JPS5825435Y2 - エンベロ−プ形成回路 - Google Patents

エンベロ−プ形成回路

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JPS5825435Y2
JPS5825435Y2 JP1977178395U JP17839577U JPS5825435Y2 JP S5825435 Y2 JPS5825435 Y2 JP S5825435Y2 JP 1977178395 U JP1977178395 U JP 1977178395U JP 17839577 U JP17839577 U JP 17839577U JP S5825435 Y2 JPS5825435 Y2 JP S5825435Y2
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capacitor
terminal
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Inventor
啓至 赤松
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ロ−ランド株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電子楽器における楽音信号のエンベロープ形
成回路の改良に関する。
従前に釦けるこの種のエンベロープ形成回路は楽音信号
の立上り時間(以下アタックタイムという。
)、鍵盤を押下している期間中において安定に維持され
る楽音信号の振幅(以下サスティンレベルという。
)、アタックタイム経過後、該サスティンレベルに達す
るまでの時間(地下ディケイタイムという。
)及び鍵盤を復帰せしめてから楽音信号が消滅するまで
の時間(以下レリーズタイムという。
)の4要素を制御するごとくに構成されており、各要素
はコンデンサと抵抗器から成る充放電回路の充放電時間
によって決定される。
しかし、一般に、一つの電子楽器には、該楽器が発音で
きる各々の楽音に対応する多数のエンベロープ形成回路
が使用されるので、従前のエンベロープ形成回路に釦い
て前記4要素を制御する際には、各々のエンベロープ形
成回路に訃いて充放電回路を構成する各々の抵抗器の抵
抗値若しくは各々のコンデンサの静電容量を同時的に変
化せしめる必要があった。
したがって、複数のエンベロープ形成回路を同時に制御
すべく、例えば連動形可変抵抗器等の複数連動素子を用
いなければならないために構成が複雑になり、しかも、
操作が困難になるという欠点があった。
この考案の目的は、上記従来技術に基づくエンベロープ
形成回路の最大発音数(同時的に発音可能な音の数)の
増大に伴う複雑化等の問題点に鑑み、コンデンサの充放
電路をスイッチング素子でもってオンオフすることによ
り、前記欠点を除去し、回路の簡単化と調整操作の容易
化が図れる優れたエンベロープ形成回路を提供せんとす
るものである。
上記目的に沿うこの考案の構成は、アタックタイム、デ
ィケイタイム、レリーズタイムの各々に対応する第一、
第二、第三〇定幅パルス列を出力する可変周波数定幅パ
ルス発振器を設け、更に、コンデンサから電源に至る充
電路、コンデンサからサスティンレベル設定用電源に至
る第一の放電路、コンデンサから電源帰路に至る第二の
放電路の各々に第一、第二、第三のスイッチング素子を
挿入し、アタックタイムの制御に際しては、第一の定幅
パルス列でもって、第一のスイッチング素子をオンオフ
し、ディケイタイムの制御に際しては、第二の定幅パル
スでもって第二のスイッチング素子をオンオフし、レリ
ーズタイムの制御に際しては、第三の定幅パルス列でも
って第三のスイッチング素子をオンオフし、サスティン
レベルの制御に際しては、サスティンレベル設定用電源
の出力電圧を変化させることにより、最大発音数の楽音
にズ」応して設けられた多数のエンベロー1回路におけ
るアタックタイム、ディケイタイム、レリーズタイム、
サスティンレベルの各々を唯−組の可変周波数定幅パル
ス発振器から供給きれる第、第二、第三の定幅パルス列
と、唯一のサスティンレベル設定用電源から供給される
電圧とに基づいて集中制御できることを特徴とするもの
である。
第1図はこの考案の一実施例であるエンベロープ形成回
路の構成を示す。
同図において、1はキー信号が印加される入力端子であ
る。
該端子は微分用コンデンサ2の一端に接続され、該コン
デンサの他端は微分用抵抗器3を介して接地されるとと
もに7リツプフロツフ”FFのセット入力端子Sに接続
される。
該フリップフロツノの正相出力端子Qはナントゲート4
0入力端子に接続される。
該ナントゲートの他の入力端子にはアタックタイム制御
用電圧制御可変周波数定幅パルス発振器5が接続され、
かつ、該発振器にはアタックタイム設定用可変電圧源6
が接続される。
更に、ナントゲート4の出力端子は抵抗器8を通じてト
ランジスタIのベースに接続される。
該トランジスタのエミッタは電源Eに、またコレクタは
抵抗器9を通じてエンベロープ形成用コンデンサ10の
一端に接続される。
該コンデンサの一端はボルテージフォロアを構成する演
算増幅器11の正極性端子にも接続され、更に、その他
端は接地等の電源帰路に接続される。
該演算増幅器の出力端子は抵抗器12を通じて該フリッ
プフロップのリセット入力端子Rに接続され、かつ、該
端子Rはアタックレベル設定用抵抗器13に接続される
一方、該フリップフロップの補相出力端子Qはナントゲ
ート140入力端子に接続される。
該ナントゲートの他の入力端子にはディケイタイム制御
用電圧制御可変周波数定幅パルス発振器15が接続され
、かつ、該発振器にはディケイタイム設定用可変電圧源
16が接続される。
更に、ナントゲート14の出力端子は順方向に結線され
たダイオード17及び逆方向に結線されたダイオード1
7及び逆方向に結線されたダイオード18を介してエン
ベロープ形成用コンデンサ10の一端に接続される。
該ダイオード17及び18の接合点は抵抗器19を通じ
てボルテージフォロアを構成する洩算増幅器20の出力
端子に接続され、かつ該演増幅器の正極性入力端子はサ
スナインレベル設定用可変電圧源21に接続される。
また、エンベロープ形成用コンデンサ10の一端は抵抗
器22を通じてトランジスタ23のコレクタに接続され
る。
該トランジスタの工□ツタは接地に、また、ベースは抵
抗器24を通じてアンドゲート25の出力端子に接続さ
れる。
該アンドゲートの入力端子は入力端子1に接続されたイ
ンバータ26の出力端子に接続される。
更に、該アンドゲートの他の入力端子はレリーズタイム
制御用電圧制御可変周波数定幅パルス発振器27の出力
端子に接続され、かつ、該発振器にはレリーズタイム設
定用可変電圧源28が接続される。
29はトリガ用コンデンサであってインバータ26の出
力端子とフリップフロップFFのリセット端子R間に接
続される。
30は楽音信号の伝送路31に挿入されたエンベロープ
形成用振幅変調回路であって、その変調信号端子32は
演算増幅器11の出力端子に接続される。
な釦、第1図に示す構成は、一つの電子楽器中に含まれ
る多数の鍵に関するエンベロープ形成回路のうち、一つ
の鍵に関する部分を抽出して、共通的構成要素であるア
タックタイム設定用可変電圧源6、アタックタイム制御
用電圧制御可変周波数定幅パルス発振器5、ディケイタ
イム設定用可変電圧源16、ディケイタイム制御用電圧
制御可変周波数定幅パルス発振器15、レリーズタイム
設定用可変電圧源28、レリーズタイム制御用電圧制御
可変周波数定幅パルス発振器27と共に一体的に表わし
たものであり、耐して、該発振器5゜15.27の出力
端子は、図示しない他の鍵に関する同様のエンベロープ
形成回路のうちの合鍵に固有の部分に接続されるもので
ある。
更に、上記構成中、アタックタイム制御用電圧制御可変
周波数定幅パルス発振器5、ディケイタイム制御用電圧
制御可変周波数定幅パルス発振器15、レリーズタイム
制御用電圧制御可変周波数定幅パルス発振器27は、そ
れぞれ、通常的な電圧制御可変周波数発振器vCOとそ
れに後続する単安定マルチバイブレータから成るもので
ある。
かかる構成にむいて、いま、入力端子1に第2図Aに示
すととくのキー信号を印カロすると、該信号の前縁がコ
ンデンサ2、抵抗3より成る微分回路を通過してフリッ
プフロップFFに対するトリガパルスが得られる。
該フリップフロップはセット入力端子Sに該トリガパル
スを受けて論理「1」の状態となるためにその正相出力
端子Qが論理「1」となってナントゲート4に対して論
理「0」を出力する機会を与える。
該ナントゲートは第2図Bに示すととくのアタックタイ
ム設定用可変電圧源6によって設定される特定の電圧に
対応する特定の周波数を有する定幅パルス列をアタック
タイム制御用電圧制御可変周波数定幅パルス発振器5か
ら受けて、該出力パルス列の反転波形でもってトランジ
スタ7をオン、オフせしめる。
いま、第2図Bに釦いてaに示すごとく該パルス発振器
5の出力が論理「1」のとき該ゲート4の出力は論理「
O」となり、トランジスタ7のエミッタから抵抗器8を
通じてベース電流が流れるために、該トランジスタは導
通状態となり、エンベロープ形成用コンデンサ10は抵
抗器9を通じて充電される。
このとき、該コンデンサの端子電圧は第2図Cに釦いて
bの示すごとく、指数曲線に沿って上昇する。
一方、同図Bに釦いてCに示すごとく該パルス発振器5
の出力が論理「0」のとき該ゲート4の出力は論理「l
」となり、トランジスタ7が遮断状態になるために該コ
ンデンサに列する充電は行われない。
かかる状態に釦いては、入力端子1に印カロされている
キー信号が論理「1」であるためにインバータ26の出
力は論理「0」、アンドゲート25の出力は論理「0」
となり、トランジスタ23は遮断状態となる。
しかも、このとき、フリップフロップFFの補相出力端
子Qが論理「0」、ナントゲート14の出力が論理「1
」に保持されるためにダイオード17が導通状態となり
結局ダイオード18は遮断状態となる。
更に、ボルテージフォロアを構成する演算増幅器110
入力インピーダンスは極めて大きい。
したがって該コンデンサ10に対する放電路は存在しな
いからトランジスタ7が遮断状態におかれる期間中、該
コンデンサの端子電圧は第2図Cにおいてdに示すごと
く一定値に保持される。
かくして、該コンデンサの端子電圧の上昇勾配は該コン
デンサに対する充電量を変化せしめることによって制御
される。
即ち、アタックタイム設定用可変電圧源6の設定電圧を
変化せしめると、アタックタイム制御用電圧制御可変周
波数定幅パルス発振器5が出力する単位時間におけるパ
ルス数が変化するために、結果的に単位時間に釦ける充
電量が変化し、該コンデンサの端子電圧の上昇勾配が制
御される。
したがって、第2図Bに示すととくの定幅パルス列に対
しては同図Cに卦いてT1に示すととくのアタックタイ
ムが得られる。
一方、同図Fに示すととくの定幅パルス列に対しては同
図GにかいてT/1に示すととくのアタックタイムが得
られる。
さて、該コンデンサの端子電圧、即ち、演算増幅器11
の出力が第2図C及びGに釦いてvAに示すごとく、ア
タックレベル設定用抵抗器13によって設定される特定
の電圧にまで上昇するとフリップフロップFFが反転し
、補相出力端子に接続されたナントゲート14に対して
論理「O」を出力する機会が与えられる。
そこで、ディケイタイム制御用電圧制御可変周波数定幅
パルス発振器15から第2図りに示すととくの出力パル
ス列が該ナントゲートに印加されると、同図eに示すご
とく該パルス列が論理「■」である期間中、該ナントゲ
ートの出力は論理「0」となり、ダイオード17が遮断
状態となるためにエンベロープ形成用コンデンサ110
に対してダイオード18及び抵抗器19を通じて演算増
幅器20に至る第一の放電路が形成される。
したがって第2図Cにち−いてgに示すごとく、該コン
デンサの端子電圧は指数曲線に沿って下降する。
一方、同図りにおいてfに示すごとく該パルス列が論理
「O」の期間では、ナントゲート14の出力は論理「1
」ダイオード17が導通状態、そして、ダイオード18
が遮断状態となり、しかも、トランジスタI及び23も
遮断状態となるために該コンデンサに対する放電路は存
在しなくなる。
したがって、第2図Cにおいてhに示すごとく該コンデ
ンサの端子電圧は一定値に保持される。
かくして、該コンデンサの端子電圧の下降勾配はアタッ
クタイムの制御に釦いて該端子電圧の上昇勾配が制御さ
れる作用効果と同様の作用効果でもって制御される。
しかも、演算増幅器20の出力はサスティンレベル設定
用可変電圧源21によって設定されるサスティンレベル
V8に保持されるために、該コンデンサの端子電圧が該
サスティンレベルに到達したとき放電は終止する。
したがって、第2図りに示すととくの定幅パルス列に対
しては同図CにむいてT2に示すごとくのディケイタイ
ムが得られる。
一方、同図Hに示すととくの定幅パルス列に対しては同
図Gに釦いてT′2に示すごとくのディケイタイムが得
られる。
次に、鍵盤が復帰すると、入力端子1に印加されている
キー信号が論理「0」、インバータ26の出力が論理「
l」となるためげアンドゲート25に対して論理「1」
を出力する機会が与えられる。
そこで、レリーズタイム制御用電圧制御可変周波数定幅
パルス発振器27から第2図Eに示すととくの出力パル
ス列が該アンドゲートに印加されると、同図iに示すご
とく該パルス列が論理「1」である期間中、該アンドゲ
ートの出力は論理「1」となり、トランジスタ23が導
通状態となるために、エンベロープ形成用コンデンサ1
0に対して抵抗器22及びトランジスタ23を通じて接
地に至る第二の放電路が形成される。
したがって第2図Cに釦いてkに示すごとく該コンデン
サの端子電圧は指数曲線に沿って降下する。
一方、同図jに示すごとく該パルス列が論理「O」の期
間ではアントゲ−125の出力は論理「0」、トランジ
スタ23は遮断状態となり、しかもこのときダイオード
18及びトランジスタ7は遮断状態であるために第2図
Cに釦いて1に示すごとくエンベロープ形成用コンデン
サ10の端子電圧は一安値に保持される。
かくして、該コンデンサの端子電圧の下降勾配はディケ
イタイムの制御と同様の作用効果でもって制御される。
したがって第2図Eに示すととくの定幅パルス列に対し
ては同図Cに釦いてT3に示すととくのレリーズタイム
が得られ、一方、同図工に示すととくの定幅パルス列に
対しては同図Gに釦いてT’3に示すととくのレリーズ
タイムが得られる。
更に、アタックタイム経過前に鍵盤が復帰する場合には
、先ず、キー信号が論理「0」に反転しインバータ26
の出力が論理「1」に反転する。
該インバータの出力の立上り波形がトリガ用コンデンサ
29を通じてフリップフロップFFのリセット端子Rに
印カロされるために該フリップフロップは反転して論理
「0」の状態となる。
したがって、トランジスタ7は遮断状態となりエンベロ
ープ形成用コンデンサ10に削する充電作用は停止する
一方、このとき、インバータ26の出力が論理「1」で
あるためにアンドゲート25は論理rlJを出力する機
会を得て抵抗器22及びトランジスタ23から成る第二
の放電路が形成されることはアタックタイ不経過後に鍵
盤を復帰する場合と同様である。
しかして、かかる状態ではエンベロープ形成用コンデン
サ10の端子電圧がサスナインレベルに至るまでは、該
第二の放電路を通じての放電とダイオード18及び抵抗
器19から成る第一の放電路を通じての放電が同時に行
われる。
一方、該エンベロープ形成用コンデンサの端子電圧がサ
スティンレベルから零電位に至るまでは該第二の放電路
を通じての放電のみが行われてレリースタイムが決定さ
れる。
いま、楽音信号を該楽音信号の伝送路31に挿入された
エンベロープ形成用振幅変調回路30に印加すると、該
変調回路の変調信号端子32には第2図C及びGに示す
ととくのエンベロープ形成用コンデンサ10の端子電圧
に略々等しい電圧が供給されるためにアタックタイム、
ディケイタイム、サスティンレベル、及びレリーズタイ
ムを有する楽音信号を合成することができる。
上記の実施例に釦いては第一の放電路に挿入されるスイ
ッチング素子としてダイオード17及び18を用いてい
るが、トランジスタ若しくはFET等で構成されるアナ
ログスイッチを使用することもできる。
同様に、第二の放電路に挿入されるスイッチング素子と
してトランジスタ23を用いているが、ダイオードスイ
ッチ等を使用することもできる。
また、充電路に挿入されたトランジスタIは他のスイッ
チング素子、例えば、ダイオードであってもよい。
更に、フリップフロップFFを2以上の状態を記憶でき
る他の記憶素子に置換えることができる。
例えばマイクロコムビューター内部のレジスタ類も使用
できる。
以上のごとく、この考案は充放電路に挿入されたスイッ
チング素子を可変周波数定幅パルス発振器でもって駆動
してオンオフするごとくに構成されているので、唯−組
の可変周波数定幅パルス発振器と、唯一のサスティンレ
ベル設定用電源を備えることにより、最大発音数の楽音
に対応して設けられた多数のエンベロープ形成回路に釦
けるアタックタイム、ディケイタイム、レリーズタイム
、サスティンレベルの制御を集中的に行うことができる
したがって、この考案によれば、従前のごとく、多数の
エンベロープ形成回路中の充放電回路を構成する回路素
子に連動素子等を用いて同時的に操作する必要がなくな
るので、回路構成が簡単になるばかりか、調整操作が極
めて容易になるという優れた効果がある。
加うるに、アタックタイム、ディケイタイム、レリーズ
タイムの設定変更に際しては、アタックタイム制御用電
圧制御可変周波数定幅パルス発振器5、ディケイタイム
制御用電圧制御可変周波数定幅パルス発振器15、レリ
ーズタイム制御用電圧制御可変周波数定幅パルス発振器
27の各々が出力する第一、第二、第三の定幅パルス列
の周波数を変化せしめることにより、即ち、パルス幅を
一定値に保ったまま、パルス列の周波数のみを変化せし
めることにより、結果的に該パルス列の衝撃比を変化せ
しめるととくの構成としたので、該衝撃比の広汎な可変
範囲を、該パルス列の周波数の大幅な変化として容易に
実現することができ、而して、アタックタイム、ディケ
イタイム、レリーズタイムの広範囲の可変設定かり能に
なるという効果もある。
特に、上記効果は、該衝撃比を小にして、犬なるアタッ
クタイム、ディケイタイム、レリーズタイムを得る際に
顕著である。
即ち、例えば、特公昭48−15861号公報、特公昭
48−15862号公報に開示されている従前技術のご
とく、パルス列の周波数(周期)を一定値に保ったまま
、パルス幅のみを変化せしめる構成とは相違して、小な
る衝撃比を得る際に、極端に小なる杓レス幅のノリレス
列を生成する必要75近いって、小なる衝撃比にて犬な
るアタックタイム、ディケイタイム、レリーズタイムを
得る際にも、安定な動作と正確な時間設定が可能となる
ものである。
その上、上記可変周波数定幅パルス発振器5゜15.2
7は、通常的な電圧制御可変周波数発振器vCOと通常
的な単安定マルチバイブレークの結合のみから成る極め
て簡単な回路構成により実現できるという実益もある。
そして、通常的な電圧制御可変周波数発振器vCOでは
、アタックタイム設定用可変電圧源6デイケイタイム設
定用可変電圧源16、レリーズタイム設定用可変電圧源
28からの出力電圧である制御電圧に幻して、対数関数
に従って変化する周波数の信号を生成することが容易で
あるので、周波数の極めて広範囲の変化が可能であり、
而して、前記アタックタイム等の広範囲の設定が可能で
あるというこの考案の効果を一層促進するという利点も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例であるエンベロープ形成回
路の構成を示す。 同図に釦いて、1・・・入力端子、FF・・・フリラフ
フロップ、4.14・・・ナントゲート、5・・・アタ
ックタイム制御用電圧制御可変周波数定幅パルス発振器
、6・・・アタックタイム設定用可変電圧源、7・・・
トランジスタ、8,9,12,13,19,22゜24
・・・抵抗器、10・・・エンベロープ形成用コンデン
サ、IL20・・・演算増幅器、15・・・ディケイタ
イム制御用電圧制御可変周波数定幅パルス発振器、16
・・・ディケイタイム設定用可変電圧源、21・・・サ
スティンレベル設定用可変電圧源、25・・・アンドゲ
ート、26・・・インバータ、27・・・レリーズタイ
ム制御用電圧制御可変周波数定幅パルス発振器、28・
・・レリーズタイム設定用可変電圧源、30・・・振幅
変調回路、31・・・伝送路第2図は第1図に示す構成
に釦ける主要部の波形を示す。 同図において、A・・・キー信号、B、F・・・定幅パ
ルス発振器5の出力パルス列、C2G・・・エンベロー
プ形成用コンテンサ10の端子電圧、D、H・・・定幅
パルス発振器15の出力パルス列、E、I・・・定幅パ
ルス発振器27の出力パルス列。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可変的に設定された第一の周波数と固定的に設定された
    第一の一定パルス幅とを有する第一の定幅パルス列を出
    力するアタックタイム制御用可変周波数定幅パルス発振
    器5と、可変的に設定された第二の周波数と固定的に設
    定された第二の一定パルス幅とを有する第二の定幅パル
    ス列を出力するディケイタイム制御用用変周波数定幅パ
    ルス発振器15と、可変的に設定された第三の周波数と
    固定的に設定された第三の一定パルス幅とを有する第三
    の定幅パルス列を出力するレリーズタイム制御用可変周
    波数定幅パルス発振器27と、一端が電源帰路に接続さ
    れたエンベロープ形成用コンデンサ10と、該コンデン
    サ10の他端から、電源Eに至る充電路に挿入され、前
    記第一〇定幅パルス列に応答してオンオフする第一のス
    イッチング手段7と、該コンデンサ10の他端から、電
    源Eよりも低電位のサスナインレベル設定用電源21に
    至る第一の放電路に挿入され、前記第二の定幅パルス列
    に応答してオンオフする第二のスイッチング手段17.
    18と、該コンデンサ10の他端から、電源帰路に至る
    第二の放電路に挿入され、前記第三の定幅パルス列に応
    答してオンオフする第三のスイッチング手段23と、前
    記第一、第二、第三の定幅パルス列の各々を上記第一、
    第二、第三のスイッチング手段7 、17 、18.2
    3の各々に対して順次に供給する制御手段とから成り、
    上記制御手段は、キー信号の供給を受けて反転されたキ
    ー信号を出力するインバータ26と、キー信号の印加に
    よりセットされ、該反転されたキー信号の印加及びエン
    ベロープ形成用コンデンサ10の端子電圧のアタックレ
    ベルの到達により、リセットされるフリップフロラフ”
    FFと、一つの入力端子が該フリップフロラ1FFの正
    相出力端子に接続され、他の一つの入力端子がアタック
    タイム制御用可変周波数定幅パルス発振器5の出力端子
    に接続され、その出力端子が第一のスイッチング手段I
    の制御端子に接続された第一のナントゲート4と、一つ
    の入力端子が該フリップフロラ1FFの補相出力端子に
    接続され、他の一つの入力端子がディケイタイム制御用
    可変周波数定幅パルス発振器15の出力端子に接続され
    、その出力端子が第二のスイッチング手段17,18の
    制御端子に接続された第二のナントゲート14と、つの
    入力端子がインバータ26の出力端子に接続され、他の
    一つの入力端子がレリーズタイム制御用可変周波数定幅
    パルス発振器27の出力端子に接続され、その出力端子
    が第三のスイッチング手段230制御端子に接続された
    アンゲート25とを含むことを特徴とするエンベローブ
    形成回路。
JP1977178395U 1977-12-30 1977-12-30 エンベロ−プ形成回路 Expired JPS5825435Y2 (ja)

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JP1977178395U JPS5825435Y2 (ja) 1977-12-30 1977-12-30 エンベロ−プ形成回路

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JP1977178395U JPS5825435Y2 (ja) 1977-12-30 1977-12-30 エンベロ−プ形成回路

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JPS54118134U JPS54118134U (ja) 1979-08-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5126519A (ja) * 1974-08-29 1976-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5126519A (ja) * 1974-08-29 1976-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd

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