JPS61282765A - 高圧縮ヒ−トポンプ熱回収方法及び装置 - Google Patents

高圧縮ヒ−トポンプ熱回収方法及び装置

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JPS61282765A
JPS61282765A JP12056085A JP12056085A JPS61282765A JP S61282765 A JPS61282765 A JP S61282765A JP 12056085 A JP12056085 A JP 12056085A JP 12056085 A JP12056085 A JP 12056085A JP S61282765 A JPS61282765 A JP S61282765A
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JP
Japan
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water
compressor
intercooler
heat
steam
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JP12056085A
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English (en)
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熊谷 孝雄
忠昭 田尻
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Kimura Chemical Plants Co Ltd
Original Assignee
Kimura Chemical Plants Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は例えば各種の蒸発装置やエチレン製造装置など
の蒸留塔間における熱エネルギーの利用に関し、詳しく
は蒸留塔々頂ベーパを低温側熱源とし、水蒸発器によっ
て水蒸気の保有熱に置換し、圧縮機によって吸引昇圧し
て、水を作動媒体とするヒートポンプサイクルを形成し
、0塔あるいは他塔の加熱源として熱回収を計る技術に
関する。
従来の技術 従来から蒸留塔々頂ベーパの熱回収方法として、塔頂ベ
ーパを水蒸発器の加熱源きして利用し、水の保有熱に置
換することによって、水蒸気として回収し、機械式圧縮
機で吸引、昇圧し、昇温蒸気を加熱源として有効利用す
るいわゆる圧縮式ヒートポンプが各種産業分野で採用さ
れている。水を作動媒体とする圧縮式ヒートポンプにお
いては、圧縮機として単段のターボ圧縮機が多用され、
作動媒体としての水の特性上、水の蒸発温度が60〜7
0℃以上の比較的高い温度で使用されている。
発明が解決しようとする問題点 現在使用されているヒートポンプ用の単段ターボ圧縮機
としては、断熱ヘッドの最高値は11,000〜13.
000kg−m/kg程度であり、水蒸気ノ圧縮温度差
として17〜20℃となる。ヒートポンプシステムでの
水蒸発器及び加熱器の熱交換に必要な温度差を差し引く
と、実質的な昇温幅は7〜10℃程度となって、蒸留塔
々頂ベーパの熱回収を考える場合その用途が限定される
。そこで昇温幅を増大するため単段のターボ圧縮機を2
段直列に接続する方法が考えられている。この場合第1
図のように第1圧縮機の出口側にインタークーラを設置
し、常温の冷却水で直接昇圧蒸気中にスプレーし、減温
することにより、過熱蒸気から熱の回収を行うとともに
、第1圧縮機の軸動力の低減をはかる方法が一般に採用
されている。しかしながら、常温の冷却水による減温は
飽和温度までの顕熱がそのまま熱ロスとなり、昇温蒸気
と噴霧水の接触時間が延長され、かつ残留ミスト粒径が
大きくなり減温操作が円滑に行われず、ドレンアタック
によるインペラーのエロジョンが起きる。また単段のタ
ーボ圧縮機を2段直列に接続すると、圧縮機の機械的損
失が倍増することに加えてインタークーラが大形になる
という問題もあり、設備費が増大する割には熱回収の利
点が大きくないという欠点があった。
問題点を解決するための手段 そこで本発明では上記問題点を解決することを目的とし
、圧縮機として増速機を共用する2段ターボ圧縮機を使
用することによって機械的損失を低減し、軸動力を減少
させるとともに、第1圧縮機出口と第2圧縮機人口の間
に設けるインタークーラの冷却水に常温の水を使用する
ことに代えて、系内で得られる熱保有水を使用すること
によって熱回収の効率化をはかり、経済性の高い圧縮式
ヒートポンプを提供しようとするものである。
そこで、インタークーラーを直接式インタークーラとし
たものでは、第2圧縮機の昇温蒸気を用いたりボイラー
の凝縮水を昇圧し、この熱水を第1圧縮機からインター
クーラーに導入される加熱蒸気の減温用に温度調整して
、インタークーラー内に直接噴霧し、蒸発、冷却させる
ようにし、また、間接式インタークーラとしたものでは
、水蒸発器の循環水を冷却水としてこのインタークーラ
に送り、昇温した冷却水を水蒸発器に戻すことによって
効率の高い減温操作を行うことも可能としたものであり
、両方式ともインタークーラに系内から得られる熱保有
の水を使用し、熱回収だけでなくその収支にも改善を加
えるようにしたものである。
実施例 以下本発明の実施例をフロー図によって詳細に説明する
本実施例はエチレン製造装置のベンゼン及びトルエンの
精製蒸留塔間の熱回収に2段ターボ圧縮式ヒートポンプ
装置を適用したものであって、第2図は同装置に直接熱
交換式のインタークーラを、第3図は同じく間接熱交換
式のインタークーラを採用した場合のヒートポンプの要
部を示している。
第1図において、Aはトルエン塔、Bはベンゼン塔であ
り、それぞれリボイラーAt 、B+ を有し、ベンゼ
ン塔Bはさらに補助のりボイラーB2を有して図に示す
ように配管により接続されてエチレン製造装置の一部を
構成している。
両塔A、Bの中間にはトルエン塔Aの塔頂A2からベン
ゼン塔BのリボイラーB、にかけて、順に水蒸発器10
、過熱器20.2段ターボ圧縮機30、減温器40が配
置され配管により接続されており、水を作動媒体とした
圧縮式ヒートポンプを形成している。ここで水蒸発器1
0は液膜流下式熱交換器を使用したものであってシェル
11とチューブ12とを含み、シェル11側上部を塔A
の塔頂A2 とベーパ管TVによって接続しており、そ
の底部13から頂部14には循環ポンプ15を有する循
環管路16を設けである。17はチューブ12下方の液
室で循環水と蒸発蒸気が分離される。シェル11の下部
は留出液槽18および留出液ポンプ19とコンデンセー
ト管路TCで接続されている。TRはΔ塔の塔頂Δ2へ
の還流液配管である。
次に過熱器20は、第2図に示すように、その入口21
が前記液室17とライン■1  によって接続され、出
口22はライン■2 によって後段の2段ターボ圧縮機
30に接続されており、人口21側にはミストセパレー
タ23を前置または内蔵し、補集ミストを液室17に戻
すためのドレン配管24を設けている。出口側過熱部に
は熱交換器が設置され、その加熱用蒸気の入口は蒸気管
25と接続し、出口側はドレン配管26と接続してある
ターボ圧縮機30は第1及び第2圧縮機T1、第2 を
共軸に2段に組合わせ、それらの増速機SUを共用させ
たものであって、第1圧縮機T1、第2圧縮機T2 の
それぞれの人口、出口を31.32;33.34として
ある。第2圧縮機T2の出口34側はライン■3 によ
って減温器40を経てB塔のりボイラーB1  に接続
されている。ライン■3 の一部は減温器40の入口で
分岐され前記蒸気管25となっている。
ライン■3からリボイラーB1 に送られる蒸気はその
加熱源となり、その凝縮水は管路C1を通す、圧力差に
よってリボイラー31 から水蒸発器10の下部に戻さ
れる。管路C3は過熱器20からのドレン管26を合流
させ、水蒸発器10の手前で膨張弁C■を介在させてヒ
ートポンプサイクルを形成するとともに、その一部は管
路41として分岐され、昇圧ポンプ42を介して減温器
40に接続されている。
次に、本発明では2段ターボ圧縮機30の第1圧縮機T
1  と第2圧縮機T2 の中間にインタークーラを配
置している。即ち、第2図において、インタークーラ5
0は直接熱交換式のものであって、その人口側51をラ
イン■4  によって第1圧縮機T、の出口32と接続
し、出口側52をライン■5によって第2圧縮機T2の
入口33と接続してある。またインタークーラ50の入
口側には噴霧ノズル53が設けられ、前記分岐管 41
からの凝縮水CI の1部C2が2重管式熱交換器54
を通って減温水として送り込まれており、第1圧縮機T
、からの蒸気■、は出口側に内蔵されたミスト・セパレ
ータ55を経て第2圧縮機T2の入口33に吸引■5 
 される。ミスト・セパレータ55からのドレン56は
水蒸発器10の液室 17に戻されている。なお2重管
式交換器54には水蒸発器10の循環水の一部または通
常の冷却水が通水され、出口水はドレン57として液室
 17に戻されている。
次に、本発明の第2の態様ではインタークーラを間接熱
交換式のものとしている。即ち、第3図において、イン
タークーラ60を間接式熱交換器として形成し、第1圧
縮機T、  と第2圧縮機T2の中間に配置している。
このインタークーラ60の入口側61はライン■、によ
って第1圧縮機T1 の出口32と接続し、出口側62
をライン■5 によって第2圧縮機T2の人口33と接
続している点は前例と同様である。このインタークーラ
の熱交換器63は蒸気出口側のシェル64に水蒸発器1
0の循環管路16からの分岐管65を接続し、蒸気人口
側のシェル66からは水蒸発器10の液室17にドレン
管67が接続されて、循環ポンプ15の駆動によって循
環されている循環水の一部を供給している。そしてトル
エン塔へから水蒸発器10までとベンゼン塔Bのリボイ
ラーB1 以後の構成は前例と全く同様であり、水蒸発
器10からリボイラーB、までの圧縮式ヒートポンプ回
路も、インタークーラとそれに伴う一部の管路を除いて
同様である。
上記両実施例においては、水蒸発器10としては液膜流
下式熱交換器を採用したが、サーモサイフオン型、液膜
上昇式等信の型式の蒸発器も使用できる。
また過熱器20における過熱はラインv3 の蒸気の一
部を使用した間接熱交換器によって行っているが、ライ
ンv1 の蒸気管に別途の過熱用蒸気を直接投入し、混
合することによっても発生蒸気■1 を過熱することが
可能である。
さらにリボイラーB1  にも液膜流下式熱交換器を採
用したが、水蒸発器10と同様にサーモサイフオン型等
の他の型式の熱交換器を採用することができる。
遺浬 上記実施例に示される装置の運転について説明し、本発
明の作用についてのべる。ただし、フローシートに示す
機器、管路の参照符号はそのまま通過する流体を示すこ
とがある。
第1図においてトルエン塔Aの塔頂A2 からの塔頂ベ
ーパTVは水蒸発器10のシェル11に導入され、チュ
ーブ12を流下する循環水と熱交換して作動媒体として
の水の加熱源となり、シェルll側下部での凝縮したト
ルエンベーパのコンデンセー)TCは留出液槽18に流
入したのち、ポンプ19で送り出され、その一部のコン
デンセートが還流液TRとしてA塔の頂部に戻されると
ともに残部が留出液TCとして抜き出される。
水蒸発器10は液膜流下式の熱交換器であって、トルエ
ンベーパの持つ熱エネルギーを水の蒸発によって水蒸気
に置き換える。すなわち、熱エネルギーはシェル11側
からチューブ12に置換され、管路16の循環水は蒸発
して下部液室17に噴出し、ここで蒸発蒸気と循環水が
分離される。以下第2図において蒸気■1 は例えば1
09℃で過熱器20に送られ、まずミストセパレータ2
3において同伴するミストが除去されたのち、過熱器2
0において蒸気管25から加熱され、5〜10℃の過熱
蒸気■2 として2段ターボ圧縮機30に吸引される。
蒸気■2 は2段ターボ圧縮機30で第1、第2圧縮機
T、 、T2 の順に昇圧昇温され、蒸気■3を得てい
る。本発明では第1圧縮機T、の出口32と第2圧縮機
T2 の入口33の中間にインタークーラ50を設けて
それぞれライン■4、■5で接続しており、インターク
ーラ50には150℃の凝縮水C1の1部C2は水蒸発
器10の循環水の一部が管路16から分岐して供給され
る2重管式熱交換器54を通過したのち、第1圧縮機T
の出口32における圧力に相当する飽和温度まで冷却さ
れる。この、冷却された凝縮水C2は減温水として噴霧
53されて、蒸気■4 を飽和温度近くまで減温し、■
4 はミストセパレータ55を経て■5 として第2圧
縮機T2の入口に吸引される。
こうして、インタークーラ50において5〜10℃の過
熱蒸気の状態まで減温された蒸気が第2圧縮機T2 に
吸引される。
第2圧縮機T2で50〜70℃だけ昇温、過熱された蒸
気V3は減温器40で飽和温度(150℃)近くまで減
温され、ベンゼン塔BのリボイラーB、  の加熱源と
して使用されペンセン塔Bが必要さするりボイラー熱量
の大部分をまかなうことになる。
リボイラーB、からの凝縮水C1は過熱器20からのド
レン26を加え・て膨張弁Cvにおいてフラッシュ蒸発
され、フラッシュベーパを含有した状態で液室17に戻
され、ヒートポンプサイクルを形成し、熱回収を行って
いる。
直接式インタークーラ50を採用した本実施例では第1
圧縮機T1 の出口32の蒸気流量は3150kg/h
r、圧力は1.5kg/cofG(水の飽和温度127
℃、飽和蒸気エンタルピー648.7Kcal/kg)
、蒸気のエンタルピーは682.5Kcal / kg
であり、上記飽和温度(127℃)まで冷却された凝縮
水C2により減温されてインタークーラ50の出口52
では137℃の過熱蒸気となる。インタークーラ50に
入った減温水53は既に沸点になっているため直ちに蒸
発を開始し、第1圧縮機T、の出口32の蒸気■4 は
短時間で減温される。このときの減温水の蒸発量は17
5kg/hrであり、第1圧縮機T1 での断熱圧縮損
失が蒸気として回収される。ここで従来例のように減温
水として常温冷却水を使用する場合、冷却水が127℃
の沸点まで上昇するのに必要な熱量は減温水蒸発蒸気量
の63kg/hrに相当する。即ち回収蒸気は112k
g/hrとなり、沸点で供給するよりも回収蒸気量が減
少し、減温操作の効率が低い。
次に間接式インタークーラ60を採用した本発明の他の
実施例では、第1圧縮機T、の出口32を出た過熱蒸気
■4 はインタークーラ60内で熱交換して冷却される
。この冷却水は水蒸発器10の循環水16を使用するも
ので、蒸気■、と間接熱交換して昇温されるが、水蒸発
器10の水温以上となっているため管路67から液室1
7に導かれたときにそこでフラッシュ蒸発し、第1圧縮
機T1  の断熱圧縮損失がフラッシュ蒸気という形で
回収される。
発明の効果 本発明は上記のようにヒートポンプが構成されているか
ら、作用の説明のような効率的熱回収が行われる。即ち
、直接式インタークーラを採用して、ここに第2圧縮機
の出口の昇温蒸気の凝縮水を利用することにより、従来
例のような冷却水を用いるものと対比して格段の熱回収
効率が得られている。
また、インタークーラにおける冷却によって減温操作の
効率が悪いと、インタークーラに内蔵のミストセパレー
タではミストを十分に分離できず、残存する粒径の大き
なミストによって、高速回転する圧縮機のインペラーへ
のドレンアタックによるエロージョンの発生の問題が避
けられないが、常温の冷却水に代えて第2圧縮機の出口
蒸気の凝縮水を利用する本発明では圧縮機の保全条件を
有利に改善する。この効果は間接式インタークーラを採
用する場合に一層顕著であり、インタークーうを出て圧
縮機に吸引される蒸気は全くミストを含有しないため、
ドレンアタックによるインペラーのエロージョンの問題
は完全に解消されている。
また第1段圧縮機の断熱圧縮損失が、その入口側での蒸
気の増大という形で効率よく回収され、後段装置の加熱
源として消費される。なお、第1圧縮機の軸動力はフラ
ッシュ蒸気に相当する分だけ増加するが、それ以上に断
熱圧縮損失の効果的な回収による加熱蒸気増大がはから
れているから、この利得の方が大きい。
さらに、増速機を共用すると、2段圧縮機の機械損失は
単段の圧縮機を2段直列に使用するときに比較して約2
5%低減する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の高圧縮ヒートポンプ熱回収方法とそれを
使用する装置を示すフローシートであって、第1図はプ
ラントに組込まれた装置の全体を示す概略の説明図、第
2図は第1図の破線内のヒートポンプに直接式インター
クーラを採用した要部の詳細図、第3図は間接式インタ
ークーラを採用した同様の詳細図である。 10・・・・・・水蒸発器  15・・・・・・循環ポ
ンプ16・・・・・・循環管路  20・・・・・・過
熱器30・・・・・・2段ターボ圧縮機 T、・・・・
・・第1圧縮機T2・・・・・・第2圧縮機  40・
・・・・・減温器■1〜■5・・・・・・蒸気ライン C5〜C2・・・・・・凝縮水管路 A・・・・・・トルエン蒸留塔  B・・・・・・ベン
ゼン蒸留塔At  、B+  ・・・・・・リボイラー
31.33・・・・・・各圧縮機入口 32.34・・・・・・各圧縮機出口 50・・・・・・インタークーラ、直接式熱交換器60
・・・・・・インタークーラ、間接式熱交換器51〜5
6・・・・・・インタークーラの各部61〜67・・・
・・・インタークーラの各部SU・・・・・・増速機

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蒸発缶または蒸留塔々頂のベーパを低温側熱源と
    して水蒸発器に導入し、発生した水蒸気を2段ターボ圧
    縮機で吸引、昇圧し、昇温蒸気を加熱器の熱源として熱
    回収を計り、その蒸気の凝縮水を膨張弁を介して水蒸発
    器にリサイクルさせるとともに、上記圧縮機の第1段出
    口と第2段入口の間にインタークーラを設けて、第2段
    入口に吸引される蒸気を減温させるようにした、水を作
    動媒体とする圧縮式ヒートポンプを用いる熱回収方法に
    おいて、上記インタークーラには系内で得られる温水を
    供給し、第1圧縮機の出口圧力における飽和温度近くま
    で冷却することを特徴とする高圧縮ヒートポンプによる
    熱回収方法。
  2. (2)インタークーラは直接式熱交換器であって、第2
    圧縮機の出口蒸気を加熱器に使用した後の凝縮水の一部
    を第1圧縮機の出口圧力における飽和温度に冷却・調節
    したのちに減温水として噴霧させ、昇温蒸気を減温する
    特許請求の範囲第1項に記載の熱回収方法。
  3. (3)インタークーラは間接式熱交換器であって、水蒸
    発器の循環水の一部を使用して、熱交換によって昇温蒸
    気を減温する特許請求の範囲第1項に記載の熱回収方法
  4. (4)低温側熱源に接続される水蒸発器と、これに接続
    される2段ターボ圧縮機と、その昇温蒸気が導かれる加
    熱器とを含み、加熱器から膨張弁を介して水蒸発器に至
    る凝縮水のリサイクル回路を設けるとともに、上記2段
    圧縮機の第1段出口と第2段入口の間にインタークーラ
    を設けた、水を作動媒体とするヒートポンプ装置におい
    て、上記インタークーラには系内の温水管路が接続され
    ていることを特徴とする高圧縮ヒートポンプによる熱回
    収装置。
  5. (5)インタークーラは直接式熱交換器であって、後段
    の凝縮水を冷却・調節する熱交換器を付属し、噴霧装置
    とミストセパレータを内蔵して、前記凝縮水のリサイク
    ル回路の分岐管と水蒸発器とに接続してある特許請求の
    範囲第4項に記載の熱回収装置。
  6. (6)インタークーラに付属する熱交換器はさらに水蒸
    発器の循環管路および水蒸発器の液室と接続してある特
    許請求の範囲第5項に記載の熱回収装置。
  7. (7)インタークーラは間接式熱交換器であって水蒸発
    器の循環管路および水蒸発器の液室と接続してある特許
    請求の範囲第4項に記載の熱回収装置。
  8. (8)2段ターボ圧縮機は2つの圧縮機を共軸に連結す
    るとともに、それらの増速機を共用としてある特許請求
    の範囲第4項に記載の熱回収装置。
JP12056085A 1985-06-05 1985-06-05 高圧縮ヒ−トポンプ熱回収方法及び装置 Pending JPS61282765A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007010243A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Hitachi Ltd ヒートポンプ装置及びヒートポンプの運転方法

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JPS5139860B2 (ja) * 1973-04-23 1976-10-30
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