JPS5826987A - 金属溶解炉 - Google Patents
金属溶解炉Info
- Publication number
- JPS5826987A JPS5826987A JP12456981A JP12456981A JPS5826987A JP S5826987 A JPS5826987 A JP S5826987A JP 12456981 A JP12456981 A JP 12456981A JP 12456981 A JP12456981 A JP 12456981A JP S5826987 A JPS5826987 A JP S5826987A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- melting furnace
- refractory
- holding container
- metal holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27B—FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
- F27B14/00—Crucible or pot furnaces
- F27B14/08—Details peculiar to crucible or pot furnaces
- F27B14/10—Crucibles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属溶解炉に関する。
一般に、金属溶解炉においては、溶湯保持容器を形成す
る耐火物中への溶融金属あるいは金属蒸気の浸透を少な
くすることが望まれる。従来、この種の溶解炉において
は、最大粒径３〜５ ｍ１ｍの粒体である不定形耐火材
をスタンプ及びシンターして溶湯保持容器を形成する。
る耐火物中への溶融金属あるいは金属蒸気の浸透を少な
くすることが望まれる。従来、この種の溶解炉において
は、最大粒径３〜５ ｍ１ｍの粒体である不定形耐火材
をスタンプ及びシンターして溶湯保持容器を形成する。
この場合、溶湯保持容器を形成する耐火物の気孔率が２
０％前後と比較的高い値であるため、この気孔を通って
溶融金属及び金属蒸気の浸透が生じていた。例えば、亜
鉛を溶解するルツボ形溶解炉においては、耐火物中を浸
透した亜鉛は耐火物の背面まで到達し、その外周の誘導
加熱用コイルに接すると、コイルの絶縁物を焼損させる
。それ故、亜鉛の浸透がコイルの近傍まで進行した際に
は、これを検知して、耐火物の張り替えを行なう必要が
ある。このことから、溶融金属の浸透が著しい場合には
耐火物の寿命が短くなシ、溶解炉の運転費が高くなって
いた。
０％前後と比較的高い値であるため、この気孔を通って
溶融金属及び金属蒸気の浸透が生じていた。例えば、亜
鉛を溶解するルツボ形溶解炉においては、耐火物中を浸
透した亜鉛は耐火物の背面まで到達し、その外周の誘導
加熱用コイルに接すると、コイルの絶縁物を焼損させる
。それ故、亜鉛の浸透がコイルの近傍まで進行した際に
は、これを検知して、耐火物の張り替えを行なう必要が
ある。このことから、溶融金属の浸透が著しい場合には
耐火物の寿命が短くなシ、溶解炉の運転費が高くなって
いた。
また、耐火物に溶融金属が浸透すると、誘導加熱の原理
に従い、浸透した溶融金属自身が加熱されて膨張するた
め、耐火物にキ裂を生じる原因となること、さらに、高
温部が徐々に耐火物の外周に拡がり、溶融金属の浸透を
加速する原因となって、上述と同様に耐火物の寿命を短
くする結果になる。さらに、耐火物への溶融金属の浸透
が進行すると、高温領域が水冷式である誘導加熱コイル
に近づくと、この部分の熱伝導率が増大して、炉体から
の放散熱量が増大する結果、溶解に必要な電力量を増大
させる。
に従い、浸透した溶融金属自身が加熱されて膨張するた
め、耐火物にキ裂を生じる原因となること、さらに、高
温部が徐々に耐火物の外周に拡がり、溶融金属の浸透を
加速する原因となって、上述と同様に耐火物の寿命を短
くする結果になる。さらに、耐火物への溶融金属の浸透
が進行すると、高温領域が水冷式である誘導加熱コイル
に近づくと、この部分の熱伝導率が増大して、炉体から
の放散熱量が増大する結果、溶解に必要な電力量を増大
させる。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、金属溶解炉における溶湯保持容器を耐火物の微
粉体を加圧成形及び焼結した定形体とし、この溶湯保持
容器の外面に不定形耐火材のパックライニングを施すこ
とによって、上述の問題点を除去し得る金属溶解炉を提
供することである。
目的は、金属溶解炉における溶湯保持容器を耐火物の微
粉体を加圧成形及び焼結した定形体とし、この溶湯保持
容器の外面に不定形耐火材のパックライニングを施すこ
とによって、上述の問題点を除去し得る金属溶解炉を提
供することである。
以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。
金属溶解炉１ば、枠体２の内周に複数個の継鉄３が部材
３ａによって固定される。この継鉄３の内周面に接し且
つこの円周面を周回して絶縁材４を介して誘導加熱用の
コイル５が設けられ、このコイル５の内周面に接した絶
縁材６が巻装される。
３ａによって固定される。この継鉄３の内周面に接し且
つこの円周面を周回して絶縁材４を介して誘導加熱用の
コイル５が設けられ、このコイル５の内周面に接した絶
縁材６が巻装される。
また、不定形耐火物によって形成されるパックライニン
グ７においては、まず、金属溶解炉１の底部全構成する
部材８上にスタンプによって不定形耐火物のパックライ
ニング７の底部７ａが形成され、このパックライニング
７の底部７ａ上に定形体であるシリカルツボ９が載置さ
れる。さらに、このシリカルツボ９の側周面９ａと絶縁
材６の内周面６ａとの間に不定形耐火物のスタンプによ
ってバツクヲ゛イニング７の円筒部７ｂが形成される。
グ７においては、まず、金属溶解炉１の底部全構成する
部材８上にスタンプによって不定形耐火物のパックライ
ニング７の底部７ａが形成され、このパックライニング
７の底部７ａ上に定形体であるシリカルツボ９が載置さ
れる。さらに、このシリカルツボ９の側周面９ａと絶縁
材６の内周面６ａとの間に不定形耐火物のスタンプによ
ってバツクヲ゛イニング７の円筒部７ｂが形成される。
この場合、シリカルツボ９は型の役目をする。
ルツボの特性について、従来と本発明とを比較すると、
第１表に示すように、シリカルツボを用いた本発明の場
合、気孔率が従来の耐火物の約Ａ倍、通気率が約１／８
０倍と小さいため、溶湯及び蒸気の浸透は従来の耐火材
と比べて大幅に少なくなる。シリカルツボの気孔率が低
いのは、シリカの微粉を加圧成形して焼結するためであ
り、成形圧力を高くとれることによる。さらに、シリカ
ルツボの場合、熱伝導率が従来の約１／１５倍と小さい
ため、放散熱量が少な・なり 溶解のための電力消費量
を低減することができる。
第１表に示すように、シリカルツボを用いた本発明の場
合、気孔率が従来の耐火物の約Ａ倍、通気率が約１／８
０倍と小さいため、溶湯及び蒸気の浸透は従来の耐火材
と比べて大幅に少なくなる。シリカルツボの気孔率が低
いのは、シリカの微粉を加圧成形して焼結するためであ
り、成形圧力を高くとれることによる。さらに、シリカ
ルツボの場合、熱伝導率が従来の約１／１５倍と小さい
ため、放散熱量が少な・なり 溶解のための電力消費量
を低減することができる。
また、微粉体の加圧成形及び焼結によって形成第１表
されたシリカルツボでは、表面の気孔径は粒度の荒い従
来の場合よりも小さくなることから、溶湯がその表面張
力によって気孔の中へ入り込みにくくなり、この点から
も溶融金属の浸透は少なくなる。
来の場合よりも小さくなることから、溶湯がその表面張
力によって気孔の中へ入り込みにくくなり、この点から
も溶融金属の浸透は少なくなる。
さらに、本発明の場合、ルツボの外面にクッション作用
のある不定形耐火物によるパックライニングを施すため
、ルツボに対する機械的強度が大巾ニ増大し、さらに、
パックライニングを媒体として、水冷される誘導加熱用
コイルによってルツボの冷却が行なわれ、ルツボの気孔
あるいは割れに浸透した溶融金属または金属蒸気を冷却
固化することができる構成になっている。
のある不定形耐火物によるパックライニングを施すため
、ルツボに対する機械的強度が大巾ニ増大し、さらに、
パックライニングを媒体として、水冷される誘導加熱用
コイルによってルツボの冷却が行なわれ、ルツボの気孔
あるいは割れに浸透した溶融金属または金属蒸気を冷却
固化することができる構成になっている。
以上説明したように、本発明においては、金属溶解炉に
おける溶湯保持容器をシリカ、あるいはムフィト系、ア
ルミナ系等の耐火物の微粉を焼結した例えげシリカルツ
ボ等の定形体とし、この溶湯保持容器の外面に不定形耐
火物江よるパックライニングを施し、溶湯保持容器の冷
却を不定形耐火材のパックライニングを介してこのがツ
クライニングの外周面に接して巻装され且つ水冷された
誘導加熱用のコイルによって行ない、溶湯保持容器を形
成する耐火物に浸透した溶融金属あるいは金属蒸気を冷
却固化するようにしたから、溶融金属あるいは金属蒸気
の耐火物への浸透を少なくして、耐火物の寿命を延ばす
ことができるとともに、炉体からの放散熱量の増大を防
止して、金属の溶解に必要な電力量を低減することがで
きる。
おける溶湯保持容器をシリカ、あるいはムフィト系、ア
ルミナ系等の耐火物の微粉を焼結した例えげシリカルツ
ボ等の定形体とし、この溶湯保持容器の外面に不定形耐
火物江よるパックライニングを施し、溶湯保持容器の冷
却を不定形耐火材のパックライニングを介してこのがツ
クライニングの外周面に接して巻装され且つ水冷された
誘導加熱用のコイルによって行ない、溶湯保持容器を形
成する耐火物に浸透した溶融金属あるいは金属蒸気を冷
却固化するようにしたから、溶融金属あるいは金属蒸気
の耐火物への浸透を少なくして、耐火物の寿命を延ばす
ことができるとともに、炉体からの放散熱量の増大を防
止して、金属の溶解に必要な電力量を低減することがで
きる。
図面は本発明の一実施例を示す断面図である。
１・・・金属溶解炉、 ５・・・コイル、 ７・・・バ
ックライニング、 ９・・・シリカルツボ。 特許出願人 富士電機製造株式会社
ックライニング、 ９・・・シリカルツボ。 特許出願人 富士電機製造株式会社
Claims (1)
- 耐火物で形成された溶湯保持容器と、この溶湯保持容器
の外周面を周回するように巻装された誘導加熱用のコイ
ルとを備えた金属溶解炉において、上記溶湯保持容器は
耐火物の微粉体を成形した定形体であるとともに、この
溶湯保持容器の外周面と上記コイルの内周面との間及び
上記溶湯保持容器の外底面に粗粉体あるいは粒体である
不足形耐火材によるバックライニングを施したことを特
徴とする金属溶解炉。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12456981A JPS5826987A (ja) | 1981-08-08 | 1981-08-08 | 金属溶解炉 |
| DE19823229276 DE3229276A1 (de) | 1981-08-08 | 1982-08-05 | Schmelzofen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12456981A JPS5826987A (ja) | 1981-08-08 | 1981-08-08 | 金属溶解炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5826987A true JPS5826987A (ja) | 1983-02-17 |
Family
ID=14888722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12456981A Pending JPS5826987A (ja) | 1981-08-08 | 1981-08-08 | 金属溶解炉 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5826987A (ja) |
| DE (1) | DE3229276A1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01244276A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-28 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 金地金高周波溶解用るつぼ |
| JPH0337389U (ja) * | 1989-08-18 | 1991-04-11 | ||
| US5288358A (en) * | 1987-05-29 | 1994-02-22 | Gerber Scientific Products, Inc. | Sign making web with dry adhesive layer and method of using the same |
| US5344680A (en) * | 1991-10-09 | 1994-09-06 | Gerber Scientific Products, Inc. | Sign making web with tack killing overcoat removable by washing and related method |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5183004A (ja) * | 1974-12-18 | 1976-07-21 | Toshiba Ceramics Co | |
| JPS55123981A (en) * | 1979-02-22 | 1980-09-24 | Doerentruper Sand & Thonwerk | Induction crucible furnace and manufacturing method thereof |
-
1981
- 1981-08-08 JP JP12456981A patent/JPS5826987A/ja active Pending
-
1982
- 1982-08-05 DE DE19823229276 patent/DE3229276A1/de not_active Withdrawn
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5183004A (ja) * | 1974-12-18 | 1976-07-21 | Toshiba Ceramics Co | |
| JPS55123981A (en) * | 1979-02-22 | 1980-09-24 | Doerentruper Sand & Thonwerk | Induction crucible furnace and manufacturing method thereof |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5288358A (en) * | 1987-05-29 | 1994-02-22 | Gerber Scientific Products, Inc. | Sign making web with dry adhesive layer and method of using the same |
| JPH01244276A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-28 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 金地金高周波溶解用るつぼ |
| JPH0337389U (ja) * | 1989-08-18 | 1991-04-11 | ||
| US5344680A (en) * | 1991-10-09 | 1994-09-06 | Gerber Scientific Products, Inc. | Sign making web with tack killing overcoat removable by washing and related method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3229276A1 (de) | 1983-03-24 |
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