JPS5827819Y2 - 散布機 - Google Patents

散布機

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Publication number
JPS5827819Y2
JPS5827819Y2 JP1978166871U JP16687178U JPS5827819Y2 JP S5827819 Y2 JPS5827819 Y2 JP S5827819Y2 JP 1978166871 U JP1978166871 U JP 1978166871U JP 16687178 U JP16687178 U JP 16687178U JP S5827819 Y2 JPS5827819 Y2 JP S5827819Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipes
ground
dusting
trolley
powder
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978166871U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5584173U (ja
Inventor
利光 遠藤
文彦 市村
篤 青木
直靖 木村
Original Assignee
北海三共株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 北海三共株式会社 filed Critical 北海三共株式会社
Priority to JP1978166871U priority Critical patent/JPS5827819Y2/ja
Publication of JPS5584173U publication Critical patent/JPS5584173U/ja
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Publication of JPS5827819Y2 publication Critical patent/JPS5827819Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は草丈の低い植物体の農薬粉剤又は微粒剤等の
薬剤を散布する散布機に関するものである。
植物体に農薬粉剤又は微粒剤などの薬剤を散布する場合
、手動又は動力散粉機を使用するが、能率的に散布する
場合には動力散粉機に有孔の薄いプラスチックのパイプ
を装着したいわゆるパイプダスターを用いる場合が多い
しかしこれらの散布機は一般に稲などの草丈の高い植物
で作条のあるものに散布することを目的として製造され
ているため噴出孔も間隔があけられており、地面より高
い位置で散布されても植物体に充分付着させることがで
きる。
しかしながら草丈の低い植物である芝などのように草丈
が10cmから数ミリの植物体に所定量の薬剤を均一に
散布するためには植物体との距離をできるだけ近くする
必要があり、従来の薄いプラスチックフィルムからでき
ているパイプダスターでは風によって地上高さを一定に
保つことがむずかしいため、噴出口が植物体に近接した
場合は筋まきとなって効果むら、薬害のおそれがあり、
−古雅れた場合は噴出された薬剤が僅かの風でもって空
中へ漂流して必要量散布することができないなどの多く
の欠点があった。
この考案は上記従来のもののもつ欠点を排除し、草丈の
低くかつ密生している芝などの植物体に均一に、能率的
にしかも漂流をできるだけ抑えて薬剤を散布することが
できる散布機を提供することを目的とするもので゛ある
この考案を図面に示す実施例を参照しながら説明する。
第1〜3図に示すように1は散布機であって、この散布
機1は前後車輪2,2′を具えた台車3の移動方向に沿
った両側部にそれぞれ蝶番4,4′を介して横向きの金
属製フレーム5,5′が上下方向に揺動可能に取付けら
れており、この金属製フレーム5,5′の先端部にはそ
れぞれ補助車輪6,6′が金属製フレーム5,5′を地
面7からの高さを任意の位置に調整できるように緊締具
と長孔とにより固定されている。
また金属製フレーム5,5′には下部に噴出孔(図示せ
ず)を長手方向に沿い、かつ所望の間隔をあけて複数個
設けた散粉パイプ8,8′が複数個所において固定して
取付けられている。
前記散粉パイプ8,8′は、その外方端部が閉鎖されて
いるとともに台車3側の端部がフレキシブルパイプ9,
9′を介して台車3に取付けたT字状パイプ10の両端
部10’、 10’にそれぞれ連結されていて、金属製
パイプ5,5′が地面7の凹凸で上下方向に揺動する場
合において、フレキシブルパイプ9゜9′を介して散粉
パイプ8,8′も同時に上下方向に揺動するようになっ
ていて、散粉パイプ8,8′が地面7より一定の高さを
保つように構成されている。
前記T字状パイプ9の端部9″は台車3上に配置された
動力付散布装置11の吐出ダクト12に連結されており
、動力付散布装置11より供給された薬剤はT字状パイ
プ9を介して台車3の両側部に配置された散粉パイプ8
,8′に供給し、この散粉パイプ8,8′の下部に設け
た噴出孔より地面7に散布するようになっている。
なお図面中13は台車3に取付けた把手であり、また動
力付散布装置は通常使用されている適宜のものであって
詳細な説明は省略することとする。
前記散粉パイプ8,8′およびT字状パイプ10は風の
影響をさけるため剛性の高い肉厚のプラスチック又は金
属製のパイプを用い、かつ地上高さを低くしても筋まき
とならないようきわめて多数の噴出孔もしくはスリット
をあけており、前記噴出孔の場合は例えば直径2〜8m
mで間隔は1〜5cm程度、散粉パイプ8,8′の地上
高さは植物体の草丈にもよるが、5〜25cmが好まし
く、また散粉パイプ8.8′は長ければ長い程散布能率
を上げることができるが、作業性が悪くなるため約8m
程度が操作性がよく、また散粉パイプ8,8′を地面7
に対して常に一定の高さとなるように散粉パイプ8,8
′に直接か或いは散粉パイプ8,8′を保持する金属性
フレーム5,5′に数個の補助車輪6,6′を固定する
ようにしてもよく、さらに地上高さを一定に保つ車輪2
゜2′および補助車輪6,6′は積雪時には車輪に代え
てそりにするようにしてもよい。
また散布機1は人力によるものを示しているがこれに限
らず、トラクタ等の適宜の車輌でけん引しつつ散布する
ようにしてもよく、かつ散粉パイプ8,8′を長くする
場合には地面7の凹凸に対応するため更に補助車輪6.
6′を多クシ、フレームをフレキシフ゛ルにするように
してもよい。
この考案は上記のように構成しているので、散布機1を
薬剤を散布する場所に移動し、この散布機1の動力付散
布装置11を起動して農薬粉剤又は微粒剤などの薬剤を
吐出ダクト12を介してT字状パイプ10に供給し、こ
のT字状パイプ10よリフレキシブルパイプ9,9′を
介して台車3の両側部の金属フレーム5,5′に取付け
た散粉パイプ8,8′に供給され、この散粉パイプ8,
8′の下部に設けた複数個の噴出孔より地面の芝等に散
布されることとなる。
このようにした散布機1を人力又はトラクタ等の適宜の
車輌によりけん引して薬剤を散布するものである。
また地面に凹凸がある場合に台車3がこれに沿って上下
方向に揺動した場合には台車3と金属製フレーム5,5
′および散粉パイプ8,8′とが蝶番4,4′およびフ
レキシブルパイプ9,9′によって調整され、一方補助
車輪6,6′が上下方向に移動した際にはこの補助車輪
6,6′に取付けた金属製フレーム5.5′および散粉
パイプ8,8′が蝶番4,4′およびフレキシブルパイ
プ7.7′を介して同時に上下方向に揺動して調整され
、薬剤を散布することとなる。
この考案は上記のように構成したので、草丈の低い芝等
の植物体に所定量の薬剤を所定の高さにおいて均一に散
布することができて、従来のもののように植物体に接近
した場合に起る筋まきとなって効果むら、薬害のおそれ
が発生することが全くなく、また離れすぎて散布された
薬剤が風等によって空中へ漂流することもなく、必要量
の薬剤を確実に散布することができる。
また−回に散布する幅が広く、能率的に行うことができ
て散布作業を著しく短縮することができて経済的である
しかも構造は著しく簡単であって故障の少ない製品を安
価に提供することができるなどの優れた効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による動力散粉機の斜視図、第2図は
散粉装置を取外した状態を示す平面図、第3図は同正面
図である。 1・・・・・・散布機、2・・・・・・車輪、3・・・
・・・台車、4・・・・・・蝶番、5・・・・・・金属
製フレーム、6・・・・・・補助車輪、7・・・・・・
地面、8・・・・・・散粉パイプ、9・・・・・・フレ
キシブルチューブ、10・・・・・・T字状パイプ、1
1・・・・・・動力付散布装置、12・・・・・・吐出
ダクト、13・・・・・・把手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行可能な台車の両側に、一対の散粉パイプの基端部を
    その先端部が上下方向に揺動可能になるように横向きに
    取付け、これらの散粉パイプの下部に、散粉パイプが地
    面より所望の高さとなるように支持する車輪をそれぞれ
    設け、この散粉パイプの下部に、長手方向に沿い、かつ
    所望の間隔をあけて複数個の噴出孔を設けるとともに散
    粉パイプを台車に配置された散布装置の吐出ダクトに可
    撓性連結具を介して連結したことを特徴とする散布機。
JP1978166871U 1978-12-04 1978-12-04 散布機 Expired JPS5827819Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978166871U JPS5827819Y2 (ja) 1978-12-04 1978-12-04 散布機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978166871U JPS5827819Y2 (ja) 1978-12-04 1978-12-04 散布機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5584173U JPS5584173U (ja) 1980-06-10
JPS5827819Y2 true JPS5827819Y2 (ja) 1983-06-16

Family

ID=29166566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978166871U Expired JPS5827819Y2 (ja) 1978-12-04 1978-12-04 散布機

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JP (1) JPS5827819Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840266U (ja) * 1981-09-10 1983-03-16 農業機械化研究所 農薬散布装置

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Publication number Publication date
JPS5584173U (ja) 1980-06-10

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