JPS5822259A - ソ−タ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、複写機と共に用いられるソーター、さらに詳
しくは略垂直に配列された複数のビンに底部からコピー
シートを送込む、所謂、縦型ソーターに関する。

従来技術 上述の縦型ソーターの構成は例えば特公昭５５−３２６
２３に示されている。これを模式的に示す第１図で説明
するに、複写機（１）より送り出されたコピーシートは
ソーター（２）に入り、その搬送装置（３）をへて、複
数のビン（４）　（４１・・・の下を平行移動可能な送
込み装置（５）に入り、所定のビン（４）の開口部（４
ａ）に対向するよう移動した送込み装置（５）の送込み
ローラ（５ａ）によって所定のビンに送込まれる。各ビ
ンは縦支持部（４ｂ）と底支持部（４Ｃ）を有１７てお
り、縦支持部（４ｂ）は垂直よりやや傾いた状伸とされ
ている。縦支持部（４ｂ）の背面には紙押え用の板バネ
（６）　（６１・・・及び（７）　（７１・・・が設け
られており、ビンに送込まれたコピーシートはこの板バ
ネｆ６）　（６）・・・及び（７１ｆ７１・・・で保持
される。

−に記構成のソーターは、しかしながら、下記の欠点を
有［７ている。即ち、第２図に示すように、送込まれた
コピーシート（Ｐ）の後端が高温等の原因によりカール
【７ていた場合底支持部（４Ｃ）に完全に保持されず、
開口部（４ａ）から滑落する、また、先に送込まれたコ
ピーシート（Ｐ）の両側がカールしている場合は次に送
込まれるコピーシートによって上方に押出されてしまう
という欠点である。

上記欠点を解決するために板バネの押圧力を増加させる
と、滑落は防止できても、送込みがスムーズにおこなわ
れなかったり、著しくはジビーシートを損傷するもので
あった。

さらに、板バネの押圧力はビンに収納されるコピーシー
トの量によって変化し常に安定した丁合は望めないもの
であった。

ｌ血二ｌｉ 本発明は上記に鑑みてなされたもので、へンへのコピー
シートの収納が確実にしかもスムーズに巨 おこなうことができるとともに、−４−ビン内に送込ま
れたコピーシートの滑落を確実に防止することのできる
ソーターを提供することを目的とする。

上記目的は、先端が隣合うビンの縦保持部背面に当接す
る方向に付勢されるストッパをビンの底保持部に回動可
能に軸支するとともに、ビン内に送込まれたコピーシー
トの後端とストッパの先端との係結を阻止する係結阻止
部を隣合うビンの縦保持部背面に設けることによって達
成される。即ち、コピーシートはストッパを回動退避さ
せてビン内に入っていき、完全に入ってしまうとストッ
パ先端は隣合うビンの縦保持部背面に向は回動復帰し、
送込まれてから自重で落下するコピーシートの後端は隣
合うビンの縦保持部背面の係結阻止部によってストッパ
の先端と係結することなく、ストッパの背面に案内され
、ビンの底保持部に確実に保持収納される。

実施例 以上＼図面にもとすいて本発明の一実施例を説明する。

第３図は複写機（１０）と連結されるソーター（１１）
の全体構成を示すもので、ソーター（１１）のに部には
複数のビン（３０）’（３０）・・・が垂直よりやや顛
むいた状態で配列されており、その下方を送込み装置（
１２）が図示しない機構で平行移動可能に保持されてい
る。送込み装置（１２）は一対の送込みローラ（１３）
と上・下ガイド板（１４）（１５）及び送込みローラ（
１３）を駆動するための駆動伝達機構を含んでいる。

送込み装置（１２）の移動路の下方には複数本の搬送ベ
ルト（１６）が水平に張架されており、その搬送ベルト
（１６）の間に先端を櫛歯状に形成された下ガイド板（
１５）が係入している。

一方、送込み装置（１２）の上ガイド板（１４）には帯
状の弾性部材（１７）の一端が固着され、弾性部材（１
７）の他端は図中左方に固設される巻取軸　５− （１８）に巻回止着されている。この弾性部材（１７）
は送込み装置（１２）の移動に伴ない引出され、搬送ベ
ルト（１６）と協働してコピーシートの通路を形成する
。

巻取軸（１８）と搬送ベル）　（１６）の左端の部分に
は複写機（１０）の排出ローラ（１９）とソーター（１
１）を連絡するガイド部材（２０）及び分配器（２１）
が設けられている。分配器（２１）はソーター（１１）
の故障等によりコピーシートをソータ一部に送ることが
できないとき、コピーシートをソーター（１１）の下部
に設けられる臨時トレイ（２２）に排出するためのもの
である。また、送込み装置（１２）が図中最右方の破線
位置にきたときは丁合をおこなわないノンソートモード
のときであり、このとき排出されるコピーシートを収納
するノンソートトレイ（２３）がその上方に設けられて
いる。

次に本発明の要部であるビン（３０）の構成を第４図、
第５図を用いて説明する。

ソーター（１１）の上部に配列されるビン（３０）（３
０）・・・は、夫々、縦保持部（３１）、底保持部　６
− （３２）、側部（３３）及び縦保持部（３１）の背面の
複数本のリブ（３４）が一体成型されており、さらに底
保持部（３２）の先端に側部（３３）に植設されたビン
（３５）によって回動可能に支持されたストッパ（３６
）が設けられている。このストッパ（３６）の後端と底
保持部（３２）の先端は夫々櫛歯状に形成され互いに噛
み合っている。リブ（３４）はビンの入口側において斜
面に形成されており、このリブ斜面部に対してストッパ
（３６）の先端に形成された凹部（３６ａ）が噛合うよ
う構成される。またストッパ（３６）は、ビン（３５）
に巻回され一端をストッパ（３６）に、他端を底保持部
（３２）に固定されたネジリコイルバネ（３７）によっ
て、その先端が隣合うビンの靴保持部背面に当接する方
向に付勢されている。

１つのビンは、上述のビン（３０）とストッパ（３６）
と隣合うビンの背面に形成されたリブ（３４）とによっ
て機能をはたすように構成されている。

［７かし、第３図中最左端のビン（３０）の背面リブは
不要であり、最右端のビン（３０）に隣合う部材部品点
数削減のため共通の部材を用いてもよい。

上記構成のソーター（１１）は以下のように動作する。

即ち、複写機（１０）から排出されたコピーシートは、
ガイド部材（２０）を介して搬送ベルト（１６）上に移
送される。送込み装置（１２）は複写毎に第３図中左方
から順次ビン（３ｏ）の下に移動しており、搬送ベルト
（１６）で搬送されるコピーシートは、所定ビンの下で
待機する送込み装置（１２）までくるとそのガイド板（
１４）（１５）によって案内され、送込みローラ（１３
）によってビン（３０）内に送込まれる。

ビン（３０）にコピーシートが送込まれるとき、ビン（
３０）はまず第４図の状態にあり、送込みローラ（１３
）の駆動力によりコピーシートの先端がリブ（３４）の
斜面に沿ってストッパ（３６）に達すると、ストッパ（
３６）はコピーシートによっておされて反時計方向に回
動退避し、コピーシートはビン内に送込まれてゆく。

コピーシートの後端が送込みローラ（１３）を離れても
コピーシートは送込みローラ（１３）の充分な駆動力に
よって得た慣性でさらに蹴り上げられ、その後端はスト
ッパ（３６）より上方までとびあがる。コピーシートの
後端がストッパ（３６）から離れると、ストッパ（３６
）はネジリコイルバネ（３７）の弾性力及び自重により
回動復帰しその凹部（３６ａ）かりブ（３４）と噛合う
。一旦上方に蹴り上げられたコピーシートはリブ（３４
）と噛合っているストッパ（３６）の背面に自重で落下
し案内されてビンの底保持部（３２）に収納される。一
旦蹴り上げられたコピーシートが落下するとき、ストッ
パ（３６）の凹部（３６ａ）がリブ（３４）と噛合って
いるので、シート後端とストッパ（３６）の先端との係
結は阻止され、一旦収納されたコピーシートがビン外に
滑落することは完全に防止される。

第６図Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、Ｅはコピーシート後端とストッ
パ先端の係結を阻止するための変形例を示す。

第６図Ａの変形例は第４．５図と同様にストッパ（３６
）に凹部を形成し、これがリブ（４０）と噛　９− 合う形式であるが、リブ（４０）をビンの下方部にのみ
形成したものである。

第６図Ｂ、Ｃ，Ｄは、ストッパ（３６）の先端がビンの
靴保持部背面に直接接するよう構成するとともに、リブ
をビンの上方までわたる上リブ（４１ａ）とストッパ下
方に位置する下リブ（４１ａ）とに分割したもの（第６
図Ｂ）、第６図Ｂの下リブを省略（７たもの（第６図Ｃ
）及びリブをビンの下方部に第６図Ｅの変形例は、ビン
の縦保持部（３１）に開口（４３）を穿ち、この開口（
４３）にストッパ（３６）の先端が入り込むように構成
したものである。

上述の実施例において、コピーシートをビン内に充分に
蹴り上げるために送込みローラ（１３）の周速は適切に
設定されなければならない。従って用いられるコピーシ
ートによっては送込みローラ（１３）の周速は搬送ベル
ト（１６）の速度より大になる場合もある。

１０− また、ストッパの隣合うビンの縦保持部への付勢は弾性
板やスプリングの付勢を利用してもよ０］７、また、自
重のみでもよい。

本発明の一ヒ述の構成によってコピーシートの滑落は完
全に防止されるが、コピーシートのビン内への収納をさ
らにスムーズにおこなうために次のような構成を付加し
てもよいち即ち、第７図に示すように、ストッパ（３６
）に対向する側の送込みローラ（５０）を硬質ローラと
し、リブ（３４）側に対向する側の送込みローラ（５１
）を軟質ローラで構成することにより、コピーシートを
カールさせるのである。上記のような硬質、軟質のロー
ラの組合せによってコピーシートの後端を底保持部側に
カールさせることができるので、例えばストッパの凹部
（３６ａ）にパリ等があってコピーシートがひっかかる
ような場合でも上記のようにカールしていれば、パリに
ひっかかることなく底保持部にスムーズに収納される。

尚、第７図に示し、た送込みローラの構成は第１図、第
２図の方式においても用いることができ、この場合コピ
ーシートの滑落をほとんど完全に防止することができる
。

効果 上述の通り本発明は縦保持部と底保持部とを有する複数
のビンを略垂直に配列し、底保持部と隣合うビンとの間
からコピーシートを送込んで丁合をおこなうソーターに
おいて、先端が隣合うビンの縦保持部背面に当接する方
向に付勢されるストッパをビンの底保持部に回動可能に
軸支するとともに、ビン内に送込まれたコピーシートの
後端とストッパの先端との係結を阻止する係結阻止部を
隣合うビンの縦保持部背面に設けたものであるので、一
旦送込まれたコピーシートの滑落を完全に防止すること
ができる。

また、本発明では第１．２図に示すようにビン内でのコ
ピーシートの動きに抵抗を与えるバネ材等がないのでコ
ピーシートの収納が極めてスムーズにおこなえるもので
あるが、コピーシートとストッパ先端との係結を防止す
る機構をビンの縦深コピーシートの収納はより一層スム
ーズ番こおこなうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は従来技術を示す図、第３図Ｇま本発明
を適用したソーターの断面図、第４図Ｇよその要部拡大
側面図、第５図は同上面図、第６図、第７図は別実施例
を示す図である。 １．１０・・・複写機　　２．１１・・・ソーター１２
・・・送込み装置　　１３・・・送込みローラ３０・・
・ビン　　３１・・・縦保持部３２・・・底保持部　　
３３・・・側部３４、　　　４０．　　　４１ａ、　　
　４１ｂ、　　　４２ａ、　　　４２ｂ−・−リ　ブ３
５−０．ビン　　３６・・・ストッパ３６ａ・・・凹部
　　３７・・・ネジリコイルレノぐネ４３・・・開口 出願人　　　ミノルタカメラ株式会社 １３− 第１図 第２　Ｍ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　縦保持部と底保持部とを有する複数のビンを略垂
   直に配列し、底保持部と隣合うビンとの間からコピーシ
   ートを送込んで丁合をおこなうソーターにおいて、先端
   が隣合うビンの縦保持部背面に当接する方向に付勢され
   るストッパをビンの底保持部に回動可能に軸支するとと
   もに、ビン内に送込まれたコピーシートの後端とストッ
   パの先端との係結を阻止する係結阻止部を隣合うビンの
   縦保持部背面に設けたことを特徴とするソーター。 ２　係結阻止部が縦保持部背面に垂直に設けられたリブ
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のソ
   ーター。 ３、　係結阻市部が縦保持部背面に穿たれストッパの先
   端が係入可能な開口であることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載のソーター。 ４　ストッパの付勢がスプリングによっておこなわれる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３項のい
   ずれかに記載のソーター。 ５、　ストッパの付勢がストッパの自重によっておこな
   われることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３
   項のいずれかに記載のソーター。