JPS58222237A - 家屋における便所構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・　本発明は家屋における便所構造、更に詳しくは、便
器及び便器への洗浄水を貯える給水タンクが配備された
水洗便所の構造に関するものである一般に、この柿の水
洗便所では、便器と給水タシクを収める関係上、ある程
度の広さが必要であり、そのため、例えば住宅の階」二
部分に便所を設ける場合のように限られた床面積内に便
所を配置するように、便所を含んだ間取りを決定する場
合は、便所に大きなスペースがとられる程、便所の配設
場所が限定されると共に周囲のスペースを犠牲し、自由
な間取り設計を行うことが難しいという問題があった。

本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、主な目
的とするところは、建物の外壁より突出する張り出し室
を便所の一部として利用することにより、室内がわに占
める便所の床面積を少なくして残りの家内を広く利用で
きると共に便所の位置を比較的自由に選定できて間取り
設計の自由度を大きくでき、更には、便所の広さを抑え
ながらも、洗面ボウルに大型のものを用いることができ
て手や顔を楽に洗うことができ、使い勝手をよくするこ
とができる家屋における便所構造を提供することである
。

本発明を以下図に示す実施例に基いて詳述する。本発明
に係る家屋における便所構造は、建物の外壁（＋）より
突出する位置に室内と連通ずる張り出し室（２）が形成
され、張り出し室（２）内がカウンター（６）によって
上下に区画され、カウンター（６）は−側端部にその前
端縁が室内がわに突出する奥床板部（６ａ）を有すると
共に残シの部分にその前端縁が張り出し室（２）内に引
込んだ爽秋板部（６ｂ）を有する形状に成形され、爽秋
板部（６ｂ）前方に対応する室内がわの室（３）内に便
器（４）がその後端の一部を張りＢ−ｔし室（２）内に
突出させて配設され、この便器（４）への洗浄水を貯え
る給水タンク（５）がカウンター（６）下方の張り出し
室（２）内に収容されると共に、奥広部（６ａ）Ｋその
奥行の略全長に亘る洗面ボウル（７）が配設されたこと
を＠徴とするものである。本実施例では、張り出し室（
２）を出窓で構成した例を示しており、出窓、すなわち
、張シＵ１シ室＋２１　／／′ｉ外壁（１）の一部に形
成した開口部の両側より外力に突出する部の周縁は額縁
（１６）によって咎ゎれ、カウンター（６）′上方に位
ｌｔ′ｔする両側壁［０１には採光窓（２ｏ）が設けら
れる。この張り出し室（２）の開口部両側からは室内が
わに向かう外壁（１）と略直角の室内壁（図示せず）が
形成されると共に両室内壁の端部間顛できる開口にドア
（図示せず）が配設され、これらの部桐で囲まれる室内
がわに区画された室（３）と張り出り室（２）とで便所
が形成される。上記カウンター（６）の爽秋部（６ｂ）
は、第１図に示すように、カウンター（６）の全幅の過
牛分を占め、その曲端縁が外壁（ｌの内面線（Ｉ’Ｎ、
Ｌ）より張り出り室（２）内に引込んだ位置に設定され
、奥広部（６ａ）の前端縁は外壁（＋）の内面線（ＩＮ
、Ｌ）より室内がわに突出して奥広部（６ａ）前端部の
側方で爽秋部（６ｂ）の前方に凹部を形成する■、。

。便器（４）は後部上端部に突出部（４ａ）が形成され
る一般的な形状の洋式便器であり、第１図及び第４図に
示すように、この突出部（４ａ）を上記の凹部内、すな
わち、張り出し室（２）内へ突出させる形で底部の取付
台を外壁（１）の内＋１１］線（ＩＮ、Ｌ）Ｊ：り室内
がわに引込んだ位ｈ”で川船なかき゛り張り出し室（２
）に近接した位置に載置固定きれる。この突出部（４の
の後端は、同図に示すように央狭部（６ｂ）の曲端縁よ
りも前方に位置し、突出部（４ａ）後端に枢着された便
蓋（４ｂ）を開いた時に、同図の想像線で示すように爽
秋部（６ｂ）の前端縁に便蓋（４ｂ）が係止され、便蓋
（４ｂ）が開いた状態に保持される。上記給水タンク（
５）は爽秋部（６ｂ）下方の張多出り室（２）内に収め
られ、前面が夾狭部（６ｂ）前端縁よシ下方に延出する
パネル＠で籾われ、給水タンク（５）と便器（４）とが
このパネル固を貫通する吐出管（８）によって連結され
、パネル（２４表面には給水タンク（６）内の水を便器
（４）に送り出すためのハシドル（四が備えられる。一
方、奥広部（６ａ）には上面開口が楕円形状となった洗
面ボウル（７）がその長径部分で前後の略全長を占める
ような形で成形さね、前端部が外壁（１）の外面線（Ｏ
ＵＴ、　Ｉ、）エリも室内がわ、に突出し、周縁部には
蛇口（９）が備えられる。この蛇口（９）及び給水タン
ク（５）に接続される給水管（図示せず）は、例えば張
り出し室（２）の床面を貫通させて張り出し室下方の外
壁に沿って配管できるものであり、張り出し室（２）を
階上部分に設ける場合の配管が容易に行なえるものであ
る。勿論、便器（４）及び洗面ボウル（７）からの排水
路も同様に配管できるものである。また、奥床′＆部（
６ａ）のｎ（を端下方にもバネルレ４）が設けられて洗
面ボウル（７）の配管等を隠すようになっている。

本発明は以上のように、張り出し室を上下に区画するカ
ウンターの一側部にその前端縁が室内がわに突出する奥
広部が形成されるさ共に、残りの部分にその前端縁が張
り出し室内に引込んだ爽秋板部が形成され、央狭板部前
方に対応する室内がわの室内に便器がその後端の一部を
張り出し岸内に突出させて配設され、この便器への洗浄
水を貯える給水タンクがカウンター下方の張り出し室内
に収容されると共に、奥広部にその奥行の略全長に亘る
洗面ボウルが配設されているため、水洗便所に必要な便
器と給水タンクのうち、給水タシクを張り出し室内に収
めることによって、室内がわには便器を収容するのに必
要最小限のスペースを設けるだけで済み、この便所を含
む室内の間取りを、便所のスペースにあまり抱束される
ことなく、比較的自由に行うこ吉ができ、限らハた床面
積を有効に利用して間取りを決めることができる利点が
あるのは勿論のこと、便器をでき不りは張シ用し室に近
づけた位置に配設でき、室内がわに要求される便所の奥
行を更に縮めることができて省スペースの間取りを行う
ことができるものであり、しかも、便器の側方に張り出
し室から洗面ボウルが迫り出して洗面ボウルに大型のも
のを使用できることさ相俟って洗面ボウルの使い勝手が
よく々るさいう利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発す］の一実施例を示す概略平面図、第２図
は同上における便所を室内がわから見た・１′： 正面図、第３図は第２図中のＡ−Ａ細断面図、第４図は
第２図中のＢ　−Ｂ　ｌｉ！断面図であり、（１）は外
！ｊＶ：、（２１は張り出し室、（３）は室内がわの室
、（４）は便器、（５）は給水タンク、（６）はカウン
ター、（６ａ）は奥床板部、（６ａ）ｅま爽秋板部、（
７）は洗面ボウルである代理人　弁理士　　石　１）長
　七 □。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）建物の外壁より突出する位置に室内と連通ずる張
   り出し室が形成され、張り出し室内がカウンターによっ
   て上下に区画され、カウンターは一側端部にその前端縁
   が室内がわに突出する奥床板部を有すると共に残りの部
   分にその前端縁が張り田し室内に引込んだ奥狭板部を有
   する形状に成形され、奥狭板部前方に対応する室内がわ
   の室内に便器がその後端の一部を張り出し室内に突出さ
   せて配設され、この便器への洗浄水を貯える給水タンク
   がカラシタ−下方の張りＬｔｌＬ　家内に収容されると
   共に、奥広部にその奥行の略全長に亘る洗面ボウルが配
   設されたことを特徴とする家屋における便所構造。