JPS5823784A - 哺乳動物細胞用培地 - Google Patents

哺乳動物細胞用培地

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JPS5823784A
JPS5823784A JP12225981A JP12225981A JPS5823784A JP S5823784 A JPS5823784 A JP S5823784A JP 12225981 A JP12225981 A JP 12225981A JP 12225981 A JP12225981 A JP 12225981A JP S5823784 A JPS5823784 A JP S5823784A
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fatty acids
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山根 績
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は哺乳動物細胞用培地の血清濃度はもちろんのこ
と、血清アルブミ7の濃度をも顕著に低下させ、あるい
はなくすことができるものである。
哺乳動物細胞用培地は、従来牛胎児血清とか仔牛血清の
ような哺乳動物血清を添加する必要があるとされてきた
。しかしながら、これらの血清は一般に高価であること
、入手が容易でないこと、pット差が大きいことなどか
ら代替技術の開発が検討され、ヒトおよびウシ血清アル
ブミンを添加すれば他の血清成分を添加せずとも、細胞
が血清培地に匹敵する速度で増殖することが最近見出さ
れた。ところが、この血清アルブミンも大量に添加する
必要があるため、依然として高価であること、持重こ細
胞を培養してインターフェロン、抗体等の生理活性物質
を取得する場合に血清アルブミンとこれらの生理活性物
質との分離精製が問題になること、血清アルブミンには
血清と同様ロフト差がかなりあり、事前に検定の必要が
あること、等の問題点がこの血清アルブミンを含有する
培地にあった。
本発明者らはこれらの問題点を解決すべく種々検討の結
果、構成脂肪酸が不飽和脂肪酸であるリン脂質と、マン
ノースまたはガラクトースを培地に添加することによっ
て、血清はもちろんのこと血清アルブミンもほとんど添
加しなくても血清培地に匹敵する速度で細胞を増殖させ
うろことを見出し、この培地は前記の問題点を解決しう
るものであることを知って、これに基づいて本発明を完
成したものである。
すなわち本発明は、構成脂肪酸が不飽和脂肪酸−(−、
?+るリン脂質と、マンノースまたはガラクトースとを
含有せしめたことを特徴とする哺乳動物細胞用培地Pこ
関するものである。
本発明の培地はまず不飽和脂肪酸を構成脂肪酸とするリ
ン脂質を含んでいることが必要である。
リン脂質には、ホスファチジルフリン、ホスファチジル
エタノールアミン、ホスファチレルイノシトール、ホス
ファチジルセリン、ホスファチジン酸、スフィンゴミエ
リン、カルシオリピン等を含む。不飽和脂肪酸の例とし
ては、オレイン酸、リノール酸、リルイン酸、アラキド
ン酸、エルシン酸、およびネルボン酸を挙げることがで
きる。
このような不飽和脂肪酸を構成脂肪酸とするリン脂質の
例として、ホスファチジルフリンジリルオイル、ホスフ
ァチジルエタノールアミンジオレオイル、ホスファチジ
ルコリンジオレオイル、ホスファチジルコリンモノオレ
イルモノリルイイル、ホスファチジルコリンモノリルオ
イルモノステアリルなどを挙げることができる。このよ
うなリン脂質は合成で得られたものであると、天然界か
ら、抽出されたものであるとを問わず適用できることは
いうまでもない。また、純粋である必要モナく、例えば
大豆レシチン、卵黄レシチン、コーンレシチン、綿実油
レシチン、ナタネレシチン、合成レシチンのようなもの
であってもよい。このようなリン脂質の゛構成脂肪酸は
一方が不飽和脂肪酸であれば、他方は飽和脂肪酸であっ
てもよい。
しかしながら、リン脂質全体として構成脂肪酸の50チ
以上が不飽和脂肪酸でなければならない。
本発明の培地tこおける前記リン脂質の含有量としては
0.5〜5μf/II+/程度が適当である。
本発明の培地は次に少なくともマンノースかガラクトー
スのうちいずれか一方を含んでいることが必要である。
この2つの糖を両方含んでいてもよいことはいうまでも
ない。濃度としてはα、2ん2t/e程度が適当である
他の培地成分としては、インシュリンとかヒトトランス
フェリンの如き細胞増殖因子およびヒボキサンチン、チ
ミジン、デオキシアデノシン、デオキシシチジンの如き
核酸前駆体を含み、更に、β−グリセロリン酸・ニナト
リウムの如きpH緩衝剤、グルコースの如き糖源、アミ
ノ酸、ビタミン類、無機塩および通常の細胞増殖用の血
清培地に含まれるその他の栄養源を併用することが必要
である。
細胞増殖因子の濃度としては1〜1o0mg71程度、
そして核酸前駆体の濃度は0.01〜50my/e程度
が適当である。細胞増殖因子および核酸前駆体はいずれ
も培養する細胞の種類eこ応して1種又は2種以上を適
宜組合せて用いる。
糖源としては通常グルコースが用いられ、濃度としては
0,5〜10f/e程度がよい。そのほか、ピルビン酸
などを適宜加える。アミノ酸は蛋白質構成成分アミノ酸
であって、例えば、アラニン、アルギニン、グルタミン
、シスチン、スレオニン、リシン:バリン、フェニルア
ラニンの如キモのである。血清培地においては、必須ア
ミノ酸を中心として添加しているが本発明の培地におい
ては必須アミノ酸のみでなく非必須アミノ酸も巾広く添
加するのがよい。全アミノ酸の濃度としては0.5〜5
2/e程度がよい。アミノ酸の組成としては、通常の血
清用培地を参考にしてこれtこ新たなアミノ酸を補充し
ていくのがよい。ビタミン類にはアスコルビン酸、リボ
フラビン、チアミン塩酸塩、パントテン酸カルシウム、
ニコチン酸アミド、ピリドキサール塩酸塩、1−イノシ
トール、葉酸、VB、、、  ビオチンなど、そして無
機塩としては塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化力ル
ンウム、硫酸マグネンウム、リン酸二水素ナトリウム、
硫酸第一鉄、硫酸亜鉛、亜セレン酸ナトリウムなどを例
として挙げることができる。これらビタミン類と無機塩
は通常の血清用培地を参考にしてこれしこ適宜添加して
いくのがよい。その他、重酒石酸コリン、グルタチオン
、プトレンン二塩酸塩などの代謝中間体や、重曹、β−
グリセロリン酸二ナトリウム、N−2−ヒドロキシエチ
ルピペラジン−N−2−エタンスルホン酸などのパンフ
ァーを適宜添加する。
培地組成の決定に参考とすべき基礎培地の例としては、
ダルベツコ変法イーグル培地(Dulbeccos’M
odified Eagle Medium)、 RP
MI−1640培地、イーグル基礎培地(Eagle/
 Minimum E:5e−ntial Mediu
m)、Ham  F−12培地などを挙げることができ
る。
従来の培地では大量の哺乳動物血清の添加が必須である
とされ、そうでない場合には大量の哺乳動物血清アルブ
ミンの添加が必須であったが、本発明の培地においては
これらの添加量を極めて少量にすることができる。例え
ば、哺乳動物血清アルブミンを添加する場合tこはo、
o o s〜0.05%程度で充分である。また、これ
らを全く添加しなくとも細胞をかなり生育させることが
できる。
培地の調製方法としては、要はすべての培地成分を所定
の濃度になるように添加溶解すればよく、各培地成分の
添加順序は問わない。その場合、リン脂質は水に対する
溶解度が低いので、予めエタノール等に溶解してから添
加するのがよい。すべての培地成分を溶解した後は、濾
過等ンこよって滅菌してから培地として用いる。
本発明の培地で培養しうる動物細胞は特1こ限定される
ものではなく、リンパ球系細胞、繊維芽細胞、上皮性細
胞、これらのトランスフオーム細胞、ガン細胞等に広く
適用できる。このような細胞の例として、Epstei
n −Barr Virus (E B V )でトラ
ンスフオームしたヒトリンパ芽球様細胞UMCL1同C
5180Y 、ヒトバーキットリンパ腫由来のナマルバ
細胞、マウスリンパ球由来のハイプリドーマであるsp
r細胞、ヒト繊維芽細胞HEL1同IMR−90、ヒト
ガン由来上皮性細胞HeLa−S8、同1(ep −2
、同KB、ヒト初代リンパ球、ラット吉田肉腫細胞、ハ
ムスター繊維芽細胞BHK−21、マウス繊維芽細胞3
T3、マウスリンパ腫瘍細胞YAC−1などを挙げるこ
とができる。
この培地を用いて動物細胞を培養する方法は一般に血清
培地を用いて培養する従来の方法に準じて行なえばよい
が、例えば培養タンクに本発明の培地を入れて細胞を1
04〜106セル/11/程度加え、C02を4〜6容
量チ含む空気を通気しつつ35〜37rで培養すればよ
い。繊維芽細胞を培養する場合には5〜lO容量チ程度
の低酸素濃度にするのがよい。
本発明の培地は細胞増殖用のみならず細胞を培養してイ
ンターフェロン、リンフ才力イン、抗体などの各種有用
物質を産生させる場合tこも適用できることはいうまで
もない。
本発明の培地社、高価で大量1こ入手することが難しく
かつ一ソト差の大きい、牛胎児血清とか仔牛血清の如き
血清とか血清アルブミンの使用量を大巾1こ低下させる
ことができる。そして、これらの−ノド差の影響も少な
いところから、本発明の培地は細胞の大量培養とか細胞
培養によるインターフェロンとかリンフ才力イノなどの
有用物質)大量生産に極めて適するものである。また、
高価な血清とか血清アルブミンの量を節減したことによ
って細胞とかその培養生産物を安価に製造することがで
きる。
特に、培養生産物が蛋白の場合には、従来の培地におい
ては血清アルブミンその他の血清中の各種蛋白質との分
離や高価なヒト血清アルブミンを大量に使用するという
大きな問題であったが、本発明の培地1こおいてはこの
ような問題点もない。
また、本発明の培地は、特にインター7エロ/、抗体な
どの糖蛋白を分泌する細胞に対して有効である。
尚、以下の実施例およびUMCL細胞製造例1こおける
細胞数の測定は、UMCL細胞およびRPMI 178
8細胞についてはトリバンプルー染色法によって、に−
562細胞1こついてはエオシン染色法1こよって、そ
してHep−2細胞はセル・細胞自動カウンター法によ
って行なった。
インターフェロンの活性は、ヒト羊膜由来のFL細胞と
V S V (Vesicular 5tornati
tis Virus)を用いる細胞変性抑制法(飯塚雅
彦ら、最近医学、29巻、660頁(1974))で測
定した。
また、免疫グロブリンは培養液を濃縮した後、拡散沈降
法で測定した。
UMCL細胞製造例 新生児より切りはなされた腰帯より約20ynlの血液
を無菌的にヘパリン採血し、すみやかeこフィコール・
アイソパックを用いる比重遠心法でリンパ球区分を分画
した。このリンパ球区分に3倍量のEagle M E
M (Minimum Es5ential Medi
um)  培地(日本製薬■製)を加えて遠心分離し、
上清液を棄却する洗浄を3回繰返した後、10 v/v
 %のウシ胎児血清を含むRPMI−1640培地(日
本製薬■製)に洗浄したす77球細胞を有核細胞密度と
して3X10’個/ se tこなるように添加して浮
遊させた。このリンパ球浮遊液tこB−95−8細胞で
増殖させたEBVをs x 1o’ TDso/罰にな
るよう1こ加え、37Cで2時間培養した後遠心分離1
こよって細胞を集め、Eagle MEM培地を添加し
て遠心分離し上清液を棄却する洗浄を3回繰返した。洗
浄した細胞をI Ov/v %のウシ胎児血清ヲ含tr
RPMI −1640培地in 3 X 10’個/ 
meになるように植込み、36〜37 r、 5 v/
v%CO,の条件で培養を行った。培養は1.5ケ月間
続け、その間5日毎に、  10 v/v%ウソ胎児血
清を含むRPMI−1640培地を等量ずつ加えるか、
あるいはこの培地と半量の培地交換を行うのいずれかを
行った。
屓帯血3例について、このような処理を行い、各細胞の
トランスフオーム後についてIFの自発各産生量を測定
した結果を下表に示す。尚、この産生量は、各々の細胞
を10 v/v ’4のウシ胎児血清を含むRPMI−
1640培地1こ5 X 105個/+I+/になるよ
うに植込み、5 v/v%Co、、 37 cの条件下
で5日間培養した後、培養上清液の活性を測定して得ら
れたものである。
I F活性x 10” U/ml UMCL−12,5 リンパ球 1/   −34,5 実施例1 塩化ナトリウム        640 (LO119
/e塩化カリウム          400.0  
//塩化カルシウム(無水)      200.Ot
t硫酸マグネシウム(無水)      97.7  
ttゾリン二水素ナトリウム(2水和物)    12
5.O//硝酸第二鉄(9水和物)0.1■/e ブドウ糖             1000.0  
//ピルビン酸ナトリウム      110.0//
L−アルギニン塩酸塩      84.OIIL−シ
スチンニ塩酸塩       62.6  //グリシ
ン             30.0  IIL−グ
ルタミン          584.OttL−ヒス
チジン塩酸塩(l水和物)      42,0ttL
−インロイシン        104,8//L−ロ
イシン          104.8//L−リジン
塩酸塩        146.2//L−メチオニ7
         30.0  IIL−フェニルアラ
ニン       66、OttL−セリン     
      42.0ttL−スレオニン      
    95.2  ttL−トリプトファン    
    16.0//L−チロシンニナトリウム   
   89.5  IIL−バリン         
  93.6  n重酒石酸コリン         
 7.2〃葉   酸               
    4.O〃ニコチン酸アミド         
 4.OeIg/ 1パントテン酸カルシウム    
  4.0〃ピリドキサール塩酸塩       4.
0〃リボフラビン           0.4〃チア
ミン塩酸塩           4.Q  //1−
イノシトール          7.2〃フエ/−ル
レツド          5.O〃上記の如き組成を
有するダルベツコ変法イーグル培地(Dulbecco
s Modified Eagle Medium) 
lこ下記の如き成分を添加して溶解し、R56−1培地
を得た。
インシュリン          lo   mg/l
ヒトトランスフェリン      5 ヒボキサンチン         4 チミジン             0.7〃デオキシ
シチジン        0.0 :3  //デオキ
シアデノシン       1.0〃6.8−ジヒドロ
キシプリン     0.3〃グルコース      
   1000    〃マンノー不        
  500ガラクトース         s o o
   vn9/ eL−アラニン         2
0〃L−アスパラギン(]水和物)56 L−アスパラギン酸      20 L−システィン塩酸塩(l水和物)40L−グルタミン
酸        2゜L−プロリン        
  20   〃アスコルビン酸        10 ビオチン            0.2〃ホリニン酸
           0.01  ttvBI’  
             0.1   //Fe50
. ” 7H200,8n Zn5O4s7H,O’     0.02  //N
 a、 S e 03           0.00
4  〃Ca CI 2           1 +
1 (1〃グルタチオン          1.O〃
プトレシンニ塩酸塩       0.1〃β−グリセ
ロリン酸二ナトリウム   1500重   曹   
           1300このR56−1培地1
30.01 %のヒト血清アルブミンを添加して9つに
分割し、それぞれtこ下記の各リン脂質成分を所定の5
0倍濃度に溶解したエタノール溶液を培地の1150容
量添加してメンブレンフィルターで濾過滅菌した。添加
した各リン脂質成分と所定濃度を下表に示す。
PCL   ホスファチジルコリンシリルオイル   
3PCOホスファチジルコリンジオレオイル    3
PC8オスファチジルコリンジステアロイル   3P
EOホスファチジルエタノールアミンジオ   ルオイ
ル PES    ホスファチジルエタノールアミンシス 
  lテアロイル S  大豆レシチン    3 H8水添大豆レシチン      3 オレオイル このようtこして調製した各培地にいずれもUMCL−
3細胞を5 X 105セル/ meになるようVこ添
加してCo1を5容量チ含む空気を通気しつつ37rで
5日間培養した。
培養液の細胞濃度およびインターフェロンの産生量を測
定した結果を第1図に示す。図中、斜線の棒グラフは細
胞濃度を、そして内棒グラフはインターフェロンの産生
量を表わしている。
対照例として、RPMI−1640培地eこ牛胎児血清
(FBS)をlO容量チ加えた場合について同様に培養
して得られた結果を第1図右端に示す。
実施例2 実施例1と同様にして調製したR56−1培地1こ、ヒ
ト血清アルブミンのかわりに牛血清フルブミンを0.0
5 %の濃度になるようンこ添加して3つ13分割し、
リン脂質としてホスファチジルコリンシリルオイル(P
CL)3ng/l!およびホスファチジルエタノールア
ミンジオレオイル(PEO)1mg / lを添加した
培地、ホスファチジルコリンジステアロイル(PC8)
3■/eおよびホスファチジルエタノールアミンジステ
アロイル(PES)1■/eを添加した培地およびりン
脂宜を添加しなかった培地(None )にいずれもに
−562細胞を2X]、0’セル/N/?こなるよう、
tこ添加してco。
を5容量チ含む空気を通気しつつ37Cで5日間培養し
た。
培養液の細胞濃度を測定した結果を第2図に示す。
対照側として、RPMI−1640培地Vこ牛胎児血清
を10容量チ加えた場合について同様に培養して得られ
た結果を第2図右端に示す。
実施例3 MEM培地         940 o  *g/ 
e(Minimum Es5ential Mediu
m 、日本製薬■製)L−アスパラギン酸      
 13.3  //L−グルタミン         
292   llグリシン             
7,5  舅y/eL−グルタミン酸        
 0−15ttL−プロリン            
3.5〃L−セリン           10.5 
 //ホリニン酸         0.00005 
 //3 、3’、 5−トリヨード−L−チロニ:/
   0.0002   ttマウス−EGF    
       O,01//ヒトトランスフェリン  
    l Q   //インシュリン       
    1  〃VB”              
  0.02  //ビオチン           
  0.02  //プトレシンニ塩酸塩      
 0.02  //ピルビン酸ナトリウム      
110   //塩化コリン           1
6  〃チミジン            、0.07
//ヒボキサンチン          0.24  
//CuSO4−5)1. OO,0000025//
FeSO4a 7H200,8tt MnSO,’−7H,00,0000024//(NH
4)6 Mo7024 ・R200,0012NiCI
、 116H,OO,000012mg/eNH4VO
30,000058/I H,Sea、               0.00
039    ttN−2−ヒドロキシエチルピペラジ
ン−N−2−エタンスルホン酸         33
00   ノlNaOH300# NaHCO31400。
上記のような組成を有するR’ITC80−7培地に0
.05%のヒト血清アルブミンおよびヒト血漿から分離
されたlO■/eのファイプロネクチンを添加した培地
を用いて実施例2と同様にリン脂質を添加し、ヒト咽頭
ガン由来細胞Hep’−2を培養して得られた各培養液
につい・て細胞数を測定した結果を第3図に示す。
対照例として、MEM培地に仔牛血清をlO容量チ加え
た場合について同様に培養して得られた結果を第3図左
端に示す。
実施例4 R56−1培地のうちガラクトースとマンノースの分を
下表の如く変え、更Vこいずれもボスファチジルコリン
ジリルオイル3mg / eおよびホスファチジルエタ
ノールアミンジオレオイル1mg/lを加えて各種の培
地を調製した。
糖               濃   度−〇■/
e グルコース         1000//フコース 
        1000  //ガラクトース   
    1000//マンノース        10
00  //ガラクトース       各500 〃
”+マンノース これらの各培地にいずれもUMCL−3細胞を実施例1
と同様に添加して培養した結果を第4図に示す。
対照例として、RPMI−1640培地に牛胎児血清を
lO容量係加えた場合tこついて同様に培養して得られ
た結果を第4図右端に示す。
実施例5 実施例4と同様にして培地を調製し、この各培地にいず
れもRPMI−1788細胞を実施例1と同様に添加し
て培養した結果を第5図に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は各種リン脂質を添加した培地にUMCL細胞を
培養して、細胞数とインターフェロン産生量を測定した
結果を示すものである。 第2図はに一562細胞をそして第3図はHep−2細
胞を、いずれも各種リン脂質を添加した培地に培養して
細胞数を測定した結果をそれぞれ示すものである。第4
図および第5図は糖の影響を調べた結果を示すものであ
り、第4図はUMCL細胞を、そして第5図はRPMI
 −1788細胞を、いずれも各種の糖を添加した培地
に培養して得られた培養液の細胞数を表わしている。 尚、図中斜線の棒グラフは細胞数を、そして白い棒グラ
フはインターフェロン又は免疫グロプリンの産生量をそ
れぞれ表わしている。 特許出願人 味の素株式会社 1図 第2図 +PES+PEO410’/、C5

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 構成脂肪酸が不飽和脂肪酸であるリン脂質と、マンノー
    スまたはガラクトースとを含有せしめたことを特徴とす
    る哺乳動物細胞用培地。
JP12225981A 1981-08-04 1981-08-04 哺乳動物細胞用培地 Granted JPS5823784A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12225981A JPS5823784A (ja) 1981-08-04 1981-08-04 哺乳動物細胞用培地

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JP12225981A JPS5823784A (ja) 1981-08-04 1981-08-04 哺乳動物細胞用培地

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Publication Number Publication Date
JPS5823784A true JPS5823784A (ja) 1983-02-12
JPH0120867B2 JPH0120867B2 (ja) 1989-04-18

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