JPS5826337B2 - イソシアネ−ト組成物の製法 - Google Patents
イソシアネ−ト組成物の製法Info
- Publication number
- JPS5826337B2 JPS5826337B2 JP49060178A JP6017874A JPS5826337B2 JP S5826337 B2 JPS5826337 B2 JP S5826337B2 JP 49060178 A JP49060178 A JP 49060178A JP 6017874 A JP6017874 A JP 6017874A JP S5826337 B2 JPS5826337 B2 JP S5826337B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- diphenylmethane diisocyanate
- diisocyanate
- methylene
- polyisocyanate
- Prior art date
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- Expired
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C263/00—Preparation of derivatives of isocyanic acid
- C07C263/18—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C263/00—Preparation of derivatives of isocyanic acid
- C07C263/18—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
- C07C263/20—Separation; Purification
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は1度のホスゲン化による生成物から成る多数の
イソシアネート組成物の製造に関する。
イソシアネート組成物の製造に関する。
本発明は、触媒、塩酸の存在でアニリンとホルムアルデ
ヒドを縮合することにより得られるメチレン架橋ポリフ
ェニルポリアミン混合物をホスゲン化することにより作
られるメチレン架橋ポリフェニルポリインシアネート混
合物から多数のインシアネート組成物を製造することに
関する。
ヒドを縮合することにより得られるメチレン架橋ポリフ
ェニルポリアミン混合物をホスゲン化することにより作
られるメチレン架橋ポリフェニルポリインシアネート混
合物から多数のインシアネート組成物を製造することに
関する。
メチレン架橋ポリフェニルポリイソシアネートは当業界
では周知のものであり、一般式:〔式中、nは個々の化
合物の場合には1以上の整数であり、このような化合物
の混合物の場合には1以上の数の平均値である〕を有す
る。
では周知のものであり、一般式:〔式中、nは個々の化
合物の場合には1以上の整数であり、このような化合物
の混合物の場合には1以上の数の平均値である〕を有す
る。
この系列の最も簡単なものはnが1の数を表わす場合の
異性体のジイソシアナトージフエコレメタンである。
異性体のジイソシアナトージフエコレメタンである。
塩酸の存在でのアニリンとホルムアルデヒドとの縮合に
よりメチレン架橋ポリフェニルポリアミンの混合物が得
られ、これはインシアネート基の代わりに第一アミン基
を含むことを除き前記と同じ一般式を有する。
よりメチレン架橋ポリフェニルポリアミンの混合物が得
られ、これはインシアネート基の代わりに第一アミン基
を含むことを除き前記と同じ一般式を有する。
ポリアミン混合物の組成は特にアニリン/ホルムアルデ
ヒドの比及び使用する塩酸の量を変えることによりジア
ミン/トリアミン/ポリアミン含量に関して変化させる
ことができる。
ヒドの比及び使用する塩酸の量を変えることによりジア
ミン/トリアミン/ポリアミン含量に関して変化させる
ことができる。
特定の異性体の含量、例えば2・4′−及び4・4′−
ジアミノジフェニルメタンの含量も変よることができる
。
ジアミノジフェニルメタンの含量も変よることができる
。
かかる組成の可変性はもちろん誘導されるポリイソシア
ネート組成物中に生じる本方法の基礎は前記の方法で製
造されるメチレン架橋ポリフェニルポリイソシアネート
組成物であり、これは有利にベース材料として記載でき
、ポリウレタン硬質フオームの製造に使用できる。
ネート組成物中に生じる本方法の基礎は前記の方法で製
造されるメチレン架橋ポリフェニルポリイソシアネート
組成物であり、これは有利にベース材料として記載でき
、ポリウレタン硬質フオームの製造に使用できる。
生成物■はジイソシアネート5〜70%をベース材料か
ら蒸溜により除去した後に得られるメチレン架橋ポリフ
ェニルポリインシアネートの混合物である。
ら蒸溜により除去した後に得られるメチレン架橋ポリフ
ェニルポリインシアネートの混合物である。
生成物■は室温で固体のジフェニルメタンジイソシアネ
ート異性体の部分的に精製された混合物であり、15%
までが2・41−ジフェニルメタンジイソシアネートか
ら成り、残りは主として4・4′−異性体である。
ート異性体の部分的に精製された混合物であり、15%
までが2・41−ジフェニルメタンジイソシアネートか
ら成り、残りは主として4・4′−異性体である。
この物質は微細胞質の靴底を含む多くのポリウレタン工
業に好適である。
業に好適である。
生成物■はポリウレタン・エラストマー、繊維及び熱可
塑性物質に使用するのに適当である高純度の精製された
4・4′−ジフェニルメタンジイソシアネートである。
塑性物質に使用するのに適当である高純度の精製された
4・4′−ジフェニルメタンジイソシアネートである。
生成物■は主として2・4′−異性体10〜55%及び
4・4′−異性体90〜45%から成るジフェニルメタ
ンジイソシアネート異性体の混合物であり、表面被覆加
工及び他のポリウレタン適用部門で使用するのに適当で
ある。
4・4′−異性体90〜45%から成るジフェニルメタ
ンジイソシアネート異性体の混合物であり、表面被覆加
工及び他のポリウレタン適用部門で使用するのに適当で
ある。
従って本発明によればアニリンとホルムアルデヒドの縮
合によって得られるポリアミンの混合物をホスゲン化す
ることにより製造され、ジフェニルメタンジイソシアネ
ート40〜85%を含むメチレン架橋ポリフェニルポリ
イソシアネートのポリイソシアネート混合物から多数の
イソシアネート組成物を製造する方法が得られ、該方法
は(a)前記ポリイソシアネート混合物を蒸溜してこれ
から残渣のメチレン架橋ポリフェニルポリイソシアネー
ト(生成物I)を残してジイソシアネート5〜70%を
揮発性塔頂部分(生成物■)として取出し、かつ(b)
生成物■に結晶化工程を行ない、これにより4・4′−
ジフェニルメタンジイソシアネート(生成物■)の結晶
生成物及び2・4′−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト10〜55%と4・4′−ジフェニルメタンジイソシ
アネート90〜45%から成る母液(生成物■)を得る
ことにより成る。
合によって得られるポリアミンの混合物をホスゲン化す
ることにより製造され、ジフェニルメタンジイソシアネ
ート40〜85%を含むメチレン架橋ポリフェニルポリ
イソシアネートのポリイソシアネート混合物から多数の
イソシアネート組成物を製造する方法が得られ、該方法
は(a)前記ポリイソシアネート混合物を蒸溜してこれ
から残渣のメチレン架橋ポリフェニルポリイソシアネー
ト(生成物I)を残してジイソシアネート5〜70%を
揮発性塔頂部分(生成物■)として取出し、かつ(b)
生成物■に結晶化工程を行ない、これにより4・4′−
ジフェニルメタンジイソシアネート(生成物■)の結晶
生成物及び2・4′−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト10〜55%と4・4′−ジフェニルメタンジイソシ
アネート90〜45%から成る母液(生成物■)を得る
ことにより成る。
生成物が誘導されるベース材料はジフェニルメタンジイ
ソシアネート40〜85%を含むメチレン架橋ポリフェ
ニルポリインシアネートの混合物である。
ソシアネート40〜85%を含むメチレン架橋ポリフェ
ニルポリインシアネートの混合物である。
このベース材料を薄膜型蒸発装置内で蒸溜し、5〜70
%を揮発性塔頂部分として取出す、この溜出物は2・4
′−異性体15%までを含む、主として4・41−異性
体から成るジフェニルメタンジイソシアネートの混合物
であり、生成物■である。
%を揮発性塔頂部分として取出す、この溜出物は2・4
′−異性体15%までを含む、主として4・41−異性
体から成るジフェニルメタンジイソシアネートの混合物
であり、生成物■である。
次いで生成物■に結晶化工程を行うと、高度に精製され
たジフェニルメタンジイソシアネート、即ち生成物■が
結晶生成物として、かつ4・4′及び2・4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネートの混合物が母液(生成物■
)として得られる。
たジフェニルメタンジイソシアネート、即ち生成物■が
結晶生成物として、かつ4・4′及び2・4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネートの混合物が母液(生成物■
)として得られる。
本方法に使用するベース材料は有利にアニリンとホルム
アルデヒドをアニリン対ホルムアルデヒドのモル比2:
1〜4:1で縮合することにより作られるポリアミンの
混合物をホスゲン化することにより得られる。
アルデヒドをアニリン対ホルムアルデヒドのモル比2:
1〜4:1で縮合することにより作られるポリアミンの
混合物をホスゲン化することにより得られる。
アニリン/ホルムアルデヒド縮合は英国特許第1038
266号、同第1167950号、同第1127347
号、同第1167984号、同第1234145号及び
同第1229695号明細書に記載されている様な公知
法で実施する。
266号、同第1167950号、同第1127347
号、同第1167984号、同第1234145号及び
同第1229695号明細書に記載されている様な公知
法で実施する。
使用するベース材料の正確な組成は種々の生成物の市場
での需要に依存する。
での需要に依存する。
この組成は得られる2・2′−12・4′−及び4・4
′−ジアミンに関してアニリン/ホルムアルデヒド/酸
の比に依存し、実験で容易に算定又は測定することがで
きる。
′−ジアミンに関してアニリン/ホルムアルデヒド/酸
の比に依存し、実験で容易に算定又は測定することがで
きる。
アニリン対塩酸の比は例えば1:0.3〜1:1のモル
比の範囲内にあって良い。
比の範囲内にあって良い。
ポリアミンの混合物は英国特許第1038266号、同
第1034285号、同第1212249号及び同第1
037933号明細書に記載されている様な公知法によ
りホスゲン化する。
第1034285号、同第1212249号及び同第1
037933号明細書に記載されている様な公知法によ
りホスゲン化する。
ホスゲン化終了後、粗製ポリインシアネート混合物を常
法により単離し、溶剤を例えば上昇薄膜型及び薄膜型蒸
発装置内で蒸溜することにより除去し、かつ所望により
塩素含有不純物の存在を熱処理により最小にする。
法により単離し、溶剤を例えば上昇薄膜型及び薄膜型蒸
発装置内で蒸溜することにより除去し、かつ所望により
塩素含有不純物の存在を熱処理により最小にする。
次いで粗製ポリイノシアネートを二量体形成を回避する
ために迅速に冷却し、貯蔵するか又は生成物I及び■を
得るために直接承部工程に使用しても良い。
ために迅速に冷却し、貯蔵するか又は生成物I及び■を
得るために直接承部工程に使用しても良い。
ベース材料の蒸溜は高沸点物質に使用される任意の公知
形の装置内、例えば上昇薄膜型、落下薄膜型、薄膜型及
びワイプド・フィルム(wipedfilm )型蒸発
装置内で実施することができ、これらは全て当業界では
周知のものである。
形の装置内、例えば上昇薄膜型、落下薄膜型、薄膜型及
びワイプド・フィルム(wipedfilm )型蒸発
装置内で実施することができ、これらは全て当業界では
周知のものである。
蒸溜は低圧で、有利には約1.0〜3.0 mrrtH
gの圧力で温度200〜280℃の蒸発装置を用いる。
gの圧力で温度200〜280℃の蒸発装置を用いる。
高温の部分を得るために高L・圧力を使用しても良いが
未承部残渣の分解を最小にするには低圧及び低温が有利
である。
未承部残渣の分解を最小にするには低圧及び低温が有利
である。
5〜70%の範囲内で取出される溜出物の割合は種々の
生成物に対する需要により変えることができる。
生成物に対する需要により変えることができる。
溜出物(生成物■)の組成はベース材料の組成及び蒸溜
される割合により変化する。
される割合により変化する。
例えば4・4′−ジフェニルメタンジイソシアネート5
4.3%及び2・4′−異性体3,3%を含有するベー
ス材料を使用すると、溜出物は4・4′−ジインシアネ
ート異性体90〜95%及び2・4′−異性体5〜10
%を含む。
4.3%及び2・4′−異性体3,3%を含有するベー
ス材料を使用すると、溜出物は4・4′−ジインシアネ
ート異性体90〜95%及び2・4′−異性体5〜10
%を含む。
生成物■から成る承部蒸気の凝縮は慎重に実施せねばな
らず、蒸気は有利に凝縮され、二量体の形成を回避する
ために急速に80℃以下に冷却する、それというのもか
かる二量体は貯蔵時に不所望の沈殿物を形成する場合が
あるからである。
らず、蒸気は有利に凝縮され、二量体の形成を回避する
ために急速に80℃以下に冷却する、それというのもか
かる二量体は貯蔵時に不所望の沈殿物を形成する場合が
あるからである。
生成物■は更に精製、例えば分溜、熱処理又は塩化第二
鉄を用いて蒸溜を行なっても良い。
鉄を用いて蒸溜を行なっても良い。
一部又は所望により全ての生成物■を結晶化工部に供給
する、該工程は任意の形式の装置で実施することができ
る。
する、該工程は任意の形式の装置で実施することができ
る。
連続結晶化は間接的に冷却される剛域缶型ユニット(5
craped tube typeunit)(例えば
リチャード・アームストロング・カンパニー社(Ric
lnrd Armstrong Co、、U。
craped tube typeunit)(例えば
リチャード・アームストロング・カンパニー社(Ric
lnrd Armstrong Co、、U。
S、A、 )により製造されているもの〕内で、かつ英
国特許第1083850号明細書に記載されている乱流
結晶器及び英国特許第1229181号の降下膜結晶器
内で実施することができる。
国特許第1083850号明細書に記載されている乱流
結晶器及び英国特許第1229181号の降下膜結晶器
内で実施することができる。
結晶化装置内の冷却度を調節することによりジイソシア
ネート結晶生成物の量を調節することが可能であり、得
られる晶出した4・4′−ジフェニルメタンジイソシア
ネートの純度をこの物質(生成物■)の収率を多少犠牲
にすることにより改良することができる。
ネート結晶生成物の量を調節することが可能であり、得
られる晶出した4・4′−ジフェニルメタンジイソシア
ネートの純度をこの物質(生成物■)の収率を多少犠牲
にすることにより改良することができる。
緩慢な冷却及び生成物■の分別結晶を包含する静的バッ
チ式結晶化はチューブ、プレート又は凸出部付チューブ
の形状の冷却部材を取り付けた容器内で実施することが
でき、大きな結晶の4・4′ジフエニルメタンジイソシ
アネートが生成され、母液を容易に排出することができ
、生成物■が得られる。
チ式結晶化はチューブ、プレート又は凸出部付チューブ
の形状の冷却部材を取り付けた容器内で実施することが
でき、大きな結晶の4・4′ジフエニルメタンジイソシ
アネートが生成され、母液を容易に排出することができ
、生成物■が得られる。
母液(生成物■)は種々のポリウレタンの製造に使用し
ても良いし、又は例えば生成物I又は■と混合しても良
い。
ても良いし、又は例えば生成物I又は■と混合しても良
い。
これは比較的大きな割合で2・41−ジフェニルメタン
ジイソシアネートを包含しているのでこの物質源として
使用することができる。
ジイソシアネートを包含しているのでこの物質源として
使用することができる。
後者の場合、ベース材料として比較的高い割合の2・4
′−ジイソシアネートを含有する組成物を使用するのが
望ましい。
′−ジイソシアネートを含有する組成物を使用するのが
望ましい。
この組成物は、例えば英国特許第1127347号、同
第1167984号又は同第1231980号明細書に
記載された様にして製造される高い2・4′−ジアミン
含量のポリアミンを使用して製造される。
第1167984号又は同第1231980号明細書に
記載された様にして製造される高い2・4′−ジアミン
含量のポリアミンを使用して製造される。
高い2・4′−ジアミン含量を与えるポリアミン工程を
使用する場合には、一般に著量の2・2′異性体も存在
することが判明した。
使用する場合には、一般に著量の2・2′異性体も存在
することが判明した。
ホスゲン化でこれは2・2′−ジイソシアネート異性体
に変換し、これは2・4′−又は4・4′−異性体より
も揮発性なのでベース材料供給原料に本明細書に記載し
た方法で分別承部を行なう場合に大部分が取出され、従
って2・4′−及び4・4′−異性体と一緒に溜出物中
に回収される。
に変換し、これは2・4′−又は4・4′−異性体より
も揮発性なのでベース材料供給原料に本明細書に記載し
た方法で分別承部を行なう場合に大部分が取出され、従
って2・4′−及び4・4′−異性体と一緒に溜出物中
に回収される。
この溜出物を結晶化により精製すると、更に2・2’−
MDI(7)集中が結晶質の4・4′−MDIからの排
出物中で起る。
MDI(7)集中が結晶質の4・4′−MDIからの排
出物中で起る。
従って生成物■はこのような条件下では2・4’−MD
IIO〜55%及び4・4’−MDI90〜45%と同
様に2・2’−MDIを45%まで含有し、更に処理し
て高純度の2・2’−MDI源として利用することがで
きる。
IIO〜55%及び4・4’−MDI90〜45%と同
様に2・2’−MDIを45%まで含有し、更に処理し
て高純度の2・2’−MDI源として利用することがで
きる。
次に実施例につき本発明を詳説するが、実施例中のすべ
ての「部」は他に記載のない限り「重量部」である。
ての「部」は他に記載のない限り「重量部」である。
例
2・4′−ジフェニルメタンジイソシアネート3.5%
及び4・4′−ジフェニルメタンジイソシアネート58
%を含有する粗製ジフェニルメタンジイソシアネート組
成物100部を薄膜ライフ下・ウオール(wiped
wall )型蒸発装置内で蒸溜した。
及び4・4′−ジフェニルメタンジイソシアネート58
%を含有する粗製ジフェニルメタンジイソシアネート組
成物100部を薄膜ライフ下・ウオール(wiped
wall )型蒸発装置内で蒸溜した。
蒸発装置は圧力2〜2+m11LHg、220〜230
℃の壁温度で操作され、粗製ポリイソシアネートの供給
は供給原料が溜出物19.7部及び承部残渣80.3部
に分離する様な割合で調節した。
℃の壁温度で操作され、粗製ポリイソシアネートの供給
は供給原料が溜出物19.7部及び承部残渣80.3部
に分離する様な割合で調節した。
主としてジフェニルメタンジイソシアネートから成る溜
出物は2・4′−ジフェニルメタンジイソシアネート1
0%及び加水分解可能な塩素238ppm、を含有して
いた(生成物■)。
出物は2・4′−ジフェニルメタンジイソシアネート1
0%及び加水分解可能な塩素238ppm、を含有して
いた(生成物■)。
その他に痕跡量のジフェニルメタンから誘導されるトリ
イソシアネート及び他のイソシアネートから誘導される
不純物が存在した。
イソシアネート及び他のイソシアネートから誘導される
不純物が存在した。
主としてジフェニルメタンジイソシアネートと高級ポリ
イソシアネートの混合物である基部残渣はジフェニルメ
タンジイソシアネートとして算定してNCO基90.0
%と分析された。
イソシアネートの混合物である基部残渣はジフェニルメ
タンジイソシアネートとして算定してNCO基90.0
%と分析された。
次いで融解した溜出物を底部流出口及び外部水ジャケッ
ト(これを介して制御された温度の水を循環させること
ができる)を取付けた垂直結晶缶に装入した。
ト(これを介して制御された温度の水を循環させること
ができる)を取付けた垂直結晶缶に装入した。
40℃の水の循環を開始し、融解したジイソシアネート
を循環水の温度を徐々に18℃に低下させることにより
5〜6時間にわたって制御した割合で徐々に晶出させた
。
を循環水の温度を徐々に18℃に低下させることにより
5〜6時間にわたって制御した割合で徐々に晶出させた
。
次いで結晶器の底部取出口を開け、結晶から母液を排出
させた。
させた。
次いで循環水の温度を徐々に約5時間にわたって38〜
39℃に上げ、結晶を連続的に最初の母液に流入させた
。
39℃に上げ、結晶を連続的に最初の母液に流入させた
。
次いで結晶缶中に残留する、チャージの約70%に及ぶ
最終生成物の結晶を循環水の温度を45〜50°Cに上
げることにより溶融させ、白色水性溶融物として捕集し
た。
最終生成物の結晶を循環水の温度を45〜50°Cに上
げることにより溶融させ、白色水性溶融物として捕集し
た。
これは2・4′−ジインシアネート異性体1.4%、残
りは主として4・4′−ジフェニルメタンジイソシアネ
ートと分析された。
りは主として4・4′−ジフェニルメタンジイソシアネ
ートと分析された。
(生成物■)結晶量排出物(生成物■)を基部残渣(生
成物I)と混合してポリウレタン、フオーム加工に適当
な生成物が得られた。
成物I)と混合してポリウレタン、フオーム加工に適当
な生成物が得られた。
Claims (1)
- 1 アニリンとホルムアルデヒドとの縮合により得られ
るポリアミン混合物をホスゲン化することにより作られ
、ジフェニルメタンジイソシアネー)40〜85%を含
むメチレン架橋ポリフェニルポリイソシアネートのポリ
イソシアネート混合物から多数のイソシアネート組成物
を製造するに当り、(a)該ポリイソシアネート混合物
を蒸溜してこれから残渣のメチレン架橋ポリフェニルポ
リイソシアネート(生成物■)を残して5〜70%のジ
イソシアネートを揮発性塔頂溜分(生成物■)として除
去し、かつ(b)生成物■に結晶化工程を施しテ結晶生
成物4・4/−ジフェニルメタンジイソシアネート(生
成物■)及び2・4′−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート10〜55%及び4・4′ジフ工ニルメタンジイソ
シアネート90〜45%から成る母液(生成物■)を得
ることを特徴とする、インシアネート組成物の製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB2537073 | 1973-05-29 | ||
GB2537073A GB1417087A (en) | 1973-05-29 | 1973-05-29 | Polyisocyanates |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5035142A JPS5035142A (ja) | 1975-04-03 |
JPS5826337B2 true JPS5826337B2 (ja) | 1983-06-02 |
Family
ID=10226582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49060178A Expired JPS5826337B2 (ja) | 1973-05-29 | 1974-05-28 | イソシアネ−ト組成物の製法 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826337B2 (ja) |
AR (1) | AR202214A1 (ja) |
BE (1) | BE815525A (ja) |
BR (1) | BR7404304D0 (ja) |
DE (1) | DE2425658A1 (ja) |
ES (1) | ES426730A1 (ja) |
FR (1) | FR2231709B1 (ja) |
GB (1) | GB1417087A (ja) |
IT (1) | IT1012607B (ja) |
NL (1) | NL7406894A (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1483957A (en) * | 1975-05-19 | 1977-08-24 | Ici Ltd | Diphenylmethane diisocyanate compositions |
US4055548A (en) * | 1976-09-17 | 1977-10-25 | The Upjohn Company | Storage-stable liquid polyisocyanate composition |
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