JPS58224491A - デ−タ相関管理処理方式 - Google Patents

デ−タ相関管理処理方式

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JPS58224491A
JPS58224491A JP57107351A JP10735182A JPS58224491A JP S58224491 A JPS58224491 A JP S58224491A JP 57107351 A JP57107351 A JP 57107351A JP 10735182 A JP10735182 A JP 10735182A JP S58224491 A JPS58224491 A JP S58224491A
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JP
Japan
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data
speed
storage medium
correlation
processing
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Pending
Application number
JP57107351A
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English (en)
Inventor
Shigeji Sugimoto
杉本 茂治
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPS58224491A publication Critical patent/JPS58224491A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の技術分野 本発明はデータ相関管理処理方式、特に低速大容量記憶
媒体と高速小容量記憶媒体との間でデータの受渡しを行
いつつデータを処理するデータ処理システムにおいて、
処理されるデータの上記低速大容量記憶媒体から高速小
容量記憶媒体への転送処理について、各データの相関を
管理することにより、先行制御を可能とし、かつ転送回
数の低減を図ったデータ相関管理処理方式に関するもの
である。
(2)技術の背景 データ処理システムにおいては、記憶装置に記憶された
データな読出して処理するようにされるが、一般にビッ
ト当りの価格が低額な大容量記憶装置はデータのアクセ
ス速度が遅く、高速にアクセスできるものは高価である
。従って、大容量の低速記憶媒体と小容量の高速記憶媒
体とをシステムに組込み、この間でデータ転送を行いつ
つ高速記憶媒体上で処理し、安価にかつ開運にデータを
処理することが行われている。例えば、主記憶装置と磁
気ディスク装置などのI)A、SD間のロード・モジュ
ールの転送処理、またDAST)とへ488間におけ″
るデータセットの転送処理、キャッシュ・メモリと主記
憶装置間のデータ転送処理などがこれに当る。
(3)従来技術と問題点 従来、低庫大容1に記憶媒体と高速小容量記憶媒体との
間のデータ転送の管理処理方式としては、例えば以下の
ようなものがあった。
その第1の方式は、最も単純な形態をとるもので、デー
タの獲得要求があったときに、必ず低速記憶媒体から高
速記憶媒体へのデータ転送が行われ、データの解放要求
があるとそのデータが更新されていれば低速記憶媒体に
書き出され、高速記憶媒体上のその領域を空きスペース
とする方式である。データ獲得要求時に高速記憶媒体上
に空きスペースがなければ、空きスペースができるまで
要求は待たされる。この方式によれ1ば、管理が簡単で
あるが、例えば同じデータについて獲得・解放が連続し
た場合など大きな時間的無駄が生じることになる。
第2の方式は、第1図に示すような従来のロールイン/
ロールアウトに用いられている処理方式である。ロール
イン/ロールアウトはメモリとDASD間におけるロー
ドモジュールの管理方式であり、メモリからDASDに
転送する処理をロールアウトといい、I)A 8 ’D
からメモリに転送する処理をロールインという。
ロールイン/ロールアウトは、タスク管理からの獲得・
解放要求によって、通常マスタースケジューラと呼ばれ
るものが処理する。獲得要求時にロールイン処理が行わ
れ、その際メモリ上の空きスペースを作り出すために、
ロールアウト処理がロールイン処理のサブルーチン的な
形で呼び出される。すなわち、解放要求があっても、直
ちにロールアウトされることはな(、メモリ上に空きス
ペースが必要となったときに、例えばLRLI(Lea
stRecently Used )方式によって選択
されたロードモジュールがロールアウトされることにな
る。この方式によれば、獲得要求のあったロードモジュ
ールが、既にメモリ上に存在する場合には転送処理を行
わないが、メモリが満杯となった後にロードモジュール
をメモリに転送する場合には、その前に必ずロールアウ
ト処理が必要となり、その分だけ時間がかかることにな
る。
第3の方式は、第2図に示すようなりASDとMSS間
における従来のデータセット管理処理力式がある。第2
図図示の如く、MSSからDASD に転送する処理を
リコールといい、DASDからMSSに転送する処理を
マイグレーションという。従来のリコール/マイグレー
ションの処理においテハ、MSSに存在する各データセ
ットのDA8D常駐時間の監視が行われ1.IJA8D
上の空きスペース量がシステム・ジェネレーションで規
定された所定量よりも必ず大きくなるように管理される
。すなわち、DASDの空きスペースが一定量以下にな
ったときに、マイグレーションによりDASD常駐時間
の小さいデータセットが選択されて、DASDからMS
Sに転送される。この方式によれば、上記ロールイン/
ロールアウトの方式と異なり、予め高速小容量の媒体側
に空きスペースがあるため、通常新たなデータ獲得要求
時の転送処理が1回で済む。しかし、IJASD常駐時
間の頻度管理を行って、リコール処理の回数削減を図っ
てはいるものの、その効果は小さいという問題があった
(4)発明の目的 上記従来の方式のうち、最後に述べたデータセット管理
処理方式が最も進んだ方式と考えてよい。
しかし、上述の如く高速記憶媒体上に予め空きスペース
を確保するための高速記憶媒体側から低速記憶媒体側へ
のデータ転送に対する考慮は払われているが、低速記憶
媒体から高速記憶媒体へロードする処理自体についての
効率化のための考慮は払われていない。
本発明は上記問題点の解決を図り、高速記憶媒体上に必
要と思われるデータを単にできるだけ残すというだけで
なく、将来必要と予想されるデータを事前に積極的に高
速記憶媒体上に転送する先行制御を行うとともに転送回
数の削減を図り、全体としての処理速度を向上させるこ
とを目的としている。その前提として本発明は、例えば
データセットのような複数のデータ群は、一般にあるデ
ータセットが使用されると続いて使用される確率の高い
データセットが存在するという強い正の相関を持ってい
ることに着目している。例えば、コンパイル−リンク−
ランといった一連の処理を行うジョブが投入されるバッ
チ・センターなどにおいては、コンパイルに必要なファ
イルの次にリンクのためのファイルが必要とされること
が多い。
(5)発明の構成 上記目的達成のため、本発明は使用されるデータの相関
頻度を学習し管理して転送の効率化な図るようにしたも
のである。すなわち、本発明のデータ相関管理処理方式
は、低速大容量記憶媒体と高速小容量記憶媒体とをそな
え、上記低速大容量記憶媒体と上記高速小容量記憶媒体
との間でデータの受画L ’1,4行いつつ、データ獲
得要求に対し上記高速小容量記憶媒体にデータを用意し
、データ乞処理するデータ処理システムにおいて、上記
獲得要求のあった上記高速小容量記憶媒体上の谷データ
の相関を学習により管理し各データの相関を表わす制御
情報を作成する相関頻度管理処理部と、上記低速大容量
記憶媒体から上記高速小容量記憶媒体にデータを転送す
るときに該転送データと相関の高いデータを上記相関頻
度管理処理部の作成した相関制御情報にもとづいて選択
し上記高速小容量記憶媒体に転送する先行制御処理部と
、上記高速小容量記憶媒体から上記低速大容量記憶媒体
にデータを転送するときに該転送データと相関の高いデ
ータを上記相関頻度管理処理部の作成した相関制御情報
にもとづいて選択し上記低速大容量記憶媒体に転送する
データ退避処理部とをそなえたことを特徴としている。
以下、図面を参照しつつ実施例にもとづいて説明する。
(6)発明の実施例 第3図は本発明の一実施例全体構成、第4図は高速媒体
管理テーブルの構成例、第5図は低速媒体管理テーブル
の構成例、第6図はデータ獲得処理部の処理説明図、第
7図は相関頻度管理処理部の処理説明図、第8図は先行
制御処理部の処理説明図、第9図はデータ退避処理部の
処理説明図、第10図はデータ解放処理部の処理説明図
を示す。
第3図においては、1はデータ処理部、2はデータ管理
部、3はデータ獲得処理部、4はデータ解放処理部、5
は相関頻度管理処理部、6は先行制御処理部、7はデー
タ退避処理部、8は高速媒体管理テーブル、9は高速記
憶媒体、10は低速媒体管理テーブル、11は低速記憶
媒体を表わす。
データ処理部1は、高速記憶媒体9上のデータにアクセ
スし、データの処理を行うものであって、データの処理
に先立って明示的にまたは暗示的に必要となるデータの
獲得要求をデータ管理m2に対し行う。また、データ処
理後には、解放要求を行う。データ管理部2は低速記憶
媒体11および高速記憶媒体9に記憶されたデータを管
理し、データ処理部1からの依頼のあったデータについ
て ゛の転送等の処理を実行するものである。特にデー
タ獲得処理部3は、データ処理部1からの獲得要求によ
って起動され、高速媒体管理テーブル8にもとづいて要
求されたデータを高速記憶媒体9に用意し、依頼元へ完
了通知を行う。この際、必要に応じてデータ退避処理部
7を呼び出し、また相関頻度管理処理部5および先行制
御処理部6を呼び出す。
データ解放処理部4は、データ処理部1かもの解放要求
によって起動され、高速記憶媒体9上のデータを解放す
るものである。
相関頻度管理処理部5は、後に詳述する如くにして、高
速記憶媒体9にローディングされる各データについての
相関を学習し、高速媒体管理テーブル8上でその相関の
情報を管理するものである。
先行制御処理部6は、データ獲得処理部3にょって起動
され、高速媒体管理テーブル8の相関の情報にもとづい
て、獲得要求のあったデータに続いて使用されると予想
されるデータが高速記憶媒体9上にない場合に、低速記
憶媒体11から高速記憶媒体9へ先行してデータを転送
する制御な行うものである。先行制御を行うか否かに当
っては、後述する如(そのデータが使用される確率と転
送に要する時間とが考慮され、無駄な転送が行われるこ
とのないようにされる。データ退避処理部7は、高速記
憶媒体9から低速記憶媒体11へのデータの退避を行う
ものであって、尚速媒体管坤テーブル8の相関の情報に
もとづいて、使用される確率の低いデータ群を選択して
退避することにより、高速記憶媒体9上に所定量の空ス
ペースを確保するものである。
高速媒体管理テーブル8は、例えば第4図図示の如く構
成される。高速媒体管理テーブル8には、高速記憶媒体
9に転送されるデータの単位毎の各エントリが設けられ
、谷エントリには、フラグ部、DATA名部、1)AT
八へ量都、チェインIJATA名部、Tカウンタ部、D
ATAカウンタ都、チェイン1)ATAカウンタ部、ポ
インタ部が設けられる。フラグ部の先頭のフラグは、例
えばオンであればDATAのLOCKを示し、当該エン
トリに対応する高速記憶媒体9上のデータカ瓢データ処
理部1によって現在使用されていることを示す。オフで
あればDATAの解放を示す。次のフラグは後述するチ
ェインDATAが有効であるか無効であるかを示す。そ
の次のフラグは、当該データがWRiTE保護か非保護
であるかを示すものである。
高速媒体管理テーブル8に登録されるDATA名は、転
送の対象となるデータを識別するものであり、例えば転
送対象がデータセットであるときにはデータセット名、
ロードモジュールであるときにはロードモジュール名と
いうようなものである。
またブロックアドレス情報というようなものでもよい。
DATA答量は、転送対象となるデータの大きさである
。チェインDATA名は当該エントリに登録されるデー
タとの相関が演算されるデータの識別名であり、例えば
連続してアクセスされたデータが登録されるが、一定以
上の相関が認められなかった場合には登録は抹消される
。Tカウンタと1)A、TAカウンタは当該エントリに
登録されたデータについての獲得要求回数のカウンタで
ある。
次のチェインL)ATAカウンタは、当該エントりに登
録されfこデータについてのチェインDATAに対する
獲得要求回数のカウンタである。DATAカウンタとチ
ェインDATAカウンタとの値の比が1対1に近いほど
相関が高いことになる。これらのカウンタのいずれかが
満杯となると、どちらも1/2に更新される。高速媒体
管理テーブル8のポインタ部は、対応する高速記憶媒体
9上のアドレスを示すものである。
低速媒体管理テーブル10は、例えば@5図図示の如く
構成される。低速媒体管理テーブル10の各エントリは
、低速記憶媒体11の転送対象となるデータに対応し、
低速記憶媒体11に記1意されるすべてのデータが予め
この谷二ン) IJに登録される。低速媒体管理テーブ
ル10の各エントリに設けられるDATA名部、DAT
A容f部、チェインIJATA名部、Tカウンタ都、I
)ATAカウンタ都、チェインI)A’I’ Aカウン
タ都等は、高速媒体管理テーブル8のものと対応するも
のである。特にチェインDATA名部、DATAカウン
タ部、チェイン1)ATAカウンタ部は、高速媒体管理
テーブル8の内容の退避域と考えてよい。フラグ部には
、低速記憶媒体11上のデータが有効か無効か等の各種
フラグが設けられる。データ属性部は、転送対象となっ
ているデータが固定長であるか可変長であるか、またデ
ータセットであればどのような編成であるかなどのデー
タの属性が格納されるエリアである。ポインタ部には、
低速記憶媒体11上の対応するデータのアドレス情報が
格納される。
次に、第6図を参照して、データ獲得処理部3の処理に
ついて詳細に説明する。
データ獲得処理部3は、データ処理部1からのデータ獲
得要求によって起動される。データ獲得処理部3は、ま
ず第6図図示処理20によって、要求されたDATA名
が高速媒体管理テーブル8内のいずれかのDATA名と
一致するかどうかを判定する。一致する場合には、要求
データが既に高速記憶媒体9上に存在することを意味す
るので、Efちに処理25に制御を移行する。一致しな
い場合には、処理21によって、要求データを転送する
だけの空きエリアが高速記憶媒体9上にあるかどうかを
判定する。十分な空きエリアがない場合には、処理22
によってデータ退避処理部7を呼び出し、空きエリアを
つくる。
その後、処理23によって要求データを低速記憶媒体1
1から高速記憶媒体9に転送し、処理24によって、今
転送した要求データについ【のDATA名、DATA容
量、チェインDATA名、Tカウンタ、1)ATAカウ
ンタ、チェインI)ATAカウンタ等の情報を、低速媒
体管理テーブル10から高速媒体管理テーブル8にコピ
ーする。
次に処理25によって、依頼元であるデータ処理部1に
正常または異常の完了通、知を行い、処理26で相関頻
度管理処理部5を呼び出して、相関の管理を行う。最後
に処理27によって先行制御処理部6を呼び出し、続い
て要求される確率の高いデータを予め高速記憶媒体9上
にローディングする処理を実行する。
相関頻度管理処理部5は、第7図図示の如(処理する。
相関頻度管理処理部5は起動されたならば、まず、第7
図図示処理30−1によって高速媒体管理テーブル8を
アクセスし、要求データのTカウンタが満杯かどうか判
定する。満杯でない時は、処理30−5へ行き、Tカウ
ンタをプラス1″′f′る。満杯である時は、処理30
−2によって、高速媒体管理テーブル内のすべてのTカ
ウンタの内、満杯のものが1/10以上あるかどうか判
定する。Tカウンタは、後述の退避処理部において、使
用頻度の低い順に、データを退避するために用いられる
。尚、Tカウンタの満杯のものが1/10以上となって
いるが、1/10以上でなくともよ(、データの大きさ
等の条件により、システムで適宜選択してよい。始線3
0−2の判定の結果、判定条件を満たす(YES)場合
は、全データの使用類   □度を管理するため、処理
30−3、処理30−4によって、すべてのTカウンタ
を1/2にする、こり処理によって、全データの使用頻
度が、保たれることになる。その後、処理30−5によ
って、要求DATAのTカウンタをプラス1することに
よって学習が行われる。
次に、処理30−6によって、高速媒体管理テーブル8
にアクセスし、要求データのT)A T Aカウンタに
「1」加算する。そして、処理31によって、そのDA
TAカウンタが満杯になったかどうかを判定し、満杯に
なっている場合には、次の加算でオーバ・フローする前
に、処理32によって、その要求データのDATAカウ
ンタとチェインDATAカウンタとをそれぞれ1/2 
にする。なお、この1/2にする処理はカウンタの値を
右に1ビツトだけシフトするだけでよい。ともに1/2
にするので、要求データとチェインDATAとの相関係
数は保たれることになる。
次に高速媒体管理テーブル8の先頭のエントリをポイン
トし、処理33によって、高速媒体管理テーブル8内の
すべてのチェインDATA 4サーチしたかどうかを判
定する。最初はまだサーチしていないので直ちに処理3
4に移る。処理34では、要求DATA名と現在ポイン
トしているエントリのチェインDATA名とが一致する
かどうかを判定する。一致するということは、そのエン
トリに登録されたデータと、今獲得要求のあったデータ
とが相関関係のチェックの対象となっていることを示す
ので、処理35によって、当該データのチェインDAT
Aカウンタに「1」加算する。また処理36によって、
現在ポイントしているエントリのフラグをチェックし、
その結果チェインDATAが無効となっているときには
、処理37によって、当該エントリのチェインDATA
名部に要求DATA名をセットし、そのチェインDAT
Aカウンタを「1」にして、相関をみるための初期設定
を行う。
次に処理38によって、当該チェインDATAカウンタ
は満杯になったかどうかを判定する。満杯になったとき
には、処理39によって上記処理32と同様、当該DA
TAのDATAカウンタとチェインDATAカウンタと
を1/2にする。
次に処理40では、当該チェインDATA名の有動性y
DATAカウンタとチェインDATAカウンタどの相関
をチェックすることによって行う。例えば、当該DAT
Aのチェインが有効な条件は、チェインDATAカウン
タとDATAカウンタとの比の値Pが、1/10よりも
犬であるかどうかによってチェックされ、少なくとも転
送の対象となったデータと、そのデータのチェインDA
TAとの相関が認められるためには、当該データが10
回獲得要求される間に、チェインDAT、Aに対する獲
得要求が1回以上出されていることが必要とされる。な
お、上記Pの比較値は必ずしも1/10でなくてもよく
、システムによって適宜選択してよい。1/10のとき
の条件を式にまとめると、 となる。もし、Pが1/10未満の場合には、処理41
によって、当該チェインD4T人名をクリアし、相関の
チェック対象から外し、処理42によって、当該チェイ
ンDATAカウンタとDATAカウンタとをゼロにクリ
アする。またフラグ部にはチェインDA TA無効表示
をする。
上記処理終了後に、処理43によって、高速媒体管理テ
ーブル8へのポインタを1エントリ分進めて、次のDA
TAな当該1)A ’f’ Aとしてポイントする。続
いて処理33に戻り、処理33から処理43までを、高
速媒体管理テーブル8に登録された丁べてのDA’[”
Aについて繰返す。すべてのDATAについてのチェイ
ンDATAの処理が終了したならば、呼び出し元である
データ獲得処理部3に制御を戻1”。
先行制御処理部6は、データ獲得処理部3から呼び出さ
れて、例えば第8図図示の如く処理する。
まず、第8図図示処理50によって、高速媒体管理テー
ブル8を参照し、獲得要求のあった依頼T)、A TA
に対するチェインDATAが有効かどうかを判定する。
例えば次の条件が成り立つとき、チェインD AT A
が有効どされる。
PA、 ) (1−P) (A、 −1−H,)ここで
、PはチェインDATAカウンタとDATAカウンタと
の比の値であり、AtはチェインDATAの高速記憶媒
体9への転送時間、B、はチェインDATAの低速記憶
媒体11への転送時間である。
すなわち、先行制御が成功することによって節約できる
時間が、先行制御が失敗することによって無駄となる時
間よりも確率的に大きいかどうかによって、有効か無効
かが判断される。有効でない場合には先行制御は行わず
に処理を終了する。
有効である場合には、次に処理51によって、チェイン
DATAが既に高速記憶媒体9上に存在するかどうかを
判定する。高速記憶媒体9上にある場合には、処理55
へ制御を移行する。存在しない場合には、処理52によ
って、チェインDATAを転送するだけの空きエリアが
高速記憶媒体9上にあるかどうかを判定する。空きエリ
アがない場合には、処理53によって、データ退避処理
s7を呼び出し、空きエリアを確保する。
空きエリアが確保できたならば、処理54によって、依
頼DATAを低速記憶媒体11上から高速記憶媒体9上
へ転送する。あわせて、低速媒体管理テーブル100内
答の一部を高速媒体管理テーブル8にコピーし、該当エ
ントリの設定を行う。
次に処理55によって、現在処理したチェインDATA
を新たに依頼DATAとし、処理50に制御を戻し、同
様に処理50から処理55までを繰返す。こうして、獲
得要求のあったデータに相関の強い一連のデータ群を、
要求前に高速記憶媒体9上に用意する。
データ退避処理部7は、高速記憶媒体9上に空きスペー
スを確保する必要があるときに呼び出され、例えば第9
図図示の如く処理する。まず、処理60によって、高速
媒体管理テーブル8のフラグ部を参照し、解放されてい
るDATAを選び出し、その解放DATA名をTカウン
タが小さい順にソート・ワーク域8−1に並べる。
次に処理61によって、依頼されたスペース量まで空き
スペースがあるかどうかを判定する。最初は空きスペー
スがまだ確保されていないので、処理62に移る。処理
62では、高速媒体管理テーブル8のサーチが終了した
かどうか、すなわちすべての解放DA’rAが処理され
てしまったかどうかを判定する。最初は未処理であるの
で、処理63が実行される。
処理63によって、ソート・ワーク域8−1にソーティ
ングされたDA TAカウンタの最も小さい解放DAT
Aを取り出し、高速記憶媒体9から低速記憶媒体11へ
その内容を転送する。
次に処理64によって、当該解放DATAのチェインD
ATAは有効かつ解放済みかどうかを判定する。チェイ
ンDATAが有効かつ解放済みであるときには、そのチ
ェインDATAについても退避するために、処理65か
ら処理67までを実行する。
まず、処理65では、チェインDATAを低速記憶媒体
11に転送する。次に処理66によって高速媒体管理テ
ーブル8の内容を低速媒体管理テーブル10に転送し、
退避し終ったデータの高速媒体管理テーブル8のエント
リをクリアする。そして、処理67によって、今処理し
たデータのチェインDATAを解放DATAの対象とし
て処理64に戻る。
処理64の判定において、チェインDATAが有効でな
いか、または解放済みでないとぎには、処理68によっ
て高速媒体管理テーブル8の最後に転送したデータの内
容を低速媒体管理テーブル10に転送し、高速媒体管理
テーブル80当該エントリをクリアする。そして処理6
9によって、ソート・ワーク域8−1の次の解放DAT
A’a:ボイントし、処理61に戻って、処理61から
処理69までを同様に繰返す。途中、処理61の判定で
、依頼された量の空きスペースが確保できたことが確認
できたときは、正常終了を呼び出し元へ通知し処理を終
了する。また、処理62の判定で、十分な空きスペース
が確保できないうちに、解放の対象となるDATAがそ
れ以上存在しないことが判明したときには、異常終了を
呼び出し元へ通知する。
尚処理63と処理65は、退避不要データ(WRiTE
保護等のデー、if)については処理をしない。
データ処理部1からのデータ解放要求に対して   ′
は、データ解放処理部4は例えば第10図図示の如く処
理する。データ解放処理部4は起動されたならば、まず
処理70によって、高速媒体管理テーブル8内の解放要
求のDATAのエントリ夕波し出し、そのフラグ部を操
作することによって、要求DATAを解放したことを示
す。次に処理71によって、データ退避処理部7を呼び
出して、少な(とも所定量の空きスペースが予め確保さ
れるよう退避処理を実行する。処理が終了したならば、
データ処理部1に完了通知を行うが、この完了通知は省
略するようにしても差支えない。
第11図は従来方式との転送回数比較説明図を示す。例
えば第2図において説明した従来方式によれば、高速記
憶媒体上の常駐時間により頻度管理がなされるため、デ
ータの転送回数は例えば第11図皆)図示の如くになる
。第11図において、立上がりがデータ獲得要求、立下
がりがデータ解放要求を表わす。DATA−AおよびD
ATA−Bに対するデータの獲得/解放要求が図示の如
くであると丁れば、常駐時間による頻度管理を行った場
合、DATA−A が高速記憶媒体上に常駐されること
′になる。従って、高速記憶媒体と低速記憶媒体との間
の転送は、第11図(イ)図示■からOまで13回必要
とされることになる。−力、本発明の詳細な説明した方
式によれば、データ獲得要求によって頻度管理がなされ
、DATA−Bが常駐されることとなるので、例えばデ
ータの転送は、第11図](ロ)図示■から■まで5回
必要とされるだけである。
また、実施例で説明した相関頻度学習の方式は、DAT
Aカウンタまたはチェイン1)ATAカウンタのいずれ
かが満杯となったときに両方とも1/2となるようにさ
れるが、この管理はlog 2の対数管理となっている
ため、古い要求よりも、新しい要求の方が重視されるこ
ととなり、適当な相関が考慮されることとなる。
(7)発明の詳細 な説明した如く本発明によれば、全体のデータ転送回数
が節減されて効率がよくなるだけでなく、獲得要求のあ
ったデータと関連の深いデータが、先行制御処理によっ
て事前に高速小容量記憶媒体上に転送されるため、次の
獲得要求に対するレスポンス時間が短くなる。
また、高速小容せ記憶媒体の空きスペースの確保も、不
要なデータ群が選択されて事前に処理され、効率化が可
能となる。
なお、上記データは、低速太容蓋記憶媒体と高速小Wi
Hピ憶媒体との間で相互に受渡される情報であって、例
えばデータセット、ロードモジュール、入出力データ等
適用範囲は広く、いずれにおいても効果は太きい。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来方式の説明図、第3図は本発
明の一実施例全体構成、第4図は高速媒体管理テーブル
の構成例、第5図は低速媒体管理テーブルの構成例、第
6図はデータ獲得処理部の処理説明図、第7図は相関頻
度管理処理部の処理説明図、第8図は先行制御処理部の
処理説明図、第9図はデータ退避処理部の処理説明図、
第10図はデータ解放処理部の処理説、明崗、第11図
は従来方式との転送回数比較説明図を示す。 図中、1はデータ処理部、2はデータ管理部、3はデー
タ獲得処理部、4はデータ解放処理部、5は相関頻度管
理処理部、6は先行制御処理部、7はデータ退避処理部
、8は高速媒体管理テーブル、9は高速記憶媒体、10
は低速媒体管理テーブル、11は低速記憶媒体な表わ丁
。 特許出願人 冨士通株式会社 代理人弁理士 森 1)   寛 (外1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 低速大容量記憶媒体と高速小容量記憶媒体とをそなえ、
    上記低速大容量記憶媒体と上記高速小容量記憶媒体との
    間でデータの受渡しを行いつつ、データ獲得要求に対し
    上記高速小容量記憶媒体にデータを用意し、データを処
    理するデータ処理システムにおいて、上記獲得要求のあ
    った上記高速小容量記憶媒体上の各データの相関を学習
    により′u埋し各データの相関を表わす制御情報を作成
    する相関頻度管理処理部と、上記低速大容量記憶媒体か
    ら上記高速小容量記憶媒体にデータを転送するときに該
    転送データと相関の高いデータを上記相関頻度管理処理
    部の作成した相関制御情報にもとづいて選択し上記高速
    小容量記憶媒体に転送する先行制御処理部と、上記高速
    小容量記憶媒体から上記低速大容量記憶媒体にデータを
    転送するときに該転送データと相関の高いデータを上記
    相関頻度管理処理部の作成した相関制御情報にもとづい
    て選択し上記低速大容量記憶媒体に転送するデータ退避
    処理部とをそなえたことを特徴とするデータ相関管理処
    理方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03192446A (ja) * 1989-12-22 1991-08-22 Nec Corp メモリ管理方式
DE112017008201T5 (de) 2017-12-18 2020-07-30 Mitsubishi Electric Corporation Informationsverarbeitungsvorrichtung, Informationsverarbeitungsverfahren und Informationsverarbeitungsprogramm

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03192446A (ja) * 1989-12-22 1991-08-22 Nec Corp メモリ管理方式
DE112017008201T5 (de) 2017-12-18 2020-07-30 Mitsubishi Electric Corporation Informationsverarbeitungsvorrichtung, Informationsverarbeitungsverfahren und Informationsverarbeitungsprogramm
DE112017008201B4 (de) 2017-12-18 2022-02-24 Mitsubishi Electric Corporation Informationsverarbeitungsvorrichtung, Informationsverarbeitungsverfahren und Informationsverarbeitungsprogramm

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