JPS5824636B2 - 汚物用ポンプ - Google Patents
汚物用ポンプInfo
- Publication number
- JPS5824636B2 JPS5824636B2 JP3958778A JP3958778A JPS5824636B2 JP S5824636 B2 JPS5824636 B2 JP S5824636B2 JP 3958778 A JP3958778 A JP 3958778A JP 3958778 A JP3958778 A JP 3958778A JP S5824636 B2 JPS5824636 B2 JP S5824636B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- pump
- front surface
- casing
- filth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は繊維状物や布状物をも確実に吐出することが
できる汚物用ポンプに関するものである。
できる汚物用ポンプに関するものである。
一般に汚物用ポンプというのは、比重が大きな塊状物、
粒状物その他の屑物は難無く揚送できるようになってい
るが、母液(通常は水)よりも比重が小さいか若しくは
あまり差がない物、例えばビニールや布切れ等は羽根車
前面の旋回流の為によじれを起こし、からまった状態と
なり排出が困難である。
粒状物その他の屑物は難無く揚送できるようになってい
るが、母液(通常は水)よりも比重が小さいか若しくは
あまり差がない物、例えばビニールや布切れ等は羽根車
前面の旋回流の為によじれを起こし、からまった状態と
なり排出が困難である。
この原因は第1図中細線で液体の流れ方向を示す様に羽
根車の外周側面から放出された液の外周側部は環状渦室
を旋回し乍ら吐出口に排送されるが、羽根車で十分な速
度が与えられなかった内周側の放出液は羽根車前面とケ
ーシングの吸込側壁面との間の空間部で吸込口へ押し戻
され再び羽根車に吸込まれ羽根車の内周面の放出液とな
る為、この空間部の液はドーナツ状の螺旋状循環流とな
り吐出口へ排出され難い。
根車の外周側面から放出された液の外周側部は環状渦室
を旋回し乍ら吐出口に排送されるが、羽根車で十分な速
度が与えられなかった内周側の放出液は羽根車前面とケ
ーシングの吸込側壁面との間の空間部で吸込口へ押し戻
され再び羽根車に吸込まれ羽根車の内周面の放出液とな
る為、この空間部の液はドーナツ状の螺旋状循環流とな
り吐出口へ排出され難い。
すなわち母液より比重の大きい塊状物の場合は同一周速
で放出されても大きな遠心力を得ている為、渦室に放出
排出され易いがビニール、布切れ、ワラくず等はドーナ
ツ状螺旋循環流の為、よじり、からみ付きを生じ、その
ためビニール等により形成されるドーナツ状循環体もそ
の直径を次第に小さくなし、羽根車の中心部に凝集され
、これは本来の被搬送物の流れを阻害することになる。
で放出されても大きな遠心力を得ている為、渦室に放出
排出され易いがビニール、布切れ、ワラくず等はドーナ
ツ状螺旋循環流の為、よじり、からみ付きを生じ、その
ためビニール等により形成されるドーナツ状循環体もそ
の直径を次第に小さくなし、羽根車の中心部に凝集され
、これは本来の被搬送物の流れを阻害することになる。
またそのような凝集物が渦室内に放出されうると仮定し
ても、吐出口を塞いで排水不可能となる。
ても、吐出口を塞いで排水不可能となる。
本発明は前記の様な汚物用ポンプの欠点を防止しようと
するものであり、その要旨は前面中央部に吸込口1を、
又−外周縁部に吐出口2をそれぞれに有するケーシング
3内に羽根車4を有する汚物用ポンプに於いて、羽根車
4前面とケーシング3の吸込側壁面との間に充分な空間
部5を持たせ、かつ吸込口1の周辺に基端が固定され先
端は羽根車4前面に漸近すると共に羽根車4外周へ伸延
する状態に螺旋状に屈曲する螺旋状針金6を上記空間部
5内に配設したことを特徴とする汚物用ポンプである。
するものであり、その要旨は前面中央部に吸込口1を、
又−外周縁部に吐出口2をそれぞれに有するケーシング
3内に羽根車4を有する汚物用ポンプに於いて、羽根車
4前面とケーシング3の吸込側壁面との間に充分な空間
部5を持たせ、かつ吸込口1の周辺に基端が固定され先
端は羽根車4前面に漸近すると共に羽根車4外周へ伸延
する状態に螺旋状に屈曲する螺旋状針金6を上記空間部
5内に配設したことを特徴とする汚物用ポンプである。
なお図中7は背面カバー、8は駆動軸、9はキー、10
は羽根車と駆動軸の固定ボルト、11は水封バッキング
、12はケーシング3の内周面に形成される環状の渦室
を示す。
は羽根車と駆動軸の固定ボルト、11は水封バッキング
、12はケーシング3の内周面に形成される環状の渦室
を示す。
以下図面を参酌し乍ら本願の汚物用ポンプを詳述すれば
、主として鋼線から成る螺旋状針金6が上述の如(装着
されているので、吸込口1がら液と共に膣液よりは比重
の小さい長尺物がポンプ内へ持ち込まれた場合にあって
も、該螺旋針金6に掛り、液流は円周方向となっている
為にこの長尺物は螺旋状針金6に沿って滑り強制的に羽
根車4の外周端側の放出液若しくは旋回流が生じている
いわゆる渦室12内に開放される。
、主として鋼線から成る螺旋状針金6が上述の如(装着
されているので、吸込口1がら液と共に膣液よりは比重
の小さい長尺物がポンプ内へ持ち込まれた場合にあって
も、該螺旋針金6に掛り、液流は円周方向となっている
為にこの長尺物は螺旋状針金6に沿って滑り強制的に羽
根車4の外周端側の放出液若しくは旋回流が生じている
いわゆる渦室12内に開放される。
この結果該長尺物は旋回流に運ばれて確実に吐出口2へ
導かれ外部へ排出されるものである。
導かれ外部へ排出されるものである。
また螺旋針金6の先端部の外周側を鋭利な切刃状とする
事により、螺旋状針金6に掛り滑って行く長尺物をこの
刃状部で細かく切断することができる為−屑排出能力を
向上させる事ができるものである。
事により、螺旋状針金6に掛り滑って行く長尺物をこの
刃状部で細かく切断することができる為−屑排出能力を
向上させる事ができるものである。
以上述べて来た如く本願汚物用ポンプによれば、比重が
小なる長尺物でも容易に搬送できるので家畜糞尿輸送、
都市下水揚送用ポンプとして大きな効果を発揮するもの
である。
小なる長尺物でも容易に搬送できるので家畜糞尿輸送、
都市下水揚送用ポンプとして大きな効果を発揮するもの
である。
第1図は本願汚物用ポンプの断面状態を示す側面図、第
2図は第1図I−I線に於ける断面図。 図中、1:吸込口、2:吐出口、3:ケーシング、4:
羽根車、5:空間部、6:螺旋状針金。
2図は第1図I−I線に於ける断面図。 図中、1:吸込口、2:吐出口、3:ケーシング、4:
羽根車、5:空間部、6:螺旋状針金。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 前面中央部に吸込口1を、又−外周縁部に吐出口2
をそれぞれに有するケーシング3内に羽根車4を有する
汚物用ポンプに於いて、羽根車4前面とケーシング3の
吸込側壁面との間に充分な空間部5を持たせ、かつ吸込
口1の周辺に基端が固定され先端は羽根車4前面に漸近
すると共に羽根車4外周へ伸延する状態に螺旋状に屈曲
する螺旋状針金6を上記空間部5内に配設したことを特
徴とする汚物用ポンプ。 2 螺旋状針金6の先端部を鋭利な刃状となしたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の汚物用ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3958778A JPS5824636B2 (ja) | 1978-04-03 | 1978-04-03 | 汚物用ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3958778A JPS5824636B2 (ja) | 1978-04-03 | 1978-04-03 | 汚物用ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54131101A JPS54131101A (en) | 1979-10-12 |
JPS5824636B2 true JPS5824636B2 (ja) | 1983-05-23 |
Family
ID=12557223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3958778A Expired JPS5824636B2 (ja) | 1978-04-03 | 1978-04-03 | 汚物用ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824636B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0823356B2 (ja) * | 1988-12-16 | 1996-03-06 | 株式会社日立製作所 | 電気洗濯機用排水ポンプ |
JP2556358Y2 (ja) * | 1991-07-23 | 1997-12-03 | 株式会社アテックス | リフト及びダンプ装置付運搬車 |
-
1978
- 1978-04-03 JP JP3958778A patent/JPS5824636B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54131101A (en) | 1979-10-12 |
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