JPS5824249Y2 - レコ−ドプレ−ヤのスピンドル - Google Patents

レコ−ドプレ−ヤのスピンドル

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JPS5824249Y2
JPS5824249Y2 JP1977020090U JP2009077U JPS5824249Y2 JP S5824249 Y2 JPS5824249 Y2 JP S5824249Y2 JP 1977020090 U JP1977020090 U JP 1977020090U JP 2009077 U JP2009077 U JP 2009077U JP S5824249 Y2 JPS5824249 Y2 JP S5824249Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
record
spindle
turntable
record player
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977020090U
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English (en)
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JPS53115009U (ja
Inventor
勲 川島
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP1977020090U priority Critical patent/JPS5824249Y2/ja
Publication of JPS53115009U publication Critical patent/JPS53115009U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、レコードプレーヤのスピンドルに関するもの
であり、特にいずれのレコード盤をターンテーブル上に
載置した場合であっても、レコードプレーヤのスピンド
ルとレコード盤のセンター穴とがガタ付きなく嵌合し再
生し得るようにしたものである。
従来、一般的に利用されているレコードプレーヤのスピ
ンドル1は第1図に示すようにターンテーブル2の中心
に先端部3をテーパ状に形成してなる単なる棒状体をも
って構成されている。
そして、防振用のゴムマット4を、貫通孔5を介してス
ピンドル1に嵌装しターンテーブル2上に載置し、レコ
ード盤6をセンター穴Iを介してスピンドル1に嵌合し
上記ゴムマット4上に載置しターンテーブル2を回転さ
せて再生するように構成されている。
ところで、一般に市販されているレコード盤のセンター
穴の穴径は全てのものが同一径で一定しているものでは
ない。
例えば、いわゆるLP盤サイズのレコード盤のセンター
穴の穴径は直径7.24朋から7.33mmの間のいず
れかにある。
このようにレコード盤の穴径は必ずしも一定していない
ので全てのレコード盤をターンテーブル上に載置し再生
し得るようにするためには、第1図に示したような棒状
のスピンドルにあってはその直径を最小の穴径のセンタ
ー穴を有するレコード盤を嵌合し得るように形成してお
かなければならない。
そのため、スピンドルとレコード盤のセンター穴との間
に隙間が生じてしまい、レコード盤をスピンドルに嵌合
しターンテーブル上に載置する場合、置き方によっては
レコード盤の音溝がターンテーブルの回転中心であるス
ピンドルに対して偏心し、音溝の回転中心とターンテー
ブルの回転中心が一致せずレコード盤が1回転する毎に
1回のワウが生じてしまう。
そして再生音にひずみや雑音が生じ再生特性の劣化の原
因ともなっている。
また、最近のレコードプレーヤにあっては、レコードプ
レーヤ本体の奥行を短かくして小型化し、あるいはチュ
ーナやアンプとコンポーネントにし一組のステレオ装置
として収納ラックに収め、さらにはトーンアームのリー
ドイン、リードアウト等の操作性を考慮してターンテー
ブル面を水平面に対して傾斜ないしは垂直にしたものが
ある。
このようなターンテーブル面を傾斜ないしは垂直にした
レコードプレーヤにあっては、上述したようにスピンド
ルとレコード盤のセンター穴との間に隙間があると、レ
コード盤が1回転する毎に1度ずつ該レコード盤の自重
により上記隙間を移動する。
そのため極めて大きなワウな発生してしオい再生特性に
極めて著しい劣化を生じさせる原因となる。
そこで、本考案は構成が簡単でいずれの大きさのセンタ
ー穴を有するレコード盤であってもガタ付きがなく嵌合
し得るようにして、レコードプレーヤ本体をいずれの置
き方に置いた場合でもターンテーブルの回転中心とレコ
ード盤の音溝の回転中心が一致するようにするため、ス
ピンドルの外周に軸方向に延在する金属等の硬性体から
なる複数本のガイドピンを弾性体を介して接着配設した
ことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
第2図は本考案によるレコードプレーヤのスピンドルを
示す縦断面図であり、第3図はその平面図である。
図中10は図示しない駆動モータによって回動されるス
ピンドルであり、このスピンドル10の基端部側は大径
のターンテーブル11の嵌合部12とされている。
この嵌合部12は図中上方の光線uをテーパ状に形成さ
れ、中央部に筒状に形成され逆テーパ状の貫通孔13を
有する嵌着部14を有するターンテーブル11が嵌装さ
れている。
このようにテーパ状に形成された嵌合部12に逆テーパ
状に形成された貫通孔13を有するターンテーブル11
を嵌装しているので、スピンドル10の軸心とターンテ
ーブル11の軸心とは容易に一致させることができる。
そして、ターンテーブル11の嵌装される嵌合部10の
上方であるターンテーブル11のレコード盤載置面から
上方部分は、上記嵌合部12より細径のレコード盤挿通
部15とされている。
このレコード盤挿通部150基端部側は円筒部16とし
て形成され、円筒部16に連続する先端部側はテーパ部
17として形成されている。
なむ、上記円筒部16には防振用のゴムマット18が貫
通孔19を介して挿着されターンテーブル11上に載置
される。
そして、上記スピンドル10のレコード盤挿通部15に
は、テーパ部17と円筒部16の境界部付近から上記円
筒部16に亘って軸方向に120度の角度をもって3本
の切込み20が穿設されている。
これら切込み20にはゴムあるいは合成樹脂等で構成さ
れた弾性体21が埋込1れている。
さらに、これら弾性体21上には円筒部16の外周から
膨出するようにそれぞれ金属等の硬性体で形成したガイ
ドピン22が合成ノリ等で接着されている。
このガイドピン22はテーパ部17側に位置する一端を
折曲げ弾性体21に差し込むようにして上記弾性体21
上に接着したものでもよく、さらにテーパ部17から円
周部160基端部側に亘って開広するように配設したも
のであればレコード盤装着時のガイドとしてより有効で
ある。
そして、上述のように形成しデースピンドル10のレコ
ード盤挿通部15の径Wは、少なくともレコード盤のセ
ンター穴の公差範囲の最大径より大きく形成して釦く必
要がある。
このようにスピンドル10のレコード盤挿通部15を形
成しておくことにより、第4図に示すようにレコード盤
23をターンテーブル11上に載置すると、上記レコー
ド盤23のセンター穴24の内周壁によってガイドピン
22は弾性体21内に押込1れるようになる。
そうするとスピンドル10のレコード盤挿通部15とレ
コード盤23のセンター穴24とは弾発係合し、レコー
ド盤23は隙間なくスピンドル10に嵌装することがで
きる。
上記の実施例においてはガイドピン22を軸方向に3本
配設した例について述べたが、さらに本数を増加したも
のでもよく、また第5図に示すように、弾性体21をレ
コード盤挿通部15の外周に対向して配設し、これら弾
性体21をそれぞれ覆うようにやや幅広なガイドピン2
2を接着配設したものであってもよい。
このように本考案によればレコード盤はスピンドルに弾
発係合して装着されるので、レコード盤のセンター穴の
公差範囲のバラツキを吸収して隙間なく装着することが
できる。
従って、スピンドルの回転軸とレコード盤の音溝の回転
軸とは偏心することもないので、ツウ等の再生特性を劣
化させるような原因を発生させることもない。
特に、ターンテーブルを水平面に対し傾斜させ、あるい
は垂直にしたレコードプレーヤにおいても、レコード盤
とスピンドルは弾発係合しているためスピンドルの回転
軸とレコード盤の回転軸とを常に一致して回転させるこ
とができる。
さらに、本考案はスピンドルの外周に金属等の硬性体か
らなるガイドピンが突出する如くなっているので、ここ
に挿着されるレコード盤の孔で損傷を受けることもなく
、耐久性の良いものを提供でき、金属等の硬性体は摩擦
係数も小さいので円滑なレコード盤の挿着ができる。
また、本考案は構造が極めて簡単であるので製造が容易
であり、安師に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のレコードプレーヤのスピンドル部分を示
す断面図である。 第2図は本考案の一実施例を示す断面図であり、第3図
はその平面図であり、第4図はレコード盤を装着した状
態の断面図である。 第5図は本考案の他の実施例を示す横断面図である。 10・・・スピンドル、15・・・レコード盤挿通部、
21・・・弾性体、22・・・ガイドピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スピンドルの外周に軸方向に延在する複数本の金属等の
    硬性体を、弾性体を介して上記スピンドルに接着配接し
    たことを特徴とするレコードプレーヤのスピンドル。
JP1977020090U 1977-02-21 1977-02-21 レコ−ドプレ−ヤのスピンドル Expired JPS5824249Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977020090U JPS5824249Y2 (ja) 1977-02-21 1977-02-21 レコ−ドプレ−ヤのスピンドル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977020090U JPS5824249Y2 (ja) 1977-02-21 1977-02-21 レコ−ドプレ−ヤのスピンドル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53115009U JPS53115009U (ja) 1978-09-13
JPS5824249Y2 true JPS5824249Y2 (ja) 1983-05-24

Family

ID=28850398

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977020090U Expired JPS5824249Y2 (ja) 1977-02-21 1977-02-21 レコ−ドプレ−ヤのスピンドル

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JP (1) JPS5824249Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50105804U (ja) * 1974-02-06 1975-08-30

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Publication number Publication date
JPS53115009U (ja) 1978-09-13

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