JPS5823790Y2 - 粉体の補給装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、粉体塗装装置等の如く、供給用タンクに粉体
塗料等を補給する粉体の補給装置ＩＣ関するものである
。

従来、供給用タンクに粉体Δ・補給ずろ手段としては、
（ａ）蓋を外し、フ、二補給容器を、直接供給用タンク
の開口部に近接させ、補給容器を徐々に反転させて自重
で粉体な流し込む。

（ｂ）補給容器を′供給用タンクと兼用できろコンテナ
状とし、開［］部を装置に直結して使用する。

等カーあろか、（ａ）においては、低位置で補給動作を
する場合は、粉体の飛散範囲は比較的狭Ｌ・が、補給用
タンクが高位置にある場合、別に搬送装置が必要であり
、設備投資が高額になるとともに、高位置での補給は、
粉体の飛散範囲が広くなり、環境管理が悪くなる欠点を
有し、また（ｂ）においては、粉体の飛散にともなう問
題はないが、設備投資が高額になるなどの欠点がある。

本考案は、上記従来の補給装置にみもれろ欠点な除去す
るもので、粉体の補給におＬ・て、簡単な操作で粉体の
飛散もなく、シかも設備投資が安価な補給装置な提供す
るものである。

そのための構成として１本考案は、供給用のタンクと、
一端が前記供給用のタンク内に接続された蛇腹状のホー
スと、このホースの他端ニ設けられた接続具と５小径部
が前記接続具へ着脱可能に連結されｆこ略錐体形状の案
内部材と、粉体な収納しかつ開口端が前記案内部材の大
径部へ着脱可能に取付けられた補給容器と、この補給容
器と前記接続具の接続状態において補給容器を上下動さ
せろ移送手段によって粉体の補給装置な構成し、ざらに
前記接続具に、前記補給容器内とホースとの連通・遮断
な行う遮蔽機構を設け、この遮蔽機構會、前記接続具内
において開く開口部を具備した操作体より構成したもの
である。

以下１本考案をその一実施例を示す図面な参考に説明す
る。

図において、１は内部の粉末塗料等な送出口１ａより塗
装装置（図示せず）等へ供給する供給用の大型タンクで
、上部の開口部１ｂＫはフレキシブルなホース２の一端
が接続されている。

３は前記ホース２の他端に設けられた補給装置で、前記
ホース２の他端に連結された接続具３ａと、この接続具
３ａとホース２との連通を任意に遮蔽する摺動式の遮蔽
機構３ｂとより構成されている。

ここで、前記遮蔽機構３ｂは、接続具３ａに設けられた
溝（図示せず）内に摺動可能に挿入された操作板３ｃと
、この操作板３ｃＫ設けられかつ前記ホース２の開口と
合致する開口部３ｄとより構成されている。

４はドラム缶と称される容器の如く一般の搬送に利用さ
れる蓋付きの補給容器、５は前記蓋付きの補給容器４の
蓋（図示せず）ＶＣ代えて取付けられた円錐台形状の案
内部材で、上下端面がそれぞれ開口しており、前記蓋付
きの補給容器４とはその大径部においてベルト等の連結
手段（図示せず）等によって着脱自在に取付けられてい
る。

この案内部材５はその小径部が前記接続具３ａに着脱可
能に取付けられるもので、その接続構造については従来
周知の構成でよいため、説明ならびに図示を省略する。

また前記蓋付きの補給容器４には案内部材５が取付けら
れているが。

輸送時においてはその案内部材５の上部開口を適宜蓋５
ａＫよって閉塞している。

上記構成において、補給時は、粉体の入った補給容器５
の蓋５ａを取外し、第１図に示す補給装置３の遮蔽機構
３ｂを具備した接続具３ａと案内部材５な連結し、そし
て操作板３ｃを開き、適宜手段によって補給容器５を第
１図の点線で示す状態まで徐々に反転させる。

これにより、容器５内の粉体は、ホース２を介してその
自重で供給用の大型タンク１内に移載される。

その後は、補給容器５を定位置までもどし、そして遮蔽
機構３ｂによってホース２と接続具３ａを遮蔽し、案内
部材５と接続具３ａな分離すればよい。

したがって、粉体の大型タンク１内への供給に際しては
、案内部材５によって円滑かつ短時間でその作業が行え
、しかも周囲にその粉体な飛散させることもないため、
環境な良好に保つことができる。

さらに、供給に用する作業も簡単であり。自動化も可能
となる。

なお、本実施例においては、粉体塗装の場合について説
明したが、他の粉体な取扱う場合についても同様に実施
でき、その要旨な脱するものではない。

以上のように１本考案によれば、粉体の供給用容器への
移送に際して、案内部材により円滑に粉体な移送するこ
とができ、しかもホースと補給容器との接続は案内部材
によって密閉されているため、粉体が作業場周囲に飛散
することもなく１作業場環境の改善がはかれ、さらに遮
蔽機構により。

その供給量の調整作業もきわめて簡単に行え、自動化が
可能となる等１種々の利点を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例における粉体の補給装置の概
略構成図、第２図は同粉体の補給装置における補給容器
の側面図である。 １・・・・・・大型タンク・（供給用の容器）、２・・
・・・・ホース、３・・・・・・補給装置、３ａ・・・
・・・接続具、３ｂ・・・・・・遮蔽機構、３ｃ・・・
・・・操作板、３ｄ・・・・・・開口部、４・・・・・
・補給容器、５・・・・・・案内部材。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 供給用のタンクと、一端が前記供給用のタンク内に接続
   された蛇腹状のホースと、このホースの他端に設けられ
   た接続具と、小径部が前記接続具へ着脱可能に連結され
   た略錐体形状の案内部材と。 粉体な収納しかつ開口端が前記案内部材の大径部へ着脱
   可能に取付けられた補給容器と、この補給容器と前記接
   続具の接続状態において補給容器な上下動させろ移送手
   段によって粉体の補給装置な構成し、さらに前記接続具
   に、前記補給容器内とホースとの連通・遮断な行う遮蔽
   機構を設け、この遮蔽機構を、前記接続具内において開
   く開口部を具備した操作体より構成した粉体の補給装置
   。