JPS5822251Y2 - タ−ンテ−ブルの回転軸の構造 - Google Patents
タ−ンテ−ブルの回転軸の構造Info
- Publication number
- JPS5822251Y2 JPS5822251Y2 JP1977095921U JP9592177U JPS5822251Y2 JP S5822251 Y2 JPS5822251 Y2 JP S5822251Y2 JP 1977095921 U JP1977095921 U JP 1977095921U JP 9592177 U JP9592177 U JP 9592177U JP S5822251 Y2 JPS5822251 Y2 JP S5822251Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turntable
- rotating shaft
- metal rod
- rotation axis
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はターンテーブルの回転軸の構造に係り特に部品
点数が少なく構造が簡単なターンチーフルの回転軸の構
造に関する。
点数が少なく構造が簡単なターンチーフルの回転軸の構
造に関する。
通常のターンテーブルの回転軸には、ターンテーブルの
表面より上方に突出する部分と、前記ターンテーブルと
嵌合する嵌合部と、前記回転軸とともに回転し、オート
リターン時にモータの回転をオートリターン部材に伝達
するオートリターン用の歯車と、軸受内に挿入される部
分とが設けられている。
表面より上方に突出する部分と、前記ターンテーブルと
嵌合する嵌合部と、前記回転軸とともに回転し、オート
リターン時にモータの回転をオートリターン部材に伝達
するオートリターン用の歯車と、軸受内に挿入される部
分とが設けられている。
しかして、前記ターンテーブルの表面より上方に突出す
る部分は、レコードプレーヤの外観として表われるから
、適当な表面処理を施こし、さびないようにしておかな
ければならない。
る部分は、レコードプレーヤの外観として表われるから
、適当な表面処理を施こし、さびないようにしておかな
ければならない。
又、ターンテーブルと嵌合する嵌合部は、ターンテーブ
ルと回転軸とが一体的に回転するように、又ターンテー
ブルを取りはずす時簡単に取りはずせるように、テーパ
ーが施こされる必要があり、そのようなテーパーを有す
る嵌合部を回転軸と一体に設けることは、設計上、又製
造上不都合であるから、従来のターンテーブルの回転軸
においては、別体の嵌合部材を嵌着していた。
ルと回転軸とが一体的に回転するように、又ターンテー
ブルを取りはずす時簡単に取りはずせるように、テーパ
ーが施こされる必要があり、そのようなテーパーを有す
る嵌合部を回転軸と一体に設けることは、設計上、又製
造上不都合であるから、従来のターンテーブルの回転軸
においては、別体の嵌合部材を嵌着していた。
更に、前記オートリターン用の歯車も金属製の回転軸に
一体に設けることは技術的に不可能であるから、従来の
ターンテーブルの回転軸においては、別体の歯車を前記
回転軸に嵌着していた。
一体に設けることは技術的に不可能であるから、従来の
ターンテーブルの回転軸においては、別体の歯車を前記
回転軸に嵌着していた。
従って、１つの完成されたターンテーブルの回転軸を作
る為には、金属軸と、嵌合部材と、歯車と、軸受とを必
要とし、しかも先端部を表面処理しなければならないか
ら、製造コストが大となり、組立て作業も繁雑となると
いう欠点を有していた。
る為には、金属軸と、嵌合部材と、歯車と、軸受とを必
要とし、しかも先端部を表面処理しなければならないか
ら、製造コストが大となり、組立て作業も繁雑となると
いう欠点を有していた。
本考案は上述の点に鑑み成されたもので、以下本考案の
一実施例に基づき、図面を参照しながら説明する。
一実施例に基づき、図面を参照しながら説明する。
図に釦いて、１は単一の金属棒から成る回転軸本体、２
は合成樹脂３の内部に金属筒４が配置された軸受、５は
前記単一の金属棒１を芯としてインサート成型により作
られた合成樹脂製の表面部材である。
は合成樹脂３の内部に金属筒４が配置された軸受、５は
前記単一の金属棒１を芯としてインサート成型により作
られた合成樹脂製の表面部材である。
しかして、前記単一の金属棒１の略中間部には、抜は止
め用の弾性部材６が遊嵌するような第１切削部Ｔが、又
前記単一の金属棒１の軸受２内に嵌合する部分の略中間
部には潤滑油を溜める為の第２切削部８がともに切削加
工によって設けられ、前記第１切削部Ｉの上端部９には
インサート成型された表面部材５が抜は落ちるのを防止
する為のあやめ加工が施こされている。
め用の弾性部材６が遊嵌するような第１切削部Ｔが、又
前記単一の金属棒１の軸受２内に嵌合する部分の略中間
部には潤滑油を溜める為の第２切削部８がともに切削加
工によって設けられ、前記第１切削部Ｉの上端部９には
インサート成型された表面部材５が抜は落ちるのを防止
する為のあやめ加工が施こされている。
又、合成樹脂製の表面部材５は、上述の如く、前記金属
棒１を芯とするインサート成型によって前記金属棒１の
表面に配設されるが、その際、ターンテーブルと嵌合す
るテーパを有する嵌合部１０とオートリターン用の歯車
１１が前記表面部材５と一体に形成される。
棒１を芯とするインサート成型によって前記金属棒１の
表面に配設されるが、その際、ターンテーブルと嵌合す
るテーパを有する嵌合部１０とオートリターン用の歯車
１１が前記表面部材５と一体に形成される。
従って、前記表面部材５は、前記金属棒１の先端部を覆
う部分１２と、テーパーを有する嵌合部１０とオートリ
ターン用の歯車１１との３つの部分から成り、テーパ一
部材と歯車とを別体で設ける必要が無くなり、父、金属
棒１の先端の表面処理を行う必要も無くなる６更に、金
属棒１は表面に現われることが無いので、さびの発生し
やすい材質のものでも良く、かつ、合成樹脂には任意の
色彩の塗料を混入出来るので、様々な色彩の回転軸を得
ることが酊能である。
う部分１２と、テーパーを有する嵌合部１０とオートリ
ターン用の歯車１１との３つの部分から成り、テーパ一
部材と歯車とを別体で設ける必要が無くなり、父、金属
棒１の先端の表面処理を行う必要も無くなる６更に、金
属棒１は表面に現われることが無いので、さびの発生し
やすい材質のものでも良く、かつ、合成樹脂には任意の
色彩の塗料を混入出来るので、様々な色彩の回転軸を得
ることが酊能である。
金属棒１の抜は止めは、軸受２の内部に配設される金属
筒４の先端を合成樹脂３よりも突出せしめて突出端１３
と威し、該突出部１３に第２図に示す如く一対の細溝１
４を設け、該細溝１４に抜は止め用の弾性部材６を取り
付けるだけでよい。
筒４の先端を合成樹脂３よりも突出せしめて突出端１３
と威し、該突出部１３に第２図に示す如く一対の細溝１
４を設け、該細溝１４に抜は止め用の弾性部材６を取り
付けるだけでよい。
前記細溝１４は金属棒１の第１切削部７と対向している
から前記金属棒１が抜は落ちんとすると、前記第１切削
部Ｔの下面が前記弾性部材６に当たるので、抜は落ちは
阻止される。
から前記金属棒１が抜は落ちんとすると、前記第１切削
部Ｔの下面が前記弾性部材６に当たるので、抜は落ちは
阻止される。
組み立てに当っては、インサート成型が施こされた金属
棒１と表面部材５とから成る回転軸を、軸受２の孔に挿
入し、前記軸受２の金属筒４の細溝１４に弾性部材６を
嵌着するだけで良く、非常に作業性の良いものである。
棒１と表面部材５とから成る回転軸を、軸受２の孔に挿
入し、前記軸受２の金属筒４の細溝１４に弾性部材６を
嵌着するだけで良く、非常に作業性の良いものである。
以上ポベた如く、本考案に係るターンチーフルの回転軸
は、２つの部品を組み合わせるだけで作成することが出
来、部品点数が簡略化出来るという利点を有するととも
に、作業性が非常に良いという利点を有する。
は、２つの部品を組み合わせるだけで作成することが出
来、部品点数が簡略化出来るという利点を有するととも
に、作業性が非常に良いという利点を有する。
又、表面処理を施こすこと無く、ターンチーフルの上面
に突出する回転軸の先端部をきれいに仕上げることが出
来、しかも自由な色彩に仕上げる事が出来るという特徴
を有する等実用的なものである。
に突出する回転軸の先端部をきれいに仕上げることが出
来、しかも自由な色彩に仕上げる事が出来るという特徴
を有する等実用的なものである。
第１図は本考案の一実施例を示す半断面図、第２図はそ
の部分を示す斜視図である。 主な図番の説明、１・・・金属棒、２・・・軸受、５・
・・表面部材、６・・・弾性部材。
の部分を示す斜視図である。 主な図番の説明、１・・・金属棒、２・・・軸受、５・
・・表面部材、６・・・弾性部材。
Claims (1)
- オートリターン用の歯車及びターンテーブルが嵌着され
る嵌合部が一体に成形された合成樹脂製の表面部材を、
単一の金属軸のターンテーブルの表面より上方に突出す
る部分全体の表面を１５様に、インサート成型により配
設したことを特徴とするターンテーブルの回転軸の構造
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977095921U JPS5822251Y2 (ja) | 1977-07-15 | 1977-07-15 | タ−ンテ−ブルの回転軸の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977095921U JPS5822251Y2 (ja) | 1977-07-15 | 1977-07-15 | タ−ンテ−ブルの回転軸の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5422503U JPS5422503U (ja) | 1979-02-14 |
| JPS5822251Y2 true JPS5822251Y2 (ja) | 1983-05-12 |
Family
ID=29029324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977095921U Expired JPS5822251Y2 (ja) | 1977-07-15 | 1977-07-15 | タ−ンテ−ブルの回転軸の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5822251Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5273707U (ja) * | 1975-11-29 | 1977-06-02 |
-
1977
- 1977-07-15 JP JP1977095921U patent/JPS5822251Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5422503U (ja) | 1979-02-14 |