JPS5824880Y2 - 検流器 - Google Patents

検流器

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Publication number
JPS5824880Y2
JPS5824880Y2 JP16422478U JP16422478U JPS5824880Y2 JP S5824880 Y2 JPS5824880 Y2 JP S5824880Y2 JP 16422478 U JP16422478 U JP 16422478U JP 16422478 U JP16422478 U JP 16422478U JP S5824880 Y2 JPS5824880 Y2 JP S5824880Y2
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JP
Japan
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sub
flow path
oil
flow
galvanometer
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Expired
Application number
JP16422478U
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English (en)
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JPS5580300U (ja
Inventor
正次 橋本
Original Assignee
株式会社富永製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社富永製作所 filed Critical 株式会社富永製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は検流器、たとえば給油装置における給油系路
の油の流れ状態を監視するための検流器に関するもので
ある。
従来より給油装置における給油系路においては、貯油タ
ンクの油切れや給油ポンプの一次側配管系が腐蝕などに
よって開孔が発生した場合、油と一緒に多量の空気が吸
引される。
また、油等にガソリンにおいてはポンプの作動によりガ
ソリンが一部蒸気化することがある。
これらの混入気体が少量である場合は、気体分離器によ
って分離除去できるが、上述のように混入気体が多量で
ある場合は分離器では分離除去しきれず、油と一緒に気
体までも客に売ることになる。
このような事態を防止するために、従来より給油装置の
給油系路には検流器が設けられ作業者の目視観察によっ
て気体混入の有無などの油の流れ状態を監視している。
しかしながら、給油ノズルの弁を全開にして給油を行な
っている時には油の流速が大きいために、気体が混入し
てもそれを適確に検視できていない。
この考案はこのような従来の欠点を解消した検流器を提
供しようとするものである。
この考案の検流器の特徴は、流体糸路主流路に対して副
流路を並設するとともに、副流路の入口に設けた弁機構
を主流路内の流量の変化に応動変位させることにより副
流路への流入量を常に一定値または一定値以下になるよ
うになし、副流路内の流通状況を外方より観察すること
により油中に混入した気泡の有無を検知できるようにし
た点である。
以下この考案を図面に示す実施例にしたがって説明する
第1図において、1は給油装置の本体部であって、この
考案による検流器Mおよびホース3を介して給油ノズル
2から自動車など(図示せず)に給油を行なうものであ
る。
6はモータ10によって駆動される給油ポンプで、地中
下方に埋設された貯油タンク(図示せず)からの油を吸
上管5を介して吸い上げ送油管4に送り出す。
送り出された油は気体分離器7および流量計8を経て検
流器Mへ送られる。
9は給油量等の表示器である。Mはこの考案による検流
器で、その構成の一例を第2図に示す。
12が検流器のケースであり、上方左方部の給油流入口
部12′が送油管4に接続され、下方の給油流出口部1
2″がホース3に接続されている。
ケース12は給油本体部1に設置された接続金具11を
介して送油管4に密封かつ回転自在に接続されている。
17はこの回転接続のためのスチールボールである。
この考案の検流器Mにおいては、送油管4とホ−ス3と
の間に接続される主流路に並列して副流路が設けられる
すなわち、主流路は連通孔h1→主流路室m→絞り孔e
で構成される流路であり、副流路は連通孔h2→副流路
室S→連通孔h3で構成される流路で、副流路は主流路
に対して並列的に設けられている。
しかも副流路はその連通孔h2.h3のいずれか一方ま
たは両方の開口断面積が副流路室Sの横断面積(流れ方
向に垂直な断面の面積)よりも小さくされていて、主流
路がら副流路室Sに流入した油は流速が低下されるよう
になっている。
また主流路には絞り孔eが介在されているので、主流路
から副流路への給油の流入が確実となっている。
さらに上記主流路から副流路への流入口、すなわち連通
孔h2に主流路から副流路への給油の流入量を常に一定
量または一定量以下に調整する定流量弁■が設置されて
いる。
定流量弁■は円錐体をなし連通孔h2に挿入されていて
その進退により連通孔h2における流入口の断面積が調
節されることにより流入量を調整する。
すなわち定流量弁■の弁軸15は本体12の一部である
支持部12”に摺動自在に保持され同時に弁軸端のフラ
ンジ部15′と支持部12″との間には圧縮バネ16が
介在されている。
したがってこの定流量弁■は、油の流速が増加するとフ
ランジ15′の面に加わる流体圧が増加し圧縮バネ16
の弾力に抗して連通孔h2内に進入し、また流速が低下
すると圧縮バネ16の弾力によって後退し、したがって
油の流速に応じて定流量弁■が連通孔h2に対して進退
して孔h2の断面積を変化調節することにより流速のい
かんにがかわらず副流路への油の流入量を一定値または
一定値以下に調節保持する。
副流路室Sの内部はガラス板(窓)14を介して外方よ
り観察できるようになっていて、副流路室Sにおける油
の流れ状況を観察することにより油の流れ状態特に気体
の混入の有無を監視できる。
13はガラス板14を設置するための取付枠である。
また18は副流路室S内方よりガラス板14の面に摺接
されるワイパーブレードで観察を良好ならしめるために
設置されているものである。
ワイパーブレード18のガラス面の摺接作用はワイパー
取付枠19をハンドル21によって揺動させることによ
り行なわれる。
20はワイパー取付枠19とハンドル21を連結する支
軸である。
この考案の構成は上記のとおりであるが、図面に示され
る実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施例
を挙げることができる。
検流器として主流路に副流路を並設することは条件であ
るが、その各流路の設は方、接続の仕方は図示例に限定
されるものではない。
またこの考案における主要構成要件の一つである定流量
調整のための弁機構についても図示例に限定されない。
たとえば図示例の場合、弁体は円錐体であるがこの形状
に限定されず、また流体圧(動圧)を受ける機構、動圧
との平衡用弾性体の構成などは弁体の形状に適する形に
することができる。
また弁機構を図示例のように設置すると、流体系路を流
れてくる流体に混入している気体がこの弁機構に付着し
これを弁に沿って副流路へ流れ込ませるようにすること
ができる。
すなわち、油に混入している気泡を主流路よりも副流路
により多く導入でき混入気体の検知が容易となる。
従って、図示例の弁の設置位置は望ましい位置である。
ワイパーの設置は必須要件ではない。
さらにこの考案は単に給油装置における給油系路のみに
適用できるものではなく、他の種々の流体系路にも適用
できる。
この考案は以上詳述したとおりであるから、流体の流速
の高低に関係なく流体の流れ状態に混入する気体の有無
を正確に検知でき、性能の良い検流器を提供することが
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案による検流器を給油装置に適用した状
態を示す縦断面図、第2図はこの考案による検流器の一
例の構成を示す縦断面図である。 1・・・・・・給油装置、2・・・・・・給油ノズル、
3・・・・・・ホース、4・・・・・・送油管、6・・
・・・・給油ポンプ、11・・・・・・接続金具、12
・・・・・・検流器ケース、14・・・・・・ガラス板
(窓)、15・・・・・・弁軸、16・・・・・・圧縮
バネ、17・・・・・・スチールボール、18・・・・
・・ワイパーブレード、M・・・・・・検流器、m・・
・・・・主流路室、S・・・・・・副流路室、■・・・
・・・定流量弁、hl。 h2.h3・・・・・・連通孔、e・・・・・・絞り孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体の主流路に並列して副流路を設け、副流路への流体
    流入口に、開弁方向に常時付勢され前記主流路中の流体
    流量の変化に応じて変位し、前記副流路への流体流入量
    を一定量または一定量以下に調整する弁機構を設け、副
    流路の流体の流れを外方より観察できる透明窓を併せ設
    け、副流路2次側を主流路に合流させたことを特徴とす
    る検流器。
JP16422478U 1978-11-28 1978-11-28 検流器 Expired JPS5824880Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16422478U JPS5824880Y2 (ja) 1978-11-28 1978-11-28 検流器

Applications Claiming Priority (1)

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JP16422478U JPS5824880Y2 (ja) 1978-11-28 1978-11-28 検流器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5580300U JPS5580300U (ja) 1980-06-03
JPS5824880Y2 true JPS5824880Y2 (ja) 1983-05-27

Family

ID=29161571

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JP16422478U Expired JPS5824880Y2 (ja) 1978-11-28 1978-11-28 検流器

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JPS5580300U (ja) 1980-06-03

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