JPS5825715B2 - ジヨウリユウユチンデンセイジヨウソウチ - Google Patents

ジヨウリユウユチンデンセイジヨウソウチ

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Publication number
JPS5825715B2
JPS5825715B2 JP12132075A JP12132075A JPS5825715B2 JP S5825715 B2 JPS5825715 B2 JP S5825715B2 JP 12132075 A JP12132075 A JP 12132075A JP 12132075 A JP12132075 A JP 12132075A JP S5825715 B2 JPS5825715 B2 JP S5825715B2
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JP
Japan
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water
oil
drain
normal flow
tank
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JP12132075A
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JPS5245605A (en
Inventor
武夫 松井
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ITO TEKKOSHO KK
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ITO TEKKOSHO KK
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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は燃料油の主沈澱槽のドレーンと潤滑油の主済
器のドレーンとをそれぞれ各別に常流として取り出し、
それらを各別の常流油沈澱槽に導き、この沈澱槽で主と
して水滴と水よりも比重の重い夾雑物質(コンタミナン
ト)とを下方に沈澱させ、この沈澱した混合ドレーンを
沈澱槽の下底より抜き去る式の常流油沈澱槽において、
沈澱槽の下底沈澱部を鋭角の截頭円錐形または同角錐形
に傾斜させて下底部の断面積を小さいものとし、この下
底沈澱部内に適量の水を注入して沈澱水滴および夾雑物
質(コンタミナント)を水に捕捉含流させ、且つこの水
を含んだ混合ドレーンの容量および比重の変化に応じて
浮子の上下移動による電気接点の開閉によって水を含ん
だ混合ドレーンの容量および比重が一定の下限値に達す
れば下底沈澱物への水の注入を開始すると共に下底沈澱
部からの混合ドレーンの排除を中断し、また水を含んだ
沈澱物の容量および比重が一定の上限値に達すれば下底
沈澱部への水の注入を停止するように槽の下底沈澱部に
沈澱する混合ドレーンに対する水の注入と混合ドレーン
の排除とを自動的に調整する装置に関するものである。
この発明の要旨とするところは上記のように燃料油の主
沈澱槽のドレーンと潤滑油の主済器のドレーンとをそれ
ぞれ各別に適当な容量を常流として取出し、それらを各
別の常流油沈澱槽に導き、この沈澱槽にて主として水滴
と水よりも比重の重い夾雑物質(コンタミナント)とを
混合ドレーンとして下方に沈澱させ、この沈澱した混合
ドレーンを沈澱槽の下底より抜き去る式の常流油沈澱槽
において、その常流油沈澱槽の容量を油の常流量に対し
4〜10時間分時間分天きさとなし、且つ常流油沈澱槽
の下底沈澱部を鋭角の截頭円錐形または同角錐形に傾斜
させて下底沈澱部の断面積を小さいものとし、この下底
沈澱部の側方に水注入管を開設し、それにより下底沈澱
部内に適量の水を注入して水中に沈澱水滴および夾雑物
質(コンタミナント)を捕捉合流させ、この水流を下底
より抜き去ることにより油分の混合ドレーン中に混合さ
れて無駄に放出される割合を極少に保つようにし、さら
に常流油沈澱槽の下底沈澱部内に該下底部に沈澱する水
滴および夾雑物質(コンタミナント)を含む混合ドレー
ン中に混在する浮子を設け、混合ドレーンの容量および
比重の変化に応じ浮子を上下に移動させ、その昇降移動
の上限位置と下限位置との両位置にそれぞれ電気接点を
定設すると共に浮子に移動接点を取付け、且つ上記の下
限位置の電気接点を含む回路を混合ドレーンの排出弁を
閉止する電気回路と水注入管の弁を開放する電気回路と
を並列に接続すると共に、上限位置の電気接点を含む回
路に水注入管の弁を閉止する電気回路を接続して成るこ
とを特徴とする常流量沈澱清浄装置である。
つぎに図面に示す実施例についてこの発明を説明すれば
、1は常流油沈澱槽であって、その容量は常流量に対し
4〜10時間分の程度とする。
この容量の選定は除去の出来る水滴および夾雑物質(コ
ンタミナント)の大きさに関係する清浄性能に応じて定
めるものであって、例えば除去することができる最小の
バーチクルが5μである場合は常流油沈澱槽の容量は常
流油量の4時間分程度で充分であり、また2μの場合に
は10時間分の容量でよいなど主として実験によって定
める。
つぎに2は燃料油の主沈澱槽からのドレーンまたは潤滑
油の主炉器からのドレーンを常流量として沈澱槽1に流
入させるための油流入管であって、第2図に示すように
沈澱槽1の内側壁側に向は渦流状に放出させその下部に
設けた傾斜誘導板3によって槽1内を旋回しつつ微速で
徐々に流下させるようにする。
この流下する油の一部は槽1内に定設した縦立昇流筒4
内にその下底入口部5から入り昇流筒4内に設けた加温
用コイル管6により加熱昇温され、昇温された比重の軽
くなった油は遮板7によって迂回し油流出管8より常流
として流出するようにする。
このように沈澱槽1内の流入油は図中矢示のように流下
と昇流筒4による加温昇流との対流作用を徐々に繰返さ
る常流量として油流出管8より取出されるものであって
、この場合の対流はその速度があまり速くならないよう
に昇流筒4の下底入口部5と上端出口部9との油の温度
差は10℃内外に調整する。
その為めに加温用コイル管6に対する蒸気送入弁10お
よび同じく蒸気排出弁11を調整す蒸気による加熱用コ
イル管6の熟度を加減するものとする。
このようにして沈澱槽1内において徐々に対流を続ける
間に油中の水滴およびドライコンタミナントのうち沈澱
槽1の容量が前記の如く4時間程度であれば5μ以上の
微小粒は殆んど槽の下底沈澱槽12に沈澱し、また沈澱
槽1の容量が100時間程であれば2μ以上の微小粒子
も沈澱する。
油流出管8より流出する油はドレーンから水滴および夾
雑物質を分離させた清浄油であって、燃料油の場合には
その油を燃料油の主沈澱槽に戻し潤滑油の場合には潤滑
油サンプタンクに戻すものである。
沈澱槽1の下底沈澱部12は例えば断面が40度以下の
鋭角の截頭円錐形または同角錐形に傾斜させて、下底沈
澱部12の断面積を小さいものとなし、その最下底部の
断面積は最大のものでも直径または一辺の長さが100
mm1度の小さいものとし、それによって水滴およびド
ライコンタミナントの沈澱集積を効果的にすることがで
きると共にドレーンからコンタミナントを含んだ水滴分
だけをよく抜き去ることができるようにする。
常流油沈澱槽1の下底沈澱部12の一側方に水注入管1
3を開設し水を槽内に向は渦流状に注入するようにし、
これから少量の水流を常時下底沈澱部12内に流入させ
上方から沈降する水滴とコンタミナント粒子とを含流さ
せるに具える。
14は水流入調節用の開閉弁である。
この水注入管13による水の流入は油分中に混在するミ
クロン級の水滴が相互に油の表面張力のために反撥して
互に含流するには少くとも5〜6時間程度の短時間では
至難であるのを水注入管13から水を流入させることに
よって水流の上に降下した水滴がたやすく水流の中に含
流し微細なコンタミナント粒子を伴って油分から分離す
ることが容易でしかも充分に行われるためである。
このようにして沈澱槽1の下底沈澱部12内に注入させ
られて溜った水分aが一定の高さに達したときに公知の
タイムスイッチ15のようなリミットスイッチ利用の電
気装置によって所定間隔置きに開閉する混合ドレーン排
出弁16によってドレーン排除管17を開いて槽外に排
除させられる。
すなわち油中の水滴およびコンクミナントのうちの比重
が比較的重いものは下底沈澱部12内に注。
入させられて溜った水分aの水面をくぐって下底に沈澱
し、また比重が水に近いもの(例えばカーボン微粒子は
比重1.02程度である)は多くの場合水面にただよう
のが普通であるが、上記のようにタイムスイッチ15に
より一定の時間置きに排出弁16を開くことにより水流
と共にコンタミナントを混合ドレーン排除管17を経て
槽外に押し出し水面も自ら降下することとなる。
18は排出する混合ドレーンの受器である。
つぎに沈澱槽1の下底沈澱部12内には水滴および夾雑
物質を含む混合ドレーン中に活在する浮子19を第2図
に示すように誘導支え枠20に沿って自由にしかも混合
ドレーンの容量および水分の多少による比重の変化に応
じて上下移動自在に設け、この浮子19の昇降移動の上
限位置と下限位置との周位置にそれぞれ電気接点21,
22を定設し、さらに浮子19には位置接点23を取付
け、且つ上記の下限位置の電気接点22を含む回路24
を混合ドレーン排出弁16を閉止する電気回路25と水
注入管13の開閉弁14を開放するソレノイド式開弁作
動子26(公知のもの)の電気回路27とを並列に接続
すると共に、上限位置の電気接点21を含み回路28に
水注入管13の開閉弁14を閉止する閉弁作動子29(
同じく公知のもの)の電気回路30を電気的に接続する
31はタイムスイッチ15その他一連の電気回路の電源
回路、32は浮子19の可動接点23に対する接続回路
である。
上記の装置において混合ドレーン排除管17の排出弁1
6の開放によって混合ドレーンが排除され下底沈澱部1
2における混合ドレーンの面が降下し、それと共に混合
ドレーンの容量と比重の関係にて浮子19が降下し、そ
の降下が一定の下限値に達すると移動接点23は下限位
置の電気接点22に接触しく第4図中点線位置)、その
電流によって水注入管13の開閉弁14を開き水の注入
を開始すると共に混合ドレーン排除管17の排出弁14
を閉止する。
このようにしてコンタミナントを含んだ水の大部分は排
除されるが全部は排除せず成る程度は残留させて油自体
の流出を極力防止するものとする。
つぎに水注入管13より水が渦巻状に注入されそのため
にドレーンの面が上昇し、浮子19も上昇してその移動
の上限値に達すると上限位置の電気接点21に移動接点
23が接触しく第4図中実線位置)直ちに水注入管13
の開閉弁14を閉止してそれ以上水の注入を止める。
このような操作を反覆して沈澱槽1の下底沈澱部12に
沈澱する混合ドレーンに対する水の注入と混合ドレーン
の排除とを自動的に調整することができる。
この発明によるときは、従来の沈澱したコンタミナント
を含んだ沈殿池を間歇的に放出する常流油沈澱清浄装置
では油の処理能率がきわめて悪く、すなわちこの沈澱油
放出によるコンタミナントに対する油の含有率は80〜
95俤にも達するのが通例であるのに対し、この発明の
ように下底沈澱部12に清水を注入してこの中に水滴お
よびコンタミトントを捕捉合流させるようにしこの主と
して水から成る混合ドレーンのみを放出するようにすれ
ば放出液中の油の含有率は5〜10条にも減少し、油分
が混合ドレーン中に含有されて無益に放出することを極
度に防ぐことができる。
而もこのような操作を浮子19により自動的に弁の開閉
を行うことによりその混合ドレーンの排除と清水の注入
との調整を容易に且つ自動的に行い常流油の沈澱清浄化
をきわめて能率的に実施することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の常流油沈澱清浄装置の一部截断縦断正
面図、第2図は第1図の横断平面図、第3図は常流油沈
澱槽の下底沈澱部における浮子の設置状態を示す横断平
面図、第4図は浮子による電気回路の開閉動作を説明す
るための常流油沈澱槽の下底沈澱部の一部截断縦断正面
図である。 1・・・・・・常流油沈澱槽、12・・・・・・下底沈
澱部、13・・・・・・水注入管、14・・・・・・水
注入管の開閉弁、15・・・・・・タイムスイッチ、1
6・・・・・・排出弁、17・・・・・・混合ドレーン
排除管、19・・・・・・浮子、21゜22・・・・・
・電気接点、23・・・・・・移動接点、2T。 28,30・・・・・・電気回路、26・・開開弁作動
子、29・・・・・・閉弁作動子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 燃料油の主沈澱槽のドレーンと潤滑油の主済器のド
    レーンとをそれぞれ各別に常流として取出し、それらを
    各別の常流油沈澱槽に導き、この沈澱槽で主として水滴
    と水よりも比重の重い夾雑物質(コンタミナント)とを
    下方に沈澱させ、この沈澱した混合ドレーンを沈澱槽の
    下底より抜き去る式の常流油沈澱槽において、その常流
    油沈澱槽の容量を油の常流量に対し4〜10時間分時間
    分天きさとなし、且つ常流油沈澱槽の下底沈澱部を鋭角
    の截頭円錐形または同角錐形に傾斜させて下底沈澱部の
    断面積を小さいものとし、との下底沈澱部の側方に水注
    入管を開設し、それにより下底沈澱部内に適量の水を注
    入して水中に沈澱水滴および夾雑物質(コンタミナント
    )を捕捉含流させ、この水流を下底より抜き去ることに
    より油分の混合ドレーン中に混合されて無益に放出され
    る割合を極少に保つようにし、さらに常流油沈澱槽の下
    底沈澱部内に該下底部に沈澱する水滴および夾雑物質(
    コンタミナント)を含む混合ドレーン中に泣在する浮子
    を設け、混合ドレーンの容量および比重の変化に応じ浮
    子を上下に移動させ、その昇降移動の上限位置と下限位
    置との両位置にそれぞれ電気接点を定設すると共に浮子
    に移動接点を取付け、且つ上記の下限位置の電気接点を
    含む回路に混合ドレーンの排出弁を閉止する電気回路と
    水注入管の弁を開放する電気回路とを並列に接続すると
    共に上限位置の電気接点を含む回路に水注入管の弁を閉
    止する電気回路を接続して成ることを特徴とする常流油
    沈澱清浄装置。
JP12132075A 1975-10-09 1975-10-09 ジヨウリユウユチンデンセイジヨウソウチ Expired JPS5825715B2 (ja)

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JPS5245605A JPS5245605A (en) 1977-04-11
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6359022U (ja) * 1986-10-07 1988-04-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6359022U (ja) * 1986-10-07 1988-04-20

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