JPS5823477B2 - ニツケルノデンキトキンホウホウ オヨビ トキンヨク - Google Patents

ニツケルノデンキトキンホウホウ オヨビ トキンヨク

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JPS5823477B2
JPS5823477B2 JP50021396A JP2139675A JPS5823477B2 JP S5823477 B2 JPS5823477 B2 JP S5823477B2 JP 50021396 A JP50021396 A JP 50021396A JP 2139675 A JP2139675 A JP 2139675A JP S5823477 B2 JPS5823477 B2 JP S5823477B2
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JP
Japan
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nickel
bath
diol
plating
group
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JP50021396A
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JPS5147538A (en
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リチヤード・ジヨン・クロウズ
ロイ・ウオルター・クレイン
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Oxy Metal Industries Corp
Original Assignee
Oxy Metal Industries Corp
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Publication date
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Publication of JPS5823477B2 publication Critical patent/JPS5823477B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D3/00Electroplating: Baths therefor
    • C25D3/02Electroplating: Baths therefor from solutions
    • C25D3/12Electroplating: Baths therefor from solutions of nickel or cobalt

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はニッケルの電気鍍金方法及びその鍍金浴に関し
、更に詳しくはアリールスルホン、アセチレン性アルコ
ール及びオレフィン性アルコールの3成分を組合わせた
ものを添加して得られる酸性のニッケル電気鍍金水溶液
から延性のある半光沢のニッケルの電気鍍金を行なう方
法及びその鍍金浴に関する。
本発明は米国特許第3,264,200号の改良に係る
ものであるが、同特許には少くとも一種のニッケル塩を
含む酸性のニッケル鍍金水溶液浴から、低応力で延性の
よいニッケルを電気鍍金する方法及びこれに使用する溶
が開示されている。
この場合ノニッケル塩は硫酸ニッケル、スルファミン酸
ニッケル、フッ化ホウ素酸ニッケル、臭化ニッケル及び
塩化ニッケルから成る群から選ばれたものが使用されて
いる。
通常使用されるニッケル塩の量は、塩化ニッケル・6水
和物で約100g/l迄の量である。
同特許には、このような浴に特定するアリールスルホン
化合物例えばメタスルホ安息香酸又はその誘導体例えば
ニッケルーカルボキシベンゼンスルホン酸などを添加で
きることが開示されている。
又、抱水クロラール又はホルムアルデヒドのようなアル
デヒド類を浴に添加して、鍍金面を微粒状仕上げにする
と共に浴のイオウ含量を低下させることもできる。
ニッケル電気鍍金の一般目的は、勿論所要の延性特性、
均一な微粒状外観及びすぐれた平滑化性を備えた半光沢
析出物を得ることにあるが、通常この目的は、クマリン
その他の添加物を利用すると達成される。
然し、クマリンを含むニッケル塩の溶液から得られる析
出物は、鍍金工程の間クマリン自体の分解生成物が次第
に蓄積される結果、一般に質がよくない。
これらの分解生成物はメリロット酸及びその関連化合物
であるが、析出物の平滑化性と延性に対して極めて有害
なものである。
従って、定期的に炭素処理を回分式で行なってこれらの
析出物を取り除かねばならないから、作業費がかさみ時
間浪費となり、計画生産時間が短かくなる。
米国特許第3,264,200号の鍍金浴は、このよう
なりマリンの分解生成物の蓄積によって発生する諸問題
を解決するべく開発されたものである。
一般に、メタスルホ安息香酸及びその誘導体を含む鍍金
浴、特に之にアルデヒド類を含む鍍金浴は、延性がよく
て微粒状外観を有する美事な光沢を持ったニッケル析出
物を与えるのであるが、平滑化性は実質的に低下される
又アルデヒド類の存在することも、ニッケル析出物の平
滑化特性を低下させるように思われる。
若し、クマリンを含まずしたがってクマリンの分解生成
物の蓄積もなく、而もクマリンを含む鍍金浴と同等なす
ぐれた平滑化特性を与えるような鍍金方法と鍍金浴が開
発されれば、ニッケルの電気鍍金技術の分野に一つの重
要な前進が賓らされることになろう。
本発明は、微粒子状で、光沢と延性のよい而も平滑化特
性が一段と改善されたニッケル鍍金析出物を与えるよう
な化合物の、特定の組合わせを用いるものである。
本発明の浴の平滑化特性は、クマリンを使用した場合の
それ程完全にすぐれているとは言えないけれども、クマ
リン含有鍍金浴中に発生するような有害な分解生成物の
蓄積ということが無いので、ニッケル溶液を連続して使
用することができる。
本発明の溶液から得られる鍍金析出物は、一般に約0.
005%以下のイオウを含んでいる。
更に詳しく述べると、本発明は米国特許第3.264,
200号に開示された浴に3種の特定する化合物の組合
わせを加えて成るものであって、浴のニッケル含有要素
とpH調節要素は公知のものであって、前記米国特許に
述べられているような任意の種類、型式のものが用いら
れる。
本発明に使用する浴は、硫酸ニッケルを含むワット型又
は修正ワット型、スルフアミ、ン酸塩型、フッ化ホウ素
酸ニッケル型、臭化ニッケル型あるいは塩化ニッケル型
の何れであってもよい。
浴のpHはホウ酸(H3BO3)を使用して調節される
が、上述したように、ホルムアルデヒド及び/又は抱水
クロラールのようなアルデヒド類を添加することもでき
る。
本発明において特定する添加物質は、相乗効果を有する
ものでこれを組合わせて使用する。
更に詳しく述べると、これらの添加物質には次の3成分
が含まれている: ■、アリールスルホン、特にメタスルホ安息香酸又はそ
のニッケル塩であるニッケルーカルボキシベンゼンスル
ホン酸、使用量は浴の11当す約0.1〜約10gの範
囲内にある。
2、アルキン性ジオール、特にブチンジオール(HOH
2CC:CCH20H)又は3−ヘキシン−2,5−ジ
オール(CH3CH(OH)CEC−CH(OH)CH
3)使用量は浴の11当り約005〜約0.5gの範囲
内にある。
3、ブテンアルコール、特にブチンジオール(HOCH
2CH: CHCH20H)又はブチノール(CH3C
H:CHCH20H)又はその異性体すなわち、3−ブ
テン−1−オール(H2C:CHCH2CH20H)又
は3−ブテン−2−オール(H2C: CHCH(OH
)CH3) 、使用量は何れも浴の14当り約0.05
〜約0.5gの範囲内にある。
これら上記3成分は互いに関連し合って、3成分を含む
浴に相乗効果を与えるので、その鍍金浴は半光沢で、延
性のよい而も低応力と一段と改善されたすぐれた平滑化
特性を持ったニッケル析出物を生じ、得られた析出物は
一般に最大イオウ含量が約0.005%であって、又浴
には浴成分としてクマリンを使用した場合に起るような
その分解生成物は全く含まれないことが見出された。
したがって、本発明の主目的は、アリールスルホン、ア
ルキン性ジオール及び短鎖のアルケン性アルコールを浴
存する酸性のニッケル鍍金水溶液から成る浴からニッケ
ル鍍金の電着用の浴を提供することにある。
本発明のもう一つの重要な目的は、すぐれた平滑化特性
を持った延性の高い低応力のニッケル鍍金の電着方法を
提供することにあり、この方法にはメタスルホ安息香酸
又はその塩類及び少くとも一種のアルキン性ジオールと
炭素数4の少くとも一種のアルケン性アルコールとの組
合わせを含む水浴性酸性ニッケル鍍金浴から半光沢で延
性のすぐ孔たニッケルを電着する工程を含まれている。
本発明の更にもう一つの重要な目的は、水浴性ノニッケ
ル塩、約0.1〜約10g/lのメタスルホ安息香酸又
はそのニッケル塩、約0.05〜約0.5i/lのブチ
ンジオールとヘキシンジオールから成る群から選ばれた
アルキン性ジオール及び約0.05〜約0.5g/lの
ブチンジオール、ブチノール及びブチノールの異性体か
ら成る群から選ばれたアルケン性アルコールを含む半光
沢ニッケル鍍金の電着用浴を提供することにある。
本発明の他の目的は、少なくとも一種のニッケル塩とメ
タスルホ安息香酸又はその塩類を含む水溶性酸性ニッケ
ル鍍金浴から、延性のよい、低応力のニッケル鍍金を電
着する方法であって、前記のニッケル鍍金浴中にブチン
ジオールとヘキシンジオールから成る群から選ばれたア
ルキン性ジオールとブチンジオール、ブチノール及びブ
チノールの異性体から成る群から選ばれたアルケン性ア
ルコールとの混合物を含むことを特徴とする前記ニッケ
ル鍍金の電着方法を提供することにある。
前記した通り、本発明は米国特許第3,264,200
号に開示される発明の改良に係り、その改良点は、前記
特許に開示された水浴性酸性ニッケル鍍金浴に特定する
不飽和アルコールの特定混合物を含有させることによっ
て得られる相乗効果を見出した点にある。
更に詳細に述べると、米国特許第3,264,200号
は、延性の半光沢ニッケル鍍金の電着浴にメタスルホ安
息香酸又はそのニッケル塩を加えることを1しているも
ので、ニッケル析出物特にワット型及びスルファミン酸
塩型酸性ニッケル電着浴から得られるニッケル析出物の
内部引張応力を減少させるため、約0.1〜約10 g
/lのメタスルホ安息香酸を添加することを開示してい
る。
又、他の各種の添加物質特にホルムアルデヒド又は抱水
クロラールを浴に加えて均一な粒状仕上げと低イオウ含
量が得られるようにしている。
更に、アリルアルコールやブチンジオールのような他の
不飽和化合物も加えてもよいという示唆を含めて、その
他の添加物質も開示されている。
然し、アリルアルコールとブチンジオールとの組合わせ
たものを添加することが、本発明に望ましい改良された
平滑化特性を齋す上に、必ずしも完全に有効ではないと
いうことが見出された。
より詳述すれば、これに対して本発明は前記米国特許の
主添加物であるメタスルホ安息香酸とアセチレン性アル
コールと炭素数4のアルケン性アルコールの混合物から
成る3種の特定する化合物を組合わせて一緒に使用する
ことに関する。
前記米国特許第3,264,200号に記載される通り
、メタスルホ安息香酸は普通水酸化ニッケル又は炭酸ニ
ッケルで中和され、ニッケル塩として浴に加えられるの
であるが、遊離の酸又はそのナトリウム塩又はマグネシ
ウム塩として加えてもよい。
ニッケル浴に対し一度にその遊離酸を多量に加えると、
浴のpHを著しく低下すること0こなるから、酸のニッ
ケル塩の形で加えることが望ましく、この場合約1g/
1以上の高濃度でも一度に加えることができる。
本明細書において、メタスルホ安息香酸と言う場合は、
そのニッケル塩も含まれることは勿論である。
このニッケル浴に遊離のメタスルホ安息香酸が加えられ
ても、一般にこの酸はニッケル塩すなわちイオン化ニッ
ケル塩の形をしている。
添加されるアセチレン性ジオールは、単一の未反応ジオ
ールの形をしていることが好ましい、というのはブチン
ジオールのエビクロロヒドリンアダクトのようなジオー
ルの誘導体は、それ程有効ではないことが見出されたか
らである。
好ましい2種のアルキン性ジオールは、ブチン−1,4
−ジオール、又は3−ヘキシン−2,5−ジオールであ
る。
この成分の添加量は溶液11について約0.05〜約0
.5Sの範囲内にある。
このアルキン性ジオールと併用されるのは短鎖のアルケ
ン性ジオール類で、特例を示すとブチンジオール、ブテ
ノール又はブチノールの異性体の3−ブテン−2−オー
ル又は3−ブテン−1−オールなどである。
これらのアルケン性ジオールは一様に4個の炭素原子を
含み、上述したように有効であるが、一方他の特定不飽
和アルコールは組合わせに用いても効果が無く、例えば
アリルアルコール(CH2:CHCH20H)は効果が
無い。
注目すべき点は、アルキン性アルコールとアルケン性ア
ルコールの濃度が同一範囲内に入っているということで
ある。
然しこの両アルコールを必ずしも等量使用する必要が無
く、又特定された必須グループ内の化合物の特定組合わ
せだけを使用する必要も無いことが見出された。
必要に応じて任意の型の半光沢ニッケル鍍金膜も使用す
ることができ、前記した3種成分の組合わせは、スルフ
ァミン酸塩、フッ化ホウ素酸塩、臭化物及び低濃度塩化
物(塩化ニッケル・6水和物の100g/l以下)の各
浴に使用して有効である。
本発明を具体的に説明するために、本発明の浴組成の実
施例を比較例との対比において以下に示す。
比較例 1 浴成分 濃度(Vlり 硫酸ニッケル・6水和物 200〜300塩化ニツ
ケル・6水和物 15〜50ホウ酸
30〜50 メタスルホ安息香酸 。
、2〜5(ナトリウム塩) 抱水クロラール 0.03〜0.2ホル
ムアルデ゛ヒト 0.01〜0.1上記
の組成範囲を有する低塩化物ニッケル鍍金膜(Nice
2・6H20が100g/l以下)を用いて、pH2,
8〜4.5、浴温140〜150°F(60〜66°C
)、電流密度40〜60ASF(4,3〜6、OA/D
m)、空気かくはん下においてニッケル鍍金を行なった
いずれの場合でも半光沢性で延性に優れ、低応力のニッ
ケル鍍金が得られ、鍍金膜中の硫黄はいずれの場合でも
硫黄重量%として0.01%以下であったが、平滑化特
性においてクマリン含有鍍金膜を使用した場合に比べ著
しく劣っていた。
実施例 1 更に0.05〜0.59713のブチンジオール及び0
.05〜0.59/lのブチンジオールを添加し浴温か
130〜140°F(54〜60’C)であった以外は
比較例1に示したと同じ組成範囲の浴と操作条件を用い
てニッケル鍍金を行なった。
いずれの場合でもつやがあり延性に優れ、低応力のニッ
ケル鍍金が得られ、鍍金膜中の硫黄含有量は最高でも0
.005重量%であった。
平滑化特性は比較例11こおける鍍金膜よりも著しく優
れていtら 比較例 2 浴成分 濃度(g/l ) スルファミン酸ニッケル 〔N1(803NH2)2〕250〜500塩化ニツケ
ル・1水和物 O〜30ホウ酸 3
0〜50 メタスルホ安息香酸 1.5(ナト
リウム塩) 上記の組成範囲を有するニッケル鍍金膜を用いて、pH
2,8〜4.5、浴温140〜150°F(60〜66
8C)、電流密度40〜60ASF(4,3〜6、OA
/Di)、空気かくはん下においてニッケル鍍金を行な
った。
いずれの場合でも得られたニッケル膜は半光沢性で延性
に優れ、低応力のものであり、鍍金膜中の硫黄含有量は
0.01重量%以下であったが、平滑化特性においては
尚不満足なものであった。
実施例 2 更に75m9/l(Dブチンジオールと150m9/l
のブチンジオールを添加し、浴温か130〜140’F
(54〜60°C)であった以外は比較例2に示したと
同じ組成範囲の浴と操作条件とを用いてニッケル鍍金を
行なった。
いずれの場合でもつやがあり延性に富み、低応力のニッ
ケル鍍金が得られ、鍍金膜中の硫黄含有量は最高でも0
.005重量%を越えることはなかった。
平滑化特性は比較例2において得られた鍍金膜のそれよ
りも著しく優れたものであった。
上ヒ車交例 3 浴成分 濃度(9/l ) 硫酸ニッケル・6水和物 200〜300塩化ニツ
ケル・6水和物 15〜50ホウ酸
30〜50 メタスルホ安息香酸 。
、5〜5にッケル塩) 浴成分 濃度(J/l) 抱水クロラール 0.04〜0.21・
4−ジ(β−ヒト0キシ1ト 。
、。1〜。、1キシ)ブチン−2 上記の組成範囲を有するニッケル鍍金膜を用いて、pH
2,8〜4.5、浴温140〜150°F(60〜66
℃)、電流密度40〜60ASF(4,3〜6.0A/
Dm’)、空気かくはん下においてニッケル鍍金を行な
った。
いずれの場合でも得られたニッケル膜は半光沢性で延性
に優れ、低応力のものであり、鍍金膜中の硫黄含有量は
0.01重量%を越えるものはなかった。
しかし平滑化特性に関しては満足できるものではなかっ
た。
実施例 3 抱水クロラール及び1,4−ジ(β−ヒドロキシエトキ
シ)ブチン−2の代りに50〜150η/lのブチンジ
オールと100〜300〜/lのブチンジオールを用い
、浴温か130〜140°F(54〜60°C)であっ
た以外は比較例3に示したと同じ組成範囲の浴と操作条
件とを用いてニッケル鍍金を行なった。
いずれの場合でもつやがあり延性が優れ、低応力のニッ
ケル鍍金が得られ、鍍金膜中の硫黄含有量は0.005
重量%以下であった。
平滑化特性は比較例3における鍍金膜のそれよりも極め
て優れたものであった。
比較例 4 成 分 濃度(9/l )硫酸ニッ
ケル・6水和物 200〜300塩化ニツケル・6
水和物 30〜60ホウ酸 30〜5
0 メタスルホ安息香酸 。
(ナトリウム塩) 上記の組成範囲を有するニッケル鍍金膜を用いて、pH
2,8〜4,5、浴温140〜150°F(60〜66
°C)、電流密度40〜60ASlli’(4,3〜6
、OA/Dm”)、空気かくはん下においてニッケル鍍
金を行なった。
いずれの場合でも得られたニッケル膜は半光沢性で延性
があり、゛・低応力のものであった。
膜中の硫黄含有量は0.01重量%以下であったが平滑
化特性は不満足な結果であった。
実施例 4 1501n9/lのヘキシンジオールと150ヤ/Aの
ブチンジオールを追加し、浴温か130〜1400F(
54〜60°C)であった以外は比較例3において用い
たと全く同じ組成範囲の浴と操作条件とを用いてニッケ
ル鍍金を行なった。
いずれの場合でもつやがあり延性に富み、低応力のニッ
ケル鍍金が得られ、鍍金膜中の硫黄含有量は0.005
重量%以下であった。
鍍金膜の平滑化特性は比較例4において得られた鍍金膜
のそれよりも遥かに優れており満足すべきものであった
上と申交例 5 浴成分 濃度(9/l ) スルファミン酸−ツケル 250〜500(Ni
(SO3NH2)2.1 臭化ニツケル(NIBr2) 0〜30ホウ
酸 30〜50 メタスルホ安息香酸 0.5〜5上記の組
成範囲を有するニッケル鍍金膜を用いて、pH2,8〜
4.5、浴温60〜66℃、電流密度4.3〜6. O
A/D m”、空気かくはん下にお−いてニッケル鍍金
を行なった。
いずれの場合も、得られたニッケル膜は半光沢性で延性
に優れ、低応力のものであり、鍍金膜中の硫黄含有量は
0.01重量%を越えるものはなかったが、平滑化特性
についてはなお不満足なものであった。
実施例 5 更に75■/lのブチンジオール及び150■/lのブ
チンジオールを添加し、浴温か130〜140°F(5
4〜60°C)であった以外は比較例5において用いた
と同じ組成範囲の浴と操作条件を用いてニッケル鍍金を
行なった。
いずれの場合もつやがあり延性に富み、低応力のニッケ
ル鍍金が得られ、鍍金膜中の硫黄含有量は0.005重
量%以下であった。
平滑化特性は比較例5において得られた鍍金膜のそれよ
りも際立うて優れていた。
比較例 6 浴成分 濃度(El/l ) フッ化ホウ素酸ニッケル 300〜445ホウ酸
30 遊離ホウフッ酸 3〜37メタスル
ホ安息香酸 。
、3〜5にッケル塩) 上記の組成範囲を有するニッケル鍍金膜を用いて、pH
2,7〜3.5、浴温38〜75℃、電流密度3〜15
A/Dm2、空気かくはん下においてニッケル鍍金を行
なった。
いずれの場合も得られたニッケル膜は半光沢性で延性に
優れ、低応力のものであり、鍍金膜中の硫黄含有量は0
.01重量%を越えるものはなかったが、平滑化特性に
おいて若干劣っていた。
実施例 6 更に75W1?/lのブチンジオールと150〜/lの
ブチンジオールとを添加し、浴温か54〜60°Cであ
った以外は比較例6に示したと同じ組成範囲の浴と操作
条件を用いてニッケル鍍金を行なった。
いずれの場合でもつやがあり延性に富み、低応力のニッ
ケル鍍金が得られ、鍍金膜中の硫黄含有量は0.005
重量%以下であった。
平滑化特性は比較例6において得られた鍍金膜のそれよ
りも著しく優れたものであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 硫酸ニッケル、スルファミン酸ニッケル、フッ化
    ホウ素酸ニッケル、臭化ニッケル及び塩化ニッケルから
    成る群から選ばれた少なくとも1種のニッケル塩を含み
    、且つ0.1〜10g/11のメタスルホ安息香酸、0
    .05〜o、5p7iのブチンジオール及びヘキシンジ
    オールから成る群から選ばれたアルキン性ジオールなら
    びに0.05〜0.5g/13のブチンジオールとブチ
    ノール及びブチノールの異性体から選ばれたアルケン性
    アルコールを溶存含有する水溶性酸性ニッケル鍍金浴か
    ら、浴のpH2,8〜4.5、浴温か室温〜180°’
    F(室温〜82°C)、電流密度40〜60 AS F
    (4,3〜6、OA/D m )の操作条件下において
    、半光沢性で延性のすぐれたニッケルを電着する工程か
    ら成ることを特徴とする改良された平滑化特性を示す低
    応力ニッケル鍍金の電着方法。 2 硫酸ニッケル、スルファミン酸ニッケル、フッ化ホ
    ウ素酸ニッケル、臭化ニッケル及び塩化ニッケルから成
    る群から選ばれた少なく′とも1種のニッケル塩を含み
    、且つ0.1〜10g/lのメタスルホ安息香酸、0.
    05〜0.5971.のブチンジオールとヘキシンジオ
    ールから成る群から選ばれたアルキン性ジオールならび
    に0.05〜0.5V1のブチンジオール、ブチノール
    およびブチノールの異性体から成る群から選ばれたアル
    ケン性アルコールとを溶存含有する水溶性酸性ニッケル
    鍍金浴であって、半光沢で延性にすぐれ、かつ改良され
    た平滑化特性を示す低応力ニッケル鍍金を行なうための
    電着浴。
JP50021396A 1974-10-16 1975-02-20 ニツケルノデンキトキンホウホウ オヨビ トキンヨク Expired JPS5823477B2 (ja)

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US515130A US3898138A (en) 1974-10-16 1974-10-16 Method and bath for the electrodeposition of nickel

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JPS5147538A JPS5147538A (en) 1976-04-23
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JP50021396A Expired JPS5823477B2 (ja) 1974-10-16 1975-02-20 ニツケルノデンキトキンホウホウ オヨビ トキンヨク

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