JPS5827940Y2 - おしぼり等の紙布引出容器 - Google Patents
おしぼり等の紙布引出容器Info
- Publication number
- JPS5827940Y2 JPS5827940Y2 JP18072778U JP18072778U JPS5827940Y2 JP S5827940 Y2 JPS5827940 Y2 JP S5827940Y2 JP 18072778 U JP18072778 U JP 18072778U JP 18072778 U JP18072778 U JP 18072778U JP S5827940 Y2 JPS5827940 Y2 JP S5827940Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit
- paper
- spout
- paper cloth
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はおしぼり等のロール巻された長尺の紙布の引出
を容易にし、がつ紙布に含浸されたアストリンゼント・
ローション、アルコール等の逸散を防止できる構造の紙
布引出容器に関するものである。
を容易にし、がつ紙布に含浸されたアストリンゼント・
ローション、アルコール等の逸散を防止できる構造の紙
布引出容器に関するものである。
引出用紙布としては、通常不織布の紙布であって、化粧
液としてのアストリンゼント・ローションあるいは消毒
剤としてのアルコール等の液体を含浸させた通常は心無
しのロール巻状のものが使用され、容器の上部に設けら
れた引出機構から必要量だけ引出して切断されるように
なっており、しかも引出機構から紙布が切断されても、
切取られた残留紙布の先端がわずかに引出機構から出て
いて次回の引出しが容易にで゛きるようにしたことを特
徴とする引出容器を提供するものである。
液としてのアストリンゼント・ローションあるいは消毒
剤としてのアルコール等の液体を含浸させた通常は心無
しのロール巻状のものが使用され、容器の上部に設けら
れた引出機構から必要量だけ引出して切断されるように
なっており、しかも引出機構から紙布が切断されても、
切取られた残留紙布の先端がわずかに引出機構から出て
いて次回の引出しが容易にで゛きるようにしたことを特
徴とする引出容器を提供するものである。
本考案を図示の実施例によって説明する。
第1図は本考案のおしぼり等の紙布引出容器の一部断面
説明図であって、Aは容器本体、Bは上蓋、Cは口栓、
Dは外キャップである。
説明図であって、Aは容器本体、Bは上蓋、Cは口栓、
Dは外キャップである。
容器本体A通は通常アストリンゼント・ローション、ア
ルコール等が含浸されたロール巻の紙布1が収納される
底部(図面では省略)を有する円筒形状で、上部には引
出機構を有する口栓Cが取り付けられた上蓋Bが嵌合あ
るいは螺子蓋等の手段により密封的に閉塞されている。
ルコール等が含浸されたロール巻の紙布1が収納される
底部(図面では省略)を有する円筒形状で、上部には引
出機構を有する口栓Cが取り付けられた上蓋Bが嵌合あ
るいは螺子蓋等の手段により密封的に閉塞されている。
上記上蓋Bの天壁2の中央には引出孔3が形成されてい
て、この天壁2の裏面で該引出孔3の周囲には口栓Cが
嵌合される環状壁4が垂設されており、この環状壁4の
下端内側の周縁には口栓Cの落下を防止する環状突起5
が形成されている。
て、この天壁2の裏面で該引出孔3の周囲には口栓Cが
嵌合される環状壁4が垂設されており、この環状壁4の
下端内側の周縁には口栓Cの落下を防止する環状突起5
が形成されている。
尚、上記環状壁4は上記実施例においては円筒状にした
が、第2図に示すように内壁形状を円錐台形状にしても
よい。
が、第2図に示すように内壁形状を円錐台形状にしても
よい。
次に本考案の最大の特徴である引出機構としての口栓C
は第3図に示される形状であり、通常は半円盤6,6′
が一ケ所の連続部7を介して広げられこの半円盤6,6
′の対向する面によりスリット形成切欠部8が形成され
ている。
は第3図に示される形状であり、通常は半円盤6,6′
が一ケ所の連続部7を介して広げられこの半円盤6,6
′の対向する面によりスリット形成切欠部8が形成され
ている。
ここで口栓Cはある程度の肉厚が必要であり、ゴム、ウ
レタン、軟質合成樹脂により一体成形されたものである
。
レタン、軟質合成樹脂により一体成形されたものである
。
尚、第2図に示した実施例の上蓋Aの環状壁4の場合に
は第4図に示すような外周面が上方に向ってくは゛むテ
ーパーを有する形状とし、環状壁4への差込みを容易に
することも可能であり、第5図に示すようにスリット形
成切欠部8の中央に亀甲状の引出係合穴9を設けること
も可能である。
は第4図に示すような外周面が上方に向ってくは゛むテ
ーパーを有する形状とし、環状壁4への差込みを容易に
することも可能であり、第5図に示すようにスリット形
成切欠部8の中央に亀甲状の引出係合穴9を設けること
も可能である。
又、上蓋Bの上面で引出孔3の周囲には朴キャップDを
閉鎖係止する円筒壁10が突設されておリ、外キャップ
Dはバンド帯11により上蓋Bの外周に連結されている
。
閉鎖係止する円筒壁10が突設されておリ、外キャップ
Dはバンド帯11により上蓋Bの外周に連結されている
。
次に本考案の引出容器の使用方法を説明するとまず使用
前の状態ではロール巻の紙布全体は容器本体Aに収納さ
れ、口栓Cが取付けられた上蓋Bが密封的に閉塞されて
おり、使用開始時に上蓋Bを外し、次いで上蓋Bから口
栓Cを抜きとり、次に第3図の状態である口栓Cのスリ
ット形成切欠部8の間に紙布1の先端を挿入し、先端が
僅かに出ている状態で第6図のように開いている半円盤
6.6′を閉じスリット形成切欠部9がスリット12を
形成するようにした後、このまま上蓋Bの下方から口栓
Cを環状壁4内に押込み、口栓Cを環状突起5により係
止して第1図及び第2図に示すような引出可能な状態と
なる。
前の状態ではロール巻の紙布全体は容器本体Aに収納さ
れ、口栓Cが取付けられた上蓋Bが密封的に閉塞されて
おり、使用開始時に上蓋Bを外し、次いで上蓋Bから口
栓Cを抜きとり、次に第3図の状態である口栓Cのスリ
ット形成切欠部8の間に紙布1の先端を挿入し、先端が
僅かに出ている状態で第6図のように開いている半円盤
6.6′を閉じスリット形成切欠部9がスリット12を
形成するようにした後、このまま上蓋Bの下方から口栓
Cを環状壁4内に押込み、口栓Cを環状突起5により係
止して第1図及び第2図に示すような引出可能な状態と
なる。
実際の紙布の引出操作を次に説明すると、口栓Cに形成
されたスリット12から僅かに出ている紙布1の先端を
摘んで上方に引き上げると、紙布1に予め含浸されてい
た余分の液体はスリット12の縁により絞られ容器本体
A内に落下し、又紙布1に予め施されたミシン目からス
リット12の縁の摩擦力により所要の長さで切断され、
さらには引出しの勢いにより残留の紙布1の先端はスリ
ット12から僅かに飛び出して次回の引出を容易にする
。
されたスリット12から僅かに出ている紙布1の先端を
摘んで上方に引き上げると、紙布1に予め含浸されてい
た余分の液体はスリット12の縁により絞られ容器本体
A内に落下し、又紙布1に予め施されたミシン目からス
リット12の縁の摩擦力により所要の長さで切断され、
さらには引出しの勢いにより残留の紙布1の先端はスリ
ット12から僅かに飛び出して次回の引出を容易にする
。
本考案は上記の如き構成であり、引出操作を容易にする
ばかりでなく、所要の寸法で切断され、さらには次回の
引出しに便利なように絶えずスリット12から紙布1の
先端が僅かに飛出す機構になっている。
ばかりでなく、所要の寸法で切断され、さらには次回の
引出しに便利なように絶えずスリット12から紙布1の
先端が僅かに飛出す機構になっている。
又口栓は取り外しが可能であり、万一次回の引出用の紙
布先端が容器本体A内に落ちてしまったときでも、口栓
を環状壁4がら取り外せばスリット形成切欠部8ができ
るのでその切欠部8に紙布先端を再度挿入した後、環状
壁4に口栓Cを嵌合させればすぐ使用可能になる等実用
上優れた紙布引出容器である。
布先端が容器本体A内に落ちてしまったときでも、口栓
を環状壁4がら取り外せばスリット形成切欠部8ができ
るのでその切欠部8に紙布先端を再度挿入した後、環状
壁4に口栓Cを嵌合させればすぐ使用可能になる等実用
上優れた紙布引出容器である。
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1図は引出
容器を示す一部断面斜視図であり、第2図は他の実施例
の引出容器を示す断面図であり、第3図は口栓を示す斜
視図であり、第4図および第5図は他の実施例の口栓を
示す斜視図であり、第6図は口栓に紙布を挿入してスリ
ットを形成した後の状態を示す斜視図である。 A・・・・・・容器本体、B・・・・・・上蓋、C・・
・・・・口栓、D・・・・・・外キャップ、1・・・・
・・紙布、2・・・・・・天壁、3・・・・・・引出孔
、4・・・・・・環状壁、5・・・・・・環状突起、6
,6′00000.半円盤、7・・・・・・連結部、8
・・・・・・スリット形成切欠部、9・・・・・・引出
係合穴、10・・・・・・円筒壁、11・・・・・・バ
ンド帯、12・・・・、・スリット。
容器を示す一部断面斜視図であり、第2図は他の実施例
の引出容器を示す断面図であり、第3図は口栓を示す斜
視図であり、第4図および第5図は他の実施例の口栓を
示す斜視図であり、第6図は口栓に紙布を挿入してスリ
ットを形成した後の状態を示す斜視図である。 A・・・・・・容器本体、B・・・・・・上蓋、C・・
・・・・口栓、D・・・・・・外キャップ、1・・・・
・・紙布、2・・・・・・天壁、3・・・・・・引出孔
、4・・・・・・環状壁、5・・・・・・環状突起、6
,6′00000.半円盤、7・・・・・・連結部、8
・・・・・・スリット形成切欠部、9・・・・・・引出
係合穴、10・・・・・・円筒壁、11・・・・・・バ
ンド帯、12・・・・、・スリット。
Claims (1)
- おしぼり等の紙布が収納された容器本体と、引出機構を
有する上蓋とからなる紙布引出容器において、上蓋は容
器本体を密封的に閉塞し、この上蓋には引出機構として
の口栓が嵌合され、この口栓はゴム、ウレタン、軟質合
成樹脂等の弾力性を有する素材により一体成形されてい
て、−ケ所の連結部を介して二つのある程度の肉厚を有
する半円盤が設けられたもので、この半円盤の間のスリ
ット形成用切欠を閉じてスリットを形成し、このスリッ
トから紙布を引出すようにしたことを特徴としたおしぼ
り等の紙布引出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18072778U JPS5827940Y2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | おしぼり等の紙布引出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18072778U JPS5827940Y2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | おしぼり等の紙布引出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5596050U JPS5596050U (ja) | 1980-07-03 |
JPS5827940Y2 true JPS5827940Y2 (ja) | 1983-06-17 |
Family
ID=29192408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18072778U Expired JPS5827940Y2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | おしぼり等の紙布引出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827940Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012192962A (ja) * | 2011-03-17 | 2012-10-11 | Kikuo Yamada | ウェットティッシュ収納容器 |
JP2012206781A (ja) * | 2010-11-25 | 2012-10-25 | Kikuo Yamada | ウェットティッシュ包装体 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2564751Y2 (ja) * | 1991-09-30 | 1998-03-09 | 凸版印刷株式会社 | ウエットティッシュ容器 |
JP2009149320A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Daio Paper Corp | 家庭用薄葉紙収納容器 |
JP5236997B2 (ja) * | 2008-05-29 | 2013-07-17 | 大王製紙株式会社 | 家庭用薄葉紙収納容器 |
-
1978
- 1978-12-26 JP JP18072778U patent/JPS5827940Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012206781A (ja) * | 2010-11-25 | 2012-10-25 | Kikuo Yamada | ウェットティッシュ包装体 |
JP2012192962A (ja) * | 2011-03-17 | 2012-10-11 | Kikuo Yamada | ウェットティッシュ収納容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5596050U (ja) | 1980-07-03 |
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