JPS5822605Y2 - 劇場用いすの座取付装置 - Google Patents

劇場用いすの座取付装置

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JPS5822605Y2
JPS5822605Y2 JP5175980U JP5175980U JPS5822605Y2 JP S5822605 Y2 JPS5822605 Y2 JP S5822605Y2 JP 5175980 U JP5175980 U JP 5175980U JP 5175980 U JP5175980 U JP 5175980U JP S5822605 Y2 JPS5822605 Y2 JP S5822605Y2
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JP
Japan
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support
bearing frame
seat
support shaft
mounting device
Prior art date
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Expired
Application number
JP5175980U
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English (en)
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JPS56153252U (ja
Inventor
末弘 大塚
Original Assignee
愛知株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、劇場用いずに於ける座の取付装置に関するも
ので、その主たる目的は簡易且つ迅速な組立を可能にし
た塵取付装置を提供することにある。
周知の様に劇場用いすは脚と跳上げ式に組立けられる座
と背凭を必須の構成要部として具備しており、一般には
これらの構成部分を個別に工場で製造し、組立完成前の
姿で施工現場に持込み、脚の据付は工事の後これに座と
背凭を組付は完成させる方法が採られている。
この様に劇場用いずの場合、施工現場において組立作業
が行われるが、この作業は通常の場合劇場の建設作業と
並行して進められることが多く、従って組立作業に手間
取ることは建設作業に大きな影響を与えることになるた
め、従来から迅速且適確な組立作業が行えるよういすの
構造につき研究が進められて来た。
本考案は、この様な課題に対しより迅速な組立と正確且
つ堅牢な構造をもった劇場用いすを目的に研究を重ねた
結果開発に成功したものであり、以下、本考案を図示す
る実施例につき説明し、その特徴とするところを詳述す
ることにする。
図面第1図は完成状態の正面図で、第2図は要部を開放
した一部欠載せる拡大側面図、第3図は第1図III−
III線に沿って断面とした要部の拡大断面図である。
図中に示す符号1は床面に起立せしめた脚、2は所要の
間隔で横列に配置する脚相互間に渡して複数の椅子を連
結する連結杆で、3はこの連結杆2を跨ぐようにして載
置固定される支持基体、4はこの基体の後部に後傾斜に
取付けられる背凭で、5は基体の前部に取付けられる座
である。
この実施例における支持基体3は第6図〜第8図に拡大
して示した如く左右にL字形に形成した側板6,6を相
対向させ、この側板の前端部間に前面板7を、後端部間
に斜め後方に向けて起ち上る如く支持板片8を、更に上
縁部間に補強板9をそれぞれ渡して一体に溶接し、ブロ
ック状に形成してあり、両側板6,6の前端部において
上方に起立する部分6’、6’間には後述する座5の下
面に備える支軸を受ける軸受枠10を固定し、更に該両
側板6,6の下縁中央部には連結杆2に嵌め付けるため
の■字形に切欠いた凹部11が設けである。
連結杆2はこの実施例では角形パイプ製の杆にしてあり
、この杆の一つの角が上方に向くように横設し、上方か
ら上記支持基体の凹部11を嵌め付けて載置せしぬ、下
方から固定金具12を添わせてこの金具と基体の前面板
7の下端屈曲部7′及び支持板片8の下端屈曲部8′と
をポル)−13,13で緊締することによって該連結杆
に支持基体を固定するようにしである。
尚、この実施例の場合上述の様にして基体3を固定する
固定金具12のうち、いくつかの間隔をおいて設けられ
る金具に直接脚1を溶接しておき、支持基体の固定と同
時に連結杆2を水平に支持できるようにしである。
この様にして脚1に支えられた連結杆2を介して固定さ
れた支持基体3に対して座5はその骨格となる芯板14
の下面に前後方向に所要の間隔をおいて並行する支持金
具15.15を固定し、この胴支持金具の間に支軸16
を渡設するようにしである。
支持金具15は第4図に示す如くこの実施例では断面り
字形に屈曲成形した金属板が用いられ、両金具の一方の
片15 a 、15 aを対向させてその間に板17を
渡して一体に連設してあり、他方の片15 b 、15
bを上記芯板14の下面に添わせ、これに穿つ透孔1
8を通して木ネジを該芯板にネジ付けることによって固
定する。
そして、このネジ付けによって芯板の下面から直角に起
ち上り相対向する上記一方の片15 a 、15 aに
は横向きに貫通する軸受孔19,19を設け、これに前
記支軸16を挿通する。
支軸16は支持金具15に対し回動自由に取付けられる
もので、この実施例では上記軸受孔19.19に一端に
鍔20’を備えた軸受筒20を回動自由に嵌装せしめ、
この軸受筒を介して軸承するようにしてあり、軸承後抜
出しを防止するため両軸端には割ピン21が差込まれる
上記芯板の下面に支軸16を備えた座5はこの支軸を前
記基体3の前部に設ける軸受枠10に嵌め付けることに
よって基体に取付け、この支軸を支点に自由に回動する
ように取付けられる。
ところで、この実施例における軸受枠10は第3図に示
す如くその開口部を斜め後方に向は略45゜の角度をも
って開口するように側板6,6の部分6’、6’に渡し
、この斜め後方に向いた開口部から前記支持金具15.
15間に渡した支軸16を嵌め付は支持する。
そして、嵌め付けた支軸がガタ付かないように軸受枠1
0に嵌め部分の周面を切削し、軸受枠の内形に適合させ
ると共に、該軸受枠の側面からネジ22を揉み込み固定
する。
図中、23は上記支軸の嵌め付けによって取付けられた
座5が水平方向に回動され着席可能な姿勢になったとき
前記基体3の前面板7に衝合させその回動を停止せしめ
るストッパーで、24は脱席時常時座を跳上げ方向に付
勢する付勢バネである。
上記ストッパ23は弾性材からなり、支持金具15.1
5を連設する板17に嵌め付けてネジ25によって止め
付け、座の回動と共に支軸16を支点に回動し、座が水
平方向に回動されたとき基体の前面板7の前面に衝合す
るようにしである。
そして、他方付勢バネ24は一端を前記支軸16の端部
に備える鍔26に掛は止め、他端を一方の支持金具15
の片15 aの前端部に設けるネジ受は板27に通し、
ナツト28によって止め付けられる調節ネジ杆29に掛
は止めてこの両者の間に張設し、常時座の前端が跳上る
ように付勢する。
尚、この付勢バネの張設は支持金具15の固定と、この
支持金具に対する支軸16の挿通に併せてその取付作業
を行ってもよいが、前述した如く支軸16を軸受枠10
に固定したのち、一端を鍔26に掛は止め他端を引き伸
してネジ受は板27に取付ける調節ネジ杆29に掛は止
めるようにした方が楽に作業することができる。
一方、背凭4は芯板30の前面にクッション31を添わ
せこれを通常の背凭と同様に布、ビニールレザー等で包
み、また芯板の背面には前記基体3の後部から起立する
支持板片8と結合する取付板32を固着し、この取付板
を覆い隠すように芯板の背面全面には間隙33を設けて
化粧板34を止着する。
上記化粧板34の下縁には開口部35を設け、この開口
部35を通して取付板32の下端を背凭の下方に突出さ
せると共に、該取付板の背面中央部には頭部を有した保
合突起36を植設し、また下方に突き出た下端部にはネ
ジ孔を設けるようにしである。
この取付板32に対し、前記支持板片8にはその上端縁
中央部に予じめ係合凹部37を形成し、更に基端部には
取付板32に設けるネジ孔に対応させて透孔を形成して
おく。
そして、上記構成した背凭4をこの支持板片8の上方か
ら臨ませ、化粧板34に形成する開口部35を通して支
持板片を間隙33に突き入れて取付板32の背面に添わ
せると共に、支持板片上端縁に設ける上記係合凹所37
を係合突起36に係合させ、その後支持板片基端部の透
孔を通して取付板下端部のネジ孔にボルト38を螺締し
、支持板片8と取付板32とを結合して基体3に対する
背凭の取付けを行う。
本考案は上記の如く構成されるもので、製造に際しては
、いすの基礎をなす脚1と支持基体3の部分と背凭4の
部分と座5の部分を予じめ個別に製造し、設置現場には
このままの状態で持込み、まず床に対して脚1の据付け
を行い連結杆2を渡してその上に支持基体3を載置固定
する。
そうしたのち、基体3の軸受枠10に座の下面に備える
支軸16を嵌合してネジ22を締付は基体に対する座5
の取付けを行うと共に、基体の支持板片8と背凭4の取
付板32とを結合して背凭の取付けを行い、いすの組立
の完了するのである。
従って、本考案によれば、いすを構成する脚、座。
背凭の各部を予しめ工場において製造し、現場において
は座の支軸と基体の軸受枠の嵌合作業と基体の支持板片
と背凭の取付板の結合作業の単純な作業によって組立が
完了するため極めて迅速に設置することができると共に
、支軸は座に対して予じめ一定に取付けられ、軸受枠は
基体に対して予じめ設計通りに固定され、また支持板片
と取付板もそれぞれ基体と背凭に組付けられるため、上
記いすの組立は正確に行うことができることになる。
尚、前記図示の実施例では連結杆2を用いて横に列設さ
れるいすの連結と脚の省略を行ったが、各いすの支持基
体にそれぞれ脚を備えて列設されるいすを独立に構成す
る場合でも本考案の実施を妨げるものではなく、またこ
の場合において、脚と支持基体を予じめ一体に形成して
も本考案の趣旨を妨げるものではない。
要するに前記実施例は連結杆を介して多数のいすを連結
した状態に組立る場合に有利な例について示したもので
、基本構成としては脚の上部に支持基体を設け、この基
体の前部に上方に向けて開口する軸受枠を左右方向に長
さを揃えて水平に設けること、そして座の下面には支軸
を回転自由に横設支持して、この支軸と上記軸受枠を嵌
め合せられればよく、また背凭については基体の後部に
支持板片を起ち上げ、背凭にはこれと結合する取付板が
設けられればよいことであって、具体的な各部の形状等
についてはいすのデザイン等によって設計者に委ねられ
るところである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1図は正面
図、第2図は一部欠載せる拡大側面図、第3図は第1図
III−III線に沿って断面とした要部の拡大図、第
4図は座下面に備える支持金具と支軸の拡大分解斜視図
、第5図は軸受枠に支軸を嵌合組付けた状態の一部断面
とした平面図、第6図は支持基体の拡大側面図、第7図
は同上正面図、第8図は同上平面図である。 1は脚、2は連結杆、3は支持基体、4は背凭、5は座
、10は軸受枠、15は支持金具、16は支軸。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)脚には上部に支持基体を備え、該支持基体の前部
    にU字形断面をなす軸受枠を開口部を上向きにし、且つ
    長さ方向を左右に向けて水平に横設せしぬ、他方座には
    下面に一対の支持金具を備えて該支持金具間に支軸を水
    平に渡設し、該支軸を上記軸受枠に嵌合することによっ
    て脚上部に座を取付けるようにしたことを特徴とする劇
    場用いずの塵取付装置。
  2. (2)軸受枠はその開口部を斜め後方に向は開口する如
    く横設することを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の劇場用いずの塵取付装置。
  3. (3)支軸は軸受枠の内形断面形に適合した断面形であ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の劇場用いずの塵取付装置。
  4. (4)軸受枠の側面にはネジ孔を開設し、該ネジ孔を通
    して螺入する止めネジにより嵌合する支軸を固定するよ
    うにしたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の劇場用いずの塵取付装置。
JP5175980U 1980-04-18 1980-04-18 劇場用いすの座取付装置 Expired JPS5822605Y2 (ja)

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JP5175980U JPS5822605Y2 (ja) 1980-04-18 1980-04-18 劇場用いすの座取付装置

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JPS56153252U JPS56153252U (ja) 1981-11-16
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ID=29646649

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JP5175980U Expired JPS5822605Y2 (ja) 1980-04-18 1980-04-18 劇場用いすの座取付装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5165367B2 (ja) * 2007-12-27 2013-03-21 株式会社岡村製作所 椅子
JP6494102B2 (ja) * 2015-06-10 2019-04-03 株式会社オカムラ 椅子

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JPS56153252U (ja) 1981-11-16

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