JPS58265B2 - 電磁ポンプ - Google Patents
電磁ポンプInfo
- Publication number
- JPS58265B2 JPS58265B2 JP3520677A JP3520677A JPS58265B2 JP S58265 B2 JPS58265 B2 JP S58265B2 JP 3520677 A JP3520677 A JP 3520677A JP 3520677 A JP3520677 A JP 3520677A JP S58265 B2 JPS58265 B2 JP S58265B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic pump
- wedge
- axial direction
- stator
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は導電性流体駆動用の電磁ポンプに関する。
一般に液体ナトリウムなどの導電性流体を移送する電磁
ポンプは磁界の作用によって流体に電流を誘起させ、こ
の電流と磁界との相互作用によって流体に電磁力を生じ
させてポンプ作用を行なわせるものである。
ポンプは磁界の作用によって流体に電流を誘起させ、こ
の電流と磁界との相互作用によって流体に電磁力を生じ
させてポンプ作用を行なわせるものである。
このうち環状直線誘導形電磁ポンプは二重管の間に環状
流路を形成し大容量の導電性流体を１駆動するもので第
１図および第２図に従来の一例の構造を示す。
流路を形成し大容量の導電性流体を１駆動するもので第
１図および第２図に従来の一例の構造を示す。
図において１はステンレス鋼などの耐蝕性の高い非磁性
の材料で作られた外側管、２は同様の内側管であって環
状流路３を形成している。
の材料で作られた外側管、２は同様の内側管であって環
状流路３を形成している。
４は外側管１の外側に放射状に配列された固定子鉄心、
５は固定子鉄心４のスロットの中に多相交流で励磁し移
動磁界を発生するリング状の固定子巻線、６は固定子フ
レーム、７はダクト内の磁気回路を形成する内側継鉄で
ある。
５は固定子鉄心４のスロットの中に多相交流で励磁し移
動磁界を発生するリング状の固定子巻線、６は固定子フ
レーム、７はダクト内の磁気回路を形成する内側継鉄で
ある。
固定子鉄心５に多相交流電流で励磁するとダクト軸心方
向に直線的に進行する移動磁界を作り、環状流路３内の
導電性流体に誘導電流を発生し、この電流と磁界との電
磁作用によって流体を矢印の１方向に連続的に移送する
。
向に直線的に進行する移動磁界を作り、環状流路３内の
導電性流体に誘導電流を発生し、この電流と磁界との電
磁作用によって流体を矢印の１方向に連続的に移送する
。
固定子巻線５を励磁することによって発生する磁界は破
線で示すように固定子鉄心４では流体の流れ方向と平行
に通り、鉄心歯部および環状流路３では流れ方向に垂直
に、更に内側継鉄７では流れ方向に平行に通過する。
線で示すように固定子鉄心４では流体の流れ方向と平行
に通り、鉄心歯部および環状流路３では流れ方向に垂直
に、更に内側継鉄７では流れ方向に平行に通過する。
従って内側継鉄７を積層鉄心で形成するには固定子鉄心
４と同様に鋼板８を図の様に円周方向に積層することが
必要である。
４と同様に鋼板８を図の様に円周方向に積層することが
必要である。
しかしながら、そのようにすると内部継鉄７の流路に面
する外周部は凹凸状になり、環状流路３の円周方向に沿
って磁束分布が異なり効率が低下する欠点があった。
する外周部は凹凸状になり、環状流路３の円周方向に沿
って磁束分布が異なり効率が低下する欠点があった。
第３図は内側継鉄７の他の例であって鋼板８の両側に図
の様に多種類の巾の短冊状鋼板８ａを積層して外周面を
平にしたものであるが、鋼板８ａの製作や組立上極めて
能率が悪い欠点があった。
の様に多種類の巾の短冊状鋼板８ａを積層して外周面を
平にしたものであるが、鋼板８ａの製作や組立上極めて
能率が悪い欠点があった。
第４図は他の例であって鋼板８の両側に短冊状鋼板８ｂ
を積層し隙間に楔９ａ、９ｂを入れたものであるが、楔
９ａ、９ｂの取付の際に楔効果で鋼板８，８ｂが抜けで
るおそれがあり組立上不利である欠点があった。
を積層し隙間に楔９ａ、９ｂを入れたものであるが、楔
９ａ、９ｂの取付の際に楔効果で鋼板８，８ｂが抜けで
るおそれがあり組立上不利である欠点があった。
このように、従来の内側継鉄７の積層鉄心構成は前記の
欠点があったが、その製作にあたっては鋼板を接着剤等
で接着して積層し形成していた。
欠点があったが、その製作にあたっては鋼板を接着剤等
で接着して積層し形成していた。
従って高温流体を移送する場合にはガスまたは水蒸気の
発生で内側管２内の圧力が異常に高くなり破損する可能
性があり、また鋼板をベーキング処理したものは接着効
果がなくブロック状に積層するのが、困難であるなどの
欠点があった。
発生で内側管２内の圧力が異常に高くなり破損する可能
性があり、また鋼板をベーキング処理したものは接着効
果がなくブロック状に積層するのが、困難であるなどの
欠点があった。
本発明は内側継鉄の磁束分布が一様であり且つ組立の能
率のよい電磁ポンプを提供することを目的とする。
率のよい電磁ポンプを提供することを目的とする。
以下本発明を図面に示す一実施例について説明する。
電磁ポンプ本体は第１図において内側継鉄７の構造が相
異する以外は同じなので説明を省略する。
異する以外は同じなので説明を省略する。
第５図および第６図は本発明の内側継鉄７の一実施例で
ある。
ある。
図において１０は円筒状の透磁率の高い磁性体の鉄心支
え、１０ａは軸方向に放射状に設けた溝、１０ｂは軸方
向に溝１０ａの間のブロック部１０ｃに設けたスリット
、１０ｄは外周に軸方向に間隔をおいて設けた円周方向
の溝、１１は楔であって溝１０ａに透磁率の高い鋼板８
および短冊状鋼板８ｂを隙間のないように積層して挿入
し、溝１０ｄに生じた空間に楔１１を入れる。
え、１０ａは軸方向に放射状に設けた溝、１０ｂは軸方
向に溝１０ａの間のブロック部１０ｃに設けたスリット
、１０ｄは外周に軸方向に間隔をおいて設けた円周方向
の溝、１１は楔であって溝１０ａに透磁率の高い鋼板８
および短冊状鋼板８ｂを隙間のないように積層して挿入
し、溝１０ｄに生じた空間に楔１１を入れる。
僕１１の取付は楔１１の中心の孔１１ａを通してボルト
１２を鉄心支え１０にねじ込み、ナツト１３で楔１１を
締付けると鋼板８および短冊状鋼板８ｂを楔１１の側面
で押圧する。
１２を鉄心支え１０にねじ込み、ナツト１３で楔１１を
締付けると鋼板８および短冊状鋼板８ｂを楔１１の側面
で押圧する。
締付後は楔１１を鉄心支え１０に溶接またはボルト締め
で固着し、ボルト１２およびナツト１３を取外す。
で固着し、ボルト１２およびナツト１３を取外す。
すなわち内側継鉄７の表面は一様な磁路となり、環状流
路３の磁束分布が一様となる。
路３の磁束分布が一様となる。
第７図および第８図は他の実施例であって第５図および
第６図の溝１０ｄおよび楔１１をなくし、代りにスリッ
ト１０ｂに複数個のテーパピン１４を打込みブロック部
１０ｃを押圧して鋼板８および短冊状鋼板８ｂを締付け
るもので他は第５図および第６図に同じである。
第６図の溝１０ｄおよび楔１１をなくし、代りにスリッ
ト１０ｂに複数個のテーパピン１４を打込みブロック部
１０ｃを押圧して鋼板８および短冊状鋼板８ｂを締付け
るもので他は第５図および第６図に同じである。
テーパピン１４の代りに板状の楔をスロット１０ｂに打
込んでもよい。
込んでもよい。
以上の様に本発明によれば電磁ポンプの内側継鉄は円筒
状の鉄心支えに放射状に設けた軸方向の２溝に積層した
鉄心を収納し、溝の中間に軸方向に延在するスリットを
設けてこのスリットの軸方向に間隔をあけて設けた溝に
楔を挿入して鉄心の側面を押圧し外形を円筒状に構成し
たので、組立が容易で鉄心位置も正確であり鉄心を確実
に締付けることかでき、磁束分布は一様になりさらに積
層鉄心をあらかじめブロック状に接着剤で成形する必要
がない。
状の鉄心支えに放射状に設けた軸方向の２溝に積層した
鉄心を収納し、溝の中間に軸方向に延在するスリットを
設けてこのスリットの軸方向に間隔をあけて設けた溝に
楔を挿入して鉄心の側面を押圧し外形を円筒状に構成し
たので、組立が容易で鉄心位置も正確であり鉄心を確実
に締付けることかでき、磁束分布は一様になりさらに積
層鉄心をあらかじめブロック状に接着剤で成形する必要
がない。
鉄心支えのブロック部にはスリットを設けたのでうず電
流損失を少なくすることができるなどのすぐれた効果が
ある。
流損失を少なくすることができるなどのすぐれた効果が
ある。
第１図は従来の電磁ポンプの一例を示す縦断面図、第２
図は第１図のＡ−Ａ線に沿う縦断面図、第３図および第
４図はそれぞれ従来の電磁ポンプの要部を示す縦断面図
、第５図は本発明の電磁ポンプの要部の一実施例を示す
斜視図、第６図は第５図のＢ−Ｂ線に沿う縦断面図、第
７図は他の実施例を示す縦断面図、第８図は第７図の側
面図である。 １・・・・・・外側管、２・・・・・・内側管、３・・
・・・環状流路、７４・・・・・・固定子鉄心、５・・
・・・・固定子巻線、７・・・・・・内側継鉄、８，８
ｂ・・・・・・鋼板、１０・・・・・・鉄心支え、１１
・・・・・・くさび、１０ａ・・・・・・溝、１０ｂ・
・・・・・スリット、１０ｄ・・・・・・溝。
図は第１図のＡ−Ａ線に沿う縦断面図、第３図および第
４図はそれぞれ従来の電磁ポンプの要部を示す縦断面図
、第５図は本発明の電磁ポンプの要部の一実施例を示す
斜視図、第６図は第５図のＢ−Ｂ線に沿う縦断面図、第
７図は他の実施例を示す縦断面図、第８図は第７図の側
面図である。 １・・・・・・外側管、２・・・・・・内側管、３・・
・・・環状流路、７４・・・・・・固定子鉄心、５・・
・・・・固定子巻線、７・・・・・・内側継鉄、８，８
ｂ・・・・・・鋼板、１０・・・・・・鉄心支え、１１
・・・・・・くさび、１０ａ・・・・・・溝、１０ｂ・
・・・・・スリット、１０ｄ・・・・・・溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 軸方向に移動磁界を発生する固定子と、この固定子
の内側に環状流路を形成するダクトと、このダクトの内
側に設けた内側継鉄とからなり、前記内側継鉄は磁性体
の鉄心支えに放射状に設けた軸方向の溝に積層した鉄心
を収納し、前記溝の中間に軸方向に延在するスリットを
設けてこのスリットの軸方向に間隔をあけて設けた溝に
楔を挿入して前記鉄心の側面を押圧し外形を円筒状に構
成したことを特徴とする電磁ポンプ。 ２ 楔をテーパピンにしたことを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の電磁ポンプ。 ３ 楔を板状にしたことを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載の電磁ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3520677A JPS58265B2 (ja) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | 電磁ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3520677A JPS58265B2 (ja) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | 電磁ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53121204A JPS53121204A (en) | 1978-10-23 |
| JPS58265B2 true JPS58265B2 (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=12435370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3520677A Expired JPS58265B2 (ja) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | 電磁ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58265B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61282765A (ja) * | 1985-06-05 | 1986-12-12 | 木村化工機株式会社 | 高圧縮ヒ−トポンプ熱回収方法及び装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114640236B (zh) * | 2022-05-09 | 2022-08-23 | 浙江大学 | 电磁泵 |
-
1977
- 1977-03-31 JP JP3520677A patent/JPS58265B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61282765A (ja) * | 1985-06-05 | 1986-12-12 | 木村化工機株式会社 | 高圧縮ヒ−トポンプ熱回収方法及び装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53121204A (en) | 1978-10-23 |
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