JPS5826524B2 - 商品棚卸作業車 - Google Patents

商品棚卸作業車

Info

Publication number
JPS5826524B2
JPS5826524B2 JP52157418A JP15741877A JPS5826524B2 JP S5826524 B2 JPS5826524 B2 JP S5826524B2 JP 52157418 A JP52157418 A JP 52157418A JP 15741877 A JP15741877 A JP 15741877A JP S5826524 B2 JPS5826524 B2 JP S5826524B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
counting
weighing
products
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52157418A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5491270A (en
Inventor
勧 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP52157418A priority Critical patent/JPS5826524B2/ja
Publication of JPS5491270A publication Critical patent/JPS5491270A/ja
Publication of JPS5826524B2 publication Critical patent/JPS5826524B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は商品棚卸作業車(以下、「作業車」という。
)に係り、ことに棚卸作業の大幅な能率化を図りうる作
業車に関する。
スーパーマーケット、百貨店等の商品小売販売店におい
ては、商品の補充、在庫の調整などの商品管理や各売場
への人員の配置等を効率良〈実施するために、販売情報
を迅速に把握する必要があるが、この販売情報は毎日の
売上や入荷情報を集めるだけでは十分ではなく、在庫商
品の確認すなわち棚卸が必要とされる。
陳列商品を含む在庫商品の全体の個数、数量を確認する
この棚卸作業は多大の時間と人員とを要するものであり
、それ故、一般の工場や事業場などでは一生に一度、ま
たは期末決算時におこなうのが普通である。
しかし、日用生活必需品を取扱うスーパーマーケット等
の大規模小売店においては、通常、在庫する商品が50
00〜5ooo品種(小規模店でも2000〜4000
品種)であるにもかかわらず、これらの商品は流通速度
が早く、在庫数量の変化が激しいので、商品の棚卸を少
なくとも毎月1回おこなう必要がある。
したがってこのように頻繁におこなわれる棚卸作業を正
確かつ効率良〈実施することは店舗運営上多大の負担で
あり、かつきわめて重要な問題となっている。
ところでスーパーマーケット等における従来の棚卸作業
は、棚に陳列されている商品を作業員が1個づつ計数し
、その商品の品番、個数、単価を確認して所定の帳簿に
記入する方法をおこなっているが、普通には別々に2人
の作業員が別の方向から同一陳列棚の棚卸をおこなう等
、いわゆるダブルチェックによっておこなわれている。
そこでも、桁数の多い数字を確認しなげればならないこ
とから(たとえば商品の品番は、−品種ごとに、包装、
重量、寸法の異なるごとに通常5〜10桁の数字が使わ
れている)、これらの商品の品番、個数、単価等の数字
の見誤り、記載の誤りを生じやすい不具合がある。
そしてこれらの誤りは発見することが困難であり、仮に
発見することができたとしても、それまでには多大の時
間と手間を要するものである。
また棚卸作業と同様に商品管理の一環としておこなわれ
る荷受検収作業や商品陳列作業も、通常、作業員が商品
を1個づつ確認しながらおこなうので、多大の手間がか
かる不具合がある。
ことに商品陳列作業は、あとでおこなわれる棚卸作業時
に能率良く棚卸ができるように配慮する意味からも、商
品を各列、および各段ごとに秩序正しく配夕1ル、積上
げなげればならず、きわめて手間のかかる不具合がある
本発明は上記した従来技術における不具合に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、棚卸に供される
商品の個数、品番、単価の見誤り、帳簿の記入の誤りを
生ずることなく、棚卸作業の迅速化、省力化を実現する
ことができ、同時に荷受検収作業や商品陳列作業の能率
化も図ることができる作業車を提供することにある。
この目的を達成するために本発明は、棚卸に供される商
品の単位重量および総重量を計量し、その総重量を該商
品の単位重量で除することによりこの商品の個数を自動
的に計数する計数手段と、この計数手段に電気的に接続
され、この計数手段によって計数された上記商品の単位
重量および個数を表示する第1の表示手段と、あらかじ
め定められている上記商品の品番および単価を、または
該商品の個数をも電気的に指示するようになっている指
示手段と、この指示手段に電気的に接続され、この指示
手段によって指示された上記商品の品番と単価を、また
は該商品の個数をも表示する第2の表示手段と、上記計
数手段および指示手段に接続され、上記商品の単位重量
、個数、品番、および単価を磁気的に記録する記録手段
と、上記計数手段および指示手段に電気的に接続され、
上記商品の個数、品番、および単価を、または該商品の
単位重量をも所定の用紙に印字する印字手段とを内蔵し
、筐体状に設けた計量計数装置と、この計量計数装置を
搭載する搭載部を具有し、この計量計数装置を搭載した
状態で移動自在に設けた車体とから戒ることを特徴とし
ている。
以下、本発明の作業車を図に基づいて詳述する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図に示した本発明の作業車を構成する計量計数装置を示
す斜視図、第3図は第2図に示した計量計数装置を構成
する各機構の電気的接続関係を示すブロック図である。
なおこれらの図において同一の部材は同じ符号で示しで
ある。
第1図に示すように本発明の作業車は、棚卸に供される
商品の単位重量、個数を計数し、該商品の品番、単価を
指示し、これらの単位重量、個数、品番、単価を表示し
、記録し、印字する機能を備えた計量計数装置7と、こ
の計量計数装置7を搭載し、移動自在になされた車体1
とから成っている。
はじめに車体1の構成を、次に計量計数装置7の構成を
説明する。
第1図に示すように車体1は、後述する計量計数装置7
を搭載する上部搭載部1a、および計量計数装置7に所
定の電力を供給する電源箱8を搭載する下部搭載部2を
具備する本体と、下部搭載部2の下方部分に設けた回転
自在な車輪13と、上部搭載部1aから張出して設けた
、すなわち本体の側方に設けたハンドル3と、車輪13
を制動する制動機構とから成っている。
制動機構は、ハンドル3に取けげたブレーキ把手4と、
図示しないが車輪13と接触可能に設けた制動具と、ブ
レーキ把手4の端部と制動具とを締結するブレーキ索と
からなっている。
なお5はブレーキ把手4の先端部を掛止めする止め具で
ある。
そしてブレーキ把手4の先端部が止め具5に係止されて
いるときは、ブレーキ把手4の端部近傍を支点としてブ
レーキ索が牽引され、ブレーキ索に締結しである制動具
が車輪13に接触して車輪130回転動作が規制される
またブレーキ把手4の先端部が止め具5からはずされる
と、ブレーキ索がゆるみ、制動具が車輪13かも離隔し
て、車体1は移動自在となる。
なお、10は車体10本発の上部搭載部1aに固定され
、計量計数装置7を保持する取付具で、これは取付座金
と、この取付座金に挿通され上方に突出するねじとから
なっている。
この取付具10は計量計数装置7を第1図に示す状態に
保持するとともに、この状態と直交する状態に置き換え
ることができるように適宜の寸法間隔をもって配設しで
ある。
また6は棚卸に供される商品、6aはこの商品6を収容
する容器である。
この容器6aは計量計数装置7とは別体に、すなわち持
ち運び自在に設けである。
そして9は電源箱8に具備された所定の端子と計量計数
装置7に具備される後述の電源切換スイッチ11とを接
続する導線である。
次に第2図、および第3図に基づいて計量計数装置7を
説明する。
この計量計数装置7は第2図に示すように筐体状に設け
である。
この第2図において17は棚卸に供される商品の単位重
量を計測する小重量計、18は棚卸に供される商品の総
重量を計測する大重量計である。
これらの重量計17.18は計測した重量を電気信号に
変換する公知のA/D変換素子を具有するもので、変換
された電気信号は第3図に示すように、記憶回路と演算
回路とを具備するマイクロプロセサユニット(以下、r
MPUJという)50に送られるようになっている。
このMPU50においては小重量計17に載置された1
個の商品の重量、すなわち単位重量を記憶し、大重量計
18に載置された該商品の総重量を上記単位重量で除し
、大重量計18に載置された商品の個数を自動的に算出
する動作がおこなわれる。
上記した小重量計17、大重量計18、MPU50は棚
卸に供される商品の個数を計数する計数手段を構成する
26は第1の表示手段すなわち数値表示装置で、これは
第3図に示すようにMPU50と導線によって接続され
ており、MPU50から発せられた商品の個数に相応す
る電気信号、および単位重量に相応する電気信号を受け
、これらを数値として表示するようになっている。
28は「0」〜r9Jまでの数字をそれぞれ表示した1
0個の押ボタン、およびこの押ボタンの訂正動作をおこ
なうクリヤボタンを具有するテン・キーである。
このテン・キー28は、棚卸に供される商品の品番およ
び単価の指示動作が、または該商品の個数の指示動作が
電気信号に変換されるようになっている。
31は接続端子で、これには商品に記入または貼付した
札に形成させた文字または記号の表面を走査させること
により、文字または記号すなわちこの場合には品番と単
価を読み取り、電気信号を発するようになっているライ
トペンが着脱自在に接続される。
これらのテン・キー28またはライトペンは棚卸に供さ
れる商品の品番と単価を電気的に指示する指示手段を構
成している。
29は第2の表示手段すなわち数値表示装置で、第3図
に示すようにテン・キー28と、ライトペンが接続され
る接続端子31とに導線によって接続されており、テン
・キー28から発せられた商品の品番と単価に相応する
それぞれの電気信号、またはこれらの信号と該商品の個
数に相応する電気信号を受け、これらの品番と単価を、
あるいは個数をも表示し、またライトペンによって読み
取られた商品の品番、単価に相応する電気信号を受け、
これらの品番、単価を数値として表示するようになって
いる。
27は棚卸に供される商品の単位重量、個数、品番、お
よび単価を磁気的に記録する記録手段すなわち磁気記録
装置で、磁気テープを収納したカセットが着脱自在とな
るように構成しである。
この磁気記録装置27は第3図に示すように、MPU5
0と、テン・キー28と、ライトペンが接続される端子
31とに導線によって接続され、MPU50によって発
せられた商品の単位重量および個数のそれぞれに相応す
る電気信号を受けるとともに、テン・キー28によって
発せられ、またはライトペンによって読み取られた商品
の品番および単価のそれぞれに相応する電気信号を受け
、これらを磁気テープに記録するようになっている。
32は棚卸に供される商品の単位重量、個数、品番およ
び単価を印字する印字手段すなわちプリンターで、MP
U50と、テン・キー28と、ライトペンが接続される
端子31とに導線によって接続され、MPU50によっ
て発せられた商品の単位重量および個数のそれぞれに相
応する電気信号を受けるとともに、テン・キー28によ
って発せられ、またはライトペンによって読み取られた
商品の品番および単価のそれぞれに相応する電気信号を
受け、これらの信号に基づいて所定の用紙に、単位重量
、個数、品番および単価を印字するようになっている。
なお、第1図に示す符号12は外部電源に接続された端
子が嵌挿される接続端子で、これは電源切換スイッチ1
1に接続しである。
また電源箱8は蓄電池と充電用交直整流装置と、スイッ
チとを内蔵しており、導線9を介してこの電源切換スイ
ッチ11に接続しである。
したがってこの電源切換スイッチ11を適宜動作させる
ことにより、電源箱8による電力または外部電力のどち
らか一方の電力が計量計数装置7に供給される。
また第2図において15は電源切換スイッチ11に接続
したオン・オフ方式の電源スィッチで、これをオンにす
ることにより入力されるようになっている。
16は電源スィッチ15に接続した入力表示灯で電源ス
ィッチ15をオンにすることにより点灯して入力を表示
し、オフにすることにより消灯するようになっている。
21は小重量計作動スイッチで、これは電源スィッチ1
5と小重量計17を構成する回路との間に組込まれてお
り、このスイッチ21が押されると小重量計17が作動
するようになっている。
22は大重量計作動スイッチで、これは電源スィッチ1
5と大重量計18を構成する回路との間に組込まれてお
り、このスイッチ22が押されると大重量計18が作動
するようになっている。
24.25は風袋引ボタンで、ボタン24は小重量計1
7を構成する回路に組込まれており、このボタン24を
押すと、小重量計17に載置された商品の風袋重量が自
動的に差し引かれ、いわゆる零点調整がおこなわれるよ
うになっている。
またボタン25は大重量計18を構成する回路に組込ま
れており、このボタン25を押すと、大重量計18に載
置された商品の風袋の総重量が自動的に差し引かれ、上
記同様零点調整がおこなわれるようになっている。
19は5C8(5elf Counting Sy
stem)ボタンで、これは小重量計17とMPU50
とによって構成される回路に組込まれており、商品の1
単位を小重量計17に載置した状態でこのボタン19を
押すと、小重量計17からMPU50に該商品の単位重
量に相応する電気信号が発せられるようになっている。
20はボタン19に接続した表示灯で、ボタン19を押
すと点灯するようになっている。
23は記憶ボタンで、これはMPU50に接続されてお
り、SCSボタン19を押した後、この記憶ボタン23
を押すと、上記した商品の単位重量がMPU50に記憶
される。
次いで上記した大重量計作動スイッチ22が押されると
、大重量計18からMPU50に商品の総重量に相応す
る電気信号が発せられ、このMPU50において商品の
総重量をすでに記憶されている単位重量で除する演算が
おこなわれ、この商品の個数が算出される。
そして34はテン・キー28と磁気記録装置27とによ
って構成される回路と、MPU50と磁気記録装置27
とによって構成される回路と、ライトペンが接続される
接続端子31と磁気記録装置27とによって構成される
回路とに組込まれたスイッチで、持ち運び自在な鍵が嵌
入される鍵穴を形成している。
すなわち平常時は上記した三つの回路を閉状態に保持す
るが、上記した鍵をこの鍵穴状のスイッチ34に差込み
、右または左に若干回動させると、上記した三つの回路
は開となり、テン・キー28、MPU50、およびライ
トペンかも磁気記録装置27に電気信号が発せられず、
したがってこの磁気記録装置27の磁気テープには何ら
記録されることがない。
なお30はライトペンが接続される接続端子31に接続
させたオン・オフ方式の作動スイッチで、このスイッチ
30をオンにすることによりライトペンによる商品の品
番、単価の読み取り動作が可能となるようになっている
またオフの状態にあってはライトペンによる読み取り動
作はできないようになっている。
このように構成した作業車を用いて棚卸をおこなう場合
、基本的には次の16通りの方法がある。
■ 電源箱8による電力を使用し、小重量計17と大重
量計18とを用いて棚卸に供される商品の単位重量、個
数を計数するとともに、テン・キー28を用いて該商品
の品番、単価を指示し、これらの単位重量、個数、品番
、単価を磁気記録装置21に記録させ、同時にプリンタ
ー32によって印字させる方法。
■ 「■」の方法において、テン・キー28の代りにラ
イトペンを用い、「■」の方法と同様の操作をおこなう
方法。
■ 電源箱8による電力を使用し、小重量計17と大重
量計18とを用いることなく、テン・キ−18のみを用
いて棚卸に供される商品の個数、品番、単価を指示し、
磁気記録装置27に個数、品番、単価を記録させ、同時
にこれらをプリンター32によって印字させる方法。
■ 電源箱8による電力を使用し、小重量計17と大重
量計18とを用いることなく、ライトペンによって棚卸
に供される商品の品番、単価を指示し、次にテン・キー
28によって該商品の個数を指示し、磁気記録装置27
に個数、品番、単価を記録させ、同時にこれらをプリン
ター32によって印字させる方法。
■ 「■」の方法において、磁気記録装置27に記録さ
せないことを除いてはこの「■」の方法と同様の操作を
おこなう方法。
■ 「■」の方法において、磁気記録装置27に記録さ
せないことを除いてはこの「■」の方法と同様の操作を
おこなう方法。
■ 「■」の方法において、磁気記録装置27に記録さ
せないことを除いてはこの「■」の方法と同様の操作を
おこなう方法。
■ 「■」の方法において、磁気記録装置21に記録さ
せないことを除いてはこの「■」の方法と同様の操作を
おこなう方法。
■ 「■」の方法において、電源箱8による電力の代り
に、一般の外部電力を使用する方法。
[相] 「■」の方法において、電源箱8による電力の
代りに、一般の外部電力を使用する方法。
■ 「■」の方法において、電源箱8による電力の代り
に、一般の外部電力を使用する方法。
0 「■」の方法において、電源箱8による電力の代り
に、一般の外部電力を使用する方法。
0 「■」の方法において、電源箱8による電力の代り
に、一般の外部電力を使用する方法。
0 「■」の方法において、電源箱8による電力の代り
に、一般の外部電力を使用する方法。
[相] 「■」の方法において、電源箱8による電力の
代りに、一般の外部電力を使用する方法。
[相] 「■」の方法において、電源箱8による電力の
代りに、一般の外部電力を使用する方法。
以下、これらの方法について説明する。
「■」の方法は、もつとも標準的な棚卸作業の場合に実
施される。
この方法は、車体1の下部搭載部2に搭載した電源箱8
による電力を使用するもので、作業者はあらかじめ電源
切換スイッチ11を所定位置に調整し、電源スィッチ1
5を入力側にセットしておく。
そして小重量計作動スイッチ21を入れ棚卸に供される
商品6を収容した容器6aから商品1個を取出し、小重
量計17の受皿に載置する(風袋引の必要のある時はス
イッチ24を押して風袋引をしておく)。
次いでSCSボタン19、記憶ボタン23を押し、商品
単位重量がMPU50に記憶されるとともに数値表示装
置26に表示され、磁気記録装置27に記録されプリン
ター32により印字される。
次いで大重量計18の作動スイッチ22を入れ、風袋引
ボタン25を押して風袋引をおこない、商品6を大重量
計18の受皿の上に乗せる。
小重量計17上の商品ももちろん、このとき大重量計1
8上に追加績される。
これによりMPU50において商品6の総重量を単位重
量で除する演算がおこなわれ、商品60個数が算出され
る。
なおMPU50から数値表示装置26、プリンター32
、および磁気記録装置27に瞬時のうちに上記商品60
個数に相応する電気信号が送られ、その個数が数値表示
装置26に表示され、プリンター32によって印字され
、また磁気記録装置27に記録される。
そして作業員はあらかじめ定められた商品60品番、お
よび単価をテン・キー28によって指示する。
これによりテン・キー28から数値表示装置29、プリ
ンター32、および磁気記録装置2γに、品番、単価に
相応する電気信号が送られ、これらの品番、単価が数値
表示装置29に表示され、プリンター32によって印字
され、磁気記録装置21に記録される。
このような一連の操作によって、棚卸に供される商品6
は、その単位重量、個数、品番、単価をプリンター32
によって印字され、磁気記録装置27に記録される。
以下、作業員は他の商品について上記と同様の操作をく
り返す。
そしてこれらの操作終了後、作業員は単位重量、個数、
品番、単価が印字された用紙を取出し、磁気記録装置2
7に収納されているカセットを抜き取る。
これらの用紙、ならびに磁気テープを収容したカセット
は商品情報として活用される。
次に上記した「■」の方法は、接続端子31にライトペ
ンを接続し、このライトペンをテン・キー28の代りに
指示装置として使用するものである。
この場合、作業員は作動スイッチ30をオン側にセット
し、商品6に貼付した札の表面をこのライトペンで走査
し、品番と単価を指示すればよ鴇この指示動作によって
品番と単価に相応するそれぞれの電気信号が、数値表示
装置29、プリンター32、磁気記録装置27に送られ
、これらの品番と単価が数値表示装置29で表示され、
プリンター32によって印字され、磁気記録装置27に
記録される。
その他の手順ならびに操作は上記した「■」の方法と同
様である。
このようにしても上記の「■」の方法と同様の商品情報
が得られる。
また「■」の方法は、棚卸に供される商品が醤油びんな
どのように大型で少数陳列の商品でその個数を容易に把
握できるものの場合に有効な方法であって、この場合に
は小重量計17と大重量計18による計量および商品個
数の計数はおこなわない。
すなわち作業員は小重量計17および大重量計18に商
品を載置することなく、テン・キー28のみ用いて、そ
の商品の個数、品番、単価を指示する。
これらの個数、品番、単価は数値表示装置29によって
表示され、プリンター32によって印字され、磁気記録
装置27に記録される。
このようにしても必要な商品情報が得られる。
そして「■」の方法は、「■」の方法を若干変化させた
もので、「■」の方法と同様に小重量計17と大重量計
18による商品の計量および個数の計数はおこなわず、
接続端子31に接続したライトヘンで商品に記入または
貼付されている札の表面を走査し、テン・キー28で商
品6の個数を指示する。
これによって「■」の方法におけると同様に、商品6の
品番、単価、個数は数値表示装置29によって表示され
、プリンター32によって印字され、磁気記録装置27
に記録される。
さらに「■」、「■」、「■」、「■」の方法は、たと
えば店舗管理者責任者等が一人で棚卸作業をおこなう場
合に有効な方法であって、これらの方法は商品60単位
重量、個数、品番、単価を磁気記録装置27に記録させ
ないようにしたものである。
これらの方法に共通した操作は、鍵穴状のスイッチ34
に上記した店舗管理者責任者等が鍵を差し込み、その鍵
を右または左に回動させることである。
これによって上述したとおりMPU50、テン・キー2
8.およびライトペンから磁気記録装置27に電気信号
が発せられないので、この磁気記録装置27には何ら記
録されない。
その他の操作にそれぞれ上記した「■」、「■」、「■
」、「■」の方法におけるそれぞれの操作と同様である
したがってこの「■」〜「■」の方法においては、店舗
管理責任者等にはプリンター32で印字した用紙だけが
入手される。
この方法は店舗の責任者が再確認または誤りの検出に使
用するもので、不正防止のため特に責任者のみが使用で
きるスイッチ34用の鍵を用いるようにしである。
そして、「■」〜「[相]」の方法は、電源箱8による
電力の代りに、外部電力を使用するようにしたもので、
これらの方法の場合には、接続端子12に外部接続端子
を接続し、電源切換スイッチ11を切換えればよい。
その他の操作は「■」〜「■」の方法におけるそれぞれ
の操作と同様である。
このような「■」〜「[相]」の方法を単独に、あるい
は適宜組合わせることにより、簡単に能率よく棚卸作業
を実施することができる。
このように、本発明の作業車は小重量計17と大重量計
18との2つの電子秤を有しているから、迅速かつ正確
に個数を算出することができる。
すなわち、包装容器の重量を加えた単位重量を計測する
小重量計17と全商品の重量を計測する大重量計18と
を使用し、1回の操作で自動的にかつ迅速に個数が算出
され、プリンター32に印字されまたは磁気記録装置2
7に記録される。
また、計量法第72条(同施行令)により秤の法定許容
誤差が使用公差として秤の最大荷重に応じで規定されて
おり、市場で普通取引に使われる容量の秤の最大公差は
、秤量大荷重が30.20.10.2.1kgのときそ
れぞれ60.45.37.5、■、5.1.5yである
が、たとえば小重量計17として秤量大荷重2kgのも
のを用い、大重量計18として秤量大荷重が20〜30
に9のものを使用すれば、小重量計17の最大公差は1
.5を以内であるから、非常に正確に単位重量を計測す
ることができる。
また、本発明の作業車はテン・キー28またはライトペ
ン(光学的電子読取装置)等の商品番号、単価を指示す
る指示手段を有しているから、作業能率を向上すること
ができる。
すなわち、スーパーマーケット等に陳列されている商品
の品目は、普通の店舗で5000〜8000と膨大な数
に上るので、全ての商品品目に番号を付して事務整理が
なされており、この商品番号をテン・キー28、ライト
ヘン等で入力することにより、商品番号、単価を指示す
れば、商品棚卸作業の能率を大幅に向上することができ
る。
さらに、本発明の作業車は商品番号、単価、単位重量お
よび個数を磁気テープ等に記録する磁気記録装置21を
有しているから、その磁気テープ等を商品棚卸台帳とし
て使用することができるので、手書き台帳が不要であり
、また棚卸作業中における手書き記帳作業を行なう必要
がなく、商品棚卸作業を容易に行なうことができる。
また、商品棚卸作業終了後直ちに磁気記録された内容を
スーパーマーケット等の本部にあるメインコンピュータ
の記録装置に電送することができるので、本部における
商品管理に非常に有利である。
また、本発明の作業車には小重量計17、大重量計18
がそれぞれに風袋引ボタン24.25が設けられている
から、商品棚卸作業の合理化はもちろんのこと、商品の
陳列の合理化、省力化に有効である。
すなわち、商品陳列に適した商品収納容器を規格化し、
5〜10種をあらかじめ多数製作して、商品陳列棚に配
置し、商品陳列用に使用すれば、全商品の重量を計測す
るとき、商品を商品収納容器に収納したまま大重量計1
8に載置し、風袋引ボタン25を押せば、自動的に風袋
引がなされ、全商品の重量を計測することができる。
このため、商品を商品収納容器にばら積して陳列するこ
とができるから、手作業で行なう棚卸を能率よく行なう
ために整理して陳列する必要がなく、陳列の労力と商品
棚卸の労力を多大に節約することができる。
さらに、本発明の作業車には鍵穴状のスイッチ34が設
けられているから、スイッチ34の鍵を店舗責任者が使
用すれば、任意の時期に任意の陳列台の商品の在庫数量
のチェックを行なうことができ、この場合には商品の品
番、個数等が磁気記録装置27に記録されることなく、
プリンター32により印字されるのみであるから、その
日の当該商品の売上情報(pos記録)と照合すること
により、正誤、盗難事故を早期に発見することができ、
さらにそのようなチェックができることは故意の不正防
止に役立つ。
なお第1図においては、作業者1に1台の計量計数装置
7を搭載させた例を示しであるが、1台の作業車に複数
台の計量計数装置Iを搭載し、これらの計量計数装置7
における荷重容量がそれぞれ異なるように構成してもよ
い。
たとえば秤量する商品の単位重量が最大50グで最大秤
量荷重が5kgに制限された計量計数装置と、秤量する
商品の単位重量が最大500S’で最大秤量荷重が10
kgに制限された計量計数装置と、秤量する商品の単位
重量が最大2kgで最大秤量荷重が30kyに制限され
た計量計数装置とを1台の作業車上に搭載する。
このように構成することによって1台の作業車でさらに
広範囲な商品の棚卸作業を実現することができる。
以上述べたように本発明の作業車によれば、棚卸に供さ
れる商品の単位重量、個数、品番、および単価を自動的
に表示し、磁気テープに記録し、印字する機能を備えた
計量計数装置と、この計量計数装置を搭載し、移動自在
に設けた車体とから構成するようにしたことから、次に
列挙するような顕著な効果を奏する。
(1)棚卸に供される商品の個数を自動的に計数し、記
録することができ、従来のように帳簿記入の際に生じて
いた誤記を極力防ぐことができる。
(2)仮に磁気テープに記録された個数、品番、単価の
どれかに誤りが生じていたとしても、別個に設けるよう
にした商品台帳、すなわちマスターファイル(電子計算
機の記憶装置を構成する)と照合させることにより、短
時間のうちに容易に発見することができる。
(3) 不正の防止に有効である。
(4)棚卸に供される商品は、いわゆるバラ積した状態
で個数の計数ができ、したがって商品の陳列作業に際し
、従来のような各段、各列に秩序正しく配置1ル、積み
上げる操作を必ずしも要せず、この商品陳列作業が簡単
になる。
(5)棚卸作業と同様に荷受検収作業においても従来の
ように商品を1個づつ計数し、確認しながら帳簿に記入
する必要がなく、自動的に記録がおこなわれるので、こ
の作業の能率が著しく向上する。
(6)棚卸作業を能率良く、かつほとんど誤りを生ずる
ことなくおこなうことができるので、店舗管理責任者は
常に正確な商品情報を把握することができ、効率的な店
舗運営が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の商品棚卸作業車の一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図に示した本発明の商品棚卸作業車を
構成する計量計数装置を示す斜視図、第3図は第2図に
示した計量計数装置を構成する各機構の電気的接続関係
を示すブロック図である。 1・・・・・・車体、1a・・・・・・上部搭載部、6
・・・・・・商品、7・・・・・・計量計数装置、13
・・・・・・車輪、17・・・・・・小重量計、18・
・・・・・大重量計、19・・・・・・SCSボタン、
21・・・・・・小重量計作動スイッチ、22・・・・
・・大重量計作動スイッチ、23・・・・・・記憶ボタ
ン 26・・・・・・数値表示装置、27・・・・・・
磁気記録装置、28・・・・・・テン・キー、29・・
・・・・数値表示装置、32・・・・・・プリンター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 棚卸に供される商品の単位重量を小重量計で計測し
    、その商品の総重量を自動風袋引装置付きの大重量計で
    計測し、その総重量を該商品の単位重量で除することに
    よりこの商品の個数を自動的に計数する計数手段と、こ
    の計数手段に電気的に接続され、この計数手段によって
    計数された上記商品の単位重量および個数を表示する第
    1の表示手段と、あらかじめ定められている上記商品の
    品番、および単価を、または該商品の個数をも電気的に
    指示するようになっている指示手段と、この指示手段に
    電気的に接続され、この指示手段によって指示された上
    記商品の品番と単価を、または該商品の個数をも表示す
    る第2の表示手段と、上記計数手段および指示手段に電
    気的に接続され、上記商品の品番、単価、単位重量およ
    び個数を磁気的に記録する記録手段と、上記計数手段お
    よび指示手段に電気的に接続され、上記商品の個数、品
    番、および単価を、または該商品の単位重量をも所定の
    用紙に印字する印字手段とを内蔵し、筐体状に設けた計
    量計数装置と、この計量計数装置を搭載する搭載部を具
    有し、この計量計数装置を搭載した状態で移動自在に設
    けた車体とがら成ることを特徴とする商品棚卸作業車。 2 指示手段が、0から9までの数字をそれぞれ表示し
    た10個の押ボタンからなるテン−キーを含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の商品棚卸作業車。 3 指示手段が、商品に記入または貼付した札に形成さ
    せた文字または記号の表面を走査させることにより、該
    文字または記号を読み取るようになっているライトペン
    (光学的電子読取装置)を含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の商品棚卸作業車。
JP52157418A 1977-12-28 1977-12-28 商品棚卸作業車 Expired JPS5826524B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52157418A JPS5826524B2 (ja) 1977-12-28 1977-12-28 商品棚卸作業車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52157418A JPS5826524B2 (ja) 1977-12-28 1977-12-28 商品棚卸作業車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5491270A JPS5491270A (en) 1979-07-19
JPS5826524B2 true JPS5826524B2 (ja) 1983-06-03

Family

ID=15649191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52157418A Expired JPS5826524B2 (ja) 1977-12-28 1977-12-28 商品棚卸作業車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5826524B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5861419A (ja) * 1981-10-08 1983-04-12 Yuuseidaijin 郵便用秤
JPS58195836U (ja) * 1982-06-22 1983-12-26 郵政大臣 ポスタルスケ−ル
JPS60187976U (ja) * 1984-05-21 1985-12-12 株式会社クボタ 目標個数計量装置
JPH0332463Y2 (ja) * 1985-11-20 1991-07-10
JPH0711443B2 (ja) * 1987-04-03 1995-02-08 株式会社石田衡器製作所 多機能秤
JPH0637949U (ja) * 1992-10-26 1994-05-20 秀彦 青島 カウンター
JPH06166410A (ja) * 1992-11-30 1994-06-14 Teraoka Seiko Co Ltd 電子秤装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4988552A (ja) * 1972-12-25 1974-08-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4988552A (ja) * 1972-12-25 1974-08-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5491270A (en) 1979-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4373133A (en) Method for producing a bill, apparatus for collecting items, and a self-service shop
EP0724242B1 (en) Improvements in or relating to cash registers
US7813973B2 (en) Inventory monitoring system
JPH01501738A (ja) セルフサービス・チエツクアウト・システム及び方法
GB2068132A (en) Method for producing a bill, during the collection of items in a self-service shop
US20130175099A1 (en) Pos system
JP2010505188A (ja) 在庫商品の監視及び管理アプリケーション
JP4666615B2 (ja) 惣菜販売システム
JPS5826524B2 (ja) 商品棚卸作業車
JP4877953B2 (ja) 仕分カート及び仕分システム
US7589287B1 (en) Portable memory scale with interchangeable tool carrier
JPS6118125B2 (ja)
SE500423C2 (sv) Vägningsanläggning för att väga köpta varor och för att beräkna köpdata inklusive priserna på varorna på grundval av viktdata.
JPH0656314B2 (ja) 電子式秤
JP2000097755A (ja) 取り降ろし秤及び計量販売システム
JPH0145566B2 (ja)
JP2000321120A (ja) 取り降ろし計量装置
JP7456606B2 (ja) 計量システム
JPS628294A (ja) ストアの商品販売システム
JPH0358653B2 (ja)
JPH0624951Y2 (ja) スキー・ゴルフ・小荷物類の宅配荷物受付機
GB1602023A (en) Apparatus for use in providing sales data on goods especially shop goods
JPH05147708A (ja) ピツキング台車
JPS5811657B2 (ja) 物品管理装置
JPH0611933Y2 (ja) ピッキング用手押カート