JPS58223613A - モレキユラシブの改質方法 - Google Patents

モレキユラシブの改質方法

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JPS58223613A
JPS58223613A JP10296082A JP10296082A JPS58223613A JP S58223613 A JPS58223613 A JP S58223613A JP 10296082 A JP10296082 A JP 10296082A JP 10296082 A JP10296082 A JP 10296082A JP S58223613 A JPS58223613 A JP S58223613A
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JP
Japan
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molecular sieve
oxygen
adsorption
sieve
air
Prior art date
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Application number
JP10296082A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Mori
一剛 森
Jun Izumi
順 泉
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気中の酸素を分離、除去又は濃縮するだめの
酸素の選択的吸着剤の改質方法に関する1、 ゼメライトがイオン交換能やガス吸着能と有し混合物の
分肉1(に利用されることは古くからマクベイン(J、
W、McBain +  ”The 5orption
 ofOaqes by 5olids”Chapte
r V 、  Routledge &Kepan P
aul 、  Lond、on (19ろ2))により
捷とめられ硬水軟化剤等として用いられてきた。
日本においても鮫島ら(J、 sameshima B
ull。
Chem、Soc、  4 、 96 (1929) 
)によりゼオライトの特異な吸着性能が発表されている
1、その後、パーラ−ら(R,M、 Barrer 、
 Proc、 Roy。
Soc、A、167.392(1938))により有機
化合物や各種炭化水素の分離に利用できることが確証さ
れ更に人工的にゼオライトが合成され、リンデモレギュ
ラーシーブ3A、4A。
5A、10X、13X、Y型(ユニオンカーバイド社製
商品名)として各種の孔径全もった製品が市販されるよ
うになったのは衆知の事実である。上記のゼオライトの
うちリンデモレギュラーシーブ4Aは化学式0.99 
Na2O・1.0At203・1.855i02 @5
. I H2Oで示される物質であシ、種々の特異な性
質を有することが知られている。性質の一例として例え
ば、ゼオライトは均一な有効細孔径を有し、それより小
さい分子だけを吸着するという性質を示す。捷だ、極性
分子1分極性分子および不飽和炭化水素を選択的に吸着
し、低分圧(低濃度)または比較的高温度下における吸
着能力が高い等の性′fJ、を示す。つまり、リンデモ
レキュラーシーブ4Aにおいては4入の均一な細孔を有
し、これよシ小さな有効分子径を有する分子は吸着する
がこれより大きな有効分子径の分子は吸着されない。
H2S、002あるいはNH3といった分子はモレキュ
ラーシーブ4Aにより吸着されるが、02H4あるいは
03 H8という分子は吸着されない。この理由は結晶
構造中に含まれている陽イオンと被吸着物との間に静電
的な結合が形成されるためであると考えられている。こ
の結果、細孔を通って吸着される分子同志でも極性等の
差によって選択性を牛し流体の分離・精製を可能とする
例えば、リンテ・モレキュラーシーブ5Aに対する吸着
において極性分子である一酸化炭素とこれとほぼ等しい
分子径と沸点を有する非極性分子であるアルゴンの場合
について述べる。圧力400mmHg、  −75℃に
おけるリンデモレギュラーンーブ5Aへの吸着は一酸化
炭素14.5チであるのに比ベアルゴンは5.5%であ
る。また、ゼオライトは他の吸着剤(例えばシリカゲル
、活性アルミナ@)VC比べ温度あるいは濃度(分圧)
の影響が極めて少ない。特に極性分子。
分極性分子、不飽和炭化水素等の場合は顕著であり、そ
の吸着等温線は一般には典型的なラングミュア型を示す
。以上述べたことは一般的なゼオライトの特性であるが
、本発明者等は鋭意、ゼオライトの改質という問題につ
いて研究を行った結果特異な性質を有するゼオライトを
発明するに到った。
本発明ではリンデモレキュラーシーブ4 A ff使用
し特殊な処理を行うことにより、一般のリンデモレキュ
ラーシープス4Aと異なる酸素選択吸着剤を得た。モレ
キュラーシーブ4Aは約−100℃より高温においては
窒素の吸着量が酸素のそれよりを上首わり、見掛は上窒
素選択型吸着剤のような挙動を示す。このような窒素選
択型吸着剤を使用して、空気から酸素、窒素を分離する
装置は実用化されているが空気中に80%含まれている
窒素を吸着させるため消費動力原単位が犬となる欠点が
あった。本発明酸素選択型吸着剤を使用すれば空気から
の酸素。
窒素の分離を行う際に消費動力原単位の大きな低減をT
iJ能ならしめることができる。つまり、空気中の酸素
、窒素分離装置において高圧ガスをモレキュラーシーブ
スの充填された吸着塔内を流過させるが本発明吸着剤を
使用した場合には酸素選択吸着剤であるため空気中の8
0チを占める窒素が流過し、これを動力回収装置、例え
ばタービン等に連結すれば動力を回収することがnJ能
となり消費動力原単位を低減させることができる。
以下、本発明について実施例により詳細に説明する1、 実施例1 水として純水に塩化第2鉄を溶解させたものを使用し、
バインダーとして20 wt%のカオリン(粘土)と8
0 wt%のリンデモレキュラーシーブ4Aを前出の水
を使用してよく混合した後、ペレタイザーを使用して2
■φに押し出し成形を行った。
この場合塩化第2鉄をリンデモレキュラーシーブ4Aに
対して鉄換算で05係加わるように調製した。
押し出し成形後、通風乾燥器中で乾燥した後、500℃
において1時間焼成した。又、同様にして塩化第2鉄を
全く含まない水を使用したリンダモレキュラーシープ4
Aベレツトも調製シた。
この2者について第1゛図に示す吸着試験装置を使用し
て、空気からの酸素と窒素の吸着分離試験を行った。
第1図は本発明者等が吸着剤による空気分離特性を計測
するだめに試作した装置の概略説明図である。1は高圧
の空気ボンベである。ボンベ1を出た高圧空気は減圧器
2を経てバルブ6に至る。減圧器2とブルドン管式圧力
側4により入口圧力を5ataに設定した。吸着塔6は
内径10咽φ長さ300論のステンレス製であり、7は
吸着剤である。温度調節浴8は一70℃〜700℃に温
度調節可能であり、又、真空ポンプ10は0.01 t
orr  まで減圧が可能である1、錨度調節浴8と真
空ポンプ10及び3.5゜9の操作により真空熱処理が
n」能である。空気分離重性の泪d111はバルブ3及
び5を開にして高圧空気を流過させ、フロート式流量計
11で流…を測定した後、酸素濃度剖12に全量流入さ
せて出口酸素濃度を4測し、更にデータは自記式記録泪
16によシ記録した。
空気圧5 ata 、温度20℃における試験結果を第
2図に示す。第2図において横軸は経過時間であり、1
目盛は1分である。縦軸は酸素濃度であり、単位は容量
係である。なお、入口側酸素濃度を示すため空気中酸素
酸度20.8 %のところに基準線αを記した。又、第
2図は室温(20℃)における出口酸素濃度の経時変化
をノ」りすもので1は本発明改質リンデモレギュラーシ
ーブ4人の吸着曲線、2は鉄を含捷ない水を使用した場
合のリンデモレギュラーシーブ4Aの吸着曲線である3
、 本試験の結果から鉄を含まない水を使用した鳴合にはリ
ンデモレギュラーシーブ4AUffl−X遼択吸着性を
示し、一方、本発明の如く処理して得られたリンデモレ
ギュラーシーブ4A(改質リンデモレギュラーシーブ4
A)は酸素選択吸着性を有することが明らかとなった。
。 実施例2 次に500℃において1時間焼成した本発明改質リンデ
モレギュラーシーブ4Aを第1図に示す装置を使用して
、500℃、0.1 t;orr  の条件で1時間真
空処理を行ない室温(20℃)に冷却した後、空気中の
酸素、窒素吸着分矧1試験ケ空気圧5 ata、温度2
0℃で実施した6、試験結果を第6図に示す。第5図は
第2図と同様出口酸素濃度の経時変化を示すもので、横
軸。
縦軸および基準線αは第2図と同義である。
第6図において1は第2図の1と同一の吸着曲線を示す
ものであり、1′は真空処理ケ行った改質リンデモレギ
ュラーシーブ4Aの吸着曲線、2′は鉄分含まない水を
使用した場合のリンデモレギュラーシーブ4Aを真空熱
処理した場合の吸着曲線である。
試験結果から判断すると真空熱処理を行うことにより鉄
を含捷ない水を使用したリンデモレギュラーシーブ4A
は吸着性能にあまり変化は認められなかったが、本発明
に係る改質リンデモレギュラーシーブス4Aでは酸素吸
着性能に格段の向上が認められた7、 実施例6 次に、500℃において1時間焼成した本発明改質リン
デモレギュラーシーブ4Aを第1図に示す装(6゛を使
用し、空気圧5 ata、吸着塔を一20℃に冷却して
空気中の酸素窒素分離試験を実施した。試験結果を第4
図に示す3、第4図は第2図と同様出口酸素濃度の経時
変化をンドすもので横軸、縦軸および基準線αは第2図
と同義である。7第4図において点線で示す1は第、2
図の1と同一の吸着曲線である。1“は本発明改質リン
デモレギュラーシーブ4Aの吸着曲線、2“は鉄を含捷
ない水を使用したモレキュラーシーブ4Aの吸着曲線で
ある。試験結果から低温吸着(−20℃)を行うことに
より鉄を含まない水を使用したモレキュラーシーブ4A
では少し窒素吸着量が減少したたけであるが、本発明に
係る改質リンデモレギュラーシーブ4Aでは酸素吸着性
能に格段の向上が認められた3、実施例4 次に、500℃において1時間焼成し/ζζ本発明改質
リン上モレキュラーシーブ4A第1図に示す装置を使用
して500℃、0.1 torr  という条件で1時
間真空熱処理を行った後、低温(−20℃)に冷却し、
空気中の酸素、窒素吸着分離試験を空気圧5 ataで
実施した。試験結果を第5図に示す。
第5図は第2図と同様出口酸素濃度の経時変化を示すも
ので横軸、縦軸および基準線αは第2図と同義である。
第5図において点線で示す1は第2図の1と同一の吸着
曲線であるo  1Jnは真空熱処理を行った本発明改
質リンデモレギュラーシーブ4Aの吸着曲線、2″ は
真空熱処理を行った鉄を含まない水を使用したモレキュ
ラーシーブ4Aの吸着曲線である。試験結果から、【′
(空熱処理を行い、吸着塔温度を低温(−2Tl ’C
)に冷却した場合、鉄を含捷々い水を使用じたり/デモ
レギュラーシーブ4Aでは吸着性計にあ捷り変化は認め
られなかったが、本発明に係る改質リンテモレキュラー
シーブ4Aでにj、格段の酸素吸着性能の向上が認めら
れ、その割合は真空熱処理及び低温熱処理のどちらか一
力の処理の」μ合よりも犬であった。
実施例5 本実施例では皿型造粒機を使用してリンデモl/ギュラ
ーシーブ4Aの造粒を行った。つ捷り、硫酸第2鉄を俗
解させた水を皿型造粒様の一端からスプレーとして吹き
出さぜながら、又他の一端から皿」−にモレキュラーシ
ーブ4Aとモンモリロナイト(粘土)の混合物を供給し
、約2胴φのリンデモレキュラーシーブ4Aのビード苓
−・得た。、この時、バインダーとして使用するモンモ
リロナイトの量をモレキュラーシーブ4Aに対して20
%、硫酸第2鉄を鉄としてモレキュラーシーブス4Aに
対し05%になるように水溶液を調製して使用した。造
粒後、ビードは100℃において5時間乾燥した後55
0℃において2時間焼成した。このようにして得たビー
ドを第1図に示す試験装置を使用しで、空気からの酸素
と窒素の吸着分離試験ケ行った1、吸着分離試験の結果
は実施例1に示した結果とほぼ同一であった。
以上説明したように本発明改質ゼオライト仁1、従来の
既文献にいかなる示唆もされていない酸素選択型の全く
新しい吸着剤である1、本発明改質ゼオライトはその適
用する範囲が極めて広く例えばモレキュラーシーブを利
用(7た酸素濃縮装置に適用する場合、温度スイング。
圧力スイング方式のいずれにも適用可能であり、従来の
N2  吸着型モレキュラーシーブスの吸着性能をはる
かに凌駕し装置の小型化、酸素濃縮の低廉化へ大きく寄
与するものである。
なお、本発明によって改質されたモレキュラ−ブの再生
は、一般の再生方法と同じく加熱再生と減圧再生のいず
れでも実施できるが、空気より酸素を・吸着させて、酸
素及び窒素を製造する場合には、減圧させて再生する圧
カスインク方式がH4し7い1、 又、本発明改質ゼオライトを他成分ガスからの酸素除去
に利用するならば安価な酸素吸着除去剤を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に関し、その効果を確認する/こめに使
用した試験装置の概略説明図。第2図。 第6図、第4図および第5図は鉄を含む水を使用した改
1pjリンテモレキコーラーシーブ4A、鉄ヲ、′含1
ない水を用いたリンデモレキュラーンーブ4への動的吸
着量を示すグラフである1、稈代理人  内 1]」 
   明 復代理人   萩  原  亮  − 流過時間(分) 第4図 )光通時間(分)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 化学’y’:40.99 Na2O・1. OA/40
    3 ・1.855i02 ・5、 i H2Oをもち、
    細孔径が4Aのモレキュラシーブを鉄を溶解した水を用
    いて造粒した後、焼成することを特徴とする」二記モレ
    キュラシープの改質方法4.
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