JPS5827996B2 - アルデヒド基を有する化合物の膜分離方法 - Google Patents
アルデヒド基を有する化合物の膜分離方法Info
- Publication number
- JPS5827996B2 JPS5827996B2 JP55083481A JP8348180A JPS5827996B2 JP S5827996 B2 JPS5827996 B2 JP S5827996B2 JP 55083481 A JP55083481 A JP 55083481A JP 8348180 A JP8348180 A JP 8348180A JP S5827996 B2 JPS5827996 B2 JP S5827996B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane separation
- compounds
- solution
- reverse osmosis
- separation method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/124—Water desalination
- Y02A20/131—Reverse-osmosis
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアルデヒド基を有する化合物を含有する溶液、
特に水溶液を逆浸透膜法により膜処理する膜分離方法に
関するものである。
特に水溶液を逆浸透膜法により膜処理する膜分離方法に
関するものである。
逆浸透膜法は、近年海水およびかん水の淡水化、工業廃
水の精製、有価物の回収等に用いられている。
水の精製、有価物の回収等に用いられている。
即ち処理すべき溶液を加圧下に逆浸透膜と接触させて溶
質をカットし透過液と濃縮液に分離しているのである。
質をカットし透過液と濃縮液に分離しているのである。
しかしながらアルデヒド基を有する化合物を含有する溶
液は、上記の如き単に溶液だけを逆浸透膜法によって膜
処理しても良好な膜分離ができない欠点を有していた。
液は、上記の如き単に溶液だけを逆浸透膜法によって膜
処理しても良好な膜分離ができない欠点を有していた。
このため工業廃水等にアルデヒド基を有する化合物が含
有されていた場合、この廃水を逆浸透膜分離処理しても
透過水に上記化合物が含有されるため該透過液のBOD
、CODが高くなり公害上問題となる。
有されていた場合、この廃水を逆浸透膜分離処理しても
透過水に上記化合物が含有されるため該透過液のBOD
、CODが高くなり公害上問題となる。
本発明はこのような欠点を改良してなるもので1分子中
に少なくとも1ケのアルデヒド基を有する化合物を含有
する溶液を逆浸透膜分離法により膜処理するに際し、予
め上記溶液に重亜硫酸ナトノウムを添加しておくことを
特徴とするアルデヒド基を有する化合物の膜分離方法に
関するものである。
に少なくとも1ケのアルデヒド基を有する化合物を含有
する溶液を逆浸透膜分離法により膜処理するに際し、予
め上記溶液に重亜硫酸ナトノウムを添加しておくことを
特徴とするアルデヒド基を有する化合物の膜分離方法に
関するものである。
本発明において好適に使用される逆浸透膜としては0.
5重量%の塩化ナトリウム水溶液を膜分離したとき除塩
率90%以上の値を有するものである(圧力40kg/
crA、流量101g/rran、流速1.4@ /
sec )。
5重量%の塩化ナトリウム水溶液を膜分離したとき除塩
率90%以上の値を有するものである(圧力40kg/
crA、流量101g/rran、流速1.4@ /
sec )。
アルデヒド基を有する化合物を含有する溶液としては具
体的にはたとえばカラメル製造工場、パルプ製造工場、
石油化学工場、化学工場等から排出される廃液を挙げる
ことができる。
体的にはたとえばカラメル製造工場、パルプ製造工場、
石油化学工場、化学工場等から排出される廃液を挙げる
ことができる。
溶液中のアルデヒド基を有する化合物濃度は一般的に数
重量%以下である(通常0−2〜5重量%程度)。
重量%以下である(通常0−2〜5重量%程度)。
本発明におち・て処理されるアルデヒド基を有する化合
物の好ましい例としてはフルフラールを挙げることがで
きるが、その他のアルデヒドとしてホルムアルデヒド、
アセトアルテヒド、プチルアルテヒド、インブチルアル
デヒドの如き炭素数■1以下の脂肪族飽和モノアルデヒ
ド、アクロレイン、クロトンアルデヒド等を挙げること
ができる。
物の好ましい例としてはフルフラールを挙げることがで
きるが、その他のアルデヒドとしてホルムアルデヒド、
アセトアルテヒド、プチルアルテヒド、インブチルアル
デヒドの如き炭素数■1以下の脂肪族飽和モノアルデヒ
ド、アクロレイン、クロトンアルデヒド等を挙げること
ができる。
重亜硫酸ナトリウムの添加量は溶液中のアルデヒドに対
して、通常当量以上加えればよいが、余り多く加えても
意味はないので実用上アルデヒドと略当量もしくはそれ
よりやや多い量加えられる。
して、通常当量以上加えればよいが、余り多く加えても
意味はないので実用上アルデヒドと略当量もしくはそれ
よりやや多い量加えられる。
本発明において用いられる逆浸透モジュールとしては、
たとえば1」東電工社製NTR−1090、NTR−1
095を挙げることができる。
たとえば1」東電工社製NTR−1090、NTR−1
095を挙げることができる。
以下本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例
カラメル王場より排出される水溶液(PH:48)に重
亜硫酸すトリウムを0,5車量%添力r山、該溶液(P
H: 4.6 )に「1来電T社製管状逆浸透モジュー
ル(NTR−ffi O95)を使用し、操作圧40k
g/cA、流速1.5 m、 / sec、20℃の条
件※;で逆浸透処理を行なった。
亜硫酸すトリウムを0,5車量%添力r山、該溶液(P
H: 4.6 )に「1来電T社製管状逆浸透モジュー
ル(NTR−ffi O95)を使用し、操作圧40k
g/cA、流速1.5 m、 / sec、20℃の条
件※;で逆浸透処理を行なった。
その結果を下記第1表に示す。
比較例 1
重亜硫酸すトリウj、を全く加えない以外は実施例と同
様の要領により逆浸透処理した。
様の要領により逆浸透処理した。
その結果を下記第1表に示す。
比較例 2
重亜硫酸すトリウムの代わりに水酸化すトリウムを加え
てPHを7とし7た以外は実施例と同様の要領により逆
浸透処理1−た。
てPHを7とし7た以外は実施例と同様の要領により逆
浸透処理1−た。
その納果を下記第1表に示す。
以上述べた如く本発明の膜分離方法を用いると、溶液の
PH調整を必要とせずにアルテヒド化合物含有溶液のア
ルデヒドの分離性能が改良され、CODおよびBODの
低減に大きく役立つものである。
PH調整を必要とせずにアルテヒド化合物含有溶液のア
ルデヒドの分離性能が改良され、CODおよびBODの
低減に大きく役立つものである。
Claims (1)
- 1 アルデヒド基を有する化合物を含有する溶液を逆浸
透膜分離法により膜処理するに際し、予め上記溶液に重
亜硫酸ナトリウムを添加しておくことを特徴とするアル
デヒド基を有する化合物の膜分離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55083481A JPS5827996B2 (ja) | 1980-06-19 | 1980-06-19 | アルデヒド基を有する化合物の膜分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55083481A JPS5827996B2 (ja) | 1980-06-19 | 1980-06-19 | アルデヒド基を有する化合物の膜分離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5710305A JPS5710305A (en) | 1982-01-19 |
JPS5827996B2 true JPS5827996B2 (ja) | 1983-06-13 |
Family
ID=13803653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55083481A Expired JPS5827996B2 (ja) | 1980-06-19 | 1980-06-19 | アルデヒド基を有する化合物の膜分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827996B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100460012B1 (ko) * | 1998-09-12 | 2005-04-06 | 주식회사 새 한 | 역삼투 분리막 및 역삼투 분리막 모듈의 보존 처리방법 |
JP2015037766A (ja) * | 2012-03-29 | 2015-02-26 | 栗田工業株式会社 | ホルムアルデヒド含有排水の膜処理方法 |
JP5667122B2 (ja) * | 2012-04-27 | 2015-02-12 | 水ing株式会社 | 水処理方法および水処理装置 |
JP6007575B2 (ja) * | 2012-05-07 | 2016-10-12 | 三浦工業株式会社 | 水処理方法及び水処理システム |
JP5348297B1 (ja) * | 2012-08-28 | 2013-11-20 | 栗田工業株式会社 | ホルムアルデヒド含有排水の処理方法および処理装置 |
JP6036011B2 (ja) * | 2012-08-28 | 2016-11-30 | 栗田工業株式会社 | ホルムアルデヒド含有排水の処理方法および装置 |
JP5928504B2 (ja) * | 2014-02-19 | 2016-06-01 | 三浦工業株式会社 | 水処理方法及び水処理システム |
JP5888355B2 (ja) * | 2014-02-19 | 2016-03-22 | 三浦工業株式会社 | 水処理方法及び水処理システム |
JP5842943B2 (ja) * | 2014-02-19 | 2016-01-13 | 三浦工業株式会社 | 水処理方法及び水処理システム |
JP5888354B2 (ja) * | 2014-02-19 | 2016-03-22 | 三浦工業株式会社 | 水処理方法及び水処理システム |
JP2014087802A (ja) * | 2014-02-19 | 2014-05-15 | Miura Co Ltd | 水処理方法及び水処理システム |
JP2014138939A (ja) * | 2014-03-25 | 2014-07-31 | Swing Corp | 水処理方法および水処理装置 |
JP6015811B1 (ja) * | 2015-05-19 | 2016-10-26 | 栗田工業株式会社 | 水処理方法及び水処理装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5140383A (en) * | 1974-10-03 | 1976-04-05 | Toyo Boseki | Haiekino shorihoho |
JPS51131806A (en) * | 1975-05-12 | 1976-11-16 | Kurita Water Ind Ltd | Method for concentrating organic acids |
-
1980
- 1980-06-19 JP JP55083481A patent/JPS5827996B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5140383A (en) * | 1974-10-03 | 1976-04-05 | Toyo Boseki | Haiekino shorihoho |
JPS51131806A (en) * | 1975-05-12 | 1976-11-16 | Kurita Water Ind Ltd | Method for concentrating organic acids |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5710305A (en) | 1982-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3954651B2 (ja) | ポリアミド膜のフラックス増大処理方法 | |
US4806244A (en) | Combined membrane and sorption process for selective ion removal | |
Arora et al. | Use of membrane technology for potable water production | |
EP0117919B1 (en) | A membrane treatment method for semipermeable membranes | |
JPS5827996B2 (ja) | アルデヒド基を有する化合物の膜分離方法 | |
US6338803B1 (en) | Process for treating waste water containing hydrofluoric acid and mixed acid etchant waste | |
RU2004138557A (ru) | Способ очистки воды, полученной в процессе фишера-тропша | |
US3850797A (en) | Method of sterilizing reverse osmosis water treatment units | |
JPH10272494A (ja) | 高濃度の塩類を含有する有機性廃水の処理方法 | |
KR101892075B1 (ko) | 해수의 담수화 과정에서 발생하는 브라인의 처리 장치 | |
JPH09141260A (ja) | 海水の淡水化方法 | |
US20050035060A1 (en) | Process for purifying glyphosate solutions by nanofiltration | |
JPH0349610B2 (ja) | ||
EP1200356A1 (en) | Process for the treatment of a waste water | |
CN110624419B (zh) | 一种反渗透膜环保再生利用方法 | |
CN211921176U (zh) | 一种金属加工废水的处理装置 | |
CN115105961B (zh) | 废旧反渗透膜元件的纳滤化再生方法 | |
CN110981061A (zh) | 一种金属加工废水的处理方法及装置 | |
JP3050430B2 (ja) | 有機酸含有発酵廃液の膜処理方法 | |
JPS5841114B2 (ja) | カミパルプハイスイシヨリホウ | |
KR20180096560A (ko) | 해수의 담수화 과정에서 발생하는 브라인의 처리 장치 | |
SU1212965A1 (ru) | Способ очистки сточных вод,содержащий поверхностно-активные вещества и неорганические соли | |
SU1039176A1 (ru) | Способ очистки маточного раствора гексаметилентетрамина | |
JP3489315B2 (ja) | 浄水処理方法 | |
JP2610669B2 (ja) | 膜モジュールの処理方法 |