JPS5827746Y2 - 電気バリカン - Google Patents

電気バリカン

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Publication number
JPS5827746Y2
JPS5827746Y2 JP10963579U JP10963579U JPS5827746Y2 JP S5827746 Y2 JPS5827746 Y2 JP S5827746Y2 JP 10963579 U JP10963579 U JP 10963579U JP 10963579 U JP10963579 U JP 10963579U JP S5827746 Y2 JPS5827746 Y2 JP S5827746Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
base
cutting edge
electric hair
synthetic resin
Prior art date
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Expired
Application number
JP10963579U
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English (en)
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JPS558500U (ja
Inventor
昌三 松原
正 長尾
Original Assignee
日立マクセル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電気バリカンの改良に係り、軽量で加工の容
易な刃部を提供するとともに、使用時の手ぶれを防止し
、刃部で発生する耗擦熱が皮膚に伝わるのを防止し使い
易い電気バリカンを提供することを目的とする。
従来の電気バリカンの刃は鋼材を第1図の形状に成型加
工して用いられており特に刃先部1は1つの溝毎に研摩
砥石で切削して刃先1aを形成し、下面に皮膚との不必
要な接触を無くし髪の導入を容易にするための凹面曲部
1bを形成しているので加工に手数を要し、高い精度が
得られにくい。
さらにこの加工方法では切削により刃先1aを形成する
ので刃先の形状を複雑なものにすることができず、刃先
間のピッチaも広くならざるを得なかったので可動刃の
振幅が必要以上に要求され、駆動源での負荷が大きく、
それに伴って大きな騒音が生じ、刃先の剪断力も劣って
しまう原因になっていた。
また基台2の部分も刃先部1と一連の刃物材で形成され
ているので摩擦係数を小さくするためのにげ溝3および
固定用のねし孔4などを形成するのに時間がかかり、一
枚の刃部を形成するのに何工程もの切削加工が必要とな
るので量産には適さなかった。
近年、調髪、整髪は個々の家庭で行うことにより、自由
に好みの格好に調髪でき、しかも待たずして余暇的に調
髪できるという鑑点から、家庭用としての電気バリカン
が市場で望まれている。
しかしながら前述した従来のものでは、バリカンの刃部
の加工が複雑で価格的に高くなってしまい、各家庭が安
価に入手できるものではなく、シかも使用回数が1月に
数度程度であるため、取り扱い技術的に慣れるのには、
長期間を有し、極めて使い辛いものであった。
殊に、刃部の重量が重いため、本体の振動特に刃先部が
ふれて散髪部分のねらいが定め難く、これがため使用者
は調髪に失敗した場合の抵抗感が大きく、さらに刃部全
体が刃物鋼であるため、刃部で発生した摩擦熱が皮膚と
当接する刃部の背面から皮膚へ直接圧わり、使用者は不
安感を覚えるものであった。
この考案は、これらの欠点を解消し、家庭用電気バリカ
ンという市場の要望に応じるために、刃先部11と基部
12とからなる板状の小刃片10を多数横に併設し、各
小力片10.10・・・・・・の基部12を合成樹脂製
基台14に一体に埋設固定するとともに、皮膚と当接す
る各小力片10.10・・・・・・の背面をも上記合成
樹脂で覆った刃部を備える電気バリカンとしたものであ
る。
以下この考案の実施例を図面で説明する。
10は刃先部11と基部12とからなる板状の小力片で
、刃先部11の上面11 aは平坦面、下面11bは内
方に湾曲した曲面に形成されている。
基部12の上面は刃先部11の上面より下方になるよう
上方を切り欠いた細長い矩形になっており、側面に2つ
の透孔13,13が穿設されている。
第3図は固定刃の平面図で、前記小刃片10を多数積に
並べ小力片10の基部12を基台14に一体に埋設して
形成している。
この基台14は滑性のよい合成樹脂のモールドで形成さ
れており、小刃片10を埋設すると同時に、にげ溝15
およびねじ孔16.16を成型し、前記小力片10の透
孔13,13にこれを充填するように基台14の一部が
入り込むので゛小刃片10が強固に固定される。
この場合各小力片10.10・・・・・・は、第4図に
示すようにその背面側つまり皮膚と当接する側をも合成
樹脂で覆っているため、刃先部11で発生する摺動熱が
、この合成樹脂製基台14で分断されることになり、皮
膚に上記摺動熱が伝わらず、使用者に不安感を与えるこ
とがない。
以上の構造を有するこの考案によれば基台14を合成樹
脂のモールドで形成したため、切削のような加工を必要
とせず、軽量であるから可動刃に適用した場合駆動源に
かかる負荷が減少できる。
また刃先の部分も各独立した小刃片10.10を併設す
るので刃先のピッチが自由に選べ、固定刃の場合に、こ
のピッチを狭くすると、可動刃の振幅がわずかで済むこ
とになって騒音も小さくなり、剪毛効果が向上する。
さらにこの考案の刃先は刃先部が板状の小片であるため
簡単に任意の形状にプレス等で成型できる利点がある。
特にこの考案によれば、基台14に一体に固設された小
刃片10.10・・・・・・の背面側をも合成樹脂で覆
われているため、刃先部11の摺動摩擦熱が上記合成樹
脂で分断され、皮膚に熱が伝導することなく、安心して
使用でき、しかも刃物鋼製の小刃片10゜10・・・・
・・の皮膚側つまり油の供給されない背面側の錆が防止
できるという実用的効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気バリカンの固定刃、第2図はこの考
案の小刃片の斜視図、第3図はこの考案の固定刃の平面
図、第4図は第3図のA−A断面図である。 10・・・・・・小刃片、11・・・・・・刃先部、1
2・・・・・・基部、14・・・・・・基台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刃先部11と基部12とからなる板状の小力片10を多
    数横に併設し、各小力片10.10・・・・・・の基部
    12を、合成樹脂製基台14に一体に埋設固定するとと
    もに、皮膚と当接する各小力片10.10・・・・・・
    の背面をも上記合成樹脂で覆ってなる刃部を有する電気
    バリカン。
JP10963579U 1979-08-08 1979-08-08 電気バリカン Expired JPS5827746Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10963579U JPS5827746Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 電気バリカン

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JP10963579U JPS5827746Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 電気バリカン

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Publication Number Publication Date
JPS558500U JPS558500U (ja) 1980-01-19
JPS5827746Y2 true JPS5827746Y2 (ja) 1983-06-16

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ID=29055771

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JP10963579U Expired JPS5827746Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 電気バリカン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2556301B2 (ja) * 1994-09-09 1996-11-20 井関農機株式会社 苗植機の苗載台
JP2586860B2 (ja) * 1996-04-22 1997-03-05 井関農機株式会社 苗植機の苗供給装置

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JPS558500U (ja) 1980-01-19

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