JPS5823368Y2 - 回転脱水装置 - Google Patents

回転脱水装置

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Publication number
JPS5823368Y2
JPS5823368Y2 JP1979101085U JP10108579U JPS5823368Y2 JP S5823368 Y2 JPS5823368 Y2 JP S5823368Y2 JP 1979101085 U JP1979101085 U JP 1979101085U JP 10108579 U JP10108579 U JP 10108579U JP S5823368 Y2 JPS5823368 Y2 JP S5823368Y2
Authority
JP
Japan
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water
water tank
supply port
granulated
tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979101085U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5617908U (ja
Inventor
昌昭 玉置
Original Assignee
日立造船株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5617908U publication Critical patent/JPS5617908U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転脱水装置に関する。
水砕製造設備の概略を第1図に基いて説明する。
1は高炉などにおいて生じたスラグを排出するスラグ樋
、2は鉄橋1から排出されたスラグに清水を噴射して水
砕スラリーを形成する清水噴射装置、3は水砕樋3aを
介して水砕スラリーを受けとめ収納する分配タンク、4
は回転脱水装置であって、上記タンク3の供給口3bか
ら排出された水砕スラリーを受ける水槽4aと、該氷槽
4a内に配設された水砕スラリーを脱水する回転体4b
とからなる。
5は該回転体4bにより脱水された水砕をベルトコンベ
ア6および二股シュート7を介して受けとる脱水槽兼貯
槽である。
また8は水槽4aからオーバーフローされた水を一旦貯
溜する沈降槽である。
上記構成において、従来の回転脱水装置4では、比較的
比重の軽い微細水砕が水槽4a内で浮遊し、この浮遊砕
は、供給口3bからの供給力により該供給口3bから離
れた側に押しやられる。
したがって浮遊砕を、回転体4b内のバスケットですく
い取ることはあまり期待できず、また押しやられた浮遊
砕は水とともにオーバーフローして沈降槽8内に流れ込
むことになる。
このように沈降槽8に流れ込んだ浮遊砕は、その下手に
設けられる循環ポンプやバルブに詰ったり、或いはこれ
らを摩耗したりする。
そこで本考案は、比較的比重の軽い遊浮砕等の浮遊物が
沈降槽内等に流れ込むことを防止し得、しかも回転体の
バスケットにてすくい取り得る回転脱水装置を提供する
ものである。
以下、本考案の一実施例を第2図および第3図に基づい
て説明する。
この実施例は水砕スラリーを脱水する装置に関し、水槽
4aの傾斜側壁10の上端外周縁には、オーバーフロ一
部11を形成する状態で集水樋12が固着され、また集
水樋12からの渡し板13に、水槽4a内の中央部近傍
まで位置する左右一対の邪魔板14が回転体4bの側面
に沿って垂設しである。
前記回転体4bにおいて、各仕切板15の下端から支軸
16近傍まで仕切壁17を配設して各水砕受人部イに細
長い通路口を接続しである。
そして上記仕切壁17は、支軸16を中心とする小円A
に対して接線方向(なお接線方向でなくても問題はない
)に配設されである。したがつてフィルタ18が水面り
から一定角度回動するまで、このフィルタ18の通路口
の下端が水面りから上にでることはない。
19は支軸16を回転させる駆動モータ、20は軸受で
あり、これらは渡し板13に取付けられる。
21は回転体4bからの水砕Sを受は入れてベルトコン
ベア6に渡すシュートを示す。
22は前記水槽4a内で前記供給口3bとは離れた位置
に設けた流体噴射装置で、この供給口3b側に向けて流
体(水や空気など)を噴射するように構成しである。
すなわち流体噴射装置22は、シュート21の底面に取
付けられ且つノズルが供給口3b側に向う配管形状であ
って、バルブ23を有する供給管24が接続する。
上記構成によると、供給口3bから水砕スラリーが水槽
4a内に供給されると、水砕Sが水槽4a底部に沈降堆
積し、これを仕切板15が順次掻き取るため該水砕Sが
水砕受人部イに取り込まれる。
水砕Sを受は取った水砕受人部イが水面りから上方へ回
動していくと、各水砕受人部イ内の水砕Sの水分はフィ
ルタ18から流れ出て通路口内に入り、水槽4a内に戻
される。
この場合、通路口はその内端が外端よりも遅れて水面り
上へ移動するから通路口内が負圧状態となり、水砕受人
部イ内の水砕内部に滞留している水分が真空力によって
強制的に吸引除去されることになる。
また水槽4a内の水は邪魔板14の下をくぐった後、オ
ーバーフロ一部11を通って集水樋12内に流れ込むも
のであって、この水に含まれている比較的比重の軽い微
細水砕は邪魔板14にその進行を阻止されて集水樋12
内にほとんど流れ込まず、両邪魔板14間において浮遊
する。
この浮遊砕に対して流体噴射装置22から流体Rが噴射
されることになり、該浮遊砕は水の流れとは逆方向に押
しやられて供給口3b側に移動され、この供給口3b近
くに集められることになって、前述した水砕Sを取り込
んだ仕切板15間の上部に流入し、この水砕Sとともに
シュート21側に取出されることになる。
以上述べたように本実施例によると、水槽内の浮遊砕は
流体噴射装置からの噴射流体力によって、水砕スラリー
供給に基づく水の流れとは逆方向に、すなわち供給口に
向って移動させることができ、したがって供給口近くを
上動する回転体のバスケットにより容易にすくい取って
、水砕とともに排出することができる。
これは浮遊砕が水とともに沈降槽内に流れ込んでこの沈
降槽の下手に設けられる循環ポンプやバルブに悪影響を
及ぼすようなことを確実に防止できる。
以上本考案によれば、水槽両側のオーバーフロ一部と回
転体との間に水面下に達する邪魔板を設けたので、スラ
リー水面の浮遊物がオーバーフロ一部から流れ去るのを
防ぐことができる。
また邪魔板間の浮遊物をスラリーの供給口側に押しやる
ことができるので、回転体が水槽内に侵入する際に先ず
、水砕受人部イにスラリーが入り、次に水面近くで浮遊
砕をすくうことになり、水砕受人部イ内では浮遊砕がス
ラグの表面にあることからフィルタは目詰りを起さず、
脱水効果を上げることができ、しかも水槽内に浮遊物を
残さなくて済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は水砕製造設備の概略図、第2図および第3図は
本考案の一実施例を示し、第2図は一部切欠き側面図、
第3図は第2図のIII−III矢視図である。 1・・・・・・スラグ樋、3・・・・・・分配タンク、
3b・・・・・・供給口、4・・・・・・回転脱水装置
、4a・・・・・・水槽、4b・・・・・・回転体、8
・・・・・・沈鋒槽、11・・・・・・オーバーフロ一
部、12・・・・・・集水樋、13・・・・・・渡し板
、14・・・・・・邪魔板、18・・・・・・フィルタ
、22・・・・・・流体噴射装置、23・・・・・・バ
ルブ1.24・・・・・・供給管、イ・・・・・・水砕
受入部、S・・・・・・水砕、R・・・・・・流体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 供給口から水槽内に供給された水砕スラリーまたはその
    他のスラリーを水槽内に配設されたフィルタを有する回
    転体によって掻き取り脱水し、これを前記供給口とは反
    対側に設けられたシュートに放出するとともに、水槽内
    の液体を水槽の両側壁に形成したオーバーフロ一部を介
    して排出するようにした回転脱水装置において、前記水
    槽両側のオーバーフロ一部と前記回転体との間に水面下
    に達する邪魔板をそれぞれ設け、邪魔板間の浮遊物を前
    記供給口側に押しやる流体噴射装置を前記回転体の支軸
    よりも前記シュート側に設けたことを特徴とする回転脱
    水装置。
JP1979101085U 1979-07-20 1979-07-20 回転脱水装置 Expired JPS5823368Y2 (ja)

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JP1979101085U JPS5823368Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 回転脱水装置

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JP1979101085U JPS5823368Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 回転脱水装置

Publications (2)

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JPS5617908U JPS5617908U (ja) 1981-02-17
JPS5823368Y2 true JPS5823368Y2 (ja) 1983-05-19

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ID=29333817

Family Applications (1)

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JP1979101085U Expired JPS5823368Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 回転脱水装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5243170B2 (ja) * 1973-02-23 1977-10-28
JPS536965A (en) * 1976-07-07 1978-01-21 Kato Takashi Liqid filter system employing filter cloth

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5433654Y2 (ja) * 1975-09-22 1979-10-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5243170B2 (ja) * 1973-02-23 1977-10-28
JPS536965A (en) * 1976-07-07 1978-01-21 Kato Takashi Liqid filter system employing filter cloth

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Publication number Publication date
JPS5617908U (ja) 1981-02-17

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