JP2564751Y2 - ウエットティッシュ容器 - Google Patents

ウエットティッシュ容器

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JP2564751Y2
JP2564751Y2 JP1991079080U JP7908091U JP2564751Y2 JP 2564751 Y2 JP2564751 Y2 JP 2564751Y2 JP 1991079080 U JP1991079080 U JP 1991079080U JP 7908091 U JP7908091 U JP 7908091U JP 2564751 Y2 JP2564751 Y2 JP 2564751Y2
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diameter portion
paper cloth
plug
small
container
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JP1991079080U
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JPH0529936U (ja
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勇人 新井
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Toppan Inc
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はウエットティッシュ等の
紙布取出し用口栓を改良したウエットティッシュ容器
関する。
【0002】
【従来の技術】従来からウエットティッシュ等の紙布長
尺で所定の箇所にミシン目等を入れ、アルコール、ロー
ション等を含浸させてロール状にし、引出しや切断を容
易にするため弾力性を有するゴム合成樹脂等からなる口
栓を持つ紙布用容器が知られている。例えば、図4に示
すように口栓(1)は天頂壁(2)に切り込み(スリッ
ト)(5)を設け、上蓋(3)に形成した引出し機構の
環状壁(4)の内側に固定されている。この口栓(1)
は図5に示すように、天頂壁(2)の切り込みがヒンジ
(8)作用で開いて、使い始めのウエットティッシュ等
の紙布(27)を挟んで口栓にセットし易くした考案が
実公昭58−41156号公報で知られている。又、取
出し口がプラスチック成形品の蓋体中央部を凸状に盛り
上げその天部に切り込み(スリット)を十文字、又は多
数本設けたウエットティッシュ取出し容器(実開昭59
−106340号公報参照)が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術における取出し用口栓(2)は、蓋体に形成されたハ
ウジング(取出し用口栓の取付部のこと)に嵌合する
と、環状壁(4)にピッタリと固定されることになり、
取出し用口栓の自由度が少なくなりウエットティッシュ
等を取り出す時に、切り込みの入った両側天頂壁の広が
りは少なくなる。又蓋体に直接設けた切り込み(スリッ
ト)も硬質のプラスチック成形品のために、押さえる力
は強く、大きく変形しない。このために取り出したウエ
ットティッシュ等の紙布はひも状にねじられて出て、強
く紙布の先端を引き上げないと所定の切断箇所で切れな
い場合がある。又、ひも状にねじられて取り出されると
使用時にはあらためて紙布を広げる必要があった。そこ
で本考案は取出し用口栓の上段にある小径部の外周とハ
ウジング開口部の環状片の間に間隙を設け、紙布を取り
出す際、切り込みから大きく広がり、ウエットティッシ
ュ等をセットするためだけでなく紙布が広がって取り易
く、かつ、所定の箇所で切れやすくした、取出し用口栓
取り付けたウエットティッシュ容器を提供することを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために本
考案は、ウエットティッシュ等の紙布が収納された容器
本体と引出し機構を有する上蓋とからなる紙布引出し容
器において、該上蓋に形成したハウジングに引出し機構
として取出し用口栓が嵌合されており、該取出し用口栓
は小径部と大径部の2段構造の熱可塑性エラストマーか
らなり小径部中央には小孔を設けて、該小孔を通るよう
に上段の小径部から下段の大径部側壁内側、又は大径部
側壁上まで直線状、又は波形の切り込みを設けて、紙布
を取り出し易くした紙布取出し用口栓を、前記口栓の上
段の小径部を前記上蓋の開口部環状片の間に間隙を設け
て嵌合することを特徴とするウエットティッシュ容器
ある。
【0005】
【0006】
【作用】本考案のウエットティッシュ容器における紙布
取出し用口栓は、上段の小径部と下段の大径部の側壁内
側、又は大径部側壁上まで中央の小孔を通るように設け
た切り込みと、開口部の環状片と上段の小径部外周の間
に間隙を設けることにより、ウエットティッシュ等の紙
布を取り出す際に小径部が大きく広がりセットしやすく
なるとともに紙布の先端を軽く引き出すだけで紙布が切
り込みいっぱいに広がり所定の位置での切断も容易にな
る。又上蓋に形成したハウジングの口栓取付け壁の下端
部に係止突起を設けることで下段の大径部をしっかりと
支えて、取出し用口栓が容器内に落下することを防止す
る。
【0007】
【実施例】本実施例を図に基づき詳細に説明する。図1
は蓋体に形成したハウジングに取出し用口栓を嵌合し紙
布をセットした状態を示す断面説明図である。又、図2
は紙布取出し用口栓の斜視図である。本考案の紙布取出
し用口栓(10)の軟質樹脂材料としてスチレン−ブタ
ジエン系、ポリエステル系、ポリエチレン系、ウレタン
系等の熱可塑性エラストマーが使用できるが本考案では
熱可塑性で耐衝撃性、耐ストレスクラック性等の優れた
機能を持つポリエチレン系エラストマーを用いて射出成
形したものである。図2に示すように取出し用口栓(1
0)は上段の小径部(11)と下段の大径部(12)の
2段構造となっており小径部中央に小孔(13)を設
け、この小孔を通るように直線状の切り込み(14)を
下段の大径部(12)の側壁(12a)内側、又は大径
部(12)側壁(12a)上に達するまで切り込んだも
のである。次に、紙布容器本体(25)上に蓋体(2
6)をかぶせる。この蓋体(26)には紙布先端(2
8)を覆うために天蓋(17)が取り付けられ、更に、
口栓取付のためのハウジング(24)が形成されてお
り、このハウジングに取出し用口栓を嵌合して紙布(2
7)の先端(28)を、口栓に設けた切り込み(14)
へ通した状態を示したものある。又、ハウジング(2
4)には口栓取付け壁(22,22)が形成されてお
り、その口栓取付け壁の下端部には係止突起(23,2
3)を設けて、取り出用口栓(10)の落下を防止して
いる(図1参照)。
【0008】また、図1に示すように取出し用口栓(1
0)上段の小径部(11)外周は、ハウジング(24)
の開口部環状片(21,21)内周より小さくし、上段
の小径部(11)と開口部環状片(21,21)の間に
間隙(20,20)を設ける。これは取出し用口栓(1
0)から紙布を取り出す時、上段の小径部(11)が切
り込み(14)から2つに大きく開き易くするために設
けたものである。なお、口栓上段の小径部は環状片より
僅かに突出させてあるが、フラットであっても切り込み
の開き具合には影響しない。
【0009】また、紙布取出し用口栓に設ける切り込み
(14)は、図3(a),図3(b)に示すように直線
状の切り込み、あるいは波形の切り込みも紙布の取り出
しには有効である。
【0010】
【考案の効果】本考案の紙布取出し用口栓は、上段の小
径部と下段の大径部の2段構造とし、上段の小径部と下
段の大径部側壁内側、又は大径部側壁上まで切り込みを
設け、蓋体に形成したハウジングに取り付ける。この際
ハウジング開口部の環状片と上段の小径部外周の間に間
隙を設けることにより紙布を取り出す際、上段の小径部
が大きく開くので、容易に取り出すことができ、かつ、
紙布もひも状にならずに切り込みの大きさに広がって取
り出すことができるので、所定の切断箇所で切れ易くな
りすぐに使用することができる。また、取出し用口栓の
下段の大径部は取付け壁に設けた係止突起でハウジング
にしっかりと嵌合されているので、紙布取り出しの際少
々の衝撃に対しても落下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による蓋体に形成したハウジ
ングに取出し用口栓を嵌合し紙布をセットした状態を示
す断面説明図である。
【図2】紙布取出し用口栓の斜視図である。
【図3】(a),(b)は紙布取出し用口栓の一実施例
による切り込みの形状を示す取出し用口栓の斜視図であ
る。
【図4】従来技術による紙布取出し容器の一部断面斜視
図である。
【図5】従来技術による紙布取出し口栓の斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 … 口栓 2 … 天頂壁 3 … 上蓋 4 … 環状壁 5 … 切り込み 10 … 取出し用口栓 11 … 小径部 12 … 大径部 12a… 大径部側壁 13 … 小孔 14 … 切り込み 17 … 天蓋 20 … 間隙 21 … 開口部の環状片 22 … 口栓取付け壁 23 … 係止突起 24 … ハウジング 25 … 容器 26 … 蓋体 27 … 紙布 28 … 紙布先端

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウエットティッシュ等の紙布が収納された
    容器本体と引出し機構を有する上蓋とからなる紙布引出
    し容器において、該上蓋に形成したハウジングに引き出
    し機構として取出し用口栓が嵌合されており、該取出し
    用口栓は小径部と大径部の2段構造の熱可塑性エラスト
    マーからなり、小径部中央には小孔を設けて、該小孔を
    通るように上段の小径部から下段の大径部側壁内側、又
    大径部側壁上まで切り込みを設けた紙布取出し用口栓
    を、前記口栓の上段の小径部を前記上蓋の開口部環状片
    の間に間隙を設けて嵌合することを特徴とするウエット
    ティッシュ容器。
JP1991079080U 1991-09-30 1991-09-30 ウエットティッシュ容器 Expired - Lifetime JP2564751Y2 (ja)

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WO2009038185A1 (ja) * 2007-09-21 2009-03-26 Daio Paper Corporation 家庭用薄葉紙収納容器
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JPH0529936U (ja) 1993-04-20

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