JPS582524B2 - ガス絶縁開閉装置の気密接続部 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置の気密接続部Info
- Publication number
- JPS582524B2 JPS582524B2 JP51010374A JP1037476A JPS582524B2 JP S582524 B2 JPS582524 B2 JP S582524B2 JP 51010374 A JP51010374 A JP 51010374A JP 1037476 A JP1037476 A JP 1037476A JP S582524 B2 JPS582524 B2 JP S582524B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- insulated switchgear
- ring
- flange
- gas leakage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガス絶縁開閉装置の気密接続部におけるガス洩
れ防止構造に関する。
れ防止構造に関する。
ガス絶縁開閉装置等のガス絶縁機器に関するかぎり、製
品納入後の問題点は、電気的性能面よりもガス気密保持
に関するものが多く存在する。
品納入後の問題点は、電気的性能面よりもガス気密保持
に関するものが多く存在する。
第1図は一般のガス絶縁開閉装置の気密接続部を示す。
この図において、円筒状のシース1の各各の端面にはフ
ランジ2が形成され、このフランジ2でエボキシ樹脂モ
ールド等によるスペーサ3を介して、シース1は相互に
連結されている。
ランジ2が形成され、このフランジ2でエボキシ樹脂モ
ールド等によるスペーサ3を介して、シース1は相互に
連結されている。
すなわち、フランジ2ぱ締付ボルト4により、スペーサ
3を挾むように締付けられている。
3を挾むように締付けられている。
フランジ2の端面にはOリング溝5,6がほぼ同心的に
形成され、これらの溝には気密保持のためにOリング7
,8が各々設けられている。
形成され、これらの溝には気密保持のためにOリング7
,8が各々設けられている。
尚、シース1内には約3.5kg/m2のSF6ガス1
0が充填されており、また中心導体9がスペーサ3を貫
通してシース中心部に支持されている。
0が充填されており、また中心導体9がスペーサ3を貫
通してシース中心部に支持されている。
以上の構成によって、ガスをシース内に気密に保持して
いる。
いる。
しかし、Oリング溝5,6に傷が存在していて、始めは
グリース等により気密を保持していたのが、経年変化に
より傷口が開きガス洩れを生じたり、Oリング7,8に
弾力性が無くなってガス洩れを生じたりする場合がある
。
グリース等により気密を保持していたのが、経年変化に
より傷口が開きガス洩れを生じたり、Oリング7,8に
弾力性が無くなってガス洩れを生じたりする場合がある
。
これらの原因等によりガス洩れが生じた場合、従来は前
記シース接続部を解体し、問題と思われる部品、例えば
Oリング、スペーサ等を新品に変換することにより補修
を行なっていた。
記シース接続部を解体し、問題と思われる部品、例えば
Oリング、スペーサ等を新品に変換することにより補修
を行なっていた。
しかし、シースが多数連結されている場合等では、接続
部の解体作業に要する時間と労力は膨大であって作業性
が悪かった。
部の解体作業に要する時間と労力は膨大であって作業性
が悪かった。
本発明は上記の点に鑑み、接続部を解体、再組立てする
ことなく簡単にガス洩れを防止できるガス絶縁開閉装置
の気密接続部を提供することを目的とする。
ことなく簡単にガス洩れを防止できるガス絶縁開閉装置
の気密接続部を提供することを目的とする。
以下、本発明を図面の実施例によって説明する。
第2図および第3図において、シース1の端部のフラン
ジ2には、Oリング溝5,6および充填用溝20がほぼ
同心的に形成されている。
ジ2には、Oリング溝5,6および充填用溝20がほぼ
同心的に形成されている。
そして、その充填用溝20と連通する注入孔21.22
がフランジ2に形成されている。
がフランジ2に形成されている。
これらの注入孔21.22は、丁度フランジの中心軸に
対して対称な位置にあれば最適であり、一方の孔21は
注入用とし、他方の孔は排気用として用いられる。
対して対称な位置にあれば最適であり、一方の孔21は
注入用とし、他方の孔は排気用として用いられる。
尚、他の部分の構成は第1図と同様である。
このような構成において、製品納入後ガス洩れが発生し
た場合には、充填用溝20と連通する注入孔21に開閉
バルブ23を有する気密保持充填材容器24を接続する
と共に、真空ポンプ25を排出ホース26を介して孔2
2に接続する。
た場合には、充填用溝20と連通する注入孔21に開閉
バルブ23を有する気密保持充填材容器24を接続する
と共に、真空ポンプ25を排出ホース26を介して孔2
2に接続する。
しかる後、真空ポンプ25を作動させて充填用溝20の
部分を真空引きし、それから容器24の開閉バルブ23
を開放すると、真空ポンプ25の吸引力により充填材A
は容器24から吸出され充填用溝20に充填される。
部分を真空引きし、それから容器24の開閉バルブ23
を開放すると、真空ポンプ25の吸引力により充填材A
は容器24から吸出され充填用溝20に充填される。
この結果、第3図に示すようにガス通気流Bは遮断され
ガス洩れは止む。
ガス洩れは止む。
以上述べたように、この実施例によれば、シース1の接
続部を解体することなく簡単に、しかも短時間でガス洩
れの補修を行なうことができる。
続部を解体することなく簡単に、しかも短時間でガス洩
れの補修を行なうことができる。
また解体不要であるからガスを再充填する手間も不要と
なる。
なる。
以上のように本発明によれば、2重Oリング間に、この
Oリングを兼用してガス漏れ防止用充填用の空間を形成
したため、簡単な構成で確実に充填できる空間を得るこ
とができ、これによってガス漏れ防止用としての気密保
持に実用できる。
Oリングを兼用してガス漏れ防止用充填用の空間を形成
したため、簡単な構成で確実に充填できる空間を得るこ
とができ、これによってガス漏れ防止用としての気密保
持に実用できる。
しかも接続部を解体することなく簡単にガス洩れにに対
する補修ができる。
する補修ができる。
第1図は一般のガス絶縁開閉装置の気密続接部を示す縦
断面図、第2図は本発明の一実施例による気密接続部の
縦断面図、第3図は第2図の部分拡大図である。 1・・・シース、2・・・フランジ、3・・・スペーサ
、5,6・・・Oリング溝、7,8・・・Oリング、2
0・・・充填用溝、21・・・注入孔、22排出孔。
断面図、第2図は本発明の一実施例による気密接続部の
縦断面図、第3図は第2図の部分拡大図である。 1・・・シース、2・・・フランジ、3・・・スペーサ
、5,6・・・Oリング溝、7,8・・・Oリング、2
0・・・充填用溝、21・・・注入孔、22排出孔。
Claims (1)
- 1 1対のフランジ間をボリトの締付けによって密封す
るものにおいて,一方のフランジの対向面に、ほぼ同心
的なOリング溝を2重に形成し、このOリング溝内にそ
れぞれOリングを配置し、密封状態における上記Oリン
グ間に、上記Oリングとほぼ同心的な充填用空間を形成
すると共に上記充填用空間へ充填材を充填する注入孔を
形成したことを特徴とするガス絶縁開閉装置の気密接続
部
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51010374A JPS582524B2 (ja) | 1976-02-04 | 1976-02-04 | ガス絶縁開閉装置の気密接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51010374A JPS582524B2 (ja) | 1976-02-04 | 1976-02-04 | ガス絶縁開閉装置の気密接続部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5295038A JPS5295038A (en) | 1977-08-10 |
JPS582524B2 true JPS582524B2 (ja) | 1983-01-17 |
Family
ID=11748354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51010374A Expired JPS582524B2 (ja) | 1976-02-04 | 1976-02-04 | ガス絶縁開閉装置の気密接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582524B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5533767Y2 (ja) * | 1976-02-25 | 1980-08-11 | ||
DE3010106A1 (de) * | 1980-03-15 | 1981-09-24 | Calor-Emag Elektrizitäts-Aktiengesellschaft, 4030 Ratingen | Gehaeuseanordnung |
JPS5734706A (en) * | 1980-08-07 | 1982-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | Sheath clamping device for gas insulation switching device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4862867A (ja) * | 1971-12-07 | 1973-09-01 |
-
1976
- 1976-02-04 JP JP51010374A patent/JPS582524B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4862867A (ja) * | 1971-12-07 | 1973-09-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5295038A (en) | 1977-08-10 |
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