JPS5825497A - カチオン型電着塗装方法 - Google Patents

カチオン型電着塗装方法

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JPS5825497A
JPS5825497A JP12284881A JP12284881A JPS5825497A JP S5825497 A JPS5825497 A JP S5825497A JP 12284881 A JP12284881 A JP 12284881A JP 12284881 A JP12284881 A JP 12284881A JP S5825497 A JPS5825497 A JP S5825497A
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芳信 高橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カチオン濡電着11袈において、改良された
陽電極材料を甲いる電着塗置方法に関するものである。
近年、自動車の車体**にあっては% p錆性の向上が
49i(11!視され、V錆対策として、素材、化*@
理鎗料の種類、塗装法、ボデー構造勢の多方面から検討
されている。なかても、電着m装は自動車車体等のよう
に、W雑な構造物の袋構造内面やスプレー?装の困離な
部位の切錆に対して最も有効かつ経済的な方法であるた
め、現在広く使用さねでいる。
従来の電着1!!Wp@に右いては、使用する塗料が安
価でかつ塗料の焼付湯度が比較的低く、設備費も比較的
安価である勢の点からアニオン滓電着塗料の使用が主で
あった。しかしながら。
アニオン型電着tII装法においては、電着槽もしくは
塗料中に浸漬した鉄製等の陰極(カソード)の溶出がな
いが、被塗物を陽極(アノード)とするために電着塗装
時に被塗物の溶出があり。
このため化成皮膜の効果が低下し、また被塗物表面に形
成される]!!I装膜厚も薄いので、腐蝕環境の苛酷化
に伴なって、従来のアニオン濡電着塗袈では切錆性が充
分とはいえなくなってきた。
このため、最近ではカチオン型電着*II−が広く採用
されるようになってきた。
カチオン型電着塗装をするには、水不溶性の樹脂1例え
ばビスフェノール膠等のエポキシ樹脂のグリシジル基に
、第一アミンオたは第二Tミンを付加させて開墳させて
なる水不溶性ポリアミン樹脂R−N)1.に1次の反応
式(1)で示すよろに、酢酸、乳醒醇の有轡酸等を中和
剤(水溶化斉1)AHとして作用させて、水性樹脂R−
Nf(3+とする。
R−Nuち十甜→a−団、+ + A−(1)上1水性
樹脂と、必要により架橋剤および―料とよりなるカチオ
ン瑠電着塗料溶液中に、被塗物を陰電極(以下、陰極と
いう)として浸漬し、これと別に前記溶液中に、flえ
はステンレス、カーボン等の陽電極(以下、陽極といろ
)を浸漬し、これら陰極(被塗物)と陽極との間に通電
する。
この通電により、正に帯電した塗料弁は溶液中を電気線
動して、被塗物である陰極上で、次式(1)で示すよう
に電荷を放出して凝集・0析出して水不溶性塗膜を形成
する。
また、陽極では、5c■に示すように陽極が金属製1例
えばステンレスの場合は、金属イオンの溶出とともに、
式■で示すように酸素の発生が見られる。
M   −+  M”+oe     (1)40H−
→0□↑十訃−〇+4C−面 陽極がカーボン製の場合は、金属でないため式曹で表わ
す溶出反応は生じないが、式■の反応によりIl素が発
生するため、カーボン自体が酸化される。従って、陽極
は経時によりかさの目減り、切損が発生するとともに、
%に金属製の場合には、溶出した金属イオンが溶液中に
混入し、m料の凝集析出とともに、被塗物上へこれら金
属イオンも凝集・析出し、得られる塗膜の防錆性が響く
なったり、?面が荒わたりする。
また、カーボンの場合には、酸化によりカーボンの微粉
末の脱落部が生じ、溶液中にこの微粉末が混入し、この
状態で電着塗装を続けると被塗物表面にブツが生じて、
e面の見映えや防錆性が悪くなるという問題があった。
本発明は、陽極(アノード)材質が従来のステンレス、
カーボン叫の場合に発生する不具合いを解決するための
もので、陽極材料として不溶出性もしくは極めて溶出の
少ない導電性を有する金属酸化物焼結体を使用すること
により、陽極の耐久性を向上し、同時に、*料溶液中に
異物又は夾雑イオンの混入が少なく、極ゎめて安定な高
品質のt膜を得ることのできる電着塗装方法−)提供す
るものである。
すなわち1本発明カチオン屋電着塗袈方法は。
塗料溶液中に被塗物とこれに対向する対電極とを設け、
これら被塗物と対電極との間に電防電圧を印加して被塗
物の表面にカチオン電着塗膜を形成する方法において、
前記対電極として導電性を有する金属酸化物焼結体を使
用することをIp金とするものである。
本発明において対電極、すなわち陽極として片いられる
金属酸化物焼結体は、導電性の優れたものであり、一般
にマグネタイトと呼ばれるFeOFe zO@で表わさ
れる磁性蒙化鉄、およびフェライトと呼ばれる)[ea
Fe、0.て表わされる磁性金属階化物がある。ここで
、Mは2価金属イオンを表わし、Mn、 Ni a C
ut Mg、 Co、 Zn  などである。
本発明で用いる金属焼結体は、その使用目的上導電性を
有することが必要であり、前記マグネタイトの場合には
抵抗率が低く問題ないが、フェライトの場合には組成に
より様々な抵抗率を有するものがある。フェライトは一
般に強磁性を持ち、現在テレビ、ラジオ、オーディオ機
蕎1通信機器弊の各種変成器、永久磁石、配憶素子、磁
気応用素子等として電子工業に甲いらrるものは、その
抵抗率範囲が1000・a〜100MΩ・国と大きい、
従って、フェライトのうちでも抵抗率の大きいものは、
陽極として甲いる場合に、電源低下、発熱醇が発生し、
不適轟な場合もある0本発明において陽極材料として使
用するフェライトは、低い抵抗率を有するものであるこ
とが必慶である。フェライトにおいては。
主としてFe’+とFe”+との間の電子のホッピング
により電導を生じることから、低い抵抗率を得るために
は、フェライト中の組成はFejOsカ過剰でなければ
ならない、大発明で用いるカチオン電着型11装用陽極
さして甲いる金属−化物焼結体は、焼結体の体積固有電
気抵抗値が。
A8TM−D 257−61により温度20℃、荷電圧
20Vにおいて、lO′Ω・国以下好才しくは103Ω
・1以下となるような組成とする。具体的には、lll
銑鉄酸化鉄以外の金属酸化物(例えばN i DlMf
lOなど)とのある特定の組成範囲、すなわち酸化鉄(
Pe*01)と全量に対して5〜40モル鴫の金属酸化
物からなるスピネル結晶構造を有する金属酸化物焼結体
である。磁性酸化鉄の場合には1組成割合としてFe0
30〜50s−Fe、0.50〜70憾である。
上配磁性蒙化鉄、フェライトの陽極としての耐蝕性は、
従来陽極として用いていたステンレス(8U8304.
同316.1j11317)やカーボン。
例えばグラファイト等より良好であり1%にフェライト
はiI!出が少なく極めて良好である。
本発明方法で用いる陽極を、前記磁性酸化鉄またはフェ
ライトで製造するには、e+tえば5次の方法により行
な”’) a FeOまたはNiOとFe、O。
の金属醸化物の微粉末を所定の形状に圧縮成形し、得ら
れた成形体を1300−140011:の高温で焼結す
ることにより得らゎる。
塞発甲電着塗装方法で使甲する塗料は、通常使甲されて
いるカチオン型電着塗料であればよく特に限定されない
が1例えばエポキシ系ポリアミノ樹脂、アクリル樹脂、
エポキシ−ポリアミド樹脂尋である。
以下、本発明方法を実xlfIIば稔参輿および榊練例
に基づいて説明する。各例中1体積固有電気1!!抗1
[jlム8TM D257−61 #cより2QC12
0Vで測定して得られた値である。
実施例L (イ)陽極槍の作製 磁性酸化鉄および体積固有電気抵抗値の異なるフェライ
ト人〜Dを用い、焼結法により長さ160■1幅50■
、厚さ4饋の陽極看を製造した。各焼結体の体積固有抵
抗値をIIEI!1に示すe (ロ)電着11装 ■ 塗料の調製 樹脂塩基価80のエポキシ系ポリアミノ樹脂を、酢酸に
より中和当量鶴で中和し、エチレンクリコール七ノエチ
ルエーテルアセテートを含む脱イオン水中に溶解せしめ
たワニスに、前記ワニスの固形分10011に対しカー
ボンブラック311.タルク6部を配合し、ミルで20
時間分散してカチオン瀝電着塗料を作成したー得られた
塗料にさらに脱イオン水を加え、fjI形分1ullに
調製した。
■ t#装方法 第1図に示すように、長さ200■1幅110■、深さ
15G−の鋼珈製タンクlの内側に塩化ビニル樹脂製ラ
イニング2を1こした容器中に・前記で調製したall
)II’3をIl済する0次いで、前記口)で製造した
焼結体(対電極)44をその上端から】〇−下方までの
部分が浴の液面上に出るよろにして取り付け、リン酸亜
鉛処理鋼*(150X 50 X OJ WのSPC冷
延鋼砂を8大パ一カライジング社製ボンプライドナ]3
7で処理したもの)製被塗物5を前記浴中に浸漬する。
2本の対電極44は被塗物5を中心に対称となるように
配置し、被塗物5に塗膜が均一に形成するようにする。
これら対電極4.4はリード線6により接続されておす
、マタ、被塗物sは、前rリート1II6に接続する電
源7と、接点8を介して電気的に接続している。この状
態で下rの条件下で通電を行なうと、対電極44が正に
帯電して陽極となり、被塗物5は陰極になり、カチオン
型豐料が被塗物5の表面に析出する。
〈電着条件〉 ・浴   温   3部℃ ・極間距離  150■ ・陽極面積   75− ・陰極面積   75− ・直揄電圧   130Vおよび160v・通電時間 
  3分間 電着**後、20℃の水道水を圧力α5砺−で1分間吹
き付けて水洗し、次いで180℃で30分間焼付・硬化
した。各種材料により製造した陽極板を用いてそれぞれ
同様に電m1ntsを行ない、各々の電着時の初期電源
値と膜厚を一定した。結果を第1!lに示す。
比較%11 対電極(陽極)材料として、カーボン(東海カーボン社
製黒鉛電極、商標名rG152J)およびステンレス8
U8316%−戸い、実施例1(ロ)と同様の方法で電
着普装を行なりた。それぞわの陽極板を使用したときの
電着時の初期電流と膜厚を測定し、結果を91表に示し
た・ 第   1   表 *1例2 0) 陽極板の作製 実Jl[j@1(イ)と同様の方法で、磁性−銑鉄おヨ
ヒフエライl−Dの極微を作成した。
(ロ)耐食試験方法 □ 酢酸を脱イオン水で希釈した5重量饅濠と、乳!IPを
脱イオン水5重量鴫液とをl:lで混合し、実1例1(
−と同様の樹脂ライニング製容器に入わ、#f’(イ)
で製造した各陽極板をその上端から10雪下方才での部
分が浴の液面上に出るように取り付け、spa冷延鋼砂
を陰極として下Pの条件で電解させ、各陽極板の重量減
少により耐食性を求めた。各陽極橡の溶出量を!!2表
に示す。
く電解条件〉 ・輸  II :30℃ ・椿間距1@:150m ・陽極および陰極面積 =75d ・直護電#:5A/−とaOlム/−2を1時間毎に交
互に変える Q期  間  = 100〜1000時間北砿例2 陽極圃としてl&積積車1戸いたカーボン、ステンレス
8U8316を用い、実Jlli例2(ロ)と同様の方
法によって耐食性試験を行なった。
各陽極板の溶串量を第2衰に示す。
第2表 実施例3 実際の電着?装うインに2いて%IN2図に示すように
、調合製タンクlのV′3@表面に塩化ビニル等からな
るライニング2を冷こしてなる容器に、塗料滓si3が
建浴されている・この塗料は、実施例1 (Inに記載
したとほぼ同(アノード)gaに、被塗物5は接点8を
介して陰極(カソード)IIに接続されている0本実N
例の場合には、陽極を第1図と同様の褌電極構造のもの
と、隔膜電極構造のものとの併用とする。すなわち、#
桝114’の周囲に隔膜ボックス9を設け、この隔膜ボ
ックス9の陽極4′と被塗物5の間に位置する面にイオ
ン交換樹脂i11[10を配設し、ボックス9の内部に
隔膜水12を充填させる。このように陽極を隔膜電極構
造にすることにより、陽極かられずかに材料が溶出して
も塗料液中にそわらの溶出物が混入せず、塗膜の品質性
が向上する。
第3図に電着槽長手方向の陽極の配置を示し、4は裸電
極構造の陽極、4′は隔膜電極構造の陽極を示す。
電着は襞方法は、実施例1(ロ)番こ1載したと同様の
繰作及び条件で行なわれた0才た1本実N例で使用した
陣極砂形成材料としては。
ステンレス(SUS316)、カーボン(グラファイト
)オよびフェライトDを用いた。
そVぞれの陽極形成材料について、約1年間電着11装
を行ない、各陽極微の重量減少量を一1定した。結果を
Il!3表に示す0表から明らかなように、フェライト
を用いた場合には重シ減少が最も少なかった。tた。電
着を装柱はフェライトの場合は特に問題がなかったが、
ステンレスの場合は塗料中にFeイオンの増加が認めち
わ、fJHの肌が荒れ気鰍であった。カーボンの場合は
一部脱落により塗料液中に微粒子の混入が認めらゎ、倉
襖外観欠陥の発生があった。
以上の記載から明らかなように、本発明カチオン型電着
11装方法は、場1M砂に導電性の優れた金属酸化物焼
結体を使用しているため。
電着時の漂出が殆んどなく、溶液中に不純物イオンが混
入するということがない、また。
電着時に陽極近傍に発生する酸雰によって酸化されると
いうことがないため、lI化による電極の劣化、一部脱
離ということがない、従つて、を料溶液中に不純微粒が
混入せず、塗膜の欠陥がなく優わた肌の塗膜が得られる
同時tへ電極の劣化がないので、電極の耐久性か向上し
、取り換え岬の手間が、省け、費甲及び労力の点で非常
にメリットがある。
【図面の簡単な説明】
1載1図は、本発明の電着I!装方法を実施するための
装置の−fl+を示す横断面図。 w42図は、本発明方法を実Jll!iTるための別の
装置の一例を示す横断面図。 #3図は、本発明方法を実施するための装置の縦断面図
、 である。 図中、l・・・鋼砂製タンク、2・・・ライニング。 3・・・カチオン型電着塗料液、  44’・・対電極
(陽極)、5・・・被塗柳(陰#)17・・・電源(l
ti\15b) 第1図 牙2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鎗料静液中に被塗物とこnに対向する対電極とを浸漬し
    、これら被塗物と対電極との間に盲澹電圧を印加して被
    塗物の衰面にカチオン電着塗膜を形成する塗装方法にお
    いて、前記対電極として導電性を肩する金属酸化物の焼
    結体を用いることを特徴とするカチオン濡電着塗袈方法
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