JPS5824714B2 - 発電プラントのガス抽出方法およびその装置 - Google Patents

発電プラントのガス抽出方法およびその装置

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JPS5824714B2
JPS5824714B2 JP924976A JP924976A JPS5824714B2 JP S5824714 B2 JPS5824714 B2 JP S5824714B2 JP 924976 A JP924976 A JP 924976A JP 924976 A JP924976 A JP 924976A JP S5824714 B2 JPS5824714 B2 JP S5824714B2
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JP
Japan
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gas
ejector
condenser
gland
extractor
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Expired
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JP924976A
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JPS5293810A (en
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岩井弘
高畑敏彦
中嶋日出夫
島橋董
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば発電プラントにおけるガス抽出方法お
よびその装置の改良に関する。
・ 一般に発電プラントにおける復水ラインに設けられ
たガス抽出装置は、復水器から発生した不凝縮ガスおよ
びタービンのグランド蒸気に混入する空気を引き抜く機
能を果す外に熱交換器としての機能をも兼備している。
即ち、第1図に示すようにガス抽出装置10は、起動時
復水器11に件部する不凝縮ガスaを引き抜く起動エゼ
クタ12と、運転中前記復水器11から発生する不凝縮
ガスaを引き抜き復水器の真空度を所定値に保持すると
共に、不凝縮ガスaの保有熱エネルギを回収するために
復水ポンプ13から送られてくる復水すと熱交換せしめ
るインタークーラ14およびアフタークーラ15を内設
した空気抽出器16と、これに連設した第1のエゼクタ
17a、17b(そのうち一つは予備機)と、第2のエ
ゼクタ18a。
18b(そのうち一つは予備機)と、タービン19のグ
ランド部20から送られてくるグランド蒸気Cの空気を
引き抜き、かつその保有熱エネルギを回収するグランド
蒸気復水器21と、ここで発生する不凝縮ガスおよび空
気を外部に放出するだめに前記グランド蒸気復水器21
に連設したグランド蒸気エキゾスタ22a 、22b
(そのうち一つは予備機)とから形成されている。
しかして、上記空気抽出器16およびグランド蒸気復水
器21の夫々には、これらに供給される熱源が定常運転
中でも少ないため復水すの全量と熱交換させることがで
きないので、その大部分を熱交換させずに次の装置に直
接流動させるよう図示の如くオリフィス23a 、23
b等が配設されているが、このようにオリフィス23a
、23b等を配設することは、復水すの乱流による振動
問題が発生するため大きな隘路の一つになっている1例
えば復水すの乱流による振動問題が発生すると空気抽出
器16およびグランド蒸気復水器21に内設した伝熱管
は破損を招く恐れがあり、さらに前記グランド蒸気復水
器21に連設したグランド蒸気エキゾスタ22a 、2
2bの軸受は損傷を誘発することになる。
このようにグランド蒸気エキゾスタ22a 、22bが
その機能を完全に停止すると、図示しないタービン軸受
に供給する潤滑油にグランド蒸気Cが混入し潤滑油を劣
化させるばかりでなく、タービン19内部に空気が流入
し性能を低下させ、さらには運転の続行を不可能にする
等の欠点を有する。
さらにまだ、前記グランド蒸気復水器21を保守点検す
るに当ってはこの内部は高温状態になっているため容易
に点検ができず、その結果復水ラインの再起動までに長
時間を要することになる。
したがって、空気抽出器16およびグランド蒸気復水器
21は振動発生源であるオリフィスを廃し、しかもグラ
ンド蒸気エキゾスタ22a 、22bが故障しても従来
通シに機能を保持して運転を続行させることが必要にな
ってくる。
本発明はかかる事情にもとすいてなされたものであって
、その目的とするところは空気抽出器とグランド蒸気復
水器を一体に形成すると共にグランド蒸気エキゾスタが
故障してもタービンには何んら支障を与えることなく運
転が続行できるようにした発電プラントのガス抽出方法
およびその装置を提供することにある。
以下本発明による一実施例を図を参照して説明するが、
第1図と同一部分には同一符号を付す。
第3図において、符号25は第1図に示す空気。
抽出器16とグランド蒸気復水器21を一体に形成した
ガス抽出器であって、このガス抽出器20は第1図に示
すインタークーラ14に相当する第1の熱交換部26a
と、アフタークーラ15に相当する第2の熱交換部26
bと、グランド蒸気後・水器21に相当する第3の熱交
換部26cとを有し、これら夫々の熱交換器は第4図に
示すように仕切板27a 、27bによって互に画成さ
れると共にU字状の伝熱管28を多数配設しである。
また、前記ガス抽出器25の水室29は、復水すが前記
夫々の熱交換部に同時に流入して不凝縮ガスaと熱交換
し得るよう第5図に示す如き仕切板30を配設しである
; 上記第1の熱交換部26aは第1のエゼクタ17a
、 17b (そのうち一つは予備機)を介して復水
器11に連通ずると共に第2の熱交換部26bにも第2
のエゼクタ18a 、18b(そのうち一つは予備機)
を介して連通ずる。
さらに、;前記第2の熱交換部26bは流量計31を介
してグランド蒸気エキゾスタ22aの出口側に接続する
一方、第3の熱交換部26cは前記グランド蒸気エキゾ
スタ22aおよびこれが故障した場合予備機として設け
た第3のエゼクタ32の夫々の入口側に接続すると共に
、この第3のエゼクタ32を介して前記第2の熱交換部
26bに連通ずる。
さらにまた、前記第3の熱交換部26cは起動エゼクタ
12を介してタービン19のグランド部20に連通ずる
が、この場合第3の熱交換部26cが起動エゼクタ12
に接続する理由は、第3の熱交換部26cを保守点検す
るに際し、上述した如く不凝縮ガスを起動エゼクタ12
によって迅速に引き抜くためである。
尚、上記夫々のエゼクタには各機器の不凝縮ガスを好適
に引き抜くために作動蒸気dを供給しである。
以上の構成においてガス抽出方法を説明する。
不凝縮ガスaおよびグランド蒸気Cに混入する空気を引
き抜き、かつそれらの保有熱エネルギを回収するに当っ
ては、先ず第1のエゼクタ17aおよび第2のエゼクタ
18aに作動蒸気dを供給し、これらを動作させ、復水
器11から発生する不凝縮ガスaを引き抜いて第1の熱
交換部26aおよび第2の熱交換部26bに供給すると
同時にタービン19のグランド部20からグランド蒸気
Cを第3の熱交換部26cに流動させる。
この際復水ポンプ13から送られてくる復水dは水室2
9を介して第1の熱交換部26a1第2の熱交換部26
b、および第3の熱交換部26cに同時に流入し、これ
ら当該部で熱交換をする。
前記第1の熱交換部26a1第2の熱交換部26bおよ
び第3の熱交換部26cにおいて熱交換後発生する不凝
縮ガスは外部に放出されるが、特に第3の熱交換部26
cから発生する不凝縮ガスを引き抜〈に当ってグランド
蒸気エキゾスタ22aが故障した場合には第3のエゼク
タ32を動作させ、不凝縮ガスを前記第2の熱交換部2
6bに還流させると共に起動エゼクタ12をも動作させ
て第3の熱交換部26cに件部する不凝縮ガスおよびグ
ランド蒸気Cを引き抜く。
以上説明したように本発明によれば、従来のガス抽出装
置を一体に形成することで復水の乱流による振動は防止
され、他の装置には何ら支障を与えることなく運転を続
行することができる。
また、万一グランド蒸気エキゾスタが故障しても予備機
としてエゼクタを採用し、かつ起動用エゼクタをも活用
することによって不凝縮ガスを循環流動さると同時に外
部に放出するので保守点検等の時間短縮ができる等の利
点を有す。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガス抽出装置の概略系統図、第2図は本
発明によるガス抽出装置の概略系統図、第3図は本発明
によるガス抽出器の縦断面図、第4図は第3図のB −
B矢視方向から切断した縦断面図、第5図は第3図のA
−A矢視方向から切断した縦断面図。 10・・・・・・ガス抽出装置、11・・・・・・復水
器、12・・・・・・起動エゼクタ、16・・・・・・
空気抽出器、17a。 17b・・・・・・第1のエゼクタ、17a、18b・
・・・・・第2のエゼクタ、19・・・・・・タービン
、20・・・・・・グランド部、21・・・・・・グラ
ンド蒸気復水器、22a。 22b・・・・・・グランド蒸気エキゾスタ、25・・
・・・・ガス抽出器、26a・・・・・・第1の熱交換
部、26b・・・・・・第2の熱交換部、26c・・・
・・・第3の熱交換部、32・・・・・・第3のエゼク
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガス抽出器から発生する不凝縮ガスを引き抜くグラ
    ンド蒸気エキゾスタが故障に際し、前記グランド蒸気エ
    キゾスタの予備機として設けたエゼクタにより前記不凝
    縮ガスを引き抜いて前記ガス抽出器に循流せしめると共
    に起動エゼクタによっても前記ガス抽出器から発生する
    不凝縮ガスおよびタービンのグランド部から送られてく
    るグランド蒸気を引き抜くようにしたことを特徴とする
    発電プラントのガス抽出方法。 2 復水器から発生する不凝縮ガスを引き抜くエゼクタ
    と、不凝縮ガスの保有熱エネルギを回収する空気抽出器
    と、タービンのグランド部から送られてくるグランド蒸
    気の保有熱エネルギを回収するグランド蒸気復水器と、
    該グランド蒸気復水器から発生する不凝縮ガスを引き抜
    くグランド蒸気エキゾスタ等とを備えてなる発電プラン
    トのガス抽出装置において、前記空気抽出器とグランド
    蒸気復水器を一体に形成したガス抽出器を設け、復水の
    乱流による振動を防止するようにしたことを特徴とする
    発電プラントのガス抽出装置。
JP924976A 1976-02-02 1976-02-02 発電プラントのガス抽出方法およびその装置 Expired JPS5824714B2 (ja)

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JPS5293810A JPS5293810A (en) 1977-08-06
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JP924976A Expired JPS5824714B2 (ja) 1976-02-02 1976-02-02 発電プラントのガス抽出方法およびその装置

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JPS5332208A (en) * 1976-09-06 1978-03-27 Hitachi Ltd Combined ejector

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JPS5293810A (en) 1977-08-06

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