JPS5826326Y2 - 自動寸法測定装置 - Google Patents

自動寸法測定装置

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JPS5826326Y2
JPS5826326Y2 JP1977177629U JP17762977U JPS5826326Y2 JP S5826326 Y2 JPS5826326 Y2 JP S5826326Y2 JP 1977177629 U JP1977177629 U JP 1977177629U JP 17762977 U JP17762977 U JP 17762977U JP S5826326 Y2 JPS5826326 Y2 JP S5826326Y2
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JP1977177629U
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JPS54102146U (ja
Inventor
捷治 山手
Original Assignee
株式会社島津製作所
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Publication date
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、被測定物に平行光線をあてて影(光学陰影
像)を形成し、その影の寸法を光電変換手段を介して電
子的な情報に変換し、高精度かつ自動的に被測定物の寸
法を測定する自動寸法測定装置に関するものである。
被測定物が測寸装置の光学系が形成する平行光線からな
る光束の中に完全にとりこまれ、測定領域内に入ってい
るときは直線状に配列された光電素子群、たとえば多数
のCCD (Charge Cou−pled Dev
ice )素子やダイオードアレーなどからなるイメー
ジセンサ面上に結像される影の部分に入ったイメージセ
ンサエレメントの数を計数すれば被測定物の寸法が求め
られる。
すなわち第1図において、結像レンズ4の焦点距離をf
ルンズの後焦点と像面の距離をt1光学素子の配列ピン
チなP11光学素子が上、下の2群にて形成されている
場合には、その2群の間隔をD1前記の影(光学陰影像
)の部分にある素子数をnとすると、被測定物3の直径
d。
は次式で求められる。d□ =(P−n +D ) ・
f/l”−””(1)(1)式においてP−f/A=A
、D−f/l=Bとおけばd =A−n十B・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)
したがって、被測定物の寸法d。
を高い精度にて測定するためには、光電素子の配列ピン
チPをできるだけ小さくすること、結像部分に入ってい
る素子数nを正確に計数することである。
前者に対しては、たとえばCCD素子の場合には配列方
向に30μの長さのものよりも13μの長さの素子を使
用してイメージセンサを形成する方が望ましいが、後者
すなわち光学陰影像内に入っている素子数nを正確に計
数することには問題がある。
それは光学陰影像の上下両端においては明暗の境界が1
個の素子の長さの一部に投影されるのが一般であり、一
方光束には回折現象を伴うために前記の明暗の境界はイ
メージセンサ面に幾何学的に作図するようには明瞭に投
影されるものではないからである。
したがって従来のこの種測定方法においては、CCD素
子の出力を直接コンパレータ(レベル弁別回路)に送っ
て一定電圧以下の信号を影の信号と判定して前記の明暗
を判断しているためCCD素子1個分に相当する量子化
誤差が生ずることとなり、この誤差を少くすることは困
難であった。
この考案は上記に鑑み、前記光電素子からのそれぞれの
出力信号をローパスフィルタを通して滑らかな波形の出
力信号にした後コンパレータへ送り、前記入力信号の所
定のしきい波高値に区切られた区間のみにコンパレータ
から出力信号を生ずるようにして前記コンパレータの出
力信号の発生区間のみに、別に設けた高い周波数のパル
ス発生器からのパルスを高速カウンタによって計数し表
示することによって誤差の少ない測定を行なうことを可
能とした高精度の寸法測定装置を提供することを目的と
している。
以下、この考案の1実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図は円筒状の被測定物の直径を測定する実施例装置
の構成を示している。
図において1は光源、2はコリメータレンズ、3は被測
定物、4は結像レンズ、5はスリットヲ有する遮へい板
、6はスクリーン面である。
この光学系によって、被測定物3に平行光線を矢視方向
に照射し、被測定物3の影を作り、この影を結像レンズ
4と遮へい板5のスリットを介してスクリーン面6上に
投影する。
スクリーン面6上には多数のイメージセンサエレメント
7が1列に配列されているので、被測定物3の影はCC
D素子7の上に投影されることとなる。
この実施例の場合にはイメージセンサ8は0.013m
mの長さを有するイメージセンサエレメントを1,72
8個1列に配夕1ルたものを用いている。
つぎにこのCCDイメージセンサを用いた計数および表
示回路について第1図の右のブンクク図にもとづいて説
明する。
CCDイメージセンサ8はコントロール回路9からのフ
ォートゲート信号で各エレメントが一斉に動作状態にお
かれ、入射された受光量に比例した波高値のパルス列が
出力としてビデオアンプ10に送られる。
ビデオアンプ10の出力はローパスフィルタ11をへて
、コンパレータ12に送られる。
さらにコンパレータ12の出力はプリセント付きアップ
ダウンカウンタ13に送られる。
前記カウンタ13は発振器(高周波パルス発生器)14
の出力パルスを計数することができるが、この計数はコ
ンパレータ12からの出力信号の発生区間のみに行われ
るようにされている。
(1)5はモード切換スイッチであり、このスイッチの
切換えによって発振器14の出力パルスをCCD素子の
光に当てられているものを対象として前記同様にしてカ
ウンタ13に計数させることもできる。
16はディジタルスイッチで、カウンター3の前記出力
パルスの計数を予め設定されたスタート値から開始させ
るためのスタート値設定用に使用される。
カウンター3の出力は表示装置17に送られ、被測定物
3の直径の測定寸法値として表示される。
18はD/A変換器で、カウンター3の出力はこの変換
器をとおされ、D/A変換されてレコーダー9に送られ
、被測定物3の直径のアナログ記録が行われる。
発振器14の発振周波数は周波数設定器20によって任
意の値に設定することができるようにされており、光学
系の倍率の逆数すなわちLと光電素子の配列ピッチPと
の積に対応した周波数を選択することができる。
21はコンパレータ12のしきい値を設定する設定器で
ある。
つぎにこの装置の動作について第2図を参照しながら説
明する。
コントロール回路9からの7オトゲ一ト信号でCCD素
子7が一斉に動作状態におかれ、入射された受光量に比
例した波高値のパルス列が出力としてビデオアンプ10
に送られる。
またコントロール回路9からカウンター3に対して、そ
の計数開始、計数停止および計数プリセントを制御する
信号a(第2図−a)が出される。
ビデオアンプ10の出力すは、その波高値が第2図−す
に示したように前記した明暗の境界に相当する部分のC
CD素子からのパルス列は素子毎にその各々の受光量に
対応したパルス信号となる。
この信号がローパスフィルター1を通されると、第2図
−Cに示すなめらかな波形の連続したアナログ信号とさ
れた出力Cが得られる。
この出力Cをコンパレータ12に送りこむのであるが、
同時にしきい値設定器21によって予め設定しておいた
しきい波高値dをコンパレータ12に送りこむことによ
って、しきい値dに区切られた区間のみ出力信号eがコ
ンパレータ12によって発生させられ(第2図−e)、
その信号eがカウンター3に送られる。
一方発振器14からは、周波数設定器20によって前記
ビデオ信号すの周波数よりもはるかに高い、光学系の倍
率の逆数とCCD素子の配列ピンチの積に対応した周波
数に設定された高い周波数のパルスf(第2図−f)が
送りこまれる。
カウンター3を作動させるに当って、(2)式の右辺の
Bに相当する前記周波数をベースとしたカウント値なデ
ジタルスイッチ16に予め設定しておき、カウンタ13
をデジタルスイッチ16によって予め設定されたスター
ト値よりスタートさせ、前記の出力信号eが発生してい
る区間のみ高い周波数の発振出力fのパルス数を計数さ
せる。
このパルス計数値は光学系の倍率の逆数とCCD素子の
配列ピンチの積に対応して設定された発振周波数によっ
て計数されることから、この計数値によって被測定物3
0寸法を得ることができる。
第2図−〇、第第2−−d示されるとおり、しきい波高
値dを深く設定すれば、前記パルス計数値はより大きく
計数される。
換言すれば被測定物3の測定寸法値がより大きくだされ
る。
また、しきい波高値dを浅く設定すれば前記パルス計数
値はより小さく計数される。
すなわち被測定物3の測定寸法値がより小さくだされる
しきい波高値dを予めしきい波高値設定器21に設定す
るに当っては、較正用円筒模範の直径をこの装置によっ
て測定し、その測定値を既知の模範直径寸法値と比較し
、さらにしきい波高値を若干変更して設定し、前記測定
を繰返し試行錯誤的に適正なしきい波高値dを選定すれ
ばよい。
前記したようにカウンタ13においては、計数値が測定
寸法となるようにデジタルスイッチ16でそのプリセン
ト値が設定しであるから、そのフリセット値をスタート
値として出力信号eが発生している区間のみ発振出力f
のパルス数が計数されると、表示装置11には被測定物
3の直径寸法cioが数値にて表示され、またD/A変
換器18を介してレコーダ19に前記測定寸法値に対応
した被測定物3の直径のアナログ記録をえることができ
る。
大物被測定物の直径を測定する場合には、第3図に示さ
れるように上下2組の光学系を設け、被測定物に照射さ
れた平行光線にもとづく被測定物の2つの光学像を結ば
せるスクリーン平面上に2組の光電素子群を1列に配夕
]ル、前記光学像の大きさに応じた2組の信号をえて、
被測定物の寸法を測定する方法がとられているが、この
多眼式の場合にカウンタ13を時分割的に作動させたり
、もしくは複数のカウンタを用いたりして、2組の前記
出力信号の和を求める場合にも、この考案を利用するこ
とが可能である。
発振器14の発振周波数を一定にしておいて、カウンタ
13の出力信号に一定値を乗じたり、発振器14の出力
fをレートマルチプライヤに通して分周した後カウンタ
13にて計数するようにしてもよい。
またコンパレータ12の出力eを直接コンピュータに投
入して演算させることも可能である。
以上、実施例について説明したように、この考案によれ
ば従来イメージセンサ上の結像部分の明暗の境界につい
て受光素子の出力を直接コンパレータ(レベル弁別回路
)に送って一定電圧以下の信号を影の信号と判定し、受
光素子1単位にて明暗を判断しているために必然的に伴
っていた精度の限界を除去することができ、さらに高い
周波数の別のパルスの間隔に相当する精度までよみとり
精度を上げ誤差の少ない測定を行うことが可能である。
多数回の測定を(りかえして、その測定値についてYの
誤差値の処理を行って測定値の精度を高める必要はこの
考案にかかる装置による測定値については不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる1実施例の光学系ならびに電
子回路装置を示す構成図、第2図a −fは、それぞれ
第1図のa−f出力の波形を示す波形図、第3図は多眼
式自動寸法測定装置の光学系の構成図である。 1・・・・・・光源、2・・・・・・コリメータレンズ
、3・・・・・・被測定物、4・・・・・・結像レンズ
、5・・・・・・遮へい板、6・・・・・・スクリーン
面、7・・・・・・イメージセンサエレメント、8・・
・・・・イメージセンサ、9・・・・・・コントロール
回路、10・・・・・・ビデオアンプ、11・・・・・
・ローパスフィルタ、12・・・・・・コンパレータ、
13・・・・・・カウンタ、14・・・・・・高周波パ
ルス発生器(発振器)、15・・・・・・モード切換ス
イッチ、16・・・・・・デジタルスイッチ、17・・
・・・壺示装置、18・・・・・・D/A変換器、19
・・・・・・レコーダ、20・・・・・・周波数設定器
、21・・・・・・しきい波高値設定器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定物に平行光線束を照射し、被測定物に照射された
    平行光線にもとづく被測定物の光字陰影像をえる光学系
    と、前記光学陰影像が結ばれる平面上に配置され光学像
    の陰影に応じた信号を生ずる直線状に配置された光電素
    子群と、前記光電素子からのそれぞれの出力信号を通じ
    た出力信号を、連続したなめらかな波形のアナログ信号
    とするローパスフィルタと、連続波形とされた前記信号
    を入力とし、その所定のしきい波高値に区切られた区間
    のみに出力信号を生ずるようにしたコンパレータと、前
    記コンパレータの出力信号の発生区間のみに別に設けた
    高い周波数のパルス発生器からのパルスを計数するカウ
    ンタとを備えてたる自動寸法測定装置。
JP1977177629U 1977-12-28 1977-12-28 自動寸法測定装置 Expired JPS5826326Y2 (ja)

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JP1977177629U JPS5826326Y2 (ja) 1977-12-28 1977-12-28 自動寸法測定装置

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JPS54102146U JPS54102146U (ja) 1979-07-18
JPS5826326Y2 true JPS5826326Y2 (ja) 1983-06-07

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ID=29187310

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60183507A (ja) * 1984-02-29 1985-09-19 Hokuyo Automatic Co 光学式外形寸法測定器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS413828Y1 (ja) * 1965-02-25 1966-02-28

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JPS413828Y1 (ja) * 1965-02-25 1966-02-28

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