JPS5825673B2 - オキシインド−ル誘導体 - Google Patents

オキシインド−ル誘導体

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JPS5825673B2
JPS5825673B2 JP51036281A JP3628176A JPS5825673B2 JP S5825673 B2 JPS5825673 B2 JP S5825673B2 JP 51036281 A JP51036281 A JP 51036281A JP 3628176 A JP3628176 A JP 3628176A JP S5825673 B2 JPS5825673 B2 JP S5825673B2
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JP
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methyl
oxindole
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alkyl group
hydroxy
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JP51036281A
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孝夫 西
靖男 大城
量之 中川
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオキシインドール誘導体及びその酸付加塩に関
する。
本発明化合物は新規物質であり、一般式 〔式中R1は水素原子又は低級アルキル基を示す。
R2は水素原子を示す。
R3は水素原子又は低級アルキル基を示す。
R4は低級アルキル基を示す。R5は水素原子又は低級
アルキル基を示す。
R6及びR7は同−又は相異なって水素原子、基を有し
若しくは有しない低級アルキ ル基、フェニル環上に低級アルコキシ基を有し若しくは
有しないフェニル低級アルキル基又はフェノキシ低級ア
ルキル基を示す。
あるいはこのR6及びR7はこれらが結合する窒素原子
と共に互いに結合して卑 又は基 を 形成してもよい。
〕で表わされるオキシインドール誘導体である。
本発明の化合物は、β−アドレナリン作働阻害作用、特
に心及び末梢の血管拡張作用を示し、心臓病薬及び血管
拡張剤として有用である。
上記一般式CI)の化合物において低級アルキル基とは
炭素数が1〜6個の直鎖若しくは分校状のアルキル基を
意味し、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、ブチル基、イソブチル基、5eC−ブチル基、t
ert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等を例示で
きる。
フェニル低級アルキル基とはフェニル基と炭素数が1〜
6個の直鎖若しくは分枝状のアルキレン基とが結合した
ものを意味し、このフェニル環上にはメトキシ基、エト
キシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、メトキシ基
等の低級アルコキシ基が置換していてもよい。
またフェノキシ低級アルキル基とはフェノキシ基と炭素
数が1〜6個の直鎖若しくは分枝状のアルキレン基とが
結合したものを意味する。
本発明の代表的な化合物としては、1・3−ジメチル−
3−(2−イソプロピルアミノ−2−エチル−1−ヒド
ロキシ)ブチル−オキシインドール、5−(2−メチル
−1−ヒドロキシ−2−プロピルアミン)ヘキシル−オ
キシインドール、1−メチル−3−(2−エチルアミノ
−2−メチル−1−ヒドロキシ)ヘプチル−オキシイン
ドール、3−メチル−3−(2−メチル−2−メチルア
ミノ−1−ヒドロキシ)ペンチル−オキシインドール、
1・3−ジメチル−3−(2−メチル−1−ヒドロキシ
−2−ペンチルアミノ)ブチル−オキシインドール、5
−(3−エチル−2−プロピルアミノ−1−ヒドロキシ
)ペンチル−オキシインドール、1−メチル−3−(3
−エチル−1−ヒドロキシ−2−ブチルアミノ)ヘキシ
ル−オキシインドール、1・3−ジメチル−3−(2−
イソプロピルアミノ−1−ヒドロキシ)ヘキシル−オキ
シインドール、■・3−ジメチル−3−CI−ヒドロキ
シ−2−(N−N−ジメチルアミノ)〕〕プロピルーオ
キシインドール5−〔1−ヒドロキシ−2−(N−メチ
ルブチルアミノ〕〕プロピルーオキシインドール、5−
〔1−ヒドロキシ−3−メチル−2−(N−N−ジエチ
ルアミノ)〕〕ブチルーオキシインドール1・3−ジメ
チル=5−(2−エチル−2−エチルアミノ−1−ヒド
ロキシ−3−メチル)ペンチル−オキシインドール、5
−(1−ヒドロキシ−2−メチル−2−へキシルアミノ
)プロピル−オキシインドール、■・3−ジメチル−3
−(1−ヒドロキシ−2−メチル−2−ブチルアミノ)
ペンチル−オキシインドール、1−メチル−3−(2−
エチル−2−エチルアミノ−1−ヒドロキシ−3−メチ
ル)ブチル−オキシインドール、3−メチル−5−〔1
−ヒドロキシ−2−(N−メチルへキシルアミノ)〕〕
ペンチルーオキシインドール1・3−ジメチル−3−(
1−ヒドロキシ−2−フェネチルアミノ)フロピルーオ
キシインドール、■−メチルー5−[2−(3・4−ジ
メトキシフェネチルアミノ)−1−ヒドロキシ〕フロピ
ルーオキシインドール、1・3−ジメチル−5−〔1−
ヒドロキシ−2=(2−フェノキジエチルアミン)〕〕
ブチルーオキシインドール3−メチル−5−〔1−ヒド
ロキシ−2−(l−メチル−2−フェノキジエチルアミ
ン)〕〕プロピルーオキシインドール■・3−ジメチル
−5−〔1−ヒドロキシ−2−メチル−2−(4−フェ
ノキシブチルアミン)〕〕プロピルーオキシインドール
1・3−ジメチル−5−〔1−ヒドロキシ−2−(N−
ベンジルベンジルアミノ〕〕プロピル−オキシインドー
ル、1−メチル−3−(1−ヒドロキシ−2−モルホリ
ノ)プロピル−オキシインドール、5−(1−ヒドロキ
シ−2−ピペリジノ)ブチル−オキシインドール等を例
示できる。
更に本発明では2等化合物の薬理的に許容される塩酸、
臭化水素酸、硫酸、燐酸等の無機酸あるいは蓚酸、マレ
イン酸、コハク酸、マロン酸、酢酸、サリチル酸、クエ
ン酸、安息香酸等の有機酸の付加塩も包含する。
本発明化合物は一般式 〔式中R1、R2、R3、R4、R5、R6及びR7は
上記に同じ。
〕で表わされるα一置換アミノアルカノイルオキシイン
ドール誘導体を還元することにより製造される。
本発明の出発原料である式〔、II )の化合物は新規
化合物であり、例えば次のようにして製造される。
即ち公知の化合物である一般式〔式中R1、R2及びR
3は上記に同じ。
〕で表わされるオキシインドール誘導体と公知化合物で
ある一般式 〔式中R4及びR3は上記に同じ。
X及びX′はハロゲン原子を示す。
〕で表わされるα−ハロ脂肪酸ハライドとを塩化メチレ
ン、二塩化エタン等のハロゲン化炭化水素、二硫化水素
、ニトロベンゼン等の溶媒中四塩化チタン、四塩化スズ
、無水塩化アルミニウム等のルイス酸の存在下反応させ
ることにより一般式 〔式中R1、R2、R3、R4、R5及びXは上記に同
じ。
〕で表わされるα−ハロアルカノイルオキシインドール
誘導体を得、次いで式〔■〕の化合物と一般式 〔式中R6及びR7は上記に同じ。
〕で表わされるアミンとを前者に対して後者を等モル−
犬過剰モルの割合で、アセトニトリル、N−N−ジメチ
ルホルムアミド、酢酸エチル等の非プロトン性溶媒中、
メタノール、エタノール、インプロパツール等のアルコ
ール溶媒中あるいは無溶媒中で反応させることにより製
造される。
之等の反応に使用される式(III)、〔■〕、(V)
及び(VIA)の化合物は、そのR1、R2、R3、R
4、R5、R6及びR7が式〔■〕の化合物のR1、R
2、R3、R4、R5、R6及びR7の範囲内にある限
りすべて使用可能である。
本発明に於いて、式〔■〕で表わされるα一置換アミノ
アルカノイルオキシインドール誘導体の還元反応は、た
とえば水、酢酸、メタノール、エタノール、イソプロパ
ツール、エーテル、ジオキサン等の溶媒中で行なわれる
この際触媒としてたとえばパラジウム黒、パラジウム炭
素、白金黒、ラネーニッケル等の水添用触媒を用い、常
圧ないし約10気圧の水素ふん囲気中接媒還元するか、
あるいは水素化アルミニウムリチウム、水素化はう素ナ
トリウム等の水素化還元剤を用いて還元する。
本還元反応を水添触媒を用いて行なう場合は、上記水素
ふん囲気中、反応温度約0〜100℃で還元されるが、
なお好ましくは室温ないし約50℃で還元する。
還元は約1〜10時間程度におよびよくふりまぜて充分
水素を反応させる。
また上記水素化還元剤を使用する場合は、反応温度を一
10°〜50℃とするのがよく、なお好ましくは00〜
室温で1〜5時間反応させるのがよい。
なお水素化アルミニウムリチウムを使用する場合はエー
テル、ジオキサン等の無水溶媒を使用するのがよい。
斯くして式〔■〕で表わされる本発明化合物を得ること
ができる。
尚本発明に於いては、式CI、l]の化合物の光学異性
体も当然に包含する。
以下に本発明を更に詳細に説明するために参考例及び実
施例を記載するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
参考例 1 α−ブロモプロピオニルブロマイド87.OLf?(0
,42モル)、微粉砕無水塩化アルミニウムso、of
(0,60モル)を氷冷下二硫化炭素100TrLlに
懸濁し激しく攪拌しながら、3−メチルオキシインドー
ル29.4 f (0,2モル)を加え、約3時間還流
する。
反応終了後、減圧下で溶媒を除き残留物を氷−水11に
加え分解し、しばらく放冷する。
沈澱した油状物を取り、水洗の後、0℃に約1時間放置
すると結晶化する。
結晶を1取し、水11で洗浄の後、メタノール100m
1.ついでエーテル500m1で洗浄して乾燥する。
mp160.0〜161.5℃の無色粉末結晶の5−α
−ブロモプロピオニル−3−メチルオキシインドールを
27.41得る。
参考例 2〜8 参考例1と同様にして下記化合物を得る。
参考例 9 5−α−ブロモプロピオニル−3−メチルオキシインド
ール5.O?(0,018モル)をアセトニトリル50
m1に懸濁し、攪拌下1−メチルー2−フェノキジエチ
ルアミンを5.0 P(0,033モル)を加え5時間
還流する。
反応終了後減圧下で濃縮しエーテル300m1に激しく
攪拌しながら加え放置する。
析出したタール状物を分取しエーテルで洗浄する。
このタール状物をエタノール1oomlに熱時溶解し、
減圧下に濃縮乾固する。
残留物を希塩酸50m1に溶解し、不溶物を1別した後
、水冷下10%炭酸ナトリウム水溶液でpH9〜10に
調整し析出する結晶を1取し、水洗、乾燥することによ
り3−メチル−5−〔α−(1−メチル−2−フェノキ
シ)エチルアミノ〕プロピオニルーオキシインドールを
得る。
この3−メチル−5−〔α−(1−メチル−2−フェノ
キシ)エチルアミノコプロピオニルオキシインドールを
エタノール50m1に溶解し、濃塩酸を加えてpH3〜
4に調整した後減圧下に濃縮乾固する。
エタノールから再結晶して、mp 221.0〜224
.0℃(分解)の白色粉末結晶の3−メチル−5−〔α
−(1−メチル−2−フェノキシ)エチルアミノクーオ
キシインドール塩酸塩を2.73P(37,8%)得る
元素分析 C;63.31、H;6.62、N;6.9
8% 計算値 C21N24 N2 o3・HCl−+−H2
O:C;63.40、H;6.54、N N;7.04% 参考例 10〜15 参考例8と同様にして下記化合物を得る。
実施例 1 5−α〔(1−メチル−2−フェノキシ)エチルアミノ
〕プロピオニルー3−メチルオキシインドール塩酸塩2
.5 L?(0,007モル)をエタノール100m1
に溶解し、酸化白金0.21を加えて、室温、初期圧1
kgloftにて8時間水素を吸収させる。
反応終了後触媒を沢別し、涙液を活性炭処理する。
減圧下で濃縮乾固し、残渣にエタノールを加え溶解し、
再度濃縮乾固して完全に脱水する。
無水エタノールから再結晶して白色粉末結晶の5−〔1
−ヒドロキシ−2−(l−メチル−2−フェノキシ)エ
チルアミノ〕プロピルー3−メチルオキシインドールを
塩酸塩として0.614P(24,6%)を得る。
mp 253.0〜256.0°C(分解) 元素分析 C21N26 o3N2・HCl−N20と
して CHN 実測値(%):61.87 7,14 6.88理論値
(%):61.69 7.10 6.85実施例 2 5−α−〔(1−メチル−2−フェノキシ)エチルアミ
ノ〕インブチリルー3−メチルオキシインドール塩酸塩
を2.0 P (0,05モル)をエタノール50m1
に溶解し酸化白金0.2 fを加えて、室温、初期圧1
kg/crrtで水素を18時間吸収させる。
反応終了後触媒を沢別し、涙液を活性炭処理した後、減
圧下で濃縮乾固する。
残渣をエタノール5ornlに溶解し再度濃縮乾固して
完全に脱水したあと、無水エタノール−エーテル(1:
1)から再結晶して白色粉末結晶の5−〔1−ヒドロキ
シ−2−メチル−2−(l−メチル−2−フェノキシ)
エチルアミノ〕プロピルー3−メチルオキシインドール
を塩酸塩として0.98P(48,8%)を得る。
mp 157.0〜159.0°C(分解)元素分析
C22H2803N2・HCl−N20 として 実施例 3 5−α−(1−1チル−2−フェニル)フロビルアミノ
−3−メチルオキシインドール塩酸塩2.60グ(0,
0067モル)をエタノール100m1に溶解し、酸化
白金0.50Pを加え室温、1kg/cystの初期圧
で水素を18時間吸収させた。
反応終了後触媒を沢別し涙液を減圧下濃縮乾固する。
残渣を希塩p50mlと溶解し、水冷下10%炭酸ソー
ダを加えpH:9〜10に調整し放置する。
沈澱した油状物をクロロホルム200m1で抽出し、ク
ロロホルム溶液を水100m1づつで5回洗浄する。
その後減圧下でクロロホルムを留去し、残留物をイソプ
ロパツール507711に溶解し、シュウ酸エーテル溶
液を加えてpH中5に調整し冷却する。
析出する結晶を沢取しエーテルで洗浄の後、乾燥して淡
黄色粉末結晶の5−〔1−ヒドロキシ−2−(l−メチ
ル−2−フェニル)プロピルアミン〕プロピルー3−メ
チルオキシインドールをシュウ酸塩として1.091(
41,13%)を得る。
mp142.0〜144.0℃(分解) 元素分析 C2□H26N202・−+C204H2・
N20として 実施例 4 5−α−ブチルアミノプロピオニル−3−メチルオキシ
インドール塩酸塩2.1’(0,009モル)をエタノ
ール100m1に溶解し、酸化白金0.31を加え実施
例3と同様に反応させ、処理した。
淡黄色粉末結晶の5−(2−ブチルアミノ−1−ヒドロ
キシ)プロピル−3−メチルオキシインドールをシュウ
酸塩として810〜(26,7%)を得ンる。
mp152〜154.0℃(分解)元素分析 C16H
24N2 o2・+C2H204・H2Oとして 実施例 5〜18 実施例1と同様にして下記化合物を得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中R1は水素原子又は低級アルキル基を示す。 R2は水素原子を示す。 R3は水素原子又は低級アルキル基を示す。 R4は低級アルキル基を示す。R3は水素原子又は低級
    アルキル基を示す。 R6及びR7は同−又は相異なって水素原子、を有し若
    しくは有しない低級アルキ ル基、フェニル環上に低級アルコキシ基を有し若しくは
    有しないフェニル低級アルキル基又はフェノキシ低級ア
    ルキル基を示す。 あるいはこのR6及びR7はこれらが結合する窒素原子
    と共に互いに結合し 又は基 を 形成してもよい。 〕で表わされるオキシインドール誘導体及びその酸付加
    塩。
JP51036281A 1976-03-31 1976-03-31 オキシインド−ル誘導体 Expired JPS5825673B2 (ja)

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US4452808A (en) * 1982-12-07 1984-06-05 Smithkline Beckman Corporation 4-Aminoalkyl-2(3H)-indolones

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