JPS5822524A - 地絡回線選択継電器 - Google Patents

地絡回線選択継電器

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JPS5822524A
JPS5822524A JP11922781A JP11922781A JPS5822524A JP S5822524 A JPS5822524 A JP S5822524A JP 11922781 A JP11922781 A JP 11922781A JP 11922781 A JP11922781 A JP 11922781A JP S5822524 A JPS5822524 A JP S5822524A
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JP11922781A
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安藤 文郎
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)  技術分野 本発明は併架多回線送電線の1相地絡保賎に用いられる
地絡回線選択継電器の改良に関する。
(b)  従来技術 高抵抗接地系の平行2回線送電線(以下被保護送電線と
いう)が他の送電線(以下起訴導送電線という)と同一
鉄塔に併架されている場合には、起訴導送電線の電流に
よる誘導のため、被保獲送’に線の2回線間を循環する
零相電流が流れる。一般の地絡回線選択継電器は、被保
護平行送電線の零相差電流を演算電流として、地絡事故
回#を識別するものであるが、前記の循環零相電流が大
きい場合にはこの影、響のため正常な保aMが不可能と
なる。
この対策として]相地絡争故時に於ける健全;)lの循
環電流から訪4による循槙岑相′電流を求め、求められ
た循環零相電流により平行送電線の零相差°Id流を補
償した電流′(l−tM算電流とする補償形地絡回線退
択継電器が提案はれている。
しかし、これらのものは併架回線数が4回線以下の場合
には適するが6回線以上の場合には適用し侍ない反1丘
点がβる。以下、これを説明する。
第1図は従来装置aの一例の↑j4成忙示す図であ60
図で1は母線でa、b、cは相記号を示す。
2および3は平行送電線、4および5はしゃ断器、6お
よび7は変流器、8は計器用変圧器、9は入力変換器、
10はサンプルホールド回路、11はマルチプレクサ、
12はAD変換器、13は試算機である。変流器6およ
び7により送′電線2および3の′電流に対応した電流
を得、図示の接続によシ、両送電線のa 、 +3 、
 c各相の走篭流Ias IbsおよびIC8と3×(
零相差′電流)31osが得られる。また、計器用変圧
器8により母線を通じて送電線2および3の端子のa、
、b、c各相電圧および零相電圧に対応した電圧?a?
b?。および?。が得られる。これらの電流電圧は入力
変換器9に加えられ、次のサンプルホールド回路10に
適した値の電圧に変換される。入力変換器91Cはフィ
ルタが設けられておシ各電圧電流の基本枝分のみが出力
として得られる。サンプルホールド回路では同一時刻に
一定周期(例えば′電圧、電流の1周期の1/12の周
期)で入力値をサンプルしホールドする。このホールド
値はマルチプレクサ11によシ遂次AD変換器12に供
給されディジタル値に変換される。このディジタル値に
より計算機13が所要の演算を行ない、所定条件のとき
しゃ断器4または5のしゃ断を指令する。
計算機13で行なわれる従来装置の演算フローを第2図
に示す。先ずステップS1で開始指令を受けるとステッ
プS2で1相地絡事故検出を行なう。1相地絡事故が検
出されるとステップS3に進み地絡相選別演算を行なう
。ステップS3ではステップ83−1.83−2.83
−3の順に各々a、bおよびC相地絡検出演専を行ない
、a、bまたに:C相地絡が検出されると、各々判定3
Ya 、 3Yb寸たは3Ycがイ4られ、どの相の地
絡も検出されなければ判定3Nが得られて他の演算へ移
る。
ステップS3で判5ii 3Ya 、 3Yb iたは
3YcがいずれかKitられたときは、との判定が得ら
れたが、すなわちとの相の地絡であるかに応じ、ステッ
プS4で演算電流lea Ieb またけ’ecと極性
量epa、epbまたけe p c全求める。これが求
められると、ステップS5で回線選択演算全行なう。ス
テップS5では、ステップ55−1,85−2の順に送
電線2および30事故検出演算を行ない、いずれかの事
故が検出されれば各々判定5Y1または5Y2が得られ
て、しゃ断器4または5をしゃ断する。いずれの事故も
検出されなければ判定5YNが得られて他の演算に移る
以上でステップS2の1相地絡演算は種々の手段が公知
であるが、例えば零相電圧?。か一定値以上で且つ各相
間電圧?a−?b’Fb−?、および?、−?8 がい
ずれも一定値以上のとき1相地絡事故と判断するものが
ある。ステップS3の地絡相選別演算も種々の手段が公
知であるが、例えば零相電圧?。が各相間′螺圧Vb−
?c?。−?8および?8−?b  に対して一定位相
範囲内にあるとき、それぞれa、bまたはC相地絡と判
断するものがある。ステップS5の回線選択演算も種々
の手段が公知であるが、例えば演算電流i0の極性量e
、に対する有効分が正の一定値以上のとき送電線2の事
故を検出し、負の一定値以下のとき送電線3の事故を検
出するものがある。(lea 1eblee、epa、
epbおよびe、oのうち求められたものを各々16 
、e pで示す。以下同様)ステップS4の演算電流i
eおよび極性蓋e、は種々のものが提案されているが、
演算電流はいずれも検出電流i(1を補償電流ihで補
償した電流で次式で表わされる。
1e=id−菫h・・・・・・(1) これらのうち最も一般的なものは、検出電流i(1を零
相無電流量。8とし、補償電流thを健全相中(/−1
1相の差電流とするもので、演算゛鑞流量eが次式で表
わされ、井だ極性量はepa 、epl)およびe p
 Cとも零相゛電圧の符号全文えた′電圧−Voとすり
ものである。
lea ”−101,Klbjbs  ・++、・・(
2)lef)” ’os  I’ニー1c IC5−・
= (:[+IeC−−108    1ぐia  I
as   −−(4)但し1.p=、arぐ1bおよび
Iぐ1゜汀尾数である。
以上の従来装置全4回緋併架送電紛に適用した場合につ
いて説明する。第3図は4回線併架送′[直線の例を説
明J−る系統図で、]、L、2Lは起請導送電線、3T
、、4Lは被保護送電線、Tは変圧器、几は中1ヶ点接
地抵抗器、A 、 B 、 O、Dは母線であり E 
F1間で起訴導送′成線ILおよび2Lと被保護送電線
が同一鉄塔に併架される。変圧器Tの中性点は起訴導系
統では直接接地され、被保護系統では中性点接地抵抗器
、■七を経て接地される。回線選択継’4器1’j:被
保護送電約3Lおよび4Lを保徊する。
第4図は併架区間の回線配置の例を示す図であるOTo
wn鉄塔であり、ax、b’t、ct、a2.c2.a
s。
ha、c3.aa、b4およびc4  は各々送電線I
L、2L、3Lおよび4Lのabc各相の電線である。
この配置は被保護送電線a線3Lおよび4Lでは順配列
(送電憩に対して線対称)であり、このため被保護送電
線に負荷電流が流れても、各相とも両送電線3Lおよび
4Lの電流は等しく、両送’!I、綴3Lと4Lの間の
循環電流ithは流れない。
起請導送電線ILおよび2Lの゛直線配置は逆配列であ
る。送電Hp 3Lおよび4Lがともに運転され送電線
LL (または21L )のみ運転され、負荷電流が流
れたとすると、これによる誘導は送′醒線3L(または
4L)が送電線4L (または3I、 )より大きく、
この差によシ第1図のように送電a3Lと4Lの間に循
環電流ithがa 、 b ’、 c各相とも流れる。
この誘導は送電ig:J13Lおよび4TJとも送電線
ILおよび2Lに近いものほど大きく、循環電流の大き
ざにC相→b相→a相の1願に大きい。また送電線tL
 (または2L )のうちの送電線3Lおよび4Lに近
いC相(またl−t、C相)電皿の彫りか大びく、送′
−線3Lおよび4L間の循+:iJ、砥流ida、b、
c各相とも送’fit、 iaR] L (−dHたに
:2L)のC相(貰たはC相)電面、との間の位1r4
走が小さい。また、送′れ線ILおよび2Lの両者に負
荷電流が流れたときの循環電流は、ILおよび2Lの各
々I/c単独に負荷電流が流れた場合の循環′電流を重
畳したものとなる。
以上のような関係がら被保護送電線3Lおよび4Lのa
 、b 、c各相の循環電流’ath 1bthおよび
i。th  の関係比はほぼ一定となる。すなわち、計
算値の一例を示すと次の値となる。
(1)送電線lLおよび2Lとも運転 ’a 【h” 1.7(101bth&’=2.+37
4ic11、〃・・・  (5)(11)送電線ILの
み運転 1ath=1.718ibth■0=2.724ict
h’T20−=  (6)(ll+1送電線2Lのみ運
転 1ath二1.719 jb t iν0= 2.72
5 i(B thbAo ・・(7)但し、斜式で、乙
!および■0は谷々εj口0おjl10 よびε  を示す。(以下同様)(5)〜(7)式よシ
各相の循環電流の関係は近似的K(8)式で与えられる
tath中1.7 1bth中2.7 1cth  ・
・・ (8)循環零相電流i。tb  は、各相の循環
電流で(9)式で表わされるので、(8)式の値よシ各
相の循環電流との間に(U)式の関係が生ずる。
・   −1 1oth−3(jath+tbth +teth ) 
 ・・・(9)ioth中0.651ath中1.、]
 1 ib(h中1.76!cth 、++ QO)被
保護送電線系統VC1相地絡事故を生じた場合、平行送
電線の差電流は前記の循環電流に事故分差電流が重畳し
たものとなる。すなわち各差電流は、C相1相地絡を例
にとると01)式となる。
’os = iof +2’oth Ice ” 21eth 但し、Iofはけ故分寄相差電流、lafは事故分a相
差′嘱流である。即ち、健全相のb相およびC相には事
故分差電流が流れないので、b相およびC′4fJの差
電流1bsおよびtelは各々の循墳′低流ib+hお
よびtcthの2倍VC等しい。小故相のa相および零
相の差電流tasおよびi。gは各々のLメ故分差電流
1afおよびI。fが循環′磁流21alhおよび21
othが重畳したものとなる。
(2)〜(4)式の各定数の値を叫式の値より、KIB
 ”’ 0.65. K、I)= 1.11 、 K1
c二1.76−03とすれば、a相地絡時、(2)式の
Klbibs の値は循環零相電流の2倍21othと
等しくなるので、(2)式の演算電流ieaは(4)式
の関係よp事故分零相差電流i。fと等しくなる。従来
装置はこのようにして循環零相電流の影@lを受けるこ
となく事故分零相電流と極性量との関係により事故回線
全識別づ−ることかできる。他相の地絡事故の場合も健
全相の差電流は各々の相の循環電流の2倍であり、且つ
aω式の例のように各相差電流と零相差電流の間には一
定の比例関係が成立するので、健全相差電流によシ循環
零相電流が補償される。
上記で定数Ks a 、Klbおよびに1cは計算値よ
り得られた定数とするが、各系統ごとの計算全省略した
い場合は、常時の運転中の差電流よシ求める場合もある
。この場合は被保護送電線系統に事故が無く、且つ循環
電流の値が所定値以上である条件で、各相および零相の
差電流の値より各定数の値を演算し、地絡事故時など前
記の条件が満だされないときには、定数の演算値を保持
し、この保持された値を用いて(2)〜(4)式の演算
を行なう手法が用いられる。
以上のように従来装置は4回線併架の送電線に用いて、
循環零相電流の影響を受けることなく、被保護送電線に
生じた地絡事故を保岐し得るものである。しかし、6回
線併架の送″N、綜に用いた場合には循環零相電流の影
響を除去することができない。これを説明する。
第5図は、6回線併架送電線の電線配置の例を示す図で
、第2図と同一部分は同一記号で示す。a5.b5.c
5.a6.b6およびc6は各々送電線5Lおよび6L
のa、b、c各相の電線である。
第2図とは異なり、各平行送電線ILと2L13Lと4
Lおよび5Lと6Lはすべて順配列である。こりような
場合、例えば送電線ILと2Lの電流で送電線3Lと4
Lの間の循環は相殺され、平行送電線ILと2Lがとも
に運転されている場合には3Lと4Lの循環電流は著し
く小さい。すなわち循環電流は片回線のみ運転されてい
る送i1eがある場合に、両回線とも運転さ力、ている
平行送電線に流れる。
図の電線配置では、平行送電線3Lと4Lは平行送電線
ILと2Lおよび5Lと6Lよシの誘導を大きく受ける
。これに対して平行送電線ILと2Lおよび5]、と6
 ’Lは近傍の平行送電線3Lと4L よシの誘導を太
きく受け、他よシの誘導は比較的小ざい。したがって2
つの平行送電線よりの誘導を大きく受ける送゛電線3L
と4Lを被保護送電線、他を起請導送1線として説明す
る。
送電dxLと2Lの何れか一方のみが運転されている場
合は、被保護送電線3Lと4Lにこれによる循環′に流
が流れ、その各相値は次式で示される。
jath  = K44I、  1b1h = K4b
I、tc、h=に、cI・・・・・・ 0.11 但し、T(2a 、に2 b 、Kx cは各々複素定
数、■は送電線ILまたは2Lの起誘導電流(特定の電
流を示すものではなく、誘導の大きさを示す基準となる
電流であシ、負荷電流に比例する)である。
各定数の値は例えば(方式の関係比よシ、K2a=: 
1  、Iぐ2 b = 0.58 、乙1.7” 、
に! c = 0.371u°−(14)となる。
一方、送電線5Lと6Lのいずれか一方のみが運転され
ている場合は、これによる被保護送電?S 3Lと4L
の循環電流の値は次式となる。
1ath二に3III  、 jbth=に1b”+ 
tc、h=x3c■’・・・・・・051 但し、Ksa K3b Kscは各々複素定数、1′は
送電線5Lまたは6Lの起誘導電流である。各定数の値
は起請導送電線に対する関係が、送電線ILおよび2L
に対する場合と逆であるので、K■中Kzc  Kab
 :に2b  Ksc中に2.  ・・−・・・(16
1の関係がある。
各相の循環電流は(1騰および(151式を重畳したも
のとなシ、次式となる。
循51′:+;相剋流l。th  はα9式から次式と
なり。
io口+=−’rC(’に2a+に2b 十Lc)I+
(Ka 21+に3 C+lぐ1−)I’)・・・・・
 (18) θDおよび0υ式の関係から、各相の循環電流と循礒苓
相′シ流の関係は起請導?4流■および1′の大きさに
よシ異なる。例えば、循環a相1tL流と循環′1電流
の関係は、 1)  I2〉〉1’の場合) It)  I<<I’の場合 となり、その他の場合は両者の中間となる。
このため、1oth/i□bの値は一定ではなく例えば
(2)〜(4)式のような補償を行なっても循環逆相電
流を(2)〜(4)式としたものは従来装置の一例で、
りシ、他の種々の例が提案されている。
これらの代表例の一つは検出電流Id全逆相差電流とし
、補償電流ihを健全相中の1相の差電流とするもので
、演算電流ieが0υ〜(ハ)式で表わされる。
1ea−1a2s −に4b lbi  −”・(2n
ieb−’b2s  K4c lcs   ・・・・(
2つtec二IC28K4m lag  ・・・・・c
′3)但し、K4b K48および1ぐ4a(は定数で
ある。また!a2s jb2sおよび’C2m  は各
々a、bおよびC相基準の逆相電流で、各々(財)〜ρ
e式で表わされる。
! a 2 s ”(−(j a s ” I b s
20’+ 1cSb0)  ・−CI!4)Ib2s 
:= ’a2s h’     H・・・・−(25)
’c2s ” Ia2s Vl刀0       ・・
・・・・(イ)この演算電流を用いた場合も、4回線併
架の場合は(8)式の関係から、演算電流iea、le
bおよびiecは、各々a、bおよびC相1相地絡事故
の場合に、循環逆相電流が補償されて事故分逆相差電流
に等しくなる。1相地絡時の事故相基剤の事故分逆相差
電流は事故分零相差電流に等しく、これによって(21
)〜(ハ)式の演算電流を用いたものは事故回線を検出
する。しかし、6回線併架の場合には07)式の関係か
ら循環逆相電流を補償することはできない。
極性量e、としては電圧−?。のelかに種々のものが
提茶されている。この例を(財)〜翰式に示す。
e□二?、−? o? alまたは(?b−yc) h
M’  1.(27)epb=’b−’o 、?blま
たは(?c−1’a )lvoo・・・ Hepc−?
。−〜。?。1または(−3−〜b)ム用0 ・・・ 
00但し、−al’blおよび?。1は各々a、bおよ
びC相基型の正相電圧で(ト)式で示される。
?a I 1−+ (y a+ y b△200+’C
痛0)二? b、△麩0二?c1ム幻0 ・・・・・・
(至) これらの極性量ep1.epbおよびe p 6は各々
a。
1)およびC相l相地絡事故の場合に、電圧−?。
とほぼ同位相でおシ極性量として同様に用いることがで
きる。
(c)  目的 本発明は以上に鑑みなされたもので、6回線併架の送電
線でも循環電流の補償が可能な地絡回線選択継電器を提
供するのを目的とする。
(d)  構成および作用 本発明の構成は第1図と全く同様であシ、演算フローは
ステップS4 に於ける演算フローが異なるelかは第
2図と同様である。第6図は本発明に於けるステップS
4の演算の一実施例を示すフロー図である。以下これを
説明する。
第2図のステップS3で判定3Ya 、 aybまたは
3Ycがいずれか得られたときは、どの判定が得られた
かに応じ各々ステップ84−4.84−5 ”t タは
84−6で、iea ’ebまたはlee k演算する
各々複数の演算式から、算出に使用する演算式を選択す
る。複数の演算式としては例えば次のall〜C(1)
式が用いられる。
但しYはステップ84−7,54−8または84−9で
求められる比(後述)、K2およびKsは次式で与えら
れる定数である。
K2 ” + (K2a +Kzb +KtJ   −
−’w3nK3 = 4((K4a+に3b ”Kac
)・・・・・・(38)演算電流lea、 Iebまた
け輸。は各々01)と02式、(33)とt34)式ま
たはO9式と(列式のうちの一つを、次の条件に従って
選択する。
(1)libsl −□≧1(6aであればc31)式、でなけnば(色代
1ic、1 上記でl lbs l II’;I’、電流1bsの大
きさく笑効値、平均値、波高値などを示す、以下同様)
を示し、lぐl!a、I(Sbおよびに、cは正の定数
である。
このような選択を行なう理由を説明する。0υ〜(御式
はいずれも、零相差電流1゜Sを検出電流1d  とし
これを健全相差電流で補償して演算電流ie を得るも
のである。2つの起請導電流Iおよび1′がある場合に
は、検出電流j(Hに循環電流分がある場合でも、健全
相中の1相の循環電流が著しく小でい場合がある。すな
わち、(17)式で例えばI/I’ = −K3a/に
2aの場合にはa和波環電流1ath  が零となる。
健全相電流り:循環電流に等しいので、’athが琴の
場合には(34)および09式ではtasが零となシ、
右辺第2項の補償電流の演算ができない。また零でなく
ても著しく小さい場合は誤差が大きくなる。前記の選択
はこの問題を避けるためのものである。定数に5a K
6 bおよびに、cの値は簡単のためVCは1とするが
、他の値ももちろん使用でき、また相等しい必要もない
ステップ84−4 、84−5または54−6で前記の
選択を行なった仮に、各々ステップ84−7゜54−8
またげ54−9で各々(31,((αまたは(41)式
により比Yを算出する。
ステップ84−7,54−8または54−9で、この比
Yの算出を行なった後に、各々ステップS4−1゜84
−24たけ84−3で各々演14電流lea Iebま
たf′i輸。および極性量e、g、epb、epcを算
出する。
演算′a流lea 、 lebまたはi。は各々ステッ
プ844.845−または84−6で、前記のように選
択された演算式で算出する。極性量e□、epbまたは
e I)Cは従来装置と同様に電圧−?。とするかまた
は(27)〜翰式とする。
次に本発明の作用を先ず判定3Yaが得られた場合につ
いて説明する。起請導電流Iおよび工′の比を(42式
で与える。
■ ¥−「  ・・・・・・ (421 判定3Yaが得られたときは、各差電流はU式で示され
、(17) 、 (1gI、 07)および(至)式か
ら次式が得られる。
jbs : 2ibth = (K4bY+Ksb)■
’  °−° 卿1cs= 2jct++ = (K2
cY+に3c)I’  ・=−(44)’os二i。t
 + 24o1 h= iof+(K、Y+に3)I’
・・・(4句(49および(44)式より となυ、したがって ・・・・・・(47) となる。
(47)式よシ0υおよびC321式の演算電流tea
はいすrしも翅故分零相差寛流1゜fVc条・しい。ス
テップ54−4ではこのように、6回顧併架送′1g線
でも俳j1ダ分′44u軍流i。fが算出できる複数の
演算式の中から、誤差の大きくなる条件でないものを前
記の1ib=l/lic、1≧に口でおるか否かによっ
て選択し、演算紙fiie、の演算式を与える。
ステップ54−7の01)式の演算式は次のように設置
明される。(16)式より Ib5(K2cY十に、ac)−’cs(K2bY”K
gh)   −(41したがって となる。
以上、a相1相地絡で判定3Yaが得られた場合につい
て説明したが、b相(址たばC相)1相地絡で判定3Y
b (または3Yc )が得られた賜金についても、各
々(至)式および6・0式(または05)およびC3G
J式)が事故分零相電流i。fに等しく、lた、(4υ
式の比Yが(40式(または(4υ式)で表わせること
が同様に説明きれる。
以」二のように1前記の実施例は、検出電流i(1を平
行送電線の零相差電流とし、この検出電流を補償電流i
hで(1)式のように補償した電流を演算電流ieによ
シ地絡事故回線全識別する平行送電線の回線選択継電器
に於いて、各相の循環電流が他の異なる2組の送を線の
影響を(L7)式で表わしたとき、健全2相の差電流よ
シ得られる0ω(40)または(4υ式の値Yを用いた
係数と健全2相中の1相の差電流の補償電流として用い
ることによシ、6回線併架の送電線に用いても事故分零
相差電流i。fのみを検出電流+eとして取り出し得る
ものである。また、健全2相の電流の比によりどの健全
相の電流を補償電流の演算に使用するかを選択するよう
にしたので、補償電流算出の際の誤差が大きくなるよう
な健全相電流を用いて算出することがない利点を有する
ものである。
(e)  他の実施例 (1)補償電流の変形例 01)〜αの式の検出電流では補償電流を健全相中の1
相の電流よシ得たが、これを健全相2相の合成°ぼ流よ
り得るようにすることができる。この例を演f1電流l
eaについて示す。
a相1相地絡の場合は(I ])式が成立するので、0
7)式よシ次式が得られる。
Ibs”cs=2(Ibth+1cth)二f:I:’
に2h+に2c)Y+に3b+Ksc)I′−−al) lbs−’c++”2(Ibst+ −1cth)二r
(K2b−Kzc)Y+に3b−に3− )I ’  
−−53 61)+=−よび釦式より ・・・・・・G3) (4啼および69式より となるので、(45および何代の演算電流leMはいず
れも事故分零相差電流i。fに等しくな勺、Gυおよび
(321式の演算電流と同様に使用し得る。いずれも補
償電流は比Yを用いたものである。
演算電流1elIを演q、する演算式は前記の01)。
(34、f4!Iおよび6[)のいずれも用いることが
でき、複数の演算式の中から選択される。いま、2つの
演算式を用いるとして、これを(3υおよび(4g1式
とした場合は各式の補償電流の電流項の比により次のよ
うに選択する。
であれば、(31)式を選択し、でなければ(49)式
を選択する。
少くとも2−)の異なる補償電流を用いれは、補償′電
流の電流項が零となシ誤差が著しく太きぃ演算式を使用
することが避けられるが、3つ以上の異なる演算式から
選択しても繁雑ではあるが同様の効果が得られる。この
場合、例えば(3り、(例および(50)式の3式を用
いるとして、各式の補償電流の電流項に所定係数に、 
、 K、、’またはに、′を乗じた値00〜G0式全先
ず算出する。
K、ic8・・・・・・G[11 工ぐa’(lbs”cs)     −−1!171K
s’(+bs    ’cs)     ””’・  
(!iFOしかる後に66)〜681式の値が彫・大の
ものの電流項全判j償電流の1z流項とする演算式をj
F択する。
例えば57)式が最大であれば、この電流項(Ibs+
 lcs )を使用する(40式を選択する。これによ
シ補償電流の電流項が著しく小きく、従って誤差の大き
い演算式の使用を避けることができる。
同、選択は必らずしもsra −as式の値が最小であ
るものの電流項′(i−電流項とす、る演算式の使用を
避ければ著しく大きな誤差を生ずるのは避けられ、る。
β>、(40)および(50式は健全2相の合成電流よ
シ補償電流を得る手段の2例を示すに過ぎず、種々変形
実施し得るものである。
(11)検出電流の変形例 本発明は丑た零相以外の電流を検出電流とする継電器に
対しても実施し得るものである。逆相電流を検出′a流
とする場合の演算電流の例を(5!1〜(64)式に示
す。
但し、K2nおよびKan(’J:次式で与えられる定
数でii勺i、’+よび弥)式で示される。
K2n ””、+(Kza+に2+)\120°+に2
C,と120、。)   −(65)K3n 二+(K
sa+Ksb1〈)]Σb0+Ksc/120°)  
 −(6G)6I→4)式の選択条件は次のとおシであ
る。
a相1相地絡で判定3Yaが得られたときはαη式およ
び(24)式よシ Ia2m=+(iaf+2iath+2ibthゝくi
]F6°+210th/1200)・・・・・・(67
) であるので、(+7) 、αη、 635)および一式
の関係から、(59) 訃よび(60)式の演算電流1
eaはいずれもiaf/3に等しくなり、これを用絶て
事故回線?:選択できる。同様VCb相またはC相地絡
で(は、谷々6υと佑り式の演算電流1ebまたは鈷お
よび■4)式の演算電流i6゜が、各々事故相差電流の
寺倍ibf/3寸たはi。t/3と等しくな勺、これを
用いて事故回線を選択できる。これらの場合も健全2相
の合成電流よシ補償電流を得ることが可能である。
以上のように検出電流としては同一相の差電流またに同
一相の差電流を合成した電流で事故相差電流を含むもの
であれば種々のものが使用できる。
次に検出′d℃流を事故相差電流とする場合の演算電流
の例を(68)〜a3式に示す。
これらの検出電流の選択も、前記各側と同様に補償電流
の電流項の大きさを比l鮫して行なう。
(Ga −ffふ式の演算電流は各相1相地絡で、事故
相”l’、6電流と等しく、°1旨旋回録を選択1〜イ
(lる。この関係は例えはa相1相地絡では(++) 
、 l’+7) 、 (42)および(40式より、4
i1 :I’l−よび)1))弐がa (r# ’If
 i’W!’分テ(電流i、(K等しいにとが61ヒ明
さ噌1.る。
(lii)演ざt:式の選択手段 以上で、検出′電流を演算するン′i数の演算式から演
算VC使用する式を選択するのに、各演算式の補償11
L流の電流項の大きさを比較するようにした。これを電
流の大きさでI′iなく他のものとすることができる。
すなわち、前記の(31)または(3Z式を選択する条
件としては次のものが考えられる。
であればCI+)式を選択、でなければ(3功式全選択
する。
であれば(31)式を選択、でなければ(321式を選
択する。
σ(1)式の左辺はσηおよび(42式よシ、a相1相
地絡では次式となる。
また、a相1相地絡で171:(7G式よ、す(7I式
の左辺は次式となる。
a相1相地絡では健全相差電流は事故分が無く循環電流
分のみで舎るので と関係が成立する。したがってσ→および00式はの条
件であるか否かによシ、(31)または(:3η式を選
択するのと全く同様の選択を行なうものである。
以上のように、仮数の演算に使用する式を選択するには
、各演算式の補償電流の電流項の大きざの関係に応じて
選択する種々の間U≦的手段がある。本発明の演算式選
択手段は各演算式の補償電流の電流項の大きさの関係に
応じて選択するすべての手段を含むものである。
OV5補償電流の係数 以上述べた各実施例、すなわちC31)〜(3F9 、
 E1〜(財)および(財)〜σ■式の演算式では、す
べて補償電流の係数に、01〜(41)式の比Y全周い
た。しかし補償電流の係数は(17)式の循環電流i*
th fbthおよびICth  の3つの式のうち健
全2相の循環電流に関する2つの式VC(各相差電流)
=(各和波環電流)の関係を導入して得られる電流Iと
工′ 間の関係比に関するものであれば、種々変形突流
し得るものである。補償電流の係数はいずれも健全2相
の差電流の関係比よシ求められるものであり、数式上の
変形を行えば、09〜(4I)式の比Yを用いた式で表
わすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の補償形地絡回線選択継璽器の構成を示す
回路図、第2図は従来の補償形地絡回線選択継電器の演
算フローを示すフロー図、第3図(ケ多回線併架送電線
系統図、第4図は4回線併架送電線の電線配置を示す配
置図、第5図は6回線併架送電線の電線配置を示す配置
図、第6図は本発明の回腺選択継′覗器の演算フローを
示すフロー図である。 4および5・・・しゃ断器、9・・・入力変換器、10
・・・サンプルホールド回路、 11・・・マルチプレクサ、12・・・人り変換器、1
3・・・計算機。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平行3相送電線の1相地絡事故を、事故相差電流
    または事故相差電流を含む同一相差電流の合成値を検出
    電流とし、健全2相のうちの1相の差電流または健全2
    相の差電流の合成値より補償電流を得、前記検出電流と
    補償電流の差を演算電流とし、この演算電流金柑いて地
    絡事故回線を識別する地絡回線選択継電器に於いて、健
    全2相の差電流の関係よシ、前記補Ot′Fd、流の係
    数の値を求めることを特徴とする地絡回線選択継電器。
  2. (2)平行3相送電線の1相地絡事故を、事故相差電流
    または事故相差電流を含む同一相差電流の合成値を検出
    電流とし、健全2相のうちの1相の差電流または健全2
    相の差電流の合成値より補償電流を得、前記検出電流と
    補償電流の差を演算゛電流とし、この演算電流を用いて
    地絡事故回線を識別し、健全2相の差電流の関係より、
    前記補償電流の係数の値を求める地絡回線選択継電器に
    おいて、前記演算電流を求める演算式が複数用意され、
    その複数の演算式の補g!電流の電流項の大きさの関係
    によ)、演算に使用する演算式全選択することを特徴と
    する地絡回線選択継電器。
JP11922781A 1981-07-31 1981-07-31 地絡回線選択継電器 Pending JPS5822524A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6046324A (ja) * 1983-08-24 1985-03-13 Kawasaki Steel Corp 連続焼なまし炉設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6046324A (ja) * 1983-08-24 1985-03-13 Kawasaki Steel Corp 連続焼なまし炉設備

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