JPS5824153B2 - 縫合装置 - Google Patents
縫合装置Info
- Publication number
- JPS5824153B2 JPS5824153B2 JP15780976A JP15780976A JPS5824153B2 JP S5824153 B2 JPS5824153 B2 JP S5824153B2 JP 15780976 A JP15780976 A JP 15780976A JP 15780976 A JP15780976 A JP 15780976A JP S5824153 B2 JPS5824153 B2 JP S5824153B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewn
- edge
- piece
- sewing machine
- along
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は衣服の裁断片のように、その各線が角度をな
して接するように裁断された裁断片に対し、それぞれの
縁に沿って縫目を形成するための縫合装置に関し、特に
、一つの縁の縫合が完了すると続(別の縁が送り方向線
に一致するように裁断片を旋回手段により旋回すること
によって各線に沿った縫目形成を可能とした縫合形成に
関するものである。
して接するように裁断された裁断片に対し、それぞれの
縁に沿って縫目を形成するための縫合装置に関し、特に
、一つの縁の縫合が完了すると続(別の縁が送り方向線
に一致するように裁断片を旋回手段により旋回すること
によって各線に沿った縫目形成を可能とした縫合形成に
関するものである。
従来、この種の縫合装置としては、アメリカ特許第34
25369号公報により知られているが、この装置によ
れば、旋回手段を布支持面のほぼ中央部付近に対し上下
動可能に且つ縫合点を通る垂直軸線を中心に旋回可能に
ミシンアーム部に配置し、裁断片の一つの縁の縫合が完
了すると同時に上昇位置から下降して裁断片上面に係合
すると共に、上記軸線を中心に裁断片を伴って旋回して
続(別の縁を送り方向線に一致させるように構成したも
のであるから、旋回手段が不作用時においても布支持面
の中央部よりわずかに上昇した位置に位置しているので
、作業者による布のセットや縫糸のミシンへの糸掛げ、
さらには布押え圧力の調整等の作業の妨害になり、作業
性が著しく低下する欠点があった。
25369号公報により知られているが、この装置によ
れば、旋回手段を布支持面のほぼ中央部付近に対し上下
動可能に且つ縫合点を通る垂直軸線を中心に旋回可能に
ミシンアーム部に配置し、裁断片の一つの縁の縫合が完
了すると同時に上昇位置から下降して裁断片上面に係合
すると共に、上記軸線を中心に裁断片を伴って旋回して
続(別の縁を送り方向線に一致させるように構成したも
のであるから、旋回手段が不作用時においても布支持面
の中央部よりわずかに上昇した位置に位置しているので
、作業者による布のセットや縫糸のミシンへの糸掛げ、
さらには布押え圧力の調整等の作業の妨害になり、作業
性が著しく低下する欠点があった。
この発明はこのような欠点のない上記縫合装置を得るこ
とを目的とするものである。
とを目的とするものである。
以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第1図に示したミシン1は縁かがり縫い専用のオーバロ
ックミシンで、アーム部1aにはミシンの原動軸(図示
しない)に連動して上下動し下端に針2を支持した針棒
3と後端を送り方向線に直交する水平な支軸4に上り回
動可能に支持して先端に設けた押え足5aが上下動可能
とし常には弾性作用力によりその押え足5aが下方に弾
発されるようにした布押え棒5が設置され、上面を被縫
片Wを支持する布支持面6aとしたベッド部6内には、
図示しないが、上記針2と協働して縁かがり縫目を形成
するルーパー機構と布支持面6aに配置した針板7の送
り両孔から出没して上記押え足5aと協働して被縫片W
を布支持面6aに沿って所定方向(第2,5図の矢印F
方向)に送るための送り機構が設置され、さらに、上記
押え足5aの後方において、ミシンアーム部に対し上記
送り方向線に平行な軸線を中心に回動可能に支持した支
軸8に糸切メス9が送り方向線を横断するように固定配
置されている。
ックミシンで、アーム部1aにはミシンの原動軸(図示
しない)に連動して上下動し下端に針2を支持した針棒
3と後端を送り方向線に直交する水平な支軸4に上り回
動可能に支持して先端に設けた押え足5aが上下動可能
とし常には弾性作用力によりその押え足5aが下方に弾
発されるようにした布押え棒5が設置され、上面を被縫
片Wを支持する布支持面6aとしたベッド部6内には、
図示しないが、上記針2と協働して縁かがり縫目を形成
するルーパー機構と布支持面6aに配置した針板7の送
り両孔から出没して上記押え足5aと協働して被縫片W
を布支持面6aに沿って所定方向(第2,5図の矢印F
方向)に送るための送り機構が設置され、さらに、上記
押え足5aの後方において、ミシンアーム部に対し上記
送り方向線に平行な軸線を中心に回動可能に支持した支
軸8に糸切メス9が送り方向線を横断するように固定配
置されている。
ミシン1の側面周囲にはその上面がミシンベッド部6上
面の布支持面6aと共に水平な布支持台面を形成し且つ
少なくともその後端縁から左側端縁までをミシンの縫合
点P、すなわち針落点を中心とした円弧縁10aとした
補助台10を配置する。
面の布支持面6aと共に水平な布支持台面を形成し且つ
少なくともその後端縁から左側端縁までをミシンの縫合
点P、すなわち針落点を中心とした円弧縁10aとした
補助台10を配置する。
第1図に示すように、ミシンアーム部の後側面には下方
に突出する垂直な支持部11aを形成した支持枠11を
固定し、その支持部11aの下端には支持板12の中間
部を連結体13により支持板12の両端部下面が補助台
10の後端部上面に対し接離するように回動可能に支持
し、その連結部分の先端側において、支持板12の上面
には二本のエア・シリンダーA及びBをそれらの先端か
ら出没可能としたプランジャ/a、bが左方向(第2図
)に向かって突出するように載置し且つ後端を垂直な支
軸14,15により回動可能に支持し、シリンダーBの
プランジャーbの先端には中間部を支持板12に回動可
能に支持したL状リング16の一端を回動可能に連結し
、L状リング16の他端には一端をシリンダーAの本体
先端部に回動可能に連結した連結リンク17の他端を回
動可能に連結する。
に突出する垂直な支持部11aを形成した支持枠11を
固定し、その支持部11aの下端には支持板12の中間
部を連結体13により支持板12の両端部下面が補助台
10の後端部上面に対し接離するように回動可能に支持
し、その連結部分の先端側において、支持板12の上面
には二本のエア・シリンダーA及びBをそれらの先端か
ら出没可能としたプランジャ/a、bが左方向(第2図
)に向かって突出するように載置し且つ後端を垂直な支
軸14,15により回動可能に支持し、シリンダーBの
プランジャーbの先端には中間部を支持板12に回動可
能に支持したL状リング16の一端を回動可能に連結し
、L状リング16の他端には一端をシリンダーAの本体
先端部に回動可能に連結した連結リンク17の他端を回
動可能に連結する。
これらの構成かられかるように、シリンダーBのプラン
ジャーbの出没によりL状リンク16及び連結リンク1
7を介してシリンダーAはその後端の支軸14を中心に
回動されるようになる。
ジャーbの出没によりL状リンク16及び連結リンク1
7を介してシリンダーAはその後端の支軸14を中心に
回動されるようになる。
シリンダーAのプランジャーの先端には支片18を固定
し、この支片18には中央部に円形のつば部19aを形
成しその下面につば部19aよりも小径とし且つ少なく
とも外周面をゴム等の摩擦係数の大きい材料により形成
した円筒状の保合部19bを設けた係合体19の上端部
を水平な支軸20により回動可能に支持する。
し、この支片18には中央部に円形のつば部19aを形
成しその下面につば部19aよりも小径とし且つ少なく
とも外周面をゴム等の摩擦係数の大きい材料により形成
した円筒状の保合部19bを設けた係合体19の上端部
を水平な支軸20により回動可能に支持する。
支持枠11の支持部11aと支持板12との連結部から
先端側、すなわち、上記A、Bの載置側において、支持
板12に案内棒21を植設し、この案内棒20の周囲に
は支持板12の上面が支持枠11の下面から離れるよう
に支持板12を弾発するためのコイルバネ22を配置し
、また、上記連結部分から後端側において、支持枠11
にエア・シリンダーCをそのプランジャーCが支持板1
2の上面に向かって垂直下方に突出するように配置し、
支持枠11の支持部11aには支持板12の上記回動に
よりその接点が開閉されるようにマイクロスイッチMS
を配置する。
先端側、すなわち、上記A、Bの載置側において、支持
板12に案内棒21を植設し、この案内棒20の周囲に
は支持板12の上面が支持枠11の下面から離れるよう
に支持板12を弾発するためのコイルバネ22を配置し
、また、上記連結部分から後端側において、支持枠11
にエア・シリンダーCをそのプランジャーCが支持板1
2の上面に向かって垂直下方に突出するように配置し、
支持枠11の支持部11aには支持板12の上記回動に
よりその接点が開閉されるようにマイクロスイッチMS
を配置する。
また、第1図に示すように、上記布押え棒5を支持する
支軸4に対しミシン後側面に設けた切欠23を介して操
作レバー24の一端を固定すると共に、外方に突出する
そのレバー24の他端と補助台10の下方に適宜配置し
た電磁石25のアマチュア25aとを補助台10に設け
た切欠26を通して配置した鎖27により連結し、さら
に、ミシン後側面から外方に突出させた上記糸切メス9
の支軸8に連結リンク28の一端を固定すると共に、そ
の連結リンク28の他端には、ミシン1後方の補助台1
0上面に適宜配置した電磁石29のアマチュア29aを
連結する。
支軸4に対しミシン後側面に設けた切欠23を介して操
作レバー24の一端を固定すると共に、外方に突出する
そのレバー24の他端と補助台10の下方に適宜配置し
た電磁石25のアマチュア25aとを補助台10に設け
た切欠26を通して配置した鎖27により連結し、さら
に、ミシン後側面から外方に突出させた上記糸切メス9
の支軸8に連結リンク28の一端を固定すると共に、そ
の連結リンク28の他端には、ミシン1後方の補助台1
0上面に適宜配置した電磁石29のアマチュア29aを
連結する。
第1図に示すように、押え足5aのわずか前方において
、ミシンアーム部の適宜な位置にベッド部6の布支持面
6aに向けて放出するパイロットランプ30を配置する
と共に、その光が照射される布支持面6aにフォト・ト
ランジスター等から成る二つのセンサーX、Yを配置す
る。
、ミシンアーム部の適宜な位置にベッド部6の布支持面
6aに向けて放出するパイロットランプ30を配置する
と共に、その光が照射される布支持面6aにフォト・ト
ランジスター等から成る二つのセンサーX、Yを配置す
る。
この発明は以上の構成であり、次にその作用を第6図の
電気制御ブロック回路図を中心に説明する。
電気制御ブロック回路図を中心に説明する。
回路図中モード指定とは、例えば四辺の縁から成る被縫
片Wに対し、そのうちいくつの縁を縫合するのかを予め
入力するための手段である。
片Wに対し、そのうちいくつの縁を縫合するのかを予め
入力するための手段である。
そこでまず、被縫片Wの一つの縁E1を送り方向線Fに
一致させてその先端を針板7と電磁石25の作用により
弾性作用力に抗して針板7上面から上昇している押え足
5aとの間に進入させると、パイロットランプ30から
センサーX、Yへの照射が遮断され、このセンサーXへ
の照射の遮断により電磁石25が不作用となって押え足
5aが弾性作用により被縫片W上に下降すると共に、ミ
シン駆動モーターが駆動し、針2とルーパー機構から成
る縫目形成機構及び送り機構により被縫片Wは所定方向
(F方向)に送られながらその縁E1に縫目が形成され
る。
一致させてその先端を針板7と電磁石25の作用により
弾性作用力に抗して針板7上面から上昇している押え足
5aとの間に進入させると、パイロットランプ30から
センサーX、Yへの照射が遮断され、このセンサーXへ
の照射の遮断により電磁石25が不作用となって押え足
5aが弾性作用により被縫片W上に下降すると共に、ミ
シン駆動モーターが駆動し、針2とルーパー機構から成
る縫目形成機構及び送り機構により被縫片Wは所定方向
(F方向)に送られながらその縁E1に縫目が形成され
る。
そして、第5図のA図に示すように、被縫片Wの後端が
センサーX、Y上を通過してパイロットランプ30によ
りこれらセンサーX、Yが照射されると、ミシン駆動モ
ーターが停止されてミシン1が停止し、縁E1への縫目
形成が完了すると共に、電磁石25が作用されて押え足
5aが被縫片W上から上昇する。
センサーX、Y上を通過してパイロットランプ30によ
りこれらセンサーX、Yが照射されると、ミシン駆動モ
ーターが停止されてミシン1が停止し、縁E1への縫目
形成が完了すると共に、電磁石25が作用されて押え足
5aが被縫片W上から上昇する。
さらに開放状態にあったシリンダー〇の電磁弁が閉鎖さ
れてシリンダーCへのエアーの供給が遮断され、これに
よりプランジャーCが没入して支持板12はコイルバネ
22の作用により時計方向に回動されて第3図の実線状
態になり、これにより係合体19の係合部19bの外周
面が補助台10の円弧縁10aと対向するようになる(
第4図の実線状態)そして、この支持板12の回動によ
りマイクロスイッチMSの接点が閉鎖されてシリンダー
A及びBの電磁弁が開放され、これにより、まず、シリ
ンダーBのプランジャーbが突出してL状リンク16が
第2図の反時計方向に回動され、連結リンク17を介し
てシリンダーAは支軸14を中心に反時計方向に回動さ
れて係合体19の係合部19bは第4図の二点鎖線で示
すように補助台100円弧縁10aに圧接し、円弧縁1
0aから垂れ下がっている被縫片Wの先端部分を円弧縁
10aとの間で挾持するようになると同時にシリンダー
Aのプランジャーaが突出するようになる。
れてシリンダーCへのエアーの供給が遮断され、これに
よりプランジャーCが没入して支持板12はコイルバネ
22の作用により時計方向に回動されて第3図の実線状
態になり、これにより係合体19の係合部19bの外周
面が補助台10の円弧縁10aと対向するようになる(
第4図の実線状態)そして、この支持板12の回動によ
りマイクロスイッチMSの接点が閉鎖されてシリンダー
A及びBの電磁弁が開放され、これにより、まず、シリ
ンダーBのプランジャーbが突出してL状リンク16が
第2図の反時計方向に回動され、連結リンク17を介し
てシリンダーAは支軸14を中心に反時計方向に回動さ
れて係合体19の係合部19bは第4図の二点鎖線で示
すように補助台100円弧縁10aに圧接し、円弧縁1
0aから垂れ下がっている被縫片Wの先端部分を円弧縁
10aとの間で挾持するようになると同時にシリンダー
Aのプランジャーaが突出するようになる。
このプランジャーaが突出するに従いシリンダーBの作
用による上記シリンダーAの反時計方向の回動と相まっ
て係合体19はその係合部19bが補助台100円弧縁
10aに圧接した状態で挾持した被縫片Wを伴って円弧
縁10aに沿って補助台10の後端から左端方向へと移
動するようになり、この移動により、被縫片Wは縫合点
Pを中心に順次第5図の反時計方向に旋回される(第5
図A図の二点鎖線)。
用による上記シリンダーAの反時計方向の回動と相まっ
て係合体19はその係合部19bが補助台100円弧縁
10aに圧接した状態で挾持した被縫片Wを伴って円弧
縁10aに沿って補助台10の後端から左端方向へと移
動するようになり、この移動により、被縫片Wは縫合点
Pを中心に順次第5図の反時計方向に旋回される(第5
図A図の二点鎖線)。
そして、第5図のB図に示すように縫合された縁E1に
続く次の縁E2が布送り方向線に一致すると、センサー
X、Yへの照射が遮断され、これによりシリンダーA及
びBの電磁弁が閉鎖されてそのプランジャーa及びbが
没入されると共に、シリンダー〇の電磁弁が開放されて
プランジャー〇が突入し、係合体19は原位置に復帰し
、また、電磁石25が不作用となって押え足5aが弾性
作用力により被縫片W上に再び下降すると共に、ミシン
の駆動モーターが再び駆動されて縁E2に縫目が形成さ
れる。
続く次の縁E2が布送り方向線に一致すると、センサー
X、Yへの照射が遮断され、これによりシリンダーA及
びBの電磁弁が閉鎖されてそのプランジャーa及びbが
没入されると共に、シリンダー〇の電磁弁が開放されて
プランジャー〇が突入し、係合体19は原位置に復帰し
、また、電磁石25が不作用となって押え足5aが弾性
作用力により被縫片W上に再び下降すると共に、ミシン
の駆動モーターが再び駆動されて縁E2に縫目が形成さ
れる。
このような作用の繰り返しにより被縫片Wの各線が順次
縫合され、この場合、上記モード指定により入力された
縫合すべき縁の数が縫合されると、すなわち、センサー
Xから上記数に対応する数の被縫片Wの後端検知が行な
われると、電磁石29が作動され、これにより連結リン
ク28及び支軸8を介して糸切メス9が回動されて縫合
点Pから被縫片Wの後端に連らなる縫目糸が切断される
。
縫合され、この場合、上記モード指定により入力された
縫合すべき縁の数が縫合されると、すなわち、センサー
Xから上記数に対応する数の被縫片Wの後端検知が行な
われると、電磁石29が作動され、これにより連結リン
ク28及び支軸8を介して糸切メス9が回動されて縫合
点Pから被縫片Wの後端に連らなる縫目糸が切断される
。
なお、上記制御回路はモード指定による最後の秘縫片W
の後端検知が行なわれると、ミシンの駆動モータはすぐ
には不作動にならず、上記後端検知後に一定数の縫目が
形成された後に、あるいは、一定時間後に不作動となり
、これと同時に電磁石25が作用されて押え足5aが上
昇し、その後はリセットされるように構成されている。
の後端検知が行なわれると、ミシンの駆動モータはすぐ
には不作動にならず、上記後端検知後に一定数の縫目が
形成された後に、あるいは、一定時間後に不作動となり
、これと同時に電磁石25が作用されて押え足5aが上
昇し、その後はリセットされるように構成されている。
以上、この発明はそれぞれが角度をなして接する複数の
縁を持つ被縫片な、例えば縁かがりミシン等により、そ
の一つの縁の縫合が完了すると、ミシンのベッド面と共
に被縫片の支持面を形成する支持台に設けた円弧状の端
縁に対しそれら離れた不作用位置にある旋回手段が上記
端縁に係合して端縁との間で被縫片を挾持するように移
動すると共に、挾持した被縫片を伴って支持台の端縁形
状に従って移動することによって被縫片を縫合点を中心
に旋回して続(次の縁を送り方向線に一致させるように
したことにより、旋回手段の不作用時においては旋回手
段を支持台から離れた位置に待機させることができるの
で、作業者による被縫片のセットや縫糸のミシンへの糸
掛け、さらには押え圧力の調整等の作業の妨害になるこ
とがな(、作業性を著しく向上させることができる効果
がある。
縁を持つ被縫片な、例えば縁かがりミシン等により、そ
の一つの縁の縫合が完了すると、ミシンのベッド面と共
に被縫片の支持面を形成する支持台に設けた円弧状の端
縁に対しそれら離れた不作用位置にある旋回手段が上記
端縁に係合して端縁との間で被縫片を挾持するように移
動すると共に、挾持した被縫片を伴って支持台の端縁形
状に従って移動することによって被縫片を縫合点を中心
に旋回して続(次の縁を送り方向線に一致させるように
したことにより、旋回手段の不作用時においては旋回手
段を支持台から離れた位置に待機させることができるの
で、作業者による被縫片のセットや縫糸のミシンへの糸
掛け、さらには押え圧力の調整等の作業の妨害になるこ
とがな(、作業性を著しく向上させることができる効果
がある。
上記実施例においては、係合体19が補助台10の後端
縁から左端縁に向かって移動して被縫片Wを旋回するよ
うにしたものを示したが、例えば左端縁から前端縁に向
かって移動して旋回するごとく、被縫片Wを挾持するの
に最適な状態で係合体19が補助台10の端縁と協働す
るように旋回手段を配置すればよい。
縁から左端縁に向かって移動して被縫片Wを旋回するよ
うにしたものを示したが、例えば左端縁から前端縁に向
かって移動して旋回するごとく、被縫片Wを挾持するの
に最適な状態で係合体19が補助台10の端縁と協働す
るように旋回手段を配置すればよい。
第1図は後方から見た縫合装置の全体斜視図、第2図は
ミシンの機構部を除去した縫合装置の平面図、第3図は
縫合装置の後方から見た旋回手段の正面図、第4図は第
3図のIV−IV’線における断面図、第5図は被縫片
の旋回作用を示す説明図、第6図は電気制御ブロック回
路図である。 ミシン・・・・・・1、支持台・・・・・・10、旋回
手段・・・・・・シリンダーA、B、C,19、制御手
段・・・・・・第6図の制御回路。
ミシンの機構部を除去した縫合装置の平面図、第3図は
縫合装置の後方から見た旋回手段の正面図、第4図は第
3図のIV−IV’線における断面図、第5図は被縫片
の旋回作用を示す説明図、第6図は電気制御ブロック回
路図である。 ミシン・・・・・・1、支持台・・・・・・10、旋回
手段・・・・・・シリンダーA、B、C,19、制御手
段・・・・・・第6図の制御回路。
Claims (1)
- 1 それぞれが角度をなして接する複数の縁を持つ被縫
片をその一つの縁が所定方向に沿って移動するようにベ
ッド面に沿って送るための送り機構とその縁に沿って縫
目を形成するための縫目形成機構とを持つミシンと、ミ
シンのベッド面と共に被縫片の支持面を形成するように
ミシンに関連配置しミシンの縫合点を中心とした円弧状
の端縁を持つ支持台と、支持台に関連して配置し支持台
の端縁から離れた不作用位置と端縁に係合して端縁との
間で被縫片を挾持する作用位置との間を移動可能とし且
つ被縫片が縫合点を中心に支持面に沿って旋回するよう
に端縁との間で挾持した被縫片を伴って支持台の端縁形
成に従って移動するように作動可能とした旋回手段と、
旋回手段をして被縫片の一つの縫合の完了に関連して作
用位置に移動させると共に別の縁が送り方向線に一致す
るまで被縫片を旋回するように作動させる制御手段とを
備えた縫合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15780976A JPS5824153B2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 縫合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15780976A JPS5824153B2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 縫合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5383855A JPS5383855A (en) | 1978-07-24 |
JPS5824153B2 true JPS5824153B2 (ja) | 1983-05-19 |
Family
ID=15657752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15780976A Expired JPS5824153B2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 縫合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824153B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6042732B2 (ja) * | 1980-04-27 | 1985-09-25 | アイシン精機株式会社 | ミシン |
-
1976
- 1976-12-28 JP JP15780976A patent/JPS5824153B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5383855A (en) | 1978-07-24 |
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