JPS5822330B2 - プラスチック管端部の受口成形方法 - Google Patents

プラスチック管端部の受口成形方法

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Publication number
JPS5822330B2
JPS5822330B2 JP9306174A JP9306174A JPS5822330B2 JP S5822330 B2 JPS5822330 B2 JP S5822330B2 JP 9306174 A JP9306174 A JP 9306174A JP 9306174 A JP9306174 A JP 9306174A JP S5822330 B2 JPS5822330 B2 JP S5822330B2
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JP
Japan
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ring
snap ring
core
diameter
plastic
Prior art date
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Expired
Application number
JP9306174A
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English (en)
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JPS5120975A (ja
Inventor
坂口真幸
山本生雄
芝田道夫
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラスチック管端部に受口を形成する方法に関
するものである。
プラスチック管を接続する場合、一方の管端部に、バッ
キング装着用溝を有する拡径受口を成形し、該受口に他
方の管端部、すなわち挿口をバッキングを介して挿入す
ることがある。
この接続部においては、管の引抜力に対して拘束力とし
て作用する力は、バッキングの圧縮力だけである。
しかし、バッキングの圧縮力を大きくすると、バッキン
グは比較的短期間のうちに疲労損傷するに至るので、ノ
ドッキングの圧縮力を大きくすることは実際上不可能で
あり、上記の管接続部では、満足な耐引抜力を得ること
ができない。
このため上記の接続部は、現場での作業がいたって簡単
であるにもか5わらず、耐引抜力が要求される場所での
管の接続には、適用できないといった不具合がある。
かトる点に鑑み、本発明者等は、受口にスナップリング
を予め装着し、他方、挿口にはスナップリング嵌止溝を
予め形成し、挿口を受口にバッキングを介して挿入する
と共に、上記受口のスナップリングを挿口のスナップリ
ング嵌止溝に嵌止させることを先に提案した。
この管接続部によれば、挿口を受口に挿入するだけの簡
易な作業で、水密性並びに耐引抜力がそれぞれバッキン
グ並びにスナップリングによって保障された管接続部を
得ることができる。
本発明は、本発明者等が先に提案した管接続部に使用さ
れる受口の形成方法を提案するものであり、加熱された
プラスチック管端部に芯金な圧入することにより拡径受
口を成形し、この成形時バッキング装着用溝を同時に成
形する方法において、芯金の拡径酸部における前端部を
や\径小にし、その径小部には、径小部端段面から小間
隔を隔てた位置においてスナップリング受入れ用リング
溝を設け、該リング溝にスナップリングを、スナップリ
ングの外周側部分は頭出させるようにして装着すると共
に、該スナップリングを挾んで上記の芯金径小部上に外
面テーパー状のプラスチック製リングコアを、両リング
コアの厚肉側端面を互に対向させ、しかも、その両対向
端面の間に上記のスナップリングの頭出部を陥没させる
ように、かつ一方のリングコアは、上記の径小部段面に
係止させるようにして挿通し、而るのち、上記のスナッ
プリング並びにプラスチック製リングコアな挿通した芯
金を、加熱されたプラスチック管端部に圧入し、該プラ
スチック管端部の冷却固化をまって芯金を取り出すこと
を特徴とするものである。
以下、図面により本発明を説明する。
第1図は本発明において使用される受口形成具を示し、
芯金1における拡径成形部2後端部21には、受口のパ
ツキン装着溝を成形するための割れリング3が出没自在
に設けられている。
図示のものにおいては、芯金1にテーパ孔4を設け、該
テーパ一孔4にテーパロッド5を人出させることにより
、割れリング3を出没させる構成であるがこの構成のみ
に限定されるものではない。
また、拡径成成形部の前端部22は径小にされ、その径
小部端段面220から小間隔を隔ててスナップリング装
着用溝6が設けられ、短溝6の゛芯金先端部22側に臨
む溝側面はテーパ面61にされている。
71は上記径小部22上に挿通された外面テーパ状のプ
ラスチック製リングコアであり、そのテーパ面の下端側
710は上記の径小部端段面220に係止されている。
8はスナップリング装着用溝6に装着されたスナップリ
ングであり、外周部側は頭出されている。
このスナップリング8には、高弾性のC型金属リングが
用いられ、該リング内面の一方の縁部81すなわち、リ
ング内面の上記溝6の他側面62に臨む縁部81はテー
パ面にされている。
12は上記のリングコア71と同様、上記径小部22上
に挿通された外面テーパ状のプラスチック製リングコア
であり、前記のリングコア71とで、スナップリング8
を挾み、スナップリング8の頭出部は両リング71,7
2の厚肉側端面70,70間の空間に陥没されている。
本発明によりプラろチック管端部に受口を形成するため
には、上記のスナップリング8並びにプラスチック製の
リングコア71,72を挿着した芯金1を第2図Aに示
すように、加熱したプラスチック管端部Pに圧入する。
この圧入により、プラスチック管端部Pは芯金1の先端
拡径部220で拡径され、更にリング状コア72のテー
パ面により拡径されるが、プラスチック管体が拡径され
ても、プラスチック管体には応力が残留されるから、リ
ング状コア12のテーパ面により拡径されたプラスチッ
ク管部は、その残留応力のために芯金10後端部21上
並びに他のリングコア71のテーパ面上に接するまで、
縮径される。
また、リング状コア72はテーパ外面であるため、上記
芯金1の圧入は容易であり、更に両リングコア71゜7
2の全テーパ面と加熱されたプラスチック管端部Pの内
面との間には極端な窪みは全く存在しないので、これら
の間は隙間なく密接され得、かつプラスチック管端部P
が充分に加熱されているので、強固に融着され得る。
勿論、スナップリング8は両リングコア71.72間に
陥没されているので、スナップリング8の外周面とプラ
スチック管端部Pの内面との間には、充分な隙間が確実
に残存される。
上記のように芯金を加熱したプラスチック管端部に圧入
した時点においても、プラスチック管端部はまだ充分に
加熱された状態にあり、圧入後は、第2図Bに示すよう
に、割れリング3をテーパロッド5の操作により頭出さ
せて、バッキング装着用溝P/を成形する。
バッキング装置用溝P′を成形したのちは、プラスチッ
ク管端部Pの冷却固化をまって、割れリングをテーパロ
ッドの操作により没入させ、そして芯金1を引抜く。
この引抜時、スナップリング8が芯径1の径小部22で
弾性的に拡径されるが、引抜と同時に、自然状態に縮径
され、第3図に示す通りのスナップリング8を備えた受
口が得られる。
上述した通り、本発明においては、芯金上にスナップリ
ングを装着すると共に、該スナップリングを挾んで、芯
金上に外面テーパー状のリングコアを、スナップリング
は両リングコア間に陥没させるようにして挿通し、次い
でこの芯金を加熱したプラスチック管端部に圧入するか
ら、スナップリングの外周面とプラスチック管端部の内
面との間には、確実に空隙が成形され得る。
従って、受口に挿口な挿入する際のスナップリングの弾
性的な一時的拡径が妨げられることのないスナップリン
グ付受口が得られる。
また、上記の両リングコアには、外面テーパ状で、かつ
プラスチック製のものを使用したから、これらのリング
コアのテーパ面は全面にわたってプラスチック管端部の
内面に隙間なく接触されると共に融着され、従って、両
リングコアはプラスチック管端部内に強固に固着される
結果、これらの間に挾まれたスナップリングが脱出され
ることもない。
従って、本発明によれば、加熱されたプラスチック管端
部に芯金を圧入するだけの簡易な作業で、良好なスナッ
プリング付受口を形成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において使用される成形芯金の上半部縦
断側面図、第2図人並びに第2図Bは本発明の受口成形
方法を示すための上半部縦断側面図、第3図は本発明に
よって得られるスナップリング付受口の上半部縦断側面
図である。 図において、1は芯金、2は芯金1の拡径成形部、22
は拡径成形部2の前端部、220は段面、6はスナップ
リング受入れ用溝、71並びに12は外面テーパー状の
プラスチック製リングコア、8はスナップリング、Pは
プラスチック管端部、P/はバッキング装着用溝である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加熱されたプラスチック管端部に芯金を圧入するこ
    とにより拡径受口を成形し、この成形時バッキング装着
    用溝を同時に成形する方法において。 芯金の拡径成形部における前端部をや\径小にし、その
    径小部には、径小部端段面から小間隔を隔てた位置にお
    いてスナップリング受入れ用リング溝を設け、該リング
    溝にスナップリングを、スナップリングの外周側部分は
    頭出させるようにして装着すると共に該スナップリング
    を挾んで上記の芯金径小部上に外面テーパ状のプラスチ
    ック製リングコアな、両リングコアの厚肉側端面を互に
    対向させ、しかもその両対向端面の間に上記のスナップ
    リングの頭出部を陥没させるように、かつ一方のリング
    コアは、上記の径小部段面に係止させるようにして挿通
    し、而るのち、上記のスナップリング並びにプラスチッ
    ク製リングコアを挿通した芯金な、加熱されたプラスチ
    ック管端部に圧入し、該プラスチック管端部の冷却固化
    をまって芯金を取り出すことを特徴とするプラスチック
    管端部の受口成形方法。
JP9306174A 1974-08-13 1974-08-13 プラスチック管端部の受口成形方法 Expired JPS5822330B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9306174A JPS5822330B2 (ja) 1974-08-13 1974-08-13 プラスチック管端部の受口成形方法

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JP9306174A JPS5822330B2 (ja) 1974-08-13 1974-08-13 プラスチック管端部の受口成形方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5120975A JPS5120975A (ja) 1976-02-19
JPS5822330B2 true JPS5822330B2 (ja) 1983-05-09

Family

ID=14071987

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JP9306174A Expired JPS5822330B2 (ja) 1974-08-13 1974-08-13 プラスチック管端部の受口成形方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6026830B2 (ja) * 1977-10-07 1985-06-26 大日本印刷株式会社 極めて微細なメツシユ部とスペ−サ−部を有するメツシユ製品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5120975A (ja) 1976-02-19

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