JPS5822753Y2 - 吸入器 - Google Patents
吸入器Info
- Publication number
- JPS5822753Y2 JPS5822753Y2 JP1980157585U JP15758580U JPS5822753Y2 JP S5822753 Y2 JPS5822753 Y2 JP S5822753Y2 JP 1980157585 U JP1980157585 U JP 1980157585U JP 15758580 U JP15758580 U JP 15758580U JP S5822753 Y2 JPS5822753 Y2 JP S5822753Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- nozzle
- chemical liquid
- inhaler
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、呼吸器系の炎症の治療等に用いられる吸入器
に係り、特に蒸気側のノズルと薬液側のノズルとの位置
調節が不要な吸入器に関する。
に係り、特に蒸気側のノズルと薬液側のノズルとの位置
調節が不要な吸入器に関する。
従来の吸入器は、第1図に示すように本体ケース1にヒ
ータ2を備えた蒸気タンク3を取付け、この蒸気タンク
3の上端開口部を着脱可能な蓋体4で閉止するとともに
、蒸気タンク3内の蒸気を蒸気管5aとその先端のノズ
ル本体5bとからなる蒸気ノズル5を介して噴出させ、
一方薬液カツブ6内の薬液を薬液ノズル7を介して蒸気
ノズル5の蒸気噴出部に導き、蒸気および薬液の噴出に
伴なうエゼクタ作用により外部空気を吸引し、蒸気、薬
液および空気の混合体を適温下で吸出す構造になってい
る。
ータ2を備えた蒸気タンク3を取付け、この蒸気タンク
3の上端開口部を着脱可能な蓋体4で閉止するとともに
、蒸気タンク3内の蒸気を蒸気管5aとその先端のノズ
ル本体5bとからなる蒸気ノズル5を介して噴出させ、
一方薬液カツブ6内の薬液を薬液ノズル7を介して蒸気
ノズル5の蒸気噴出部に導き、蒸気および薬液の噴出に
伴なうエゼクタ作用により外部空気を吸引し、蒸気、薬
液および空気の混合体を適温下で吸出す構造になってい
る。
そして、ノズル本体5bと薬液ノズル7とは連結板8を
介して相互に連結され、連結後にこの連結板8を変形さ
せることによりノズル本体5bと薬液ノズル7との位置
関係を調節するようになっている。
介して相互に連結され、連結後にこの連結板8を変形さ
せることによりノズル本体5bと薬液ノズル7との位置
関係を調節するようになっている。
しかしながらこの種の吸入器においては、ノズル本体と
薬液ノズルとの位置調整が極めて難しく製作が容易でな
いとともに、運搬時あるいは使用時の衝撃により連結板
が変形してノズル本体と薬液ノズルとの位置関係がかわ
るおそれがある。
薬液ノズルとの位置調整が極めて難しく製作が容易でな
いとともに、運搬時あるいは使用時の衝撃により連結板
が変形してノズル本体と薬液ノズルとの位置関係がかわ
るおそれがある。
ノズル本体と薬液ノズルとの相対位置関係が最適状態か
られずかでもずれると、薬液の吸引力が弱くなり場合に
よっては薬液を全く吸引しなくなるおそれがある。
られずかでもずれると、薬液の吸引力が弱くなり場合に
よっては薬液を全く吸引しなくなるおそれがある。
吸入器の使用中にかかる事態が発生した場合には使用者
が再調節する必要があるが、測定機器および治具を持合
わせていない使用者が最適状態に再調節することは不可
能に近く、不完全な調節のままで使用する場合には充分
な治療効果が期待できない。
が再調節する必要があるが、測定機器および治具を持合
わせていない使用者が最適状態に再調節することは不可
能に近く、不完全な調節のままで使用する場合には充分
な治療効果が期待できない。
本考案はかかる従来の問題点を解決するために創案され
たもので、その目的とするところは、蒸気ノズルと薬液
ノズルとの位置調節が全く不要であるとともに、外力が
加わった場合でも位置ずれを生じるおそれがなく、かつ
ノズルの製作が極めて簡単な吸入器を提供するにある。
たもので、その目的とするところは、蒸気ノズルと薬液
ノズルとの位置調節が全く不要であるとともに、外力が
加わった場合でも位置ずれを生じるおそれがなく、かつ
ノズルの製作が極めて簡単な吸入器を提供するにある。
本考案は、従来の難点が蒸気ノズルと薬液ノズルとをそ
れぞれ別体に形成し、その後これらを連結板で連結して
いたことに起因する点に着目し、蒸気ノズルおよびこれ
に連結される薬液ノズルを成形品で一体に構成し、これ
によりノズルの位置調整を不要としたものである。
れぞれ別体に形成し、その後これらを連結板で連結して
いたことに起因する点に着目し、蒸気ノズルおよびこれ
に連結される薬液ノズルを成形品で一体に構成し、これ
によりノズルの位置調整を不要としたものである。
以下本考案を第2図ないし第8図に示す一実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第2図において11は本体ケースであり、この本体ケー
ス11には、その上端に第3図に示すように外周部のリ
ブ12と先端のリブ13とで囲まれた受皿14が設けら
れ、受皿14の中央部には、第2図に示すように上端開
口部を受皿14上に突出させた状態で蒸気タンク15が
取付けられている。
ス11には、その上端に第3図に示すように外周部のリ
ブ12と先端のリブ13とで囲まれた受皿14が設けら
れ、受皿14の中央部には、第2図に示すように上端開
口部を受皿14上に突出させた状態で蒸気タンク15が
取付けられている。
そして蒸気タンク15内の水16は、蒸気タンク15の
下部に周設されたヒータ17によって加熱されて蒸気を
発生するようになっている。
下部に周設されたヒータ17によって加熱されて蒸気を
発生するようになっている。
この蒸気タンク15の上端開口部には、第2図1こ示す
ようlこ内部lこ安全弁18が組込まれた蓋体19が着
脱可能に装着されている。
ようlこ内部lこ安全弁18が組込まれた蓋体19が着
脱可能に装着されている。
この蓋体19からは、蒸気タンク15内の蒸気を外部に
導く蒸気管20が引出され、この蒸気管20の先端には
、第2図および第5図に示すように蒸気ノズル部21a
と薬液ノズル部21bとを有するノズルブロック21が
取付けられている。
導く蒸気管20が引出され、この蒸気管20の先端には
、第2図および第5図に示すように蒸気ノズル部21a
と薬液ノズル部21bとを有するノズルブロック21が
取付けられている。
そしてノズルブロック21の薬液ノズル部21bは、可
撓性を有する薬液管22を介して薬液カップ23内の薬
液24を蒸気ノズル部21a先端の蒸気噴出部に導くよ
うになっている。
撓性を有する薬液管22を介して薬液カップ23内の薬
液24を蒸気ノズル部21a先端の蒸気噴出部に導くよ
うになっている。
ノズルブロック21は、第4図ないし第6図に示すよう
にポリカーボネート等の合成樹脂、合成ゴム、セラミッ
ク、ガラスあるいは金属等で一体成形により構成され、
その内部には、第5図に示すように先端を近接させて相
互に直角をなす蒸気ノズル部21aおよび薬液ノズル部
21bがそれぞれ形成されている。
にポリカーボネート等の合成樹脂、合成ゴム、セラミッ
ク、ガラスあるいは金属等で一体成形により構成され、
その内部には、第5図に示すように先端を近接させて相
互に直角をなす蒸気ノズル部21aおよび薬液ノズル部
21bがそれぞれ形成されている。
そして薬液ノズル部21bの上端面25は、第5図に示
すように蒸気ノズル部21aの中心線O上に位置するよ
うになっている。
すように蒸気ノズル部21aの中心線O上に位置するよ
うになっている。
また薬液ノズル部21b上端部の蒸気ノズル部21aに
対向する側面は、第5図および第6図に示すように上方
に向かって次第に蒸気ノズル部21aから離れる傾斜面
26に形成され、この傾斜面26と蒸気ノズル部21a
の中心線Oとのなす角度、すなわち傾斜面26の傾斜角
θは、第5図に示すように20ないし70度程度となっ
ている。
対向する側面は、第5図および第6図に示すように上方
に向かって次第に蒸気ノズル部21aから離れる傾斜面
26に形成され、この傾斜面26と蒸気ノズル部21a
の中心線Oとのなす角度、すなわち傾斜面26の傾斜角
θは、第5図に示すように20ないし70度程度となっ
ている。
前記蒸気ノズル部21aの基端部には、第5図に示すよ
うに雌ねじ27が設けられ、この雌ねじ27の先端部は
先細状のテーパ面28となっている。
うに雌ねじ27が設けられ、この雌ねじ27の先端部は
先細状のテーパ面28となっている。
そして雌ねじ27には、雄ねじ29が設けられた蒸気管
20の先端部が螺入され、この際テーパ面28には雄ね
じ29先端のテーパ面30が圧接してこの部分の水密性
を確保するようになっている。
20の先端部が螺入され、この際テーパ面28には雄ね
じ29先端のテーパ面30が圧接してこの部分の水密性
を確保するようになっている。
一方、薬液ノズル部21bの下端部は、第4図および第
5図に示すように下方に筒状に突出しており、この突出
部分には前記薬液管22の上端部が強制嵌合されるよう
になっている。
5図に示すように下方に筒状に突出しており、この突出
部分には前記薬液管22の上端部が強制嵌合されるよう
になっている。
このノズルブロック21にはまた、第2図、第4図、第
5図および第6図に示すように基端部に板状の係止片3
1が突設されているとともに、先端部にL形状に立上が
る係止棒32が突設されている。
5図および第6図に示すように基端部に板状の係止片3
1が突設されているとともに、先端部にL形状に立上が
る係止棒32が突設されている。
そして、係止片31は後述するノズル位置設定板33に
係止されるようになっており、また係止棒32には第7
図および第8図に示す安全部材34が回動自在に係止さ
れるようになっている。
係止されるようになっており、また係止棒32には第7
図および第8図に示す安全部材34が回動自在に係止さ
れるようになっている。
安全部材34は、第7図および第8図に示すように周縁
部にリブ34aを有し、かつ中央部に前記係止棒32が
遊嵌される孔34bを有するドーナツ円板状に形成され
、孔34bを介してその上下位置には、開口部35およ
び重錘36がそれぞれ設けられている。
部にリブ34aを有し、かつ中央部に前記係止棒32が
遊嵌される孔34bを有するドーナツ円板状に形成され
、孔34bを介してその上下位置には、開口部35およ
び重錘36がそれぞれ設けられている。
そして安全部材34は、第2図および第5図に示すよう
に係止棒32に係止した際に、重錘36により開口部3
5がノズルブロック21の蒸気噴出部に対向し、蒸気は
開口部35を通って前方に噴射されるようになっている
。
に係止棒32に係止した際に、重錘36により開口部3
5がノズルブロック21の蒸気噴出部に対向し、蒸気は
開口部35を通って前方に噴射されるようになっている
。
この安全部材34は、吸入器を誤って横倒しにしたとき
等に係止棒32を軸として回動し、開口部35の位置が
ノズルブロック21の蒸気噴出部からずれて蒸気の前方
への噴射を阻止するようになっている。
等に係止棒32を軸として回動し、開口部35の位置が
ノズルブロック21の蒸気噴出部からずれて蒸気の前方
への噴射を阻止するようになっている。
このように構成されたノズルブロック21、安全部材3
4および薬液管22は、蒸気管20の基端部、すなわち
前記安全弁18位置を軸として水平方向lこ回動自在と
なっているが、これらは前記受皿14上に立設されたノ
ズル位置設定板33によって正しい噴出位置に固定され
るようになっている。
4および薬液管22は、蒸気管20の基端部、すなわち
前記安全弁18位置を軸として水平方向lこ回動自在と
なっているが、これらは前記受皿14上に立設されたノ
ズル位置設定板33によって正しい噴出位置に固定され
るようになっている。
すなわち、ノズル位置設定板33は、第2図および第3
図に示すように方形板状をなし、受皿14上に立設され
ている。
図に示すように方形板状をなし、受皿14上に立設され
ている。
そして、ノズル位置設定板33の上端中央部には切欠き
33aが設けられ、この切欠き33aには、蓋体19を
蒸気タンり15に装着した際に、第2図に示すようにノ
ズルブロック21の係止片31が嵌入されてノズルの廻
り止めを行なうようになっている。
33aが設けられ、この切欠き33aには、蓋体19を
蒸気タンり15に装着した際に、第2図に示すようにノ
ズルブロック21の係止片31が嵌入されてノズルの廻
り止めを行なうようになっている。
前記本体ケース11の前面側には、第2図に示すように
薬液カップ23と排水カップ37とが一体として着脱さ
れるようになっており、薬液カップ23は、排水カップ
37を本体ケース11から引出した状態で排水カップ3
7と着脱可能となっている。
薬液カップ23と排水カップ37とが一体として着脱さ
れるようになっており、薬液カップ23は、排水カップ
37を本体ケース11から引出した状態で排水カップ3
7と着脱可能となっている。
また本体ケース11の上面側には、第2図に示すように
蒸気噴出部を包囲するカバー38が着脱可能に装着され
、このカバー38の先端には、蒸気の噴出方向を規制す
る案内管39が一体に設けられている。
蒸気噴出部を包囲するカバー38が着脱可能に装着され
、このカバー38の先端には、蒸気の噴出方向を規制す
る案内管39が一体に設けられている。
そして、カバー38および案内管39の内面に付着した
水滴は、排水カップ37あるいは受皿14にすべて回収
されるようになっている。
水滴は、排水カップ37あるいは受皿14にすべて回収
されるようになっている。
なお、第2図において40は、蒸気ノズル部21aから
誤って噴出される湯玉を受けて案内管39からの湯玉の
吹出しを防止する湯玉防止片である。
誤って噴出される湯玉を受けて案内管39からの湯玉の
吹出しを防止する湯玉防止片である。
次に作用について説明する。
使用に際しては、まず第2図に示すようにカバー38お
よび蓋体19等を取外した状態で蒸気タンク15内に適
量の水16を注入するとともに、本体ケース11から取
出した状態で薬液カップ23に薬液24を注入し、排水
カップ37とともに本体ケース11に装着する。
よび蓋体19等を取外した状態で蒸気タンク15内に適
量の水16を注入するとともに、本体ケース11から取
出した状態で薬液カップ23に薬液24を注入し、排水
カップ37とともに本体ケース11に装着する。
次いで、薬液管22の下端を薬液カップ23内に挿入す
るとともに、係止片31をノズル位置設定板33の切欠
き33aに嵌入した状態で蓋体19を蒸気タンク15に
装着する。
るとともに、係止片31をノズル位置設定板33の切欠
き33aに嵌入した状態で蓋体19を蒸気タンク15に
装着する。
これにより、ノズルブロック21のセンタ合わせが完了
する。
する。
蓋体19の装着後、本体ケース11上にカバー38を装
着して第2図に示す状態とし、その後ヒータ17に通電
する。
着して第2図に示す状態とし、その後ヒータ17に通電
する。
すると、蒸気タンク15内の水16が加熱されて蒸気を
発生させる。
発生させる。
この蒸気は蒸気ノズル部21aの先端から噴出され、蒸
気噴出に伴なう負圧作用により薬液カップ23内の薬液
24は吸引されて蒸気中に混入する。
気噴出に伴なう負圧作用により薬液カップ23内の薬液
24は吸引されて蒸気中に混入する。
そして、蒸気および薬液24が案内管39内を通過する
ことに伴なうエゼクタ作用により空気を巻込み、蒸気、
薬液および空気の混合体は適温となって案内管39から
噴出される。
ことに伴なうエゼクタ作用により空気を巻込み、蒸気、
薬液および空気の混合体は適温となって案内管39から
噴出される。
この際、蒸気ノズル部21aおよび薬液ノズル部21b
を有するノズルブロック21は一体成形品で構成されて
いるので、両ノズル部21a、21bの相対位置関係が
常に安定し、外力によってずれることがない。
を有するノズルブロック21は一体成形品で構成されて
いるので、両ノズル部21a、21bの相対位置関係が
常に安定し、外力によってずれることがない。
このため安定した薬液24吸引が可能となる。
また薬液ノズル部21bの上端面25が蒸気ノズル部2
1aの中心線O上に位置しているとともに、薬液ノズル
部21bの蒸気ノズル部21aに対向する側面が傾斜角
θが20ないし70度の傾斜面26となっているので、
より安定した薬液24吸引および蒸気噴出が可能となる
。
1aの中心線O上に位置しているとともに、薬液ノズル
部21bの蒸気ノズル部21aに対向する側面が傾斜角
θが20ないし70度の傾斜面26となっているので、
より安定した薬液24吸引および蒸気噴出が可能となる
。
本出願人の実験によれば、前記上端面25が中心線Oと
一致していない場合でも、これに近い値であればある程
度の効果は得られたが、前記場合が最も好ましいことが
確認された。
一致していない場合でも、これに近い値であればある程
度の効果は得られたが、前記場合が最も好ましいことが
確認された。
また、蒸気ノズル部21aの雌ねじ27と蒸気管20の
雄ねじ29とを螺合した際に相互のテーパ而28,30
が密接するので、この部分からの蒸気漏れが有効に防止
される。
雄ねじ29とを螺合した際に相互のテーパ而28,30
が密接するので、この部分からの蒸気漏れが有効に防止
される。
そして、雄ねじ29に接着剤を塗布して雌ねじ27に螺
入するようにすれば、シールがより確実となる。
入するようにすれば、シールがより確実となる。
例等から理由により誤って吸入器を横倒しにした場合に
は、重錘36により安全部材34が係止棒32を軸とし
て回動する。
は、重錘36により安全部材34が係止棒32を軸とし
て回動する。
すると、ノズルブロック21の蒸気噴出部と開口部35
との位置関係がずれる。
との位置関係がずれる。
これにより、ノズルブロック21から噴出された蒸気は
安全部材34に当接し、案内管39からの吹出しが完全
に阻止される。
安全部材34に当接し、案内管39からの吹出しが完全
に阻止される。
以上説明したように本実施例によれは以下の如き効果を
奏する。
奏する。
(1) 蒸気ノズル部と薬液ノズル部とが所定の位置
関係で一体成形されるので、それぞれ別体として製作し
てこれを連結板で連結する従来のものに比較して製作が
極めて簡単である。
関係で一体成形されるので、それぞれ別体として製作し
てこれを連結板で連結する従来のものに比較して製作が
極めて簡単である。
(2)ノズル部分が一体成形されるので、相互のノズル
が位置ずれするおそれがなく、製造時あるいは使用時に
ノズル位置調節をする必要が全い。
が位置ずれするおそれがなく、製造時あるいは使用時に
ノズル位置調節をする必要が全い。
このため性能が極めて安定し製品の歩留が良い。
(3)ノズル部分を一体成形で構成することにより、ノ
ズルを筒材で形成する必要がなくなるので材料の選定が
広範囲となる。
ズルを筒材で形成する必要がなくなるので材料の選定が
広範囲となる。
(4)ノズルブロックには安全部材が取付けられており
、吸入器を使用中に誤って横倒しにした際等に蒸気の吸
入器外への吹出しを阻止するので極めて安全である。
、吸入器を使用中に誤って横倒しにした際等に蒸気の吸
入器外への吹出しを阻止するので極めて安全である。
吸入器を横倒しにした場合には、蒸気とともに湯玉が吹
出される可能性が大となるので、実用的効果が極めて大
である。
出される可能性が大となるので、実用的効果が極めて大
である。
(5)薬液ノズル部の上端面は蒸気ノズル部の中心線上
に位置するようになっているので、薬液の吸上げ効率が
非常によい。
に位置するようになっているので、薬液の吸上げ効率が
非常によい。
(6)薬液ノズル部上端の蒸気ノズル部に対向する側面
は、上方に向かって次第に蒸気ノズル部から離れる傾斜
面となっているので、薬液の吸上げ効率が非常によい。
は、上方に向かって次第に蒸気ノズル部から離れる傾斜
面となっているので、薬液の吸上げ効率が非常によい。
なお、前記実施例では蒸気管22の先端を蒸気ノズル部
21aに螺入するものについて説明したが、フランジ接
続あるいは圧入等いかなる方法でもよい。
21aに螺入するものについて説明したが、フランジ接
続あるいは圧入等いかなる方法でもよい。
以上本考案を好適な実施例に基づいて説明したが、本考
案によれば、蒸気ノズルと薬液ノズルとの位置調節が全
く不要であり、また外力が加わった場合でもノズルの位
置ずれが発生するおそれが全くなく、さらにノズルの製
作が極めて簡単である。
案によれば、蒸気ノズルと薬液ノズルとの位置調節が全
く不要であり、また外力が加わった場合でもノズルの位
置ずれが発生するおそれが全くなく、さらにノズルの製
作が極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す部分断面図、第2図は本考案の一
実施例を示す断面図、第3図はカバーおよびノズル部分
を本体ケースから取外した状態を示す第2図の平面図、
第4図はノズルブロックの正面図、第5図は第4図の■
−■線断面図、第6図は第5図の平面図、第7図は安全
部材の正面図、第8図は第7図の■−■線断面図である
。 15・・・蒸気タンク、16・・・水、17・・・ヒー
タ、20・・・蒸気管、21・・・ノズルブロック、2
1a・・・蒸気ノズル部、21b・・・薬液ノズル部、
22・・・薬液管、23・・・薬液カップ、24・・・
薬液、25・・・上端面、26・・・傾斜面、O・・・
中心線、θ・・・傾斜角。
実施例を示す断面図、第3図はカバーおよびノズル部分
を本体ケースから取外した状態を示す第2図の平面図、
第4図はノズルブロックの正面図、第5図は第4図の■
−■線断面図、第6図は第5図の平面図、第7図は安全
部材の正面図、第8図は第7図の■−■線断面図である
。 15・・・蒸気タンク、16・・・水、17・・・ヒー
タ、20・・・蒸気管、21・・・ノズルブロック、2
1a・・・蒸気ノズル部、21b・・・薬液ノズル部、
22・・・薬液管、23・・・薬液カップ、24・・・
薬液、25・・・上端面、26・・・傾斜面、O・・・
中心線、θ・・・傾斜角。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1)蒸気タンク内の蒸気を外部に導く蒸気管と、蒸気管
の先端に設けられて蒸気を噴出する蒸気ノズルと、この
蒸気ノズルに連結され蒸気ノズル先端の蒸気噴出部に薬
液カップ内の薬液を導く薬液ノズルとを具備する吸入器
において、前記蒸気ノズルと薬液ノズルとを成形品で一
体に構成したことを特徴とする吸入器。 2)薬液ノズルの上端面を蒸気ノズルの蒸気噴出口の中
心線上に位置させたことを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載の吸入器。 3)薬液ノズル上端部の蒸気ノズルの蒸気噴出部に対向
する側面を、上方に向かって前記蒸気噴出部から次第に
離れる傾斜向としたことを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項または第2項記載の吸入器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980157585U JPS5822753Y2 (ja) | 1980-11-04 | 1980-11-04 | 吸入器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980157585U JPS5822753Y2 (ja) | 1980-11-04 | 1980-11-04 | 吸入器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5779542U JPS5779542U (ja) | 1982-05-17 |
JPS5822753Y2 true JPS5822753Y2 (ja) | 1983-05-16 |
Family
ID=29516692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980157585U Expired JPS5822753Y2 (ja) | 1980-11-04 | 1980-11-04 | 吸入器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822753Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2739733B2 (ja) * | 1988-08-09 | 1998-04-15 | オムロン株式会社 | 吸入器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444388A (en) * | 1977-09-14 | 1979-04-07 | Matsushita Electric Works Ltd | Inhaler |
-
1980
- 1980-11-04 JP JP1980157585U patent/JPS5822753Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444388A (en) * | 1977-09-14 | 1979-04-07 | Matsushita Electric Works Ltd | Inhaler |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5779542U (ja) | 1982-05-17 |
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