JPS582829B2 - シ−ト状ガスケット - Google Patents
シ−ト状ガスケットInfo
- Publication number
- JPS582829B2 JPS582829B2 JP53030666A JP3066678A JPS582829B2 JP S582829 B2 JPS582829 B2 JP S582829B2 JP 53030666 A JP53030666 A JP 53030666A JP 3066678 A JP3066678 A JP 3066678A JP S582829 B2 JPS582829 B2 JP S582829B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- sheet
- fibers
- resistance
- tfe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing Material Composition (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐圧性や酎熱性や耐薬品性を必要とする例えば
化学薬品の配管の接続部分等に使用するガスケットに関
するものである。
化学薬品の配管の接続部分等に使用するガスケットに関
するものである。
従来例えば、シート状となしたガスケットとして弗素樹
脂の単体で構成したものが使用されているが、この弗素
樹脂は耐圧性が低く、高い負荷を長期間受けるとクリー
プ現象により応力緩和が生じてガスケットの場合では、
密封性能が低下する欠点があった。
脂の単体で構成したものが使用されているが、この弗素
樹脂は耐圧性が低く、高い負荷を長期間受けるとクリー
プ現象により応力緩和が生じてガスケットの場合では、
密封性能が低下する欠点があった。
この欠点を補うために無機繊維やカーボン粉末を充填し
ているが性質改良に限度があり、長期的に高い負荷を受
けるところではやはりクリープ現象による応力緩和は避
けられず汎用的に使うことは出来なかった。
ているが性質改良に限度があり、長期的に高い負荷を受
けるところではやはりクリープ現象による応力緩和は避
けられず汎用的に使うことは出来なかった。
また、シート状ガスケットの繊維素材として、無機繊維
を用いることも考えられる。
を用いることも考えられる。
例えば、ガラス繊維からなる布を用いた場合、ガラス繊
維そのものの繊維径が太く、ガスケットとして用いるに
は、密封性の点で期待できない憾みがあり、また石綿繊
維では布となすことが困難であり、布状となすためには
、ミリメートルオーダーとなした石綿糸を用いなければ
ならず、出来た布自体は全く強度のないものとなってし
まう。
維そのものの繊維径が太く、ガスケットとして用いるに
は、密封性の点で期待できない憾みがあり、また石綿繊
維では布となすことが困難であり、布状となすためには
、ミリメートルオーダーとなした石綿糸を用いなければ
ならず、出来た布自体は全く強度のないものとなってし
まう。
このため何んらかの補強材を用いるか或いは、石綿ジョ
イントシ一トの如く全く別な手段によらなければならな
い欠点がある。
イントシ一トの如く全く別な手段によらなければならな
い欠点がある。
さらに、シート状ガスケットとして、有機繊維を用いる
ことも考えられるが、耐熱性のあるガスケットを得よう
とすれば、ほとんどの有機繊維は期待し得ない事情もあ
った。
ことも考えられるが、耐熱性のあるガスケットを得よう
とすれば、ほとんどの有機繊維は期待し得ない事情もあ
った。
そこで本発明はフェノール系繊維から成る基布にテトラ
フルオロエチレンのデイスバージョンを含浸し、該デイ
スバージョンの融点温度(テトラフルオロエチレンの融
点は360℃である。
フルオロエチレンのデイスバージョンを含浸し、該デイ
スバージョンの融点温度(テトラフルオロエチレンの融
点は360℃である。
)以上で焼成加圧することにより耐圧性にすぐれている
ばかりでなく、特に耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性にもす
ぐれたシート材料であってガスケットとして使用できる
基本的なシート状ガスケットの提供を目的とする。
ばかりでなく、特に耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性にもす
ぐれたシート材料であってガスケットとして使用できる
基本的なシート状ガスケットの提供を目的とする。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。
ガスケット1はフェノール系繊維から成る織布2にテト
ラフルオ口エチレン(以下TFEという)3のデイスバ
ージョン(TFEの微粉末を有機溶剤に分散させたもの
)を含浸させて成る単一構成材料4を複数枚積層し、こ
れをTFE3の融点温度以上で焼成加圧して一体的に形
成したものである。
ラフルオ口エチレン(以下TFEという)3のデイスバ
ージョン(TFEの微粉末を有機溶剤に分散させたもの
)を含浸させて成る単一構成材料4を複数枚積層し、こ
れをTFE3の融点温度以上で焼成加圧して一体的に形
成したものである。
上記の織布2を構成するフェノール系繊維は炎を出して
燃え出さないとか、熱を受けた部分が炭素繊維化して黒
い焦げ目を作るが灰化しない等の防炎性を有しているう
えに全く溶融せず、しかも高温度下においても強度保持
性が高く、さらに分解して有害ガスを発生することもな
い等すぐれた性質を有している。
燃え出さないとか、熱を受けた部分が炭素繊維化して黒
い焦げ目を作るが灰化しない等の防炎性を有しているう
えに全く溶融せず、しかも高温度下においても強度保持
性が高く、さらに分解して有害ガスを発生することもな
い等すぐれた性質を有している。
従ってガスケットは織布のもつ防炎性がTFE3の耐圧
性を一段と高めてTFEの機械的強度を高くしており、
TFE3の高い負荷に対するクリープ度が小さくなり、
従ってガスケットとして応力緩和がなく長期に亘り安定
した密封性能を維持する。
性を一段と高めてTFEの機械的強度を高くしており、
TFE3の高い負荷に対するクリープ度が小さくなり、
従ってガスケットとして応力緩和がなく長期に亘り安定
した密封性能を維持する。
そのうえ織布2の有する耐熱性とTFEの耐熱性とがあ
いまって耐熱性が一段とすぐれたシート状ガスケットと
なっている。
いまって耐熱性が一段とすぐれたシート状ガスケットと
なっている。
さらに焼成加圧したことによって織布の炭素含有量が8
0%以上になり耐薬品性が向上しており耐薬品性におい
てもすぐれたシート状ガスケットとなっている。
0%以上になり耐薬品性が向上しており耐薬品性におい
てもすぐれたシート状ガスケットとなっている。
次に、本発明に係るシート状ガスケットのガスケット特
性を従来品と比較しつつ、実験した実験例を示す。
性を従来品と比較しつつ、実験した実験例を示す。
実験例1
内径φ80mmX外径φ100mm、厚さ3mmに調整
した本発明品Aと、比較品Bとして、同寸法の四弗化エ
チレン樹脂のみからなるシート状リングを選び、2回繰
返しの圧縮復元特性を調べてみたその結果を第4図のグ
ラフに示す。
した本発明品Aと、比較品Bとして、同寸法の四弗化エ
チレン樹脂のみからなるシート状リングを選び、2回繰
返しの圧縮復元特性を調べてみたその結果を第4図のグ
ラフに示す。
第4図のグラフからわかるように、非常に良好な特性を
もつことがわかった。
もつことがわかった。
実験例2
内径φ80mm×外径φ100mm、厚さ3mmに調整
した本発明品Aと比較品Cとして、同寸法の通常の石綿
を主成分とするジョイントシールを選び締付面圧に対す
る洩れ量を調べてみた。
した本発明品Aと比較品Cとして、同寸法の通常の石綿
を主成分とするジョイントシールを選び締付面圧に対す
る洩れ量を調べてみた。
実験条件は、流体:N2ガス、流体圧力:10kg/c
m2、にて行なった。
m2、にて行なった。
その結果を第5図のグラフに示す。第5図のグラフから
わかるように、本発明品Aの場合、流体が気体であるに
もかかわらず、300kg/cm2の締付血圧でほぼ完
全に密封でき、非常に良好な特性をもつことがわかった
。
わかるように、本発明品Aの場合、流体が気体であるに
もかかわらず、300kg/cm2の締付血圧でほぼ完
全に密封でき、非常に良好な特性をもつことがわかった
。
以上の実験例1と実験例2とによって本発明に係るシー
ト状ガスケットは、ガスケットとして極めて優れている
ことが確かめられた。
ト状ガスケットは、ガスケットとして極めて優れている
ことが確かめられた。
第4図に示す圧縮復元性は、良好なヒステリシスを示す
だけでなく、通常のガスケットが2回以上の使用は不可
能であるにもかかわらず、本発明のガスケットでは2回
以上の繰返し使用が可能であることを示している。
だけでなく、通常のガスケットが2回以上の使用は不可
能であるにもかかわらず、本発明のガスケットでは2回
以上の繰返し使用が可能であることを示している。
また第5図に示す洩れ特性も、良好であり、フェノール
系繊維が、他の有機繊維にはないところのテトラフルオ
ロエチレンとの親和性があり、含浸を均一化されている
ためか、良好な密封性を示した。
系繊維が、他の有機繊維にはないところのテトラフルオ
ロエチレンとの親和性があり、含浸を均一化されている
ためか、良好な密封性を示した。
このことは、第5図において、締付面圧が300kg/
cm2のときほぼ洩れをゼロ(0)にでき、他のガスケ
ットの如く、浸透洩れのないことを示している。
cm2のときほぼ洩れをゼロ(0)にでき、他のガスケ
ットの如く、浸透洩れのないことを示している。
なお、上記実施例では基布としてフェノール系繊維から
成る織布2を使用したが、第2図に示すようにフェノー
ル系繊維から成るフエルト等の不織布5を使用してもよ
い。
成る織布2を使用したが、第2図に示すようにフェノー
ル系繊維から成るフエルト等の不織布5を使用してもよ
い。
また単一構成材科4を積層することなく単体のままで焼
成加圧してシート状ガスケットに形成し でもよい。
成加圧してシート状ガスケットに形成し でもよい。
さらに第3図に示すように積層する単一構成材材4とし
ては基布としてフェノール系繊維から成る織布2を用い
たものと不織布5を用いたものを交互に積層して一体的
に焼成加圧してシート状ガスケットに形成してもよい。
ては基布としてフェノール系繊維から成る織布2を用い
たものと不織布5を用いたものを交互に積層して一体的
に焼成加圧してシート状ガスケットに形成してもよい。
尚、上記実施例で示したガスケットを形成するに当りポ
リテトラフルオ口エチレン(PTFE)シートを積層し
ておくことにより耐薬品性及び耐溶剤性がさらにすぐれ
たシート状ガスケットを得ることができる。
リテトラフルオ口エチレン(PTFE)シートを積層し
ておくことにより耐薬品性及び耐溶剤性がさらにすぐれ
たシート状ガスケットを得ることができる。
以上実施例に示す如く本発明シート状ガスケットはフェ
ノール系繊維から成る基布にTFEのデイスバージョン
を含浸させ、該デイスバージョンの融点温度以上で焼成
加工して形成したものであるから、フェノール系繊維か
ら成る基布とTFEとが一体となっており、基布によっ
てTFEの耐圧性を向上し、圧縮によるクリープを小さ
くする事ができ、圧縮した場合の応力緩和を防止して長
期に亘り安定した密封性能が得られる。
ノール系繊維から成る基布にTFEのデイスバージョン
を含浸させ、該デイスバージョンの融点温度以上で焼成
加工して形成したものであるから、フェノール系繊維か
ら成る基布とTFEとが一体となっており、基布によっ
てTFEの耐圧性を向上し、圧縮によるクリープを小さ
くする事ができ、圧縮した場合の応力緩和を防止して長
期に亘り安定した密封性能が得られる。
しかも基布を構成するフェノール系繊維が防炎性を有し
ているのでTFEのもつ耐熱性とあいまってすぐれた耐
熱性を有しているので、種々の産業用途への基本的素材
として活用できるシート材科としても有用となる。
ているのでTFEのもつ耐熱性とあいまってすぐれた耐
熱性を有しているので、種々の産業用途への基本的素材
として活用できるシート材科としても有用となる。
第1図は本発明のシート材科の一実施例を示す断面図。
第2図、第3図は別の実施例を示す断面図。
第4図は圧縮復元性を示す実験例のグラフ。第5図は洩
れ特性を示す実験例のグラフである。 1・・・・・ガスケット、2・・・・・・織布、3・・
・・・・テトラフルオ口エチレン。
れ特性を示す実験例のグラフである。 1・・・・・ガスケット、2・・・・・・織布、3・・
・・・・テトラフルオ口エチレン。
Claims (1)
- 1 フェノール系繊維から成る基布にテトラフルオ口エ
チレンのデイスパージョンを含浸させ該デイスバージョ
ンの融点温度以上で焼成加圧して形成したことを特徴と
するシート状ガスケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53030666A JPS582829B2 (ja) | 1978-03-15 | 1978-03-15 | シ−ト状ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53030666A JPS582829B2 (ja) | 1978-03-15 | 1978-03-15 | シ−ト状ガスケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54122385A JPS54122385A (en) | 1979-09-21 |
| JPS582829B2 true JPS582829B2 (ja) | 1983-01-18 |
Family
ID=12310054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53030666A Expired JPS582829B2 (ja) | 1978-03-15 | 1978-03-15 | シ−ト状ガスケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582829B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57116970A (en) * | 1981-01-10 | 1982-07-21 | Marine Food Kk | Gasket for food apparatus and its production |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4833274A (ja) * | 1971-09-03 | 1973-05-08 | ||
| JPS5314781A (en) * | 1976-07-27 | 1978-02-09 | Shin Kobe Electric Machinery | Thermosetting resin molding |
-
1978
- 1978-03-15 JP JP53030666A patent/JPS582829B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54122385A (en) | 1979-09-21 |
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