JPS5824565B2 - 構造物用支承装置 - Google Patents

構造物用支承装置

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JPS5824565B2
JPS5824565B2 JP2012181A JP2012181A JPS5824565B2 JP S5824565 B2 JPS5824565 B2 JP S5824565B2 JP 2012181 A JP2012181 A JP 2012181A JP 2012181 A JP2012181 A JP 2012181A JP S5824565 B2 JPS5824565 B2 JP S5824565B2
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recess
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JP2012181A
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安部亘
伊関治郎
橘田敏之
石川恵三
多田博
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Oiresu Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は構造物の設置に使用される支承装置、特に、該
構造物を構成する上部構造を下部構造上で移動させなが
ら設置する場合に用いて好適なる支持反力調整機能を具
備した支承装置に関するものである。
このような上部構造は、該上部構造をブロック化あるい
はユニット化して支承装置上を設置位置まで移動させ、
設置位置で一体化することによって構成される。
そして、このような設置方法が採られる構造物さしては
橋梁、建築物及びプラント装置などが挙げられるが、説
明の要を期するためにここでは橋梁いわゆる橋桁の押し
出し架設工法に則して述べる。
すなわち、従来の橋桁の押し出し架設工法は、第1図に
示すように、上部構造を構成する橋桁Gを橋台B′の背
後に設けられた製作台上で数メートルから数十メートル
のブロック状に製作して、あらかじめ設けられた下部構
造を構成する橋脚B上に押し出して架設するに際し、該
橋桁Gには手延ガーターAを付設せしめるとともに、橋
脚B上には第2図に示すように押し出し装置Cによって
摺動する支承装置りを配する。
次いで、橋桁Gを支承装置り上に載荷して、該橋桁Gを
支承装置りを押し出し装置Cで摺動させることによって
一定ストローク押し出す。
しかる後、この状態で鉛直ジヤツキEを作動させて橋桁
Gを扛上させ、支承装置りを無負荷状態で元に戻した後
、鉛直ジヤツキEを扛下して再び支承装置り上に橋桁G
を載荷せしめて押し出すという作業を繰り返し、橋桁を
架設するものである。
しかし、従来の押し出し架設工法においては、支承装置
りに高さ調整機能がなく、複数の橋脚B上に配された支
承装置りの設置高さの不揃い並びに橋桁Gの下面の平面
度の狂い(不陸)などにより、橋桁Gの押し出し架設中
に一部の支承装置りに捩り剛性の高い橋桁Gの過大な荷
重が集中的に作用する偏よりか生じ、該橋桁G、支承装
置りあるいは橋脚Bに設計値以上の荷重が作用し、強い
ては損傷を生ずる問題が残されている。
このことは、橋脚B上に配された複数の支承装置りの高
さが同一であり、かつ橋桁Gの下面の平面度が正しけれ
ば問題はないが、該高さを揃え、かつ平面度を正しくす
ることは施工上あるいは橋桁Gの製作上困難である。
本発明はこれらの問題点を解決するためなされたもので
あって、ブロック化あるいはユニット化された上部構造
を支持し、該上部構造の移動時における損傷を防止する
ため、移動時に上部構造の下面に不陸が生じても該上部
構造を所定の支持反力で支持できる支承装置を提供する
ことを目的とするものであって、以下にその概要を記す
すなわち、本発明の概要は、「下部構造を構成する橋脚
に固定される上面が平滑な底板と該底板上を摺接する支
承基体とから支承装置を構成し、該支承基体は一方の端
面に凹部が形成された鍋状体と該鍋状体の凹部内に密に
収納される膨張ゴム体と該ゴム体に一方の端面を当接し
、他方の端面を凹部より突出して配される支圧板さより
なり、該膨張ゴム体はその内部に空隙部が形成され、か
つ該空隙部には外部と連通ずる接続部が設けられており
、また鍋状体はその凹部と該鍋状体の外表面とを連通し
、かつ該凹部内では膨張ゴム体の接続部に連らなる連通
孔が形成されている。
そして、該支承基体は鍋状体の他方の端面を底板との摺
接面に、もしくは、支圧板の突出端面を底板との摺接面
にするいずれかの態様で該底板上に配され、上部構造の
設置時には支承装置を連通孔をもって互いに連通させ、
該連通孔より膨張ゴム体の空隙部に流動物質を注入もし
くは注入された該流動物質を排出して該膨張ゴム体を膨
張、収縮せしめることによって該支承装置にジヤツキ機
能を保有せしめ、該支承装置自体が所定の支持反力で上
部構造を支持するように、支承基体の高さを調整可能に
した構造物用支承装置」である。
そして、との支承装置を使用する方法の態様を述べると
、第3図に示すように下部構造を構成する一橋脚B上に
配された前述したジヤツキ機能を保有した支承装置Sを
一単位として、各橋脚B毎に該支承装置Sをそれぞれポ
ンプFに連結されたパイプHで連通せしめるか、あるい
は第4図に示すように複数の橋脚B上に配された支承装
置Sを一定範囲の橋脚B毎に分けて、もしくは全部をポ
ンプFに連結されたパイプHで連通せしめて、ポンプF
より流動物質をジヤツキ機能を生じる支承装置の膨張ゴ
ム体に注入し、もしくは注入した該流動物質を排出パイ
プ(図示せず)より排出することによって、該膨張ゴム
体を膨張もしくは収縮させながら該支承装置Sの高さを
調整する。
そして、この状態でポンプFに連結されたパイプHに設
けたバルブ■(あるいは逆止弁)によって、個々の支承
装置Sを連通せしめた状態で一定個所を閉鎖することに
よって、橋桁の下面に平面度の狂いが生じた場合でも、
一部の支承装置Sに過大な荷重が作用するのを防止する
ことができる。
すなわち個々の支承装置SはパイプHで連通されている
ため橋桁下面の平面度の狂いにより、一部の支承装置S
に過大な力が作用してその高さが減少しても、支承装置
Sの膨張ゴム体中の流動物質の圧力はすべて同一となり
、支承装置Sはそれぞれ膨張ゴム体の支承面積に応じた
反力を支持する状態に調整されるため、一部の支承装置
Sに過大な荷重が作用するのを防止して橋桁Gを押し出
すことができるものである。
そして、押出し完成後は支承装置Sを恒久的に橋桁Gを
支持する支承と置換して撤去するか、あるいはそのま5
恒久的に該橋桁Gを支持する。
更に、個々の支承装置SにバルブJを設けることにより
、押し出し完成後に恒久的に橋桁Gを支持せしめる場合
、バルブJを閉鎖することにより流動物質を支承装置S
内に密封したのちポンプF及びパイプHを撤去すること
ができるものである。
また、不測の地盤沈下などが生じた場合は、該バルブJ
にパイプH及びポンプFを配し、支承装置Sに新たに流
動物質を注入して、支承装置Sの高さを増加せしめるこ
とにより、地盤沈下を補償することができる。
そこで、本発明の支承装置を第5図以下の図面に基づい
て、以下に詳細に説明する。
第5図及び第6図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、1は支承装置で該支承装置1は下部構造を構成する
橋脚Bに配されて、上部構造を構成する橋桁Gを支持し
、かつ押し出すものである。
そして、該支承装置1は平板状の底板2と該底板2上を
摺接する支承基体3より構成されている。
4は該底板2の上面で、該上面4は支承基体3との摺接
を良好に行えるように平滑に形成されている。
5は底板2を橋脚Bに固定するアンカーボルトである。
支承基体3は、鍋状体6、膨張ゴム体7及び支圧板8と
から構成されている。
9は鍋状体6の一方の端面(下面)に設けられた凹部、
10は該凹部9の底面に設けられた固定孔、11は該固
定孔10と鍋状体6の外表面とを連通し、それぞれに開
口部を有する連通孔、12は該連通孔11の外表面側開
口部に設けられた螺子部である。
13は鍋状体6の橋軸直角方向の外周面両側に形成され
た押し出し装置(該実施例図では図示せず)の取り付は
部である。
14は膨張ゴム体7の内部に形成された空隙部、15は
該膨張ゴム体1の一方の端面に一端を該端面より突出し
て一体に設けられた接続部で、該接−鱈−15はその中
心に空隙部14と連通ずる注入孔16が設けられている
17は支圧板8の一方の端面周縁に形成した凸曲面、1
8は該支圧板8の他方の端面に嵌着して配されたすべり
材である。
19は鍋状体6の連通孔螺子部12に螺着され、それぞ
れの支承装置1に連通するパイプで、該パイプ19は他
端をポンプ(該実施例図では図示せず)に連結されてい
る。
20は流動物質で、該流動物質20はポンプより膨張ゴ
ム体の空隙部14に注入される。
本発明の支承装置1は、鍋状体の四部9に膨張ゴム体7
を該凹部底面に設けた固定孔10に該ゴム体7より突出
した接続部15を該接続部の注入孔16と鍋状体の連通
孔11が合致するように嵌合して密に収納せしめる。
そして、支圧板8を該ゴム体1に周縁に凸曲面11が形
成された端面をゴム体7を密閉するように当接させ、す
べり材18が配された面を鍋状体6の凹部開口端より突
出させて配することによって支承基体3を構成し、該支
承基体3をそのすべり材18が底板の上面4と摺接する
ように該底板2上に配することによって構成される。
以下、このように構成した支承装置を用いて橋桁Gを架
設する方法について述べる。
囚まず、支承装置1を複数個橋脚B上にその底板2をア
ンカーボルト5で固定し、かつ、鍋状体の取付は部13
に押し出し装置を装着して配する。
(B)次いで、それぞれの橋脚Bに配された支承装置1
を一橋脚毎(あるいは一定範囲の橋脚毎もしくは全橋脚
とも)に該支承装置の鍋状体連通孔11に設けた螺子部
12にポンプに連結されたパイプ19を螺着して支承装
置1を連通せしめる。
(qこの状態でポンプを作動せしめることによって、支
承装置1の高さを調整、すなわちポンプより流動物質2
0をパイプ19及び連通孔11を通し膨張ゴム体の空隙
部14にその接続部の注入孔16より注入、もしくは注
入せしめた該流動物質20を排出することによって、該
ゴム体7の膨張、収縮で支承基体3を上下させてその高
さを調整する。
(ト)しかる後、支承装置1を連通せしめた状態で、パ
イプ19に設けたバルブ(該実施例図では図示せず)を
閉鎖する。
(匂この状態で支承装置1上に橋台の背後で製作された
橋桁Gを載荷せしめて、該橋桁Gを押し出し装置で底板
2と支圧板8に配されたすべり材18との摺接で、支承
基体3を前方(第6図中矢印方向)に一定ストローク押
し出す(もしくは引き出す)(F)次いで、該状態で別
途に設けられた鉛直ジヤツキ(図示せず)で橋桁Gを扛
上させて支承装置1を無負荷として押し出し装置で始点
つまり押し出し前の元の状態に戻す。
((])この状態で鉛直ジヤツキを扛下して橋桁Gを支
承装置1上に載荷し、再び一定ストローク押し比す操作
を繰り返して、所定位置まで押し出す。
Uそして、所定位置に達した時点で橋桁Gを恒久的に支
持する支承、たとえばローラー支承、ピン支承などに支
持させて支承装置1を扛下、つまり支承基体3を扛下さ
せるか、あるいは鉛直ジヤツキで橋桁Gを扛上せしめて
該支承基体3を無負荷状態として撤去することにより架
設が完了するものである。
ここで、底板2との摺動を良好にするため支圧板8にす
べり材18を配する態様としたが、すべり材18を配す
ることなく支圧板8を潤滑性にすぐれる金属材料より構
成してもその効果に差はなく、該態様は限定されるもの
ではない。
また、橋桁Gの押し出し操作において、支承装置1を一
定ストローク摺動させた後、該支承装置1を始点に戻す
際に鉛直ジヤツキを用いて橋桁Gを扛上せしめ該支承装
置1を無負荷状態とする態様を述べたが、該鉛直ジヤツ
キの代りに仮受は台を用いる態様も採れるものである。
すなわち、支承装置1を一定ストローク摺動せしめた後
、該支承装置1に注入せしめた流動物質20を排出して
支承装置1の高さを減小させて橋桁Gを仮受は台に支持
させ、該支承装置1を無負荷状態として始めに戻す。
この状態で再び支承装置1に流動物質20を注入して、
橋桁Gを仮受は台上から扛上して、該支承装置1で支持
して一定ストローク押し出す操作を繰り返すことにより
実施される。
このように、ジヤツキ機能を有する膨張ゴム体7を保有
せしめて支承装置1を構成して橋桁Gを押し出すことに
より、橋桁Gの下面に平面度の狂いが生じても該支承装
置1の膨張ゴム体7に注入された流動物質20がそれぞ
れ連通した状態で橋桁Gを支持しているため、一部の支
承装置1に過大な荷重が作用して、その内圧が高まろう
としてもその圧力はパイプ19で連通された他の支承装
置1の膨張ゴム体7に分散され、個々の支承装置1は常
に所定の内圧を保つように調整されるものである。
なお、本実施例では、支承基体3を構成する鍋状体凹部
9の底面に連通孔11の一端が開口する態様について述
べたが、連通孔11の凹部9内における開口部は該凹部
9の立壁でもよい。
この場合膨張ゴム体7の接続部15も該連通孔11の開
口部と合致する位置に形成されるものである。
また、支承装置1を連通ずるパイプ19は鍋状体6に設
けた連通孔螺子部12に螺着せしめたが、膨張ゴム体7
の接続部15に螺子部を形成してパイプ19を直接該ゴ
ム体7に連結する態様も可能である。
第7図及び第8図は、他の実施例の支承装置1を示すも
ので該例示は橋桁Gの押し出し時並びに押し出し完了後
において恒久的に該橋桁Gを支持する態様を示すもので
ある。
すなわち、該態様は支承基体3を構成する鍋状体6に係
合孔21を設けた固定部22を形成せしめ、橋桁Gには
下面に、押し出し完了時に鍋状体の係合孔21と合致す
る位置にボルト孔23を有するソールプレート24を固
定せしめる。
そして橋桁Gの押し出しが完了した時点で該ソールプレ
ート24と支承装置1の支承基体3とを鍋状体の保合孔
21に嵌挿したボルトをソールプレートのボルト孔23
に螺着することによって固定する。
このようにソールプレート24と支承基体3とを固定す
ることによって、架設後に生じる該橋桁Gの伸縮を押し
出し時に用いたすべり材18と底板上面4との摺接で逃
かし、また膨張ゴム体7の弾性変形で橋桁Gのたわみを
逃がすようにしたものである。
なお、該態様においては支承装置1の橋脚Bへの固定を
強固にするため底板2の下面にリブ25を付設すること
が好ましい。
また、第9図および第10図は更に他の実施例の支承装
置1を示すものである。
すなわち、第9図の態様は、支承基体3を構成する鍋状
体6の一方の端面(下面)に固定凹部26を、他方の端
面(上面)に凹部9を設け、固定凹部26にすべり材1
8を嵌着し、凹部9に膨張ゴム体7と支圧板8を配し、
該支圧板8上で橋桁Gを支持せしめ、下面のすべり材1
8と底板上面4との摺接で該橋桁9を橋軸方向へ押し出
すようにしたものである。
また、第10図に示す態様は、第9図に示した実施例に
おける支承装置1を恒久的に橋桁Gを支持せしめるため
、該支承装置の支圧板8にあらかじめ橋桁Gに固定され
たソールプレート24 (iI図参照)と固定するため
の係合孔21を設けた固定部22を形成せしめたもので
ある。
なお、本発明の膨張ゴム体の特性について記す。
すなわち、鍋状体の外径を3401n11L%厚さを6
5mmとし、該鍋状体の凹部に収容される膨張ゴム体の
外径を240mm1厚さを20mm(内外厚それぞれ5
及び15朋)及び該膨張ゴム体に支圧板を当接した支承
装置は、300kg/d以上の耐圧力を示し、300
”/iでは油漏れ等の何らの異状もなく、130tの出
力を示した。
また、膨張ゴム体の許容ストローク(ゴム材の許容最大
変形率を200%として)は27間となり、十分に使用
に耐えるものである。
以上、本発明の支承装置は、上述の構成よりなり、上述
の使用態様により実施されるので、従来の装置に比べ、
以下の種々優れた作用効果を有する。
■ 本支承装置は、支承基体が上面を平滑にした底板上
を摺動するので、橋脚上面の水平度の狂い(不陸)の問
題はない。
すなわち、各底板を正確に橋脚上面にセットしておけば
、橋桁の押出し時に生ずる橋桁の偏よりの問題ははゾ橋
桁下面の不陸の問題に帰する。
加えて、支承基体と摺動する底板上面は平滑に形成され
ているため橋桁の押し出しが円滑に行われる。
■ 橋桁の押出し架設時、橋桁下面の不陸(平面度の狂
い)から生ずる橋桁の偏よりは、各支承装置の膨張ゴム
体内の内圧調整機能に伴なう高さ調整作用により補償さ
れ、橋桁の荷重は常時各支承装置に均等に分配され、橋
桁を均等に支えるので、橋桁の損傷がなく、また、支承
装置の損傷もない。
■ 各支承装置相互の連通を一橋脚毎、あるいは、複数
橋脚毎になすことにより、橋脚毎の高さの設定を自由に
行うことができる。
例えば、全橋脚上の支承装置を連通ずれば、全橋脚の支
承装置の高さは同一となる。
■ 橋桁の押出し架設時、橋桁下面の平面度の狂いの有
無にかかわらず橋桁に生ずる振動及びたわみ等を、本支
承装置内の膨張ゴム体がその弾性作用により吸収し、橋
桁に悪影響を及ぼすことはない。
■ 膨張ゴム体の扛上、扛下作用により、従来の鉛直ジ
ヤツキの代りに簡易な仮受は体を使用して押し出しが行
える。
■ 本支承装置を恒久使用した場合、その後に不測の地
盤沈下などが生じた際、支承装置の膨張ゴム体に新たに
流動物質を注入して、支承装置の高さを調整し、地盤沈
下を補償することができる。
■ 本支承装置は組立て、分解が容易であり、部品数も
多くはないので、保守、維持に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、従来の橋桁の押し出し架設工法説
明図、第3図及び第4図は、本発明の構造物用支承装置
を用いた橋桁の押し出し架設工法の説明図、第5図及び
第6図は、本発明の構造物用支承装置を示す一部縦断正
面及び側面図、第1図ないし第10図は、他の実施例の
構造物用支承装置を示す一部縦断側面及び正面図である
。 1・・・・・・支承装置、2・・・・・・底板、3・・
・・・・支承基体、4・・・・・・上面、6・・・・・
・鍋状体、T・・・・・・膨張ゴム体、8・・・・・・
支圧板、9・・・・・・凹部、11・・・・・・連通孔
、14・・・・・・空隙部、15・・・・・・接続部、
20・・・・・・流動物質。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下部構造B上に複数個配されて上部構造Gを摺動支
    持する支承装置1において、 支承装置1は、下部構造Bに固定される上面4が平滑な
    底板2と、該底板2に摺接する支承基体3とからなり、 支承基体3は一方の端面に凹部9が形成された鍋状体6
    と、該鍋状体6の凹部9内に密に収納される膨張ゴム体
    7払該ゴム体7に一方の端面を当接し、他方の端面を凹
    部9端面より突出して配される支圧板8とからなり、 前記膨張ゴム体7は、その内部に空隙部14が形成され
    、かつ、該空隙部14には外部と連通ずる接続部15が
    設けられ、また、前記鍋状体6は、その凹部9の内面と
    該鍋状体6の外表面とを連通し、かつ、該凹部9内で前
    記膨張ゴム体の接続部15に連なる連通孔11が形成さ
    れてなる、構造物用支承装置。 2 支承基体3は、支圧板8の突出端面を底板2との摺
    接面にする、 特許請求の範囲第1項記載の構造物用支承装置。 3 支承基体3は、鍋状体6の凹部9の形成されない他
    方の端面を底板2との摺接面にする、特許請求の範囲第
    1項記載の構造物用支承装置。 4 支承基体3と底板2との摺接は、支承基体3に保持
    したすべり材18を介して摺接させた、特許請求の範囲
    第1項ないし第3項のいずれかに記載の構造物用支承装
    置。 5 鍋状体6は、摺動方向に対し直角方向の外周面両側
    に押し出し装置取付は部13を有する、特許請求の範囲
    第1項ないし第4項のいずれかに記載の構造物用支承装
    置。 6 支承基体3は、上部構造Gと接する端面に係合孔2
    1を設けた固定部22を形成した、特許請求の範囲第1
    項ないし第5項のいずれかに記載の構造物用支承装置。
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