
これは即ち上段布14および下段布18がそれぞれ上段
シリンダおよび下段シリンダにしか部分的に巻掛げられ
ていないためである。
これに対し単−布乾燥装置の場合、第2図に示すように
、布は常に湿紙とともに上段乾燥シリンダおよび下段乾
燥シリンダの間に蛇行して通過し、従って布は上段シリ
ンダと下段シリンダとの間において湿紙を支持すること
ができる。
よって単−布式乾燥装置には、紙膜の振動を減少するか
、または完全に排除することができるという利点がある
単−布式乾燥装置の他の利点は乾燥布のコストを減少し
、フェルトロールおよび1組の張りおよび案内ロールが
必要なくなって省くことができる点である。
更に下段シリンダが別個の下段乾燥布により被れないた
め紙破れ、いわゆる「ブローク(broke)Jによる
くずを一層容易に取除くことができる。
単−布式乾燥装置の欠点はすべてのシリンダが同一寸法
であり、相互に連結した1組の歯車装置により同じ回転
速度で駆動する既存の乾燥装置に適用するとき弾性率の
高い普通のモノフィラメント布はほとんど伸張すること
ができず紙膜の層があるため有効直径が大きい上段シリ
ンダに力を及ぼし、上段シリンダは低速で回転すること
になる。
布を伸ばそうとする力によるシリンダのこの制動作用に
より歯車列に相当な応力を生じ、紙膜がかなり薄いもの
であったとしてもこの応力は歯車の歯および軸受に異常
な摩耗を生じ、またある場合には構造上の欠陥を生ずる
に十分である。
シリンダにわたる布の経路の長さの差によって生じる布
の伸び、いわゆる布の引張りは、布の弾性限界内にあり
、また紙膜の厚さに比例する。
乾燥シリンダの歯車に対する応力(トルクで表わす)は
紙膜の厚さと布の弾性率の積となる。
実際の例によれば紙膜の厚さが0.3048mm(0,
012インチ)の単−布式乾燥装置においては上段シリ
ンダの駆動装置に生ずる計算トルク値は44.4m、k
g(3000ft、1bs)になる。
このことから一層伸び易く、紙膜の厚さによって乾燥シ
リンダの直径差により生ずる応力を吸収する弾性率の低
い布を使用することによって歯車の摩耗および構造上の
欠陥の問題を大きく軽減することができることは明らか
であろう。
上述の実施例は比較的薄い紙膜により生ずる応力の大き
さを説明したが、摩耗または温度差に起因する熱膨張に
よって生ずる乾燥シリンダの直径差も破壊効果を有し、
これも弾性率の低い乾燥布を使用することによって軽減
することができる。
応力の問題点は上段歯車列を下段歯車列から分離し、上
段シリンダまたは下段シリンダのみを駆動するよう構成
することによって克服できる。
このような場合分離したシリンダは乾燥布により回転す
ることになり、異なる速度で回転しても問題にはならな
い。
しかし駆動歯車の若干を分離することができない場合が
あり、従ってこれらの場合にも弾性率の低い布を使用す
ると有利である。
更に単−布式乾燥装置の欠点は普通の布に比較的厚味が
あることからも生ずる。
例えば紙膜が上段シリンダ(この場合布の下側に位置す
る)から下段シリンダ(この場合布の上側に位置する)
に通過するとき直径差によって布は伸びる。
この伸張力または紙引張力は布の厚さに比例する。
湿紙は伸び易いためこの引張力を許容できない。
しかし下段シリンダから上段シリンダに進むとき負の引
張力が生じ湿紙は非弾性であるため布から分離し、また
波打ち、上段シリンダにおいて布の下側に進入する前に
折れ曲ったり、重なったりし、布の支持効果を無効にす
る。
従って単−布式乾燥装置においてはできるだけ薄い乾燥
布を使用するのが有利である。
本発明によれば通気性を減少し、弾性率を減少した抄紙
機の乾燥布を得ることができる。
本発明による乾燥布はプラスチック重合体のモノフィラ
メント撚り糸から織り合せた複数本の経糸と緯糸を具え
、少なくとも抄紙機の動作方向に延在する撚り糸の断面
を平坦断面とし、この平坦断面の長軸が前記布の面に平
行になるよう延在させたことを特徴とする。
本発明抄紙機の乾燥布は洗滌が容易であり、吸水性もも
たないという利点もある。
平坦化経糸の重要な特徴はほぼ長方形の断面を有し、同
一断面積の円形断面の経糸よりも長軸の周りの曲げの抵
抗が小さく、従って機織り作業において、上下に交互に
分離された経糸により構成された杼口に通人した緯糸を
織前に押しつげる筬の緯糸に対する打撃力が同一である
ならば、平坦化経糸は円形経糸で織った場合と比べると
上下に一層間がり易く緯糸の間隔を著しく減少すること
ができる。
更に平坦化経糸の低い輪郭により空気が通過するメツシ
ュの対角線方向の開口寸法が減少する。
更に平坦化経糸の特徴は長方形断面の長軸を緯糸に平行
になるよう延在させたことにより布は布の平面自体にお
ける変形に対する抵抗が大きくなるとともに緯糸に平行
な軸の周りの可撓性は良くなり、従って乾燥装置の乾燥
シリンダおよび小径ロールの周りの撓みを容易にする。
平坦化経糸を使用することによって通気性を著しく減少
することができるが、本発明によれば織り合わせる経糸
により自然に形成されるメツシュの水平方向の緯糸方向
通路にほぼ適合する断面形状をもたせたモノフィラメン
ト緯糸を使用することによっても通気性の減少を得る。
更に本発明の特徴は経糸に比べると比較的展性のある丸
形または適合形状の緯糸を使用することにあり、これに
より織り合せ作業中および応力のかかるいかなる条件下
においてもメツシュの間隙の形状に適合し、間隙を狭く
して一層通気性を減少することができる。
更に本発明乾燥布の特徴は丸形または適合形状の中空(
管状)の重合体緯糸を使用することにあり、これにより
一層容易にメツシュ間隙の形に適合することができる。
平坦化したモノフィラメント経糸(モノフィラメント緯
糸は丸形あるいは適合形状のどちらでもよい)はモノフ
ィラメントだけで形成した乾燥布の通気性を低くするこ
とができ、この場合も上述のカナダ国特許第86127
5号に記載のようにほこりや水分を吸着する毛羽立ち糸
、または曲げ抵抗が低く布の平面における変形に対する
抵抗が減少する微細なスフよりなる嵩ぼり糸を加える必
要がないという大きな利点がある。
平坦化した経糸を使用することにより得られる他の利点
としては経糸および緯糸が接触あるいは交差する点(経
糸と緯糸の接触領域)が増加し布の平面の変形に対して
布を堅固にするという点がある。
本発明による平坦化経糸の更に他の利点はこの平坦化経
糸から織った布の厚さが比較的薄く、また弾性率が従来
の丸形経糸で織った同様の繊維の約Hにしかすぎない点
である。
上述したように厚みが薄く、弾性率が低い点は布を単−
布式乾燥装置に使用する場合特に有利である。
従って本発明によればプラスチック重合体のモノフィラ
メント撚り糸からなる複数本の経糸および緯糸を具え、
前記経糸密度を約100%にして前記経糸および緯糸を
織り合わせた抄紙機の乾燥布を得ることができる。
少なくとも抄紙機の動作方向に延在するモノフィラメン
ト撚り経糸の断面を平坦にし、この断面の長軸な布の平
面に平行に延在さる。
平坦した経糸の低い輪郭により布のメツシュの開口の対
角線方向の長さを減少し、このことによって布の通気性
を全体にわたり均等に減少することができる。
抄紙機の動作方向に交差する方向に延在する緯糸は断面
が丸形、または通気性を一層減少するため撚り経糸との
織り合せにより自然に形成されるメツシュの緯糸方向通
路にほぼ従う適合形状とする。
本発明の他の実施例は緯糸の若干またはすべてを中空の
プラスチック撚り糸とするが、または撚り経糸の材料よ
りも展性の良いプラスチック材料により形成した撚り糸
とし、これによりメツシュの間隙の形状に適合してこの
間隙を埋め、更に布の通気性をも減少するよう構成する
本発明による最も通気性の低い乾燥布は平坦化撚り経糸
の他にメツシュの緯糸方向の通路にほぼ適合する形状の
撚り緯糸ならびに撚り経糸に比べて展性の良い撚り緯糸
を使用する。
図面につき本発明を説明する。
第1図において抄紙機(図示せず)の一般的な乾燥部の
一部分を線図的に示す。
上段の乾燥シリンタ宵を参照符号10で示し、下段の乾
燥シリンダ群を参照符号11で示す。
紙膜13を図示のように上段および下段の乾燥シリンダ
上を蛇行させて通過させる。
上段乾燥布14が上段シリンタマ洋の第1番目のシリン
ダの一部、フェルトロール15、上段シリフタ1洋10
の残りのシリンダの一部、他の反転フェルトロール15
、次に帰還ロール16、案内ロール24、張りロール2
3を経て、乾燥布に含まれている湿気の若干を除湿する
蒸気加熱乾燥ロール17、次に他の帰還ロール16に至
り、再び第1番目の乾燥シリンダに戻って1サイクル終
わるときこと循環−1段乾燥布14により紙膜13を上
段乾燥シリンダ群10の各々に緊密に保持する。
同様に循環F段乾燥布18により紙膜13を下段乾燥シ
リンタ群11に緊密に保持し、この循環下段乾燥布は図
面に示すように下段乾燥シリンダ群の各々の周囲、下段
反転フェルトロール19、帰還ロール21.張りロール
25、案内ロール26、下段乾燥ロール22、および他
の帰還ロール21を通過する3、1個の乾燥シリンダに
接近かつ離別する紙膜13と、先行の乾燥シリンダから
離別し、フェルトロールを包囲し、かつ次の乾燥シリン
ダに接近する乾燥布とにより区切られる領域をポケット
12と称する。
加熱された紙膜から多量の水分が蒸発するのはこのポケ
ット12においてである。
このポケット12を適当に通気することにより装置の除
湿を行い、蒸発工程を均質化する。
第2図においてすべてのシリンダをQ−直径にし、相互
連結した歯車装置により毎分同一の回転数で駆動する一
般的な乾燥部を線図的に示す。
第1図に示すように上段乾燥シリンタ宵を参照符号10
で示し、下段乾燥シリンダ群を参照符号11で示す。
この場合単一の循環乾燥布14を図示のように上段シリ
ンダ群の第1番目のシリンダ、下段シリンダ群の第1番
目のシリンダ、第2番目の上段シリンダ、第2番目の下
段シリンダ等順次蛇行して通過させ、次に帰還ロール1
6、案内ロール24、張りロール23、蒸気加熱乾燥ロ
ール17、および他の帰還ロール16を通過させる。
この場合紙膜13を乾燥布の下方において第1番目の上
段シリンダに導入し、乾燥布とともに乾燥布と一ヒ段シ
リンダの間および下段シリンダにおいては織物の外側を
通過する。
乾燥布に関しては紙膜の厚さがあるため−4段シリンダ
における有効直径は下段シリンダにおける有効直径より
も紙膜の厚さの2倍に等しい長さだけ大きくなる。
第3図において従来技術の合成繊維乎織物30の構成を
示し、この図面において参照符号31により連続撚り経
糸(以後経糸と略称する)を示し、参照符号32により
連続撚り緯糸(以後緯糸と略称する)を示す。
この構成において各経糸31は第1の緯糸32の上側、
第2の緯糸の下側、第3の緯糸の上側と交互に通過する
Sl は隣接の緯糸32の中心間の距離を示す。
第3B図においてrXJは経糸と緯糸が接触する第3図
のB−B線上の縦断面における隣接の経糸31間の最短
距離を示し、従って織物30を空気が通過することがで
きる最大対角線方向間隙を示す。
次に第4,4Aおよび4B図においてモノフィラメント
撚り経糸31(以後経糸と略称する)により形成した第
3図と同様の織物の構造30′を示し、このモノフィラ
メント経糸31’の短軸[−b」(第7図参照)は対応
の断面領域における丸形の経糸31の直径の約Hにすぎ
ない程度まで平坦化しである。
第3および4図の織物を比較すると長方形断面の曲げ抵
抗が小さいため平坦化経糸31’は一層容易に波形にな
ることができ、第4図に示す緯糸82間の中心間距離を
第3図の81 より小さくすることができる。
更に平坦化経糸の平坦な輪郭により第4B図に示した「
y」は第3B図に示したrXJよりも明らかに小さくな
る。
同様に緯糸32′の間隔が減少したことにより(距離S
2)第4B図に示す「y」に基づくほぼ三角形の間隙の
領域は第3B図のrXlに基づく領域よりも一層小さく
なる。
第5,5Aおよび5B図においてすべてモノフィラメン
トを使用した4綜絖8回繰返しの二重織乾燥布40を示
し、この形式の布は製紙業界において一般的に使用され
ている。
第5図において参照符号41,42,43および44は
連続撚り経糸(以後経糸と略称する)を示す。
撚り緯糸(以後緯糸と略称する)を2層の対にし、参照
値号48〜57により示す。
この構成において経糸41は第1の対の緯糸50−51
の上側、第2の対52−53の中間、第3の対54−5
5の下側、第4の対の56−57の中間を通過し、以後
も同様に通過する。
次の連続経糸は第1の対の緯糸の中間、第2の対の上側
、第3の対の中間、および第4の対の下側を通過する。
同様に第3、第4の連続経糸はそれぞれ第1の対の緯糸
の下側および中間から織り始めている。
S3 により緯糸の対52,53および54゜55間の
中心間の距離を示し、「X」(第5B図参照)は経糸と
緯糸とが接触する第5図のB−B線−1−の縦断面にお
ける隣接の経糸間の最短距離を示す。
第5A図においてPは隣接の緯糸の対の中間の第5図の
A−A線上の縦断面における交差経糸対間の最短距離を
示す。
第5図に示した普通の布即ち織物は一般的に使用されて
いるメツシュ段階を使用した場合通気性が121.92
〜274.12 rtf:7mm、7m(400〜90
0 cu、 ft、7mm、/ Sq、 ft、 )の
範囲になる。
この種の構成による通気性を減少するため第5図に示す
ように若干のモノフィラメント撚り緯糸間に嵩ばり糸5
8を付加するのが一般的である。
嵩ぼり糸は毛羽立って緯糸間の隙間を埋めるスフにより
形成するのが普通である。
第6,6Aおよび6B図において第5図と同様の乾燥布
40′を示すが、この場合撚り経糸41′〜44′は第
4図に示したと同様に平坦化しである。
第6および6B図に示した距離S4および「y」は第5
および5B図に示した距離S3およびrXJより短いこ
とは明らかであろう。
第6A図の距離「q」と第5A図の距離「p」との差は
それ程明らかではないが、間隔S4が減少しているため
間隙の範囲が「q」の領域は間隙範囲が「p」の領域よ
りも相当小さくなる。
また第6図に示すようにスフの嵩ぼり糸の代りにモノフ
ィラメント撚り糸59を追加して織物に織り込む。
更に第6図の参照符号60で示すように追加の撚り糸の
断面をダイヤモンド形または短形にし、織物の通路61
を埋めて多くの異物がたまったり、多量の水分を含まな
いようにする。
図示はしなかったが、緯糸50,51を3層以上にする
場合緯糸の隣接の対間の領域に2個以上の通路61を生
ずる。
従ってこの場合繊物の距離S4にわたる領域においてこ
れらの通路の若干またはすべてに本発明による適合形状
の緯糸を充填する。
更にすべての緯糸を一層展性のよいプラスチック重合体
材料により形成し、このことにより織物を織ったり、他
の処理をする場合に応力が加って緯糸は変形し、メツシ
ュの隙間を埋めて織物の通気性を一層減少する。
これらの種類の織物の各々の場合S2.S4および「X
」から「y」への寸法の減少により織物の隙間の寸法が
減少し、従って通気性も減少する。
また適切に平坦化したモノフィラメント撚り経糸および
適切な形状であり、できれば一層展性のある緯糸を使用
することにより欠点を伴なう毛羽立った嵩ぼり糸を使用
することなしに織物の通気性を15.24〜76.20
m3/m172.7m(50〜250cu、ft、/
mm、/ sq、ft、)の範囲まで減少することがで
きる。
第5図に示すような普通のモノフィラメントの乾燥用布
は一般的に1.78關(0,070インチ)以上の厚さ
を有し、布の単位幅当りの弾性率が89.3kg/mm
(5000ポンド/インチ)以」二である(布の弾性率
は単位幅当りの荷重の量kg/mm(ボンド/インチ)
により表わすのが一般的である)。
第6図に示す本発明により経糸を%の割合で平たくして
織り、普通の方法でヒートセットした実験的な布は厚さ
の平均が1.47mm(0,058インチ)、平均弾性
率が48.0kg/in (2690ポンド/インチ)
である。
概して本発明により織った布は0.89〜1.78mm
、’(0,035〜0.070インチ)の範囲の厚さと
、26.8〜53.6kg/關(1500〜3000ポ
ンド/インチ)の平均弾性率となる。
本発明による経糸と形をなす緯糸はローリング装置によ
り直径が0.2 mm〜lomvtの範囲の丸味のある
モノフィラメント撚り糸を平たくするためローラ対間に
巻取ることにより形成するか、あるいは同様な平坦撚り
糸または適合形状をなす撚り糸は特別な形状の型から押
出すか、スリットフィルムを使用してモノフィラメント
状のリボンを形成することにより得る。
平坦断面のモノフィラメント撚り糸を第7図に示すが、
「a」は幅、rbJは厚さを示す。
平坦化モノフィラメント撚り経糸の断面の範囲は0.0
7m7j、〜0,57I17j、でありa:bの比の範
囲は1.1:1〜3:1である。
本発明による布は25.4mm(1インチ)あたり30
〜100本の経糸と、25.4關(1インチ)あたり1
0〜100本の緯糸を有するのが好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は抄紙機に使用する一般的な乾燥部の線図、第2
図は一般的な単−布を有する乾燥部の線図、第3図は円
形のモノフィラメント撚り糸の経糸、緯糸により織った
現在使用されている乾燥布の一部拡大断面図、第3Aお
よび3B図はそれぞれ第3図のA−A線上およびB −
B線上の断面図である。 第4図は本発明による改良した乾燥布を形成する平坦断
面の撚り経糸を使用した第3図と同様の拡大断面図、第
4Aおよび4B図はそれぞれ第4図のA−A線上および
B −B線上の断面図、第5図はすべてのモノフィラメ
ント撚り糸とした4綜絖8回繰返しの二重織りの従来技
術の乾燥布の拡大断面図、第5Aおよび5B図はそれぞ
れ第5図のA−A線上およびB−B線上の断面図、第6
図は本発明の改良した乾燥布を形成する平坦化撚り経糸
を使用した第5図と同様の拡大断面図、第6Aおよび6
B図はそれぞれ第6図のA −A線上およびB−B線上
の断面図、第1図は本発明乾燥布に使用した平坦モノフ
ィラメント撚り経糸の拡大断面図である。 10・・・・・・上段シリンダ群、11・・・・・・下
段シリンダ群、12・・・・・・ポケット、13・・・
・・・紙膜、14゜18・・・・・−乾燥布、15,1
9・・・・・・フェルトロール、16.21・・・・・
・帰還ロール、17,22・・・・・・乾燥ロール、2
3,25・・・−・・張りロール、24,26・・・・
・・案内ロール、30 、30’・・・・・・合成繊維
平織物、31.41.42,43,44・・・・・・撚
り経糸、31’、 41’、 42’、 43’、 4
4’・・・・・・平坦化モノフィラメント撚り経糸、3
2,48,49,50゜51.52,53,54,55
,56,5γ・・・・・・撚り緯糸、40,40’・・
・・・・モノフィラメント二重織り乾燥布、58・・・
・・・嵩ばり糸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 抄紙機に使用する乾燥布においてプラスチック重合
    体のモノフィラメント撚り糸よりなる複数本の経糸と緯
    糸を具え、経糸密度を約100%にして前記経糸および
    緯糸を織り合せ、少なくとも抄紙機の動作方向に延在す
    る前記経糸の断面を平坦断面とし、この平坦断面の長軸
    が前記布の面に平行になるように延在させ、前記平坦化
    した糸の低い輪郭により前記布のメツシュの開口の対角
    線方向の長さを減少し、このことにより前記弁全体にわ
    たる通気性を均等に減少したことを特徴とする抄紙機の
    乾燥布。 2 前記平坦化経糸の幅と厚さの比が約1.1:1〜3
    :1の範囲になるよう前記経糸を形成したことを特徴と
    する特許請求の範囲1記載の抄紙機の乾燥布。 3 前記平坦化経糸の幅と厚さの比をほぼ2:1になる
    よう前記経糸を形成したことを特徴とする特許請求の範
    囲1記載の抄紙機の乾燥布。 4 前記平坦化経糸の断面がほぼ長方形になるよう前記
    経糸を形成したことを特徴とする特許請求の範囲1.2
    または3記載の抄紙機の乾燥布。 5 前記緯糸の少なくとも若干を経糸との織り合せ形成
    されるメツシュの水平緯糸方向の通路の形状にほぼ適合
    する形状にし、これにより前記隣接する緯糸間の間隙を
    減少したことを特徴とする特許請求の範囲2または3記
    載の抄紙機の乾燥布。 6 前記乾燥布の通気性がフラジール(Frasier
    )法通気性試験機により前記平坦化経糸の断面領域で
    測定して約15.24〜76.20m3/馴/−(50
    〜250ft3/m1It/ft2)の範囲にあるよう
    形成したことを特徴とする特許請求の範囲1記載の抄紙
    機の乾燥布。 7 前記緯糸を2層以上にし、互いに隣接する前記緯糸
    の間の領域における織り合さった前記経糸により隙間を
    生じ、前記乾燥布の少なくとも1個の水平面上に、前記
    隙間により水平方向通路を形成し、前記水平方向通路の
    少なくとも若干にプラスチック重合体のモノフィラメン
    ト撚り緯糸を延在させ、このモノフィラメント撚り緯糸
    の形状をほぼ前記通路の形状に適合するよう形成し、前
    記乾燥布の通気性を一層減少するよう構成したことを特
    徴とする特許請求の範囲1.2または3記載の抄紙機の
    乾燥布。 8 前記緯糸の少なくとも若干の断面をほぼダイヤモン
    ド形となるよう形成したことを特徴とする特許請求の範
    囲5記載の抄紙機の乾燥布。 9 前記緯糸の少なくとも若干を中空にしたことを特徴
    とする特許請求の範囲5記載の抄紙機の乾燥布。 10 前記緯糸の少なくとも若干を前記経糸に比べて
    展性のあるものにより構成したことを特徴とする特許請
    求の範囲5記載の抄紙機の乾燥布。 11 前記緯糸を単一の層とし、前記緯糸の若干の形
    状を織り合わさる経糸により形成される水平方向通路の
    形状にほぼ従うものとし、前記布の通気性が減少するよ
    う構成したことを特徴とする特許請求の範囲1記載の抄
    紙機の乾燥布。 12 乾燥布を上段乾燥シリンダと下段乾燥シリンダ
    との間に蛇行させて通過させ、前記シリンダの周囲の蛇
    行経路に紙膜を支持する単−布式乾燥装置に使用したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲1記載の抄紙機の乾燥布
    。 13 前記布の単位幅当りの弾性率が26.8〜53
    .6kg/mm(1500〜3000ポンド/インチ)
    の範囲になるよう形成したことを特徴とする特許請求の
    範囲12記載の抄紙機の乾燥布。 14 前記乾燥シリンダのすべてを集積歯車装置によ
    り互いに歯車連結したことを特徴とする特許請求の範囲
    12記載の抄紙機の乾燥布。
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