JPS58248Y2 - 液体抵抗器 - Google Patents
液体抵抗器Info
- Publication number
- JPS58248Y2 JPS58248Y2 JP8150978U JP8150978U JPS58248Y2 JP S58248 Y2 JPS58248 Y2 JP S58248Y2 JP 8150978 U JP8150978 U JP 8150978U JP 8150978 U JP8150978 U JP 8150978U JP S58248 Y2 JPS58248 Y2 JP S58248Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolyte
- movable electrode
- liquid resistor
- insulating tube
- potential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、液体抵抗器、特に、巻線形誘導電動機の始
動あるいは速度制御用に使用するに好適な可動電極形の
液体抵抗器に関する。
動あるいは速度制御用に使用するに好適な可動電極形の
液体抵抗器に関する。
液体抵抗器は、電解液(例えば炭酸ソーダ)を抵抗体と
し、その電解液中に対向させた電極の極間距離を変えて
抵抗値を増減するものである。
し、その電解液中に対向させた電極の極間距離を変えて
抵抗値を増減するものである。
電解液の固有抵抗は、実用範囲で温度によりO〜3倍程
度変化する。
度変化する。
負荷GD2が大きい場合の始動用抵抗器、あるいは速度
制御用抵抗器では、発生するジュール熱により液温が上
昇し、抵抗値が不安定となるので電解液を冷却する必要
がある。
制御用抵抗器では、発生するジュール熱により液温が上
昇し、抵抗値が不安定となるので電解液を冷却する必要
がある。
このための従来例を第1図に示した。
この例では、電解液槽1の電解液内に誘導電動機(図示
せず)の2次端子(図示せず)へり一ド2を介して接続
される固定電極3と、これに対向して他のV相、W相へ
リード4を介して短絡される可動電極5を設け、可動電
極5の摺動案内としても利用される絶縁管6、金属管7
、ポンプ8、クーラ9、金属管7、絶縁管10を介して
電解液槽1内の電解液を冷却循環させ電解液の温度を比
較的低く一定に保つようにしている。
せず)の2次端子(図示せず)へり一ド2を介して接続
される固定電極3と、これに対向して他のV相、W相へ
リード4を介して短絡される可動電極5を設け、可動電
極5の摺動案内としても利用される絶縁管6、金属管7
、ポンプ8、クーラ9、金属管7、絶縁管10を介して
電解液槽1内の電解液を冷却循環させ電解液の温度を比
較的低く一定に保つようにしている。
電解液槽1側の電解液供給管として絶縁管6,10を使
用するのは、金属材質の場合に電解液により腐食される
のを避けるためである。
用するのは、金属材質の場合に電解液により腐食される
のを避けるためである。
なお、3a、5aはそれぞれ固定電極3および可動電極
5に設けた電解液通過孔、11は絶縁管−金属管の接合
フランジ、12は固定電極取付部材である。
5に設けた電解液通過孔、11は絶縁管−金属管の接合
フランジ、12は固定電極取付部材である。
次に通電状態を考えると、固定電極3に周波数5f(s
:すべり、f:電源周波数)の交流が印加された場合、
可動電極5は外部でV相゛、W相と短絡されているので
可動電極5の電位は零と考えてよく、電流は固定電極3
から可動電極5へ流れる。
:すべり、f:電源周波数)の交流が印加された場合、
可動電極5は外部でV相゛、W相と短絡されているので
可動電極5の電位は零と考えてよく、電流は固定電極3
から可動電極5へ流れる。
一方、ポンプ8、クー29などの補助機は接地されてい
るので、これらは電解液を介して液体抵抗器の内部と接
続された形となり漏れ電流が流れて補助機に電食を起す
恐れがある。
るので、これらは電解液を介して液体抵抗器の内部と接
続された形となり漏れ電流が流れて補助機に電食を起す
恐れがある。
この場合の電位分布は第2図に示され、固定電極3と可
動電極5との間の等電位線(El 、E21E3 、E
4・・・)と異なる電位分布が絶縁管6および金属管γ
内の電解液に生じる。
動電極5との間の等電位線(El 、E21E3 、E
4・・・)と異なる電位分布が絶縁管6および金属管γ
内の電解液に生じる。
すなわち、固定電極3付近の電位に等しい絶縁管6内の
電解液の電位は可動電極5付近に形成され、この電位か
らポンプ8、クーラ9などまで電位傾斜が存在すること
になり電食の原因となる。
電解液の電位は可動電極5付近に形成され、この電位か
らポンプ8、クーラ9などまで電位傾斜が存在すること
になり電食の原因となる。
この考案の目的は、上述のような補助機の電食な防止す
ることであり、このために、電解液槽外の絶縁管の電位
傾斜を小さくし、すなわち、はぼ電解液槽を出た付足で
絶縁管の電位傾斜をほとんど零として電流が補助機の方
へ流れないようにしたものである。
ることであり、このために、電解液槽外の絶縁管の電位
傾斜を小さくし、すなわち、はぼ電解液槽を出た付足で
絶縁管の電位傾斜をほとんど零として電流が補助機の方
へ流れないようにしたものである。
以下、この考案の実施例を第3図およびこの要部A’&
拡大した第4図について説明する。
拡大した第4図について説明する。
なお、第1図の符号と同じ符号は同じ部材を示し必要が
なげれば説明を省略する。
なげれば説明を省略する。
この考案は、電解液槽1の外部において、絶縁管6の内
部に例えば環状の取付枠13を介してボルト14により
導電性の例えばニッケル銅の金網15を絶縁管6を横断
して取付けたものである。
部に例えば環状の取付枠13を介してボルト14により
導電性の例えばニッケル銅の金網15を絶縁管6を横断
して取付けたものである。
金網15はボルト14を介して接地線16で接地する。
このような構成により金網15のところでの電位はほぼ
零になりこの金網15とポンプ8、クーラ9などは同電
位になるためポンプ8、クーラ9などの電食は生じない
ことになる。
零になりこの金網15とポンプ8、クーラ9などは同電
位になるためポンプ8、クーラ9などの電食は生じない
ことになる。
また、第5図は他の実施例の要部であり、金網の代りに
導電性のリング17を第3図の場合と同じ個所にボルト
14により取付け、このボルト14を電気的に接地線1
6により接地させたもので、前述の金網の場合に比較し
電解液の流れがよく、電食防止の点では金網の場合と同
じ効果がある。
導電性のリング17を第3図の場合と同じ個所にボルト
14により取付け、このボルト14を電気的に接地線1
6により接地させたもので、前述の金網の場合に比較し
電解液の流れがよく、電食防止の点では金網の場合と同
じ効果がある。
第6図は、この考案を3相(U、V、W相)全体に組み
こんだ場合を示し、各電解液槽IU、IV。
こんだ場合を示し、各電解液槽IU、IV。
1Wは固定枠17上に固定支持されており、18は可動
電極短絡バーである。
電極短絡バーである。
第1図は、従来の液体抵抗器の説明図、第2図は、この
考案に関連する第1図の要部の説明図、第3図は、この
考案の要部の説明図、第4図は第3図の要部の拡大断面
図、第5図は、他の実施例の部分拡大図、第6図は、こ
の考案を適用した3相(UJ−VI IW相)液体抵抗
器の組込構成図である。 1・・・・・・電解液槽、3・・・・・・固定電極、5
・・〜・・可動電極、6・・・・・・絶縁管、7・・・
・・・金属管、8・・・・・・ポンプ、9・・・・・・
クーラ、15・・・・・・金網、1γ・・・・・・導電
性リング。
考案に関連する第1図の要部の説明図、第3図は、この
考案の要部の説明図、第4図は第3図の要部の拡大断面
図、第5図は、他の実施例の部分拡大図、第6図は、こ
の考案を適用した3相(UJ−VI IW相)液体抵抗
器の組込構成図である。 1・・・・・・電解液槽、3・・・・・・固定電極、5
・・〜・・可動電極、6・・・・・・絶縁管、7・・・
・・・金属管、8・・・・・・ポンプ、9・・・・・・
クーラ、15・・・・・・金網、1γ・・・・・・導電
性リング。
Claims (1)
- 冷却された電解液を供給する絶縁管に可動電極を案内自
在に設けて固定電極に対向させ、前記両電極な電解液中
に浸漬させた液体抵抗器において、電解液槽外の前記絶
縁管内に電解液の貫通可能な電気的接地部材を設けたこ
とを特徴とする液体抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150978U JPS58248Y2 (ja) | 1978-06-14 | 1978-06-14 | 液体抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150978U JPS58248Y2 (ja) | 1978-06-14 | 1978-06-14 | 液体抵抗器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54181248U JPS54181248U (ja) | 1979-12-21 |
JPS58248Y2 true JPS58248Y2 (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=29001446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8150978U Expired JPS58248Y2 (ja) | 1978-06-14 | 1978-06-14 | 液体抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58248Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-14 JP JP8150978U patent/JPS58248Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54181248U (ja) | 1979-12-21 |
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