JPS5825828Y2 - 海苔剥ぎ装置 - Google Patents

海苔剥ぎ装置

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Publication number
JPS5825828Y2
JPS5825828Y2 JP1981009732U JP973281U JPS5825828Y2 JP S5825828 Y2 JPS5825828 Y2 JP S5825828Y2 JP 1981009732 U JP1981009732 U JP 1981009732U JP 973281 U JP973281 U JP 973281U JP S5825828 Y2 JPS5825828 Y2 JP S5825828Y2
Authority
JP
Japan
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section
net
seaweed
pinch roller
roller
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981009732U
Other languages
English (en)
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JPS57125290U (ja
Inventor
直人 吉田
Original Assignee
古賀産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、合成樹脂型の無端ネットから戒る簀を抄き部
、脱水部、乾燥部及び剥ぎ部に巡回させ、海苔を自動的
に製造する装置における海苔剥ぎ装置に関するものであ
る。
合成樹脂型の無端ネットを利用した海苔製造装置につい
ては先きに本出願人により出願したところであるが、か
かる無端ネットを利用した場合、とくに海苔剥ぎの技術
が問題となるところであり、本考案はこの問題に対する
有効な解決手段を提供せんとするものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明すると、1は
合成樹脂型の無端ネットであり、連続した簀Aを構成す
る。
簀Aは駆動プーリ2、複数の従動プーリ3及びガイドプ
ーリ4等に巻回され、矢印方向に間欠的に回動される。
この簀Aの軌道上には抄き部B、脱水部C5乾燥部り及
び剥ぎ部Eが配置され、これら各部に簀Aを巡回させる
ことによって、海苔aを自動的に製造するようになって
いる。
海苔aは所定の横方向の間隔m及び縦方向の間隔nをも
って簀A上に抄造されることになる。
Fは簀Aの洗浄部で、必要時に作動させる。
前記ネット1には合成繊維の線材1a、lbを縦横に網
状に編成したものが適当である。
合成繊維としては、テトロン、ポリプロピレン、ナイロ
ン。
サラン、アクリル系の繊維などが用いられ、その線径が
普通1mm以下の単線又は撚線とされる。
さらに、織り方は平織、朱子織、綾織、二重縁など任意
であるが、通水量が20〜80cc/SeC/Cm2の
範囲が適当のようである。
また、ネット1の表面には、海苔に対する適当な付着力
を与えるために、コロナ放電、ワイヤブラシ、紙ヤスリ
などで凹凸ないし毛羽立ちの処理を行うとよい。
以上のような無端ネット1にて構成された簀Aを乾燥部
りにおいて水平に、或は垂直に、或は斜めにジグザグと
なるように巻回する。
そのジグザグの回数は任意である。
また、この乾燥部りを間にして簀Aの往動側に前記の抄
き部B及び脱水部Cを配置し、簀Aの復動側に剥ぎ部E
及び洗浄部Fを配置する。
これらのうち抄き部B、脱水部C及び洗浄部Fは在来の
ものがほとんどそのまま利用できる。
たとえば、抄き部Bについては方形の抄き枠を昇降させ
て行うものでよく、脱水部Cについてはスポンジ板によ
るプレス脱水でよい。
また、洗浄部Fについてはブラシロールや散水ノズルが
用いられる。
したがって以上の各部B、C,Fの構造については説明
を省略する。
次に、前記剥ぎ部Eにおいては、そのネット部分1′を
左側(抄き部側)上位ピンチローラ5,5′及び右側(
乾燥部側)下位ピンチローラ6.6′並びにこれらピン
チローラ5.5’、6.6’より外径の小さい中間緊張
ローラ7にて2字状に巻回し、かつ、中間緊張ローラ7
と右側下位ピンチローラ6.6′間のネット部分1″を
ほぼ水平に引伸ばした状態にする。
すなわち、ネット部分1′は中間緊張ローラ7による非
緊張の時は一定のたるみを有しているが、海苔剥ぎを行
う時には該緊張ローラ7を延伸してネット部分1″を上
記ピンチローラ5.5’、6.6’の外側のネット部分
のネット部分に比べてより一層強くほぼ水平に引伸ばし
た状態にしておくものである。
なお、8は中間緊張ローラ7の作動機構、9は簀Aより
分離された海苔aの搬出機構である。
本考案では、抄き部B及び脱水部Cにより簀A上に抄造
・脱水を終った海苔a、a’、a”、・・・・・・が乾
燥部りを通過する間に乾燥され、次いで剥ぎ部Eに次々
に送り込まれてくる。
剥ぎ部Eにおいてはそのネット部分1″が中間緊張ロー
ラ7と右側下位ピンチローラ6.6′との間でほは゛水
平に引伸ばされた状態にあるので、乾燥海苔a、a’、
a”・・・・・・が右側下位ピンチローラ6.6′を通
過する過程においてその先端縁から順次連続的に剥離さ
れることになる。
すなわち、ある1列の乾燥海苔aについて説明すると、
右側下位ピンチローラ6.6′による乾燥海苔aに対す
る挟圧部位が左側から右側へ移動するに伴い右側下位ピ
ンチローラ6.6′の圧接点を境として左側のネット部
分1″が右側のそれより強く緊張されているため、乾燥
海苔aが右側下位ピンチローラ6.6′による挟圧から
解放される度にネット部分1″より剥離するのである。
さらに、左側上位ピンチローラ5,5′及び右側下位ピ
ンチローラ6.6′間のネット部分1′は中間緊張ロー
ラフによって鋭角に2字状に屈曲せしめられているから
、上記ネット部分1″の緊張による乾燥海苔aの剥離が
完全でないものに対しては、該海苔aが上記屈曲部を回
るときに完全に剥離されることになる。
このようにして剥離された乾燥海苔aは適当な搬出機構
9により外部に取出される。
本考案によれば、中間緊張ローラと右側下位ピンチロー
ラ間のネット部分の緊張により乾燥海苔が右側下位ピン
チローラを通過する過程においてその先端縁より後端縁
に至るまで全面にわたって剥離することができ、さらに
この剥離が中には完全でないものもあるので、そのよう
な場合には外径の小さい中間緊張ローラによる鋭角な屈
曲部を回るときに完全に引き剥がされることになるもの
である。
したがって、合成樹脂型の無端ネットを簀として利用し
た自動海苔製造装置における海苔剥ぎが極めて簡単な構
成により連続的にかつ円滑確実に行い得る。
なお、本考案は帯状に連続した海苔の剥離にも適用でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る海苔剥ぎ装置を備えた自動海苔製
造装置の説明図、第2図は第1図イ部の拡大図、第3図
は第1図I−I線の矢視図で一部を拡大して示し、第4
図は第3図II −II線における断面図である。 1:無端ネット、1′、1″:ネット部分、5,5′・
・・・・・左側上位ピンチローラ、6,6′:右側下位
ピンチローラ、7:中間緊張ローラ、A:簀、B:抄き
部、C:脱水部、D:乾燥部、E : =!?IJぎ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂型の無端ネットから成る簀を抄き部、脱水部、
    乾燥部及び剥ぎ部に巡回させ、海苔を自動的に製造する
    装置において、前記剥ぎ部においてそのネット部分を左
    側上位ピンチローラ及び右側下位ピンチローラ並びにこ
    れらピンチローラより外径の小さい中間緊張ローラにて
    2字状に巻回し、かつ、中間緊張ローラと右側下位ピン
    チローラ間のネット部分をほぼ水平に引伸ばした状態に
    したことを特徴とする海苔剥ぎ装置。
JP1981009732U 1981-01-28 1981-01-28 海苔剥ぎ装置 Expired JPS5825828Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981009732U JPS5825828Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28 海苔剥ぎ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981009732U JPS5825828Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28 海苔剥ぎ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57125290U JPS57125290U (ja) 1982-08-04
JPS5825828Y2 true JPS5825828Y2 (ja) 1983-06-03

Family

ID=29807846

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981009732U Expired JPS5825828Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28 海苔剥ぎ装置

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JPS57125290U (ja) 1982-08-04

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