JPS582592B2 - 金属板スケ−ル除去液槽のフロ−ト支持自動調整装置 - Google Patents
金属板スケ−ル除去液槽のフロ−ト支持自動調整装置Info
- Publication number
- JPS582592B2 JPS582592B2 JP7417379A JP7417379A JPS582592B2 JP S582592 B2 JPS582592 B2 JP S582592B2 JP 7417379 A JP7417379 A JP 7417379A JP 7417379 A JP7417379 A JP 7417379A JP S582592 B2 JPS582592 B2 JP S582592B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- cover
- metal plate
- liquid tank
- chain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
目 的
金属板に附着したスケールを除去する手段として、液槽
に硫酸等の処理液を入れこれを加熱しこの液槽内に長尺
の金属板を送り込み走行させる処理法は一般に行はれる
。
に硫酸等の処理液を入れこれを加熱しこの液槽内に長尺
の金属板を送り込み走行させる処理法は一般に行はれる
。
この操作中、何らかの事情で金属板の走行が停止した場
合そのまゝ放置すれば板面が処理液で侵蝕されるからリ
ストアップ具にて金属板を持ち上げ液面より脱出させる
必要がある。
合そのまゝ放置すれば板面が処理液で侵蝕されるからリ
ストアップ具にて金属板を持ち上げ液面より脱出させる
必要がある。
この場合先づ液槽の被蓋面に設置したウインチを作動さ
せその巻取ロープにて放熱防止用の液面被覆フロートを
高く吊上げ然るのち金属板を持上げるのである。
せその巻取ロープにて放熱防止用の液面被覆フロートを
高く吊上げ然るのち金属板を持上げるのである。
上記の装置に於て、常時は、フロートが液面に浮んだ状
態で吊上げられているのであるが、何らかの事情で槽液
が常量より増減することがある。
態で吊上げられているのであるが、何らかの事情で槽液
が常量より増減することがある。
而して減小した場合フロートが宙吊りとなり液面被覆の
用をなさなくなり又増量した場合フロート吊上のロープ
が弛るみその為フロートが移動して正しく液面を被覆し
ないことになる。
用をなさなくなり又増量した場合フロート吊上のロープ
が弛るみその為フロートが移動して正しく液面を被覆し
ないことになる。
本発明はこのような不都合を除く為工夫したものであっ
て液の増減に拘らずフロートが常に正しく液面に接して
これを被覆するようフロート吊上ロープの長さ力車動的
に調整されるように成したことを特徴とするものである
。
て液の増減に拘らずフロートが常に正しく液面に接して
これを被覆するようフロート吊上ロープの長さ力車動的
に調整されるように成したことを特徴とするものである
。
構造
プラスチック製の扁平な空胴単体1を、多数前後左右に
並列連繋して成るフロート1を液面に浮べ、このフロー
トとその上面に沿って設けた補助枠20とをチェン21
で連結し、被蓋3の上面に設置したウインチの巻取ロー
プを補助枠20に連結し、フロートを吊すように成した
金属板スケール除去液槽2に於て、被蓋3の上面に並べ
架設したシャフト4,4′の各に、フロート吊上ロープ
5を巻取る為のドラム6を設け、各シャフトに設けた鎖
輪7,8にエンドレスチェン9を懸合し、被蓋上面に設
置したスプリングバランサ10に仕込んだ、フロートの
重さよりやゝ弱い牽引力を持つバランサワイヤ11端を
チェン9の下走部に取付け、被蓋上面のウインチモート
ル120回転軸13及び該面の軸受18に支承した回転
軸13′のそれぞれ一端に設けた円盤14,15を相対
向させ、両盤面の周辺に、一定度回転すれば互に衝突す
べき突子16,17を突設し、回転軸130回転をチェ
ン19にて一方のシャフト4に伝導する。
並列連繋して成るフロート1を液面に浮べ、このフロー
トとその上面に沿って設けた補助枠20とをチェン21
で連結し、被蓋3の上面に設置したウインチの巻取ロー
プを補助枠20に連結し、フロートを吊すように成した
金属板スケール除去液槽2に於て、被蓋3の上面に並べ
架設したシャフト4,4′の各に、フロート吊上ロープ
5を巻取る為のドラム6を設け、各シャフトに設けた鎖
輪7,8にエンドレスチェン9を懸合し、被蓋上面に設
置したスプリングバランサ10に仕込んだ、フロートの
重さよりやゝ弱い牽引力を持つバランサワイヤ11端を
チェン9の下走部に取付け、被蓋上面のウインチモート
ル120回転軸13及び該面の軸受18に支承した回転
軸13′のそれぞれ一端に設けた円盤14,15を相対
向させ、両盤面の周辺に、一定度回転すれば互に衝突す
べき突子16,17を突設し、回転軸130回転をチェ
ン19にて一方のシャフト4に伝導する。
作用効果
液が減量し液面がある程度低下し、フロート1が宙吊り
となったとき(第1図)。
となったとき(第1図)。
フロートの重さによりロープ5が下り、フロートが液面
に接し平常の状態となる。
に接し平常の状態となる。
この場合ロープが下るとドラム6が回り、シャフト4、
回転軸13′、円盤15が順次回る。
回転軸13′、円盤15が順次回る。
而して円盤15が一定度回るとその突子17がモートル
の円盤14の突子16に衝突して止まる。
の円盤14の突子16に衝突して止まる。
次に液が増量した場合フロート1が上りその吊上ロープ
が弛むのであるが、チェン9がバランサワイヤ11にて
牽引されて回動するから、鎖輪7及びシャフト4が回り
、ドラム6が回ってロープ5が巻取られるからその弛み
が調整されフロートが正しく液面に浮ぶのである。
が弛むのであるが、チェン9がバランサワイヤ11にて
牽引されて回動するから、鎖輪7及びシャフト4が回り
、ドラム6が回ってロープ5が巻取られるからその弛み
が調整されフロートが正しく液面に浮ぶのである。
この場合シャフト4が回ると回転軸13′、円盤15が
順次前記と反対方向に回り、円盤15の突子17がモー
トルの円盤14の突子16に衝突して止まる。
順次前記と反対方向に回り、円盤15の突子17がモー
トルの円盤14の突子16に衝突して止まる。
上記のように本装置によれば、処理液の増減に拘らずフ
ロートが自動的に上下し正しく液面を被覆するのであっ
てスケール除去処理が円滑に行はれる。
ロートが自動的に上下し正しく液面を被覆するのであっ
てスケール除去処理が円滑に行はれる。
追加の関係
本願は、液槽の被蓋の上面に設置したウインチにて液面
被覆フロートを吊上るようにした点に於て(登録第10
83110)(特公昭56−25514号)の構成を包
含しており且つ同一の目的を達成するものであるから特
許法第31条第1号に該当する。
被覆フロートを吊上るようにした点に於て(登録第10
83110)(特公昭56−25514号)の構成を包
含しており且つ同一の目的を達成するものであるから特
許法第31条第1号に該当する。
第1図は正面図(液槽及被蓋縦断)、第2図は平面図、
第3図は要部拡大平面図、第4図は同正面図(円盤15
、軸受18の一部除去)である。 1はフロート、2は液槽、3は被蓋、4はシャフト、5
はロープ、6はドラム、7,8は鎖輪、9はチエン、1
0はスプリングバランサ、11はバランサワイヤ、12
はモートル、13,13は回転軸、14,15は円盤、
16,17は突子、22は減速機。
第3図は要部拡大平面図、第4図は同正面図(円盤15
、軸受18の一部除去)である。 1はフロート、2は液槽、3は被蓋、4はシャフト、5
はロープ、6はドラム、7,8は鎖輪、9はチエン、1
0はスプリングバランサ、11はバランサワイヤ、12
はモートル、13,13は回転軸、14,15は円盤、
16,17は突子、22は減速機。
Claims (1)
- 1 プラスチック製の扁平な空胴単体を、多数前後左右
に並列連繋して成るフロート1を液面に浮べ、このフロ
ートを、被蓋の上面に設置したウインチにて吊上るよう
に成した金属板スケール除去液槽2に於て、被蓋3の上
面に並べ架設したシャフト4,4′の各に、フロート吊
上ロープ5を巻取る為のドラム6を設け、各シャフト4
,4′に設けた鎖輪7,8にエンドレスチェン9を懸合
し、被蓋上面のスプリングバランサ10に仕込んだ、フ
ロートの重さよりや一弱い牽引力を持つバランサワイヤ
11端をチェン9の下走部に取付け、被蓋上面のウイン
チモートル120回転軸13及び該面に軸受した回転軸
13′のそれぞれ一端に設けた円盤14,15を相対向
させ、両盤面の周辺に、一定度回転すれば互に衝突すべ
き突子16,17を突設し、回転軸13′の回転をーシ
ャフト4に伝導すべく成したフロート支持自動調整装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7417379A JPS582592B2 (ja) | 1979-06-12 | 1979-06-12 | 金属板スケ−ル除去液槽のフロ−ト支持自動調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7417379A JPS582592B2 (ja) | 1979-06-12 | 1979-06-12 | 金属板スケ−ル除去液槽のフロ−ト支持自動調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55165193A JPS55165193A (en) | 1980-12-23 |
JPS582592B2 true JPS582592B2 (ja) | 1983-01-17 |
Family
ID=13539495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7417379A Expired JPS582592B2 (ja) | 1979-06-12 | 1979-06-12 | 金属板スケ−ル除去液槽のフロ−ト支持自動調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582592B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0345794A (ja) * | 1989-07-07 | 1991-02-27 | J M Voith Gmbh | ウエブ乾燥装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5925981A (ja) * | 1982-08-04 | 1984-02-10 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | 放熱防止用フロ−ト・ブロツクの係留装置 |
-
1979
- 1979-06-12 JP JP7417379A patent/JPS582592B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0345794A (ja) * | 1989-07-07 | 1991-02-27 | J M Voith Gmbh | ウエブ乾燥装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55165193A (en) | 1980-12-23 |
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