JPS5823703Y2 - 自動車ドア用の芯材 - Google Patents
自動車ドア用の芯材Info
- Publication number
- JPS5823703Y2 JPS5823703Y2 JP1976106294U JP10629476U JPS5823703Y2 JP S5823703 Y2 JPS5823703 Y2 JP S5823703Y2 JP 1976106294 U JP1976106294 U JP 1976106294U JP 10629476 U JP10629476 U JP 10629476U JP S5823703 Y2 JPS5823703 Y2 JP S5823703Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- automobile doors
- small
- deep
- raw material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は古紙再生工程で得られる難離解の廃棄物を主原
料として製造された自動車ドア用の芯材に関するもので
ある。
料として製造された自動車ドア用の芯材に関するもので
ある。
従来の自動車ドア用のπ材はプラスチック或いは・・−
ドボードによって製造されていて車体重量が重くなる難
点があると共に、近時特にこれらの原材料は高価になっ
て来てトリ、低置な新規材料の開拓が望まれていた。
ドボードによって製造されていて車体重量が重くなる難
点があると共に、近時特にこれらの原材料は高価になっ
て来てトリ、低置な新規材料の開拓が望まれていた。
一方、古紙、ダンボール紙等をニーグー等の離解機で繊
維状に離解し再生紙を製造する工程では、該離解機のス
トレーナ上に容易に離解しない強靭繊維物質が残り、そ
の中には古紙、ダンボール紙等に混在していたビニール
紐、ホッチキス等の小金属片、小プラスチック片、土砂
等が約10%程度含まれていて、従来はこれらのストレ
ーナ上に残った大量のものは廃棄物としてその処理方法
に困難を極めていた。
維状に離解し再生紙を製造する工程では、該離解機のス
トレーナ上に容易に離解しない強靭繊維物質が残り、そ
の中には古紙、ダンボール紙等に混在していたビニール
紐、ホッチキス等の小金属片、小プラスチック片、土砂
等が約10%程度含まれていて、従来はこれらのストレ
ーナ上に残った大量のものは廃棄物としてその処理方法
に困難を極めていた。
本考案は上記廃棄物を利用した軽量で安価な自動車ドア
用芯材を提供せんとするものである。
用芯材を提供せんとするものである。
実施例図により本考案の自動車ドア用芯材を詳細に説明
すると、普通に廃品として回収される古紙、ダンボール
紙等には、箱体を横取するために用いられているホッチ
キス等の小金属片、ガムテープ、糊等の接着剤、或いは
ビニール紐、小プラスチック片、土砂等の爽雑物が混在
しているが、これをそのまま離解機により離解すると、
これらの爽雑物が約lO%程度含まれた難離解の強靭繊
維物質がストレーナを通過し得す排出される。
すると、普通に廃品として回収される古紙、ダンボール
紙等には、箱体を横取するために用いられているホッチ
キス等の小金属片、ガムテープ、糊等の接着剤、或いは
ビニール紐、小プラスチック片、土砂等の爽雑物が混在
しているが、これをそのまま離解機により離解すると、
これらの爽雑物が約lO%程度含まれた難離解の強靭繊
維物質がストレーナを通過し得す排出される。
本考案では、この排出された廃棄物に3φ〜7%のアス
ファルト乳剤を少量の硫酸パン土と共に調合したものを
原料とする。
ファルト乳剤を少量の硫酸パン土と共に調合したものを
原料とする。
第1図は当該原料により成形された自動車ドア用の芯材
を示し、厚さ約2゜5rItrILの平板部1の中央に
高さ約45間の肘掛用の膨突部2が形成され、四隅角部
には取付用の透孔3が穿設されたものである。
を示し、厚さ約2゜5rItrILの平板部1の中央に
高さ約45間の肘掛用の膨突部2が形成され、四隅角部
には取付用の透孔3が穿設されたものである。
次にその成形方法について二つの実施ψりを説明すると
、第2図イに示したような相対向する内向に吸水用の多
孔板を装着した脱水用金型4に前記原料を流し込んで真
空脱水すると同時に30kg/cW12〜70kg/C
rr12のモカで4間加圧することによって所定の凹凸
形状に成形された水分30%〜70多の厚手板体5を先
ず第1工程として成形する。
、第2図イに示したような相対向する内向に吸水用の多
孔板を装着した脱水用金型4に前記原料を流し込んで真
空脱水すると同時に30kg/cW12〜70kg/C
rr12のモカで4間加圧することによって所定の凹凸
形状に成形された水分30%〜70多の厚手板体5を先
ず第1工程として成形する。
次いでこれを第2図口に示したように前記脱水用金型4
の凹凸形状よりさらに深い凹凸形状の雄雌金型6を使用
して温度160℃〜250’C1匝力30kg/cWI
2〜70kg/crr12の条件で熱圧することにより
本考案の深絞り形状の芯材を形敗出来るものである。
の凹凸形状よりさらに深い凹凸形状の雄雌金型6を使用
して温度160℃〜250’C1匝力30kg/cWI
2〜70kg/crr12の条件で熱圧することにより
本考案の深絞り形状の芯材を形敗出来るものである。
また他の成形方法としては、前記原料を公知の円網抄紙
機により水分30%〜70%を含んだ厚板体に抄造した
後、第3図イに示したように、雄型7と雌型8間にこの
厚板体9を配置する一方、該厚板体とは別に雌型8の深
凹用8′内底部に前記の抄造された材料10を適量装填
して釦き、第3図口に示したように該雄雌金型を閉じて
、正力30kg/CW12〜70kg/CrrI2、温
度1600C〜250℃の条件下で約5分間熱モする。
機により水分30%〜70%を含んだ厚板体に抄造した
後、第3図イに示したように、雄型7と雌型8間にこの
厚板体9を配置する一方、該厚板体とは別に雌型8の深
凹用8′内底部に前記の抄造された材料10を適量装填
して釦き、第3図口に示したように該雄雌金型を閉じて
、正力30kg/CW12〜70kg/CrrI2、温
度1600C〜250℃の条件下で約5分間熱モする。
雄型7の曲用7′が雌型8の深凹用8′に圧下する際、
原板体9は一時的に破損するが、その破損端縁は深凹用
ぎ内底部に装填された材料10と接着し、これを熱圧す
ることによって本考案の深絞り形状の芯材が成形される
ものである。
原板体9は一時的に破損するが、その破損端縁は深凹用
ぎ内底部に装填された材料10と接着し、これを熱圧す
ることによって本考案の深絞り形状の芯材が成形される
ものである。
アスファルト乳剤は水分の侵透を防ぐもので、出来上っ
た芯材の吸水率を30%以下に保持出来、また、金型内
で熱圧されることによってアスファルト乳剤が繊維及び
爽雑物と結合し芯材に特有の粘りを付与出来る。
た芯材の吸水率を30%以下に保持出来、また、金型内
で熱圧されることによってアスファルト乳剤が繊維及び
爽雑物と結合し芯材に特有の粘りを付与出来る。
また、硫酸パン土はこのアスファルト乳剤を繊維上に固
定させるための固定剤として作用するものである。
定させるための固定剤として作用するものである。
これにより芯材の耐水性が強化される。透孔3は前記雄
雌金型による成形時に同時に形成されるようにした方が
、成形後に切削加工して成形するよりも繊維が切断しな
いことから強度的に望ましい。
雌金型による成形時に同時に形成されるようにした方が
、成形後に切削加工して成形するよりも繊維が切断しな
いことから強度的に望ましい。
本考案の自動車ドア用芯材は以上実m[1jlJについ
て説明したように、産業廃棄物を主原料として製造出来
るので、極めて安価で且つ大量に入手出来て、量産が容
易であると共に、爽雑物の介在によってむしろ従来の紙
製品よりも強固で粘り強いものが得られ曲げ強度310
kg/cm 2以上の強靭な芯材となり得る。
て説明したように、産業廃棄物を主原料として製造出来
るので、極めて安価で且つ大量に入手出来て、量産が容
易であると共に、爽雑物の介在によってむしろ従来の紙
製品よりも強固で粘り強いものが得られ曲げ強度310
kg/cm 2以上の強靭な芯材となり得る。
また、比較的簡単な技術手段により平板部と一体に深絞
りの膨突部が形成され、しかも出来上った芯材は軽量で
、かつ耐水性を有するので自動車用ドア内に設けるのに
好適であるなど実用上幾多の効果がある。
りの膨突部が形成され、しかも出来上った芯材は軽量で
、かつ耐水性を有するので自動車用ドア内に設けるのに
好適であるなど実用上幾多の効果がある。
第1図は本考案に係る自動車ドア用芯材の斜視図、第2
図はその成形法を示した金型の縦断面図、第3図は他の
成形法を示した金型の縦断面図である。 1・・・平板部、2・・・膨突部、4・・・脱水用金型
、6・・・雄雌金型。
図はその成形法を示した金型の縦断面図、第3図は他の
成形法を示した金型の縦断面図である。 1・・・平板部、2・・・膨突部、4・・・脱水用金型
、6・・・雄雌金型。
Claims (1)
- 古紙、ダンボール紙等の離解工程中に難離解のため排出
されるビニール紐、小金属片、小プラスチック片等の爽
雑物を含んだ繊維廃棄物を主原料とし、これにアスファ
ルト乳剤と少量の硫酸パン土を添加し所定の雄雌金型に
より熱圧して深絞り形状の肘掛用膨突部を平板部中央に
一体に形成して成る自動車ドア用の芯材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976106294U JPS5823703Y2 (ja) | 1976-08-09 | 1976-08-09 | 自動車ドア用の芯材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976106294U JPS5823703Y2 (ja) | 1976-08-09 | 1976-08-09 | 自動車ドア用の芯材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5325016U JPS5325016U (ja) | 1978-03-03 |
JPS5823703Y2 true JPS5823703Y2 (ja) | 1983-05-20 |
Family
ID=28716400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976106294U Expired JPS5823703Y2 (ja) | 1976-08-09 | 1976-08-09 | 自動車ドア用の芯材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823703Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4954477A (ja) * | 1972-09-26 | 1974-05-27 | ||
JPS5032751A (ja) * | 1973-06-15 | 1975-03-29 | ||
JPS5110656A (en) * | 1973-03-26 | 1976-01-28 | Mochizuki Umekichi | Seishihaikibutsu no kokaho |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5423049Y2 (ja) * | 1973-11-21 | 1979-08-09 |
-
1976
- 1976-08-09 JP JP1976106294U patent/JPS5823703Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4954477A (ja) * | 1972-09-26 | 1974-05-27 | ||
JPS5110656A (en) * | 1973-03-26 | 1976-01-28 | Mochizuki Umekichi | Seishihaikibutsu no kokaho |
JPS5032751A (ja) * | 1973-06-15 | 1975-03-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5325016U (ja) | 1978-03-03 |
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