JPS58222039A - 核塩素化トルエンの製造法 - Google Patents

核塩素化トルエンの製造法

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JPS58222039A
JPS58222039A JP57103060A JP10306082A JPS58222039A JP S58222039 A JPS58222039 A JP S58222039A JP 57103060 A JP57103060 A JP 57103060A JP 10306082 A JP10306082 A JP 10306082A JP S58222039 A JPS58222039 A JP S58222039A
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toluene
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cocatalyst
dimethyl
catalyst
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JP57103060A
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Mitsuo Iwano
岩野 三夫
Mitsuo Arai
荒井 三夫
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Hodogaya Chemical Co Ltd
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Hodogaya Chemical Co Ltd
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトルエンの核塩素化方法に関するものである。
さらに詳細には、との核塩素化において新規な助触媒を
使用することに係るものである。
トルエンの核塩素化により核塩素化トルエンを製造する
ことは従来からよく知られており、工業的にも極めて重
要なものである。この塩素化反応は通常、塩化アンチモ
ン、塩化第二鉄、塩化アルミニウムのようなルイス酸触
媒の存在下に行なわれ、モノ塩素化物、多塩素化物およ
びこれらの位置異性体が生成する他、条件によつ【は塩
化ベンジルの生成を伴う。モノクロロトルエンの製造条
件では、主生成物は0−クロロトルエン(以下OCTと
略記する。)およびp−クロロトル1ン(以下PCTと
略記する。)であり、副生成物として少量のm−クロロ
トルエン(以下MCTと略記スル。)%ジクロルトルエ
ン、および塩化ベンジルなどな含有する場合がある。
主生成物であるOCTとPCTのうち、OCTは比較的
利用価値が少ないのに対し、PCTは工業薬品、農業、
医薬の原料として広い利用価値を有し、工業的に極めて
重要な製品の一つである。
したがって、モノクロロトルエンの製造に際しては、モ
ノクロロトルエンに対するPCTの比率、すなわち、O
CTに対するPCTの生成比を大にすることが経済的に
大きな課題であり、この目的のため従来から塩素化条件
、触媒の選択について多大の努力が払われてきた。
たとえば、米国特許第s、 o o o、 97 s号
、にはチタン、スズ、ジルコニウムの塩素化物な融媒と
する方法(PCT10CT=25/75 )が、米国特
許第A 226.447号には鉄、アルミニウム、アン
チモンのハロゲン化物とメルカプト酢酸のような有機硫
黄化合物とを組合せた触媒を部用する方法(PcT/(
1:T−31,5/:5an”)が記載されている。
さらにオランダ特許出願第6.511.488号には1
’eC1gと82(′t2との触媒系を、米国特許第4
317.617号にはPtO2触媒を、フランス特許第
1.491.144号11CkL鉄触媒K 80Ct、
 、 C82、Zn8など無機硫黄化合物を助触媒とし
て併用した触媒が、フランス特許第1.491.145
号にはルイス酸触媒にセレンまたはチオフェン、ジメチ
ルチオフェン等有機硫黄化合物を使用する触媒が記載さ
れており、それぞれ改善の効果を示している。
この他、特公昭50−54009号公報にはセレンまた
はセレンのハロゲン化v3.[化物と鉄とを組合せた触
媒系が記載され(PCT/モノクロロトルエン=52.
1〜52.6%)、さらに特開昭52−19651号公
報にはルイス酸にチアンスレンを助触媒とする触媒が(
PCT/七ノクロロトルエン= 50.5 % ) 、
特開昭52−19.650号公@VCは同じくポリクロ
ロチアンスレンを助触媒トする触媒が(PCT/モノク
ロロトルエン= 55.9%)、特開昭53−4452
9号公報には同じく電子求引性置換基と電子供与性置換
基を有するチアンスレン化合物を助触媒とする触媒が(
PCT/七ツク   10ロトルエン=56.2%)記
載されている。
上述の方法では確かにPCTとOCTとの生成比を犬に
する改善の効果が認められる。しかし、これらのなかK
は、生成比の向上に期待した程大きくない触媒も含まれ
ているし、工業的見地から面側で適当でないものも含ま
れている。なお入手困難なもの、および助触媒の合成が
厄介で低収率であったり、または精製工程が必要であっ
たりするものは、たとえP U Tの選択性が大きくて
も工業的に採用することには困難が伴う。
本発明の目的は、モノクロロトルエンの製造にあたり、
P CT / OC’It’の生成比の大きな、つまり
パラ選択性の高い核塩素化トルエンの製造法を提供する
ことである。
本発明者等は上記について鋭意研健の結果、・(う選択
性の高い助触媒を見出し本発明を完成した。
すなわち、本発明は、ルイス酸と助触媒との存在下に、
トルエンを塩素と反応せしめ核塩素化トルエンを!11
!造するに際して、助触媒として、次の一般式 (式中、Rは、水素原子またi末154数1〜4の低級
アルキル基およびアルコキシル基を表わし、Xは炭素数
1〜4の低級γルキlし基、アルコキシル基および〕\
ロゲン原子な表わし、YおよびZlまノ・ロゲン原子を
表わし、nlは、0〜6の整数を、nは、1〜4の整数
を表わす。) で表わされるジチオキサンチル酩綱5体をイ史用する核
塩素化トルエンの製造法である。
本発明で用いる主触媒はlルイス酸であI)、一般に既
知触媒が使用可能である。塩素イヒ反工6時にルイス酸
を形成し、またその機り目を示すもO)も含まれる。普
通元素状アンチモン、鉄、および1ンチモン、鉄、アル
ばニウム、錫、チタン、硼素、テルル、タリウムなどの
710ゲン化物、オキシノ・口ゲン化物、酸化物、硫化
物、カルボニル化合物、さらに有機金縞化合物等が挙げ
られる。代表的なモノハ、三塩化アンチモン、五塩化ア
ンチモン、三[化アンチモン、オキシ塩化アンチモン、
塩化第二鉄、硫化鉄、塩化アルミニウム、四塩化錫。
弗化細索なとであり、これらのうち、三塩化アンチモン
、五塩化アンチモン、塩化第二鉄などが望ましい。
本発明で助触媒として用いる上記一般式で表わされるジ
チオキサンチル該導体は、最低2個以上のハロゲン原子
な有しており、ハロゲン原子としては、塩素、または臭
素原子であり、それぞれ単独K、または二棟以上の混合
ハロゲン化物でも差支えない。
Rは、上記定義の通りであり1例えば低級アルキル基の
場合、構造的には対称、非対称の別なく、また同一アル
キル基、異種アルキル基の混合置換体であっても差支え
ない。
本発明で用いる助触媒のハロゲン化ジチオキサンチル誘
導体の代表例を次に掲げる。
1.1’、4.4’−テトラメチル−9,9′−ジクロ
ルジチオキサンチル、1.1’、4.4’−テトラメチ
ル−9,9’−ジブロモジチオキサンチル、i、i’−
ジメチル−4゜4’、 9 、9’−テトラクロルジチ
オキサンチル、4.4’−ジメチル−1,1’、9.9
’−テトラクロルジチオキサンチル、1.1′−ジメチ
ル−4,4′−ジブロモ−9,9’−ジクロルジチオキ
サンチル、1.1’−ジメチル−4゜4’−9,9’−
テトラブロモジチオキサンチル%4.4′−ジメチル−
1,1′−ジブロモ−9,9′−ジクロルジチオキサン
チル、4.4′−ジメチル−1,1’、9.9’−テト
ラブロモジチオキサンチル、1.1’、4.4’、9.
9’ −ヘキサクロルジチオキサンチル、1.1’、4
.4’−テトラクロル−9,9′−ジブロモジチオキサ
ンチル。
1.1’、4.4’−テトラブロモ−9,9′−ジクロ
ルジチオキサンチル、1.1’−ジメチル−4,4′−
メトキシ−9,9′−ジクロルジチオキサンチル、 1
.1’−メトキシ−4,4′−ジメチル−9,9′−ジ
クロルジチオキサンチル、1.1’−ジメトキシ−4,
4′−ジメチル−2゛9′−ジブロモジチオキサンチル
、1.1’−ジメチル−4,4’−ジメトキシ−9,9
′−ジブロモジチオキサンチル、1.1’−ジメトキシ
−4、4’、 9 、9’−テトラメチルジチオキサン
チル、1.1’−ジメトキシ−4、4’。
9.9′−テトラブロモジチオキサンチル、1.1’−
ジメチル−4,4′−ジェトキシ−919′−ジクロル
ジチオキサンチル、  1.1’−ジェトキシ−4,4
′−ジメチル−9,9′−ジクロルジチオキサンチルお
よヒ1.1′−ジメチルー4.4′−ジメトキシ−9,
9′−ジブロモジチオキサンチルおよびこれらの誘導体
なさらに塩素化した化合物。
これらはそれぞれ単品として、または個々の位1d異性
体混合物、ハロゲノ化度の異なる混合物ならびに、これ
ら各種の混合物が全て使用可能である。これらの中で助
触媒の製造上、原料の入手性および選択性の点から考慮
すると、最も好ましいと考えられるものは、1.i’、
4.4’−テトラメチル−9,9′−ジクロルジチオキ
サンチル、 i、i’−ジメチル(マタはジアルコキシ
) −4,4’−ジアルコキシ(またはジメチル) −
9,9’−ジクロルジチオキサンチル、およびそれらの
塩素化物である。
ジチオキサンチル誘導体について簡単に製造法の一例を
述べると、チオサリチル酸な硫酸中で置換ベンゼンと反
応させて、相当するチオキサントン化合物を合成し、こ
れな酢酸中で1i亜鉛末にて還元、2童化してジチオキ
サンチル化合物とし、更にハロゲン化することにより目
的とする助触媒を製造することができる。このようにジ
チオキサンチル誘導体に後から塩素原子を導入すると。
まず9位及び9′位に塩素原子が導入されることがN、
M、Hにより確認されている。
原料のチオサリチル酸およびp−ギシレン、p−メチル
アニソール、p−クロルトルエン等は工業的忙比較的原
価に製造されており、ジチオキサンチルの合成は容易で
ある。さらに引続きハロゲン化するにあたり、たとえば
塩化物をう石場合、反応物な何等精製することなく塩素
化した多塩素化物粗製品そのまへで俊秀な助触媒能を示
すことが見出された。
上記主触媒と助触媒との使用祉は、かなりの範囲で変え
ることができる。主触媒であるルイス酸のイ史用葉は、
トルエンに対し約α005重加%から約5%であり、助
触媒と主触媒の使用重量比は0.05:1ないし20:
1の範囲で1c川できるが、PUT生成比率の向上およ
び経済的観点から主触媒はトルエンに対し、約101重
蓋%から約1重電%、助触媒と主触媒の使用重量比は、
[12:1から5=1の範囲で使用することが好ましい
本発明で主触媒と助触媒とな使用して塩素化する場合、
その反応温度は0℃以下から100℃以上までの各温度
条件で行うことができる。主触媒。
助触媒の部類、使用址によって最適温度は異なるが、一
般には0℃〜80℃が選らばれ、好適には10〜70℃
である。−例として、塩化アンチモンおよび塩素化した
テトラメチルジクロルジチオギサンチルを主体とするテ
トラメチルポリクロロジチオキサンチル混合物を助触媒
として使用する場合は20 ’C〜30℃付近が最適で
ある。
本発明にお〜・では、反応系を減圧または加圧系でも行
い5るが、はy大気圧下で実施するのが好ましい。また
溶剤の存在下でも行いうるが、特に溶剤を存在させる必
要性は見当らない。またU公式、連続式のいずれでも実
施できる。
本発明によれば、PCTとOCTとの生成比は曖に1.
0を越える。PCTとモノクロルトルエンの生成比で示
すと、53%ないし58%忙もおよぶ好結果が得られる
さらに本発明で用いる助触媒のハロゲン化ジチオキサン
チル締導体は、比較的廉価で入手し易い原料から容易に
合成できるのみならず、公知の助触媒と比較して特に助
触媒の精製を要せず、混合物もしくは合成反応液そのま
までも卓効を示すことが大きな特徴である。
以下、助触媒の製造例および実施例を掲げ、本発明を説
明する。なお、製造例および実施例中、部は特記せぬ限
り重蒼部を示す。
助触媒の製造例(1)〜(3) 11) 1.4−ジメチルチオキサントンの合成攪拌器
、温度計および環流冷却器を付した50〇−の四ツロフ
ラスコに、チオサリチルell 59.4 部、p−キ
シレン160部、および濃硫酸220部を仕込み、撹拌
下90〜100℃で10時間反応させた。反応終了後1
反応器合物を水2000部中   でに江別した〇 析出した結晶を10%苛性ソーダ水溶液500部で撹拌
洗浄し、p過・水洗・乾燥して64部(mp 11(1
2〜112.5℃)の淡黄色結晶を得た。更にキシレン
層からキシレンを留去し、7.8部の結晶を得、合せて
41.8部の粗1,4−ジメチルチオキサントンを得た
。収率68%、また苛性ソーダ抽出水j−からジチオサ
リチル酸7.6部を回収した。
回収率19.5%。
(211,4,1’、4’−テトラメチルジチオキサン
チルの合成 撹拌器、温度計および還流冷却器を付した50〇−4ツ
ロフラスコに、(1)で得た1、4−ジメチルチオキサ
ントン25部、酢酸25部、および亜鉛末2(L4部を
仕込み、撹拌下80〜100℃で濃塩酸50部を40分
かけて滴下し、同温度で60分撹拌した。その後更に!
l塩酸50部1k50分かけて滴下し、同温度で8時間
攪拌し、反応な終えた。
反応後生成した固形物を戸別・乾燥し、熱トルエンにて
有機物部分を抽出、トルエンを留去して、粗1,4.1
’、4’−テトラメチ゛ルジチオキサンチル9.2部を
得た。収率59′5%、mp−210〜260℃。
このものをトルエン中にて粉砕洗浄し’1: mp、2
24.8〜25α5℃のもの80部を得た。
(3)塩素化1.4.1’、4’−テトラメチルジチオ
キサンチルの合成 温度計、還流冷却器およ゛び塩素吹込管を付した管径3
011II11、管長100間の塩素化器に、(2)で
得たジチオキサンチル誘導1本8部、ニトロヘンセフ6
0部、および五塩化アンチモン0.1部な仕込み温度8
0〜85℃にて塩素を(LI部/分の割合で通し、塩素
化を行った。
塩素化終了後、ニトロベンゼンを留去し、19.5部の
オイル状の粗製品を得た。このものにメタノール50部
を加え攪拌、析出した結晶を戸別、乾燥し、2.7部の
結晶を得た。mp、 185.5〜222℃。
平均塩素化度2.52c 実施例1〜3 トルエンの核塩素化 前記(3)で使用したと同じ反応器を用い、トルエンの
核塩素化を行った。この反応器にトルエン46部、三塩
化1ンチモンα023部および助触媒α046部を加え
、塩素吸込速度[122部分で25分間塩素化した。
この結果を表1に掲げる。助触媒に前記(5)で得た1
、4.1’、4’−テトラメチル−ジチオキサンチルの
塩素化体反応液濃縮物および精製結晶部を用いた例を実
施例1〜5として掲げた。尚、上記(2)および(1)
で得た1、4.1’、4’−テトラメチル−ジチオキサ
ンチルおよび1,4−ジメチル−チオキサントンを助触
媒として便用したものおよび公知の触媒糸における塩素
化結果を合せて比較例1〜5として掲げた。
表1におけるトルエンの核塩素化反応液組成は、反応液
を消石灰で中和後、ガスクロマトグラフィーで分析した
値である。
表1から、単蓋体であるチオキサントン銹導体(比較例
4)では効果が乏しい。一方、2i化されたジチオキサ
ンチル舖導体(比較例5)および単91体であるチオキ
サントン訪導体塩素化物(比較列5)では公知の触媒系
よりすぐれている。しかし、9,9′uKハロゲン置換
された塩素化ジチオギサンチルtrsm体(実施例1.
2、′5)が特にすぐれた助触媒能を示していることが
わかる。
助触媒の製造例(4)〜(5) (4N、1’−ジメチル−4,4′−ジクロルジチオキ
サンチルの合成 p−クロルトルエン227部、m硫酸174部を1史出
した以外は、口η記(1)〜(2)と同様にして反応お
よび処理を行い、11部の1.11−ジメチル−4゜4
′−ジクロル−ジチオキサンチルおよびその置換異性体
との混合物を得た。
(5)塩素化1.1′−ジメチル−4,4′−ジクロル
ジチオキサンチルの合成 反応は前記(3)K準じて実施した。ニトロベンゼン3
0部に、上記1.1′−ジメチル−4,4′−ジクロル
ジチオキサンチル粗製品および、五塩化アンチモン11
部を加え、80〜85℃にて、塩素なα11部分の割合
で導入した。反応後ニトロベンゼンを減圧にて留去し、
蒸f!1jAIAとして五9部の1.1′−ジメチル−
4,4′−ジクロルジチオキサンチル塩素化物の粗製品
を得た。平均塩素化度は2(原料中の塩素基数を加える
と4となる)。
実施例4 トルエンの塩素化 上記(5)で得た塩素化1.1′−ジメチル−4,4′
−ジクロルジチオキサンチル粗製品をそのままトルエン
の塩素化助触媒に用いたものと、比較として上記(4)
で得た1、1′−ジメチル−4,4′−ジクロルジチオ
キサンチル粗製品を助触媒に用い、HO記実施例1と同
様塩素化を行った。この結果をM2表に示す。
表2の結果から、本発明にか(る助触媒はジチオキサン
チルな合成後、塩素基を尋人することにより助触媒効果
が飛躍的にアップすることがわかり、また、特&C精製
を行なわなくても尚い選択性を有し【いることがわかっ
た。
助触媒の製造例(6)〜(7) (6) 1.4.1’、4’−テトラメチル−2,2′
−ジブロモジチオキサンチルの合成 8a記(1)でp−キシレンの替りに2−ブロム−p−
キシレン160部を用いた以外は、同仕込、同反応・処
理を行い、相当する1、4−ジメチル−2−プロモチオ
キサントンを合成し、+17記(2)と同様の反応・処
理を行い、1,4.1’、4’−テトラメチル−2゜2
′−ジブロモジチオキサンチルの粗製品25部を得た。
(7)塩素化1,4.1’、4’−テトラメチル−2,
2′−ジブロモジチオキサンチルの合成 前記(3)と同じ反応器を用い、上記(6)で得たジグ
  7、ロモジチオキサンチル化合物2.4部を使用し
た以外は、同反応および同処理で塩素化1,4.1’、
4’−テトラメチル−2,2′−ジブロモジチオキサン
チルの相製品五8部な得た。平均塩素化度20゜実施例
5 トルエンの塩素化 」二6己(力でイ妊た塩素化1,4.1’、4’−テト
ラメチル−2,2′−ジブロモジチオキサンチル粗製品
ナソのままトルエンの核塩素化助触媒に用いたものと、
比較として上記(6)で得た1、4.1’、4’−千ト
ラメチル−2,2′−ジブロモジチオキサンチル粗製品
な助触媒として用い、実施例1と同様に塩素化を行った
この結果を’1i−5に示す。
助触媒の!7i輩例(8) 1.1′−ジメチル−4,4′−ジメトキシジチオキサ
ンチルの合成 p−メチルアニソール100部を使用した以外は、Hl
l Mcj illと同様にして、反応および処理を行
い、57.9部の1−メチル−4−メトギシチオキサン
トン相製物な得た。この粗製1−メチル−4−メトキシ
ナオキサントン25部をとり%餌記(2)と間物〈に反
応および処理を行い、211部5部の固形物をイυた。
このものを10部のトルエンにて2回洗浄し、158部
の1.1′−ジメチル−4,4′−ジメトキシジチオキ
サンチルを得た。
(8)塩素化1,17−シメチルー4.4′−ジメトキ
シジチオ鼾タンチルの合成 上でfυた1、1′−ジメチル−4,4′−ジメトキシ
ジチオキサンチル粗製物を用いた以外は、1iii記(
3)と・ 同較に反応・処理を行い10.1部のオイル
状塩素化和製物をイlた。
実施例6 トルエンの塩素化 助触媒として上記(8)で得た塩素化1.1′−ジメチ
ル−4,4′−ジメトキシジチオキサンチル租製品を用
いた以外は、前記実施例1と同様に反応を行った。
この結果を表−4に掲げる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ルイス酸と助触媒との存在下K、トルエンを塩素と反応
    せしめ核塩素化トルエンを製造するに際して、助触媒と
    して1次の一般式 (式中、Rは水素原子または炭素数1〜4の低級アルキ
    ル基およびアルコキシル基な表わし、Xは炭素数1〜4
    の低級アルキル基、アルコキシル基およびハロゲン原子
    を表わし、Yおよび2はハロゲン原子を表わし、mは0
    〜5の整数を、nは1〜4の幡数を表わす。) で表わされるジチオキサンチル銹導体を使用することを
    特徴とする核塩素化トルエンの製造法。
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