JPS5822201A - 塵芥処理装置のコンテナ自動入替制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塵芥処理装置のコンテナ自動入替制御装置に
関するものである。

例えば、塵芥中継基地における塵芥処理装置は、複数個
のパレットによシスライダー全構成するとともに、各パ
レット上に各コンテナを搭載可能として、複数個のコン
テナを待機させ、塵芥が発生地などより移送されると、
その塵芥をコンノ（フタに投入し、圧縮してコンテナに
順次詰め込み、そのコンテナを運搬車に搭載して処理場
などに搬出・へ するようにしているものである。

しかして、この塵芥処理装置ではコンテナの入替作業を
必要としているが、従来、複数個待機しているコンテナ
のうちどのコンテナをコンノ（フタに接続して塵芥を詰
め込むかの選択、搬出する満量のコンテナはどれである
かは、操作者の判断によ、）て行われていた。すなわち
、スライダー上の芥コンテナが満量であるか空であるか
は操作者の記憶に基づき、それによってスライダーの横
移動を操作しているものである。

従って、その操作は非常に煩雑で誤操作の可能性が太き
いとともに、作業能率の低いものである。

特に、塵芥を種類別に選別し、コンテナに分別した塵芥
を詰め込む場合には、詰め込み途中のコンテナがスライ
ダーのパレット上に待機していることもあり、これらを
記憶、判別して操作することは非常に困難なものとなっ
ている。

本発明はかかる点に鑑み、前記パレット上のコンテナの
有無信号と、スライダーの位置検知１６号とが少なくと
も人力され、両信号を所定のプログラムに従って演算す
る情報処理装置を設け、該情報処理装置の出力信号によ
り自動的に前記スライ□ ダーを横移動させるようにしてコンテナの入替作業の高
能率化を図った塵芥処理装置のコンテナ自動入替制御装
置を提供するものである。

以下、本発明の構成を実施例につき図面に基づいて説明
する。

第１図ないし第３図に示す塵芥処理装置において、１は
複数個゛（図示の場合５個）のパレット２を有するスラ
イダー、５はスライダー１の各パレット２に搭載された
コンテナ、４は上記パレット２上のコンテナ５と選択的
に接続し塵芥を詰め込むコンパクタである。

スライダー１は、横方向に敷設されたレール５上を車輪
６によって走行可能な複数個のパレット２が相互に並列
に連結されてなり、このスライダー１の両端にはループ
チェーン７の両端がそれぞれ接続され、このループチェ
ーン７のスプロケット軸８には減速機９を介して電動機
１ｏが連係され、電動機１０の駆動によってスライダー
１は横方向に移動するものである。上記スライダー１の
位置は、スライダー１の移動路に沿って配設されパレッ
ト２に接触して作動する複数のスライダー位置検出用リ
ミットスイッチ１１により検出し、どのパレット２上の
コンテナ３がコンパクタ４との接続でＹ７：置にあるか
を検知する。

また、スライダー１の各パレット２には、それぞれ該パ
レット２上に搭載されたコンテナ６に接触して作動する
コンテナ検出用リミットスイッチ１２が設置され、コン
テナ６の搭載の有無を検出する。

一方、パレット２上に搭載されるコンテナ６はスライダ
ー１の移動方向と直交する方向に移動可能なようにロー
ラ１５を有するとともに、該コンテナ５は、詰め込まれ
る塵芥の種類（例えば可燃物と不燃物）が設定されてい
る。すなわち、この設定された′塵芥の種類に対応して
、コンテナ６の下面に識別用のドグ１４が付設され（第
３図参鵬、パレット２に設置したコンテナ識別用リミッ
トスイッチ１５により設定された塵芥の種類を検出する
。尚、１６は各パレット２に設置された満量表示ランプ
である。

コンパクタ４は、例えば可燃物と不燃物のように異種の
塵芥を分別投入するべく２分割されたホッパー１７と、
このホッパー１７に投入された座弁にコンテナ６に押し
込むラム１８と、このラム１８を往復動せしめるコンバ
クダシリンダ１９とを有するとともに、コンテナ５をコ
ンパクタ４に接続するために、パレット２上のコンテナ
５をコンパクタ４に引き寄せる引寄せシリンダ２ｏと、
コンテナ５をコンパクタ４に固縛する固縛アーム２１作
動用の固縛シリンダ２２とが付設されているＯ ホッパー１７には、分割部分にそれぞれ塵芥検出用のリ
ミットスイッチ２！１が付設され、塵芥がホッパー１７
のいずれの部分から投入されているかにより、投入塵芥
が例えば可燃物であるか不燃物であるかの種類を検出す
る。

また、ラム１８の移動位置は、該ラム１８の移動に応じ
てそれぞれラム１８の前進位置、切換位置および後退位
置で作動するべく設けられたラム位置検出用のリミット
スイッ゛ｆ２４，２５．２６により、ラム前進押込位置
、コンテナ切離位置およびラム後退位置をそれぞれ検出
する。このラム後退位置検出用のリミットスイッチ２６
にはいうム１８の往復移動回数（詰込み回数）を計数す
るカウンタ２７が連係され、詰込み塵芥量全検出するＯ サラに、コンパクタシリンダ１９の油圧回路ニは、圧力
スイッチ２８が付設され、ラム１８の押込位置での油圧
が設定値以上になったときに作動して、コンテナ５の満
量状態′を検出する。

また、コンパクタ４には、コンテナ６との接続状態を検
出するリミットスイッチ２９が設けられている６ 次に、第９図には、上記コンパクタ４におけるコンパク
タシリンダ１９、引寄せシリンダ２０および固縛シリン
ダ２２の油圧回路を示し、各シリンダ１９，２０．２２
の作動を制御するそれぞれの切換制御弁５０，３１．　
！＋２は、各ソレノイドＳＱＬ／〜５ＯＩｊの作動によ
って行うよう構成されている。尚、ｇ３はオイルポンプ
′５４を駆動する電動機、６５はリザーバである。

前記した各リミットスイッチ等からの検出信号は、第５
図に示すように情報処理装置５６に入力され、情報処理
装置！＋６は入力信号を所定のプログラムに従って演算
し、その出力信号によって自動的に前記スライダー１を
所定位置に横移動させるとともに、コンテナ６とコンパ
クタ４との接続、切離を行い、コンテナ６に塵芥を詰め
込むものである。

情報処理装置５６は、マイクロコンピュータを用いたも
ので、中央処理装置（ＭＰＵ）５７、ＩＪ−ドオンメモ
リ　（ＲＯＭ）５８、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ
）５９．デコーダ４０、入力インターフェイス回路４１
，４２．４！ｌ、出力イン′ターフェイス回路４４，４
５、電動機駆動回路４６およびディスプレイ４７より構
成され、中央処理装置′５７はリードオンメモリ６８に
記憶した所定のプログラムに従って各入力インターフェ
イス回路４１，４２．４５からの入力信号を演算し、コ
ントロールバス４８、アドレ、スバス４９、データバス
５０を介して出力インター・フェイス回路４４４５およ
びディスプレイ４７に出力信号を送るものである。

第１入力インターフェイス回路４１には、コンテナ検出
用リミットスイッチ１２から各パレット２のコンテナ有
無信号Ｓ／、コンテナ識別用リミットスイッチ１５から
の各パレット２上のコンテナ識別信号Ｓ２．およびスラ
イダー位置検出用リミットスイッチ１１からのスラーダ
ー位置検昶信号Ｓ３がそれぞれ入力される。第２入力イ
ンターフェイス回路４２にはラム位置検出用リミットス
イッチ２４．２５．２．６からのラム位置検知信号Ｓダ
、コンパクタ４とコンテナ６の接続状態を検出するリミ
ットスイッチ２９からの接続信号Ｓｔ、ホッパー１７の
塵芥検出用リミットスイッチ２５からの投入塵芥の種類
検知信号ＳＡ、カウンタ２７からの塵芥詰込み量信号Ｓ
７、および圧力スイッチ２８からの満量検知信号Ｓざが
それぞれ入力される。さらに、第３入力インターフェイ
ス回路４５には作動スイッチ（図示せず）のオン塾オフ
を検出する操作信号Ｓりが入力される。

一方、第１出力インターフェイス回路４４から電動機、
駆動回路４６を介して出力される出力信号Ｓ／θは、ス
ライダー１横移動用の電動機１０おされ、その作動を制
御する。第２出力インターフェイス回路４５の出力信号
Ｓ／／は、油圧回路における各切換制御弁５０．５１．
５２の各ソレノイドＳＯＬ／〜ＳＱＬ乙に出力され、コ
ンノ（フタ４のラム１８の移動、引寄せシリンダ２０お
よび固縛シリンダ２２の各作動を制御する。また、ディ
スプレイ４７は、入力インターフェイス回路４１゜４２
．４５に入力される各信号Ｓ／〜Ｓｇ等全表示するもの
である。

上記塵芥処理装置の動作を情報処理装置５６の動作とと
もに、第６図のフローチャートラ用いて説明−する。ま
ず、塵芥処理装置を作動すべく作動スイッチをオンにす
ると、操作信号Ｓ９が情報処理装置５６に入力され、こ
れに応じてオイルポンプ′５４の電動機６６を駆動する
（ＳＴＡＲＴ）。

塵芥がホッパー１７に投入されると、この投入塵芥の種
類に応じた識別信号８．２が入力され、次にステ、ツブ
Ａにて投入塵芥に対応する該ｉコンテす５がコンパクタ
４に接続されているか否かを各種信号およびメモリ内容
から判断する。コンパクタ４にコンテナ３が接続されて
いない状態（ステップＡの判断がＮｏ）においては、詰
込み途中の該当コンテナ６があるか否かを判断しくステ
ップＢ）　、ＹＥＳのときにはステップＥで電動機１０
を駆動してスライダートを横移動させ、該当コンテナ６
がコンパクタ４の前方位置となったときに電動機１０を
停止する。そして、ステップ、Ｆで第２切換制御弁５１
のソレノイド５ＯＬ３をオンにして引寄せシリンダ２０
’を伸長し、コンテナ６と係合した後、ソレノイド５Ｏ
Ｌ３’ｔオンにして、引寄せシリンダ２０を短縮しコン
テナ５をコンパクタ４ま、で引寄せ、続いて、第３切換
制御弁５２のソレノイド５ＯＩＪｆｆｉオンにし固縛シ
リンダ２２の作動によりコンテナ５をコンパクタ４に固
縛する。

この接続時に、接続コンテナ５を搭載しているパレット
２に対応して詰込み開始および詰込み内容を記憶する（
ステップＧ）。

接続が完了すると、ステップＨにおいて第１切換制御弁
５０の５ＯＬＪをオンにしてラム１８を切離し位置より
後退位置まで移動させ、続いてソレノイドＳＱＬ／をオ
ンにしてラム１８全押込み位置まで前進させ、再びソレ
ノイド５ＱＬ−に切換えてラム１８を切離し位置に停止
させて／サイクルの詰込み動作を行う。このサイクルは
、ステップにおよびステップＬの判断がＮＯｌすなわち
投入塵芥の種類検知信号３６’の停止もしくは変更また
は命令変更がなく且つコンテナ５が満量となっていない
場合には、再びステップＨに戻って詰込みを繰シ返す。

尚、詰込み動作中に、他のパレット２上のコンテナ５が
搬出された場合は、搬出コンテナ５を搭載シていたパレ
ット２についてのメモリ内容をクリアする（ステップ１
．Ｊ）。

また、前記ステップＢの判断がＮＯのとき、すなわち中
詰めコンテナ５がない場合には、ステップＣで空コンテ
ナ５を捜し、空コンテナ５がないとき（Ｎ　Ｏ）は、ス
テップＤに移って待機する一方、空コンテナ５がある場
合（ＹＥＳ）は、ステップＥおよびＦでこの空コンテナ
５との接続を行い、ステップＨで塵芥を詰め込む。

次に、前記ステップＡの判断がＹＥＳのとき、すなわち
、該当コンテナ６が接続状態にある場合には、ステップ
Ｈに移ってそのまま塵芥を詰め込むものである。！た、
ステップＡの判断がＮｏの場合でも、異種塵芥用のコ′
ンテナ６が接続されているときは、図示してないが、ス
テップＮで第３切換制御弁５２のソレノイドＳＯＬ！；
ｆオンにしてコンテナ５の固縛全解除し、続いて第２切
換制御弁５１のソレノイド５ＯＬ３’ｔオンにして引寄
せシリンダ２０を伸長し、接続していたコンテナ′５を
パレット２上に戻し、ソレノイドＳｏｌ／をオンにして
引寄せシリンダ２０を短縮してから、ステップＢの動作
に移るものである。

また、前記ステップＨの繰シ返しによシ塵芥の詰込み動
作において、ホッパー１７内に塵芥がなくなった場合も
しくは塵芥の種類が変更した場合には、ステップにのＹ
ＥＳの判断により、ステップＯにて詰込み作業を中止す
るとともにその作業が完了したかどうか判断し、ＹＥＳ
のときには作業を完了（ＥＮＤ）する一方、ＮＯのとき
にはステップＰでコンパクタ４に接続されているパレッ
ト２について詰込み回数（中詰め塵芥量）を記憶し；次
に、ステップＮでコンテナ５をコンパクタ４よシ切シ離
し、ステップＢに移って、種類の変更した塵芥に該当す
るコンテナ６を捜すものである０ さらに、詰込み作動時にコンテナ５が満量となった場合
は、コンテナ３を搭載しているパレット２に対応して満
量を記憶し、表示する（ステップＭ）。次に、ステップ
Ｎでコンパクタ４からコンテナ６の切り離しを行い、コ
ンテナ６を捜す。尚、コンテナ３の満量検出は、圧力ス
イッチ２８からの満量検知信号Ｓｇで行うほか、カウン
タ２７の詰込み回数からも行い、所定回数の詰込みが完
了したら満量とするものである。

尚、上記実施例では情報処理装置５６に各種検知信号を
入力しているが、塵芥が単種類の場合には少なくともコ
ンテナ有無信号Ｓ／とスライダー位置検知信号Ｓ３によ
りスライダー１の横移動の制御が行える。

従って、以上の如き本発明によれば、パレット上のコン
テナの有無信号と、スライダーの位置検知信号とが少な
くとも入力され、両信号を所定のプログラムに従って演
算する情報処理装置を設け、この情報処理装置の出力信
・号によシ自動的にスライダーを横移動させるようにし
たことによシ、コンテナの入替作業の迅速化を図って、
コンパクタの稼動率の向上によシ処理能力が増大する利
点を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施態様を例示するものであシ、第１図
は塵芥処理装置の概略平面図、第２図は概略側面図、第
３図はスライダーおよびコンテナの概略正面図、第９図
はコンパクタの油圧回路図、第Ｓ図は情報処理装置の制
御回路のブロック図、第６図は制御動作全示すフロニチ
ャートである。 １・　・スライダー、２・・・・・・パレット、３・・
・・・・コンテナ、７４・・・・コンパクタ、１０・・
・・・・電動機、１１・・・・・・スライダー位置検出
用リミットスイッチ、１２・・・・・コンテナ検出用リ
ミットスイ゛ツチ、１５・・・・・Ｅンテナ識別用リミ
ットスイッチ、１７・・・・・・ホッパー、１８・・・
・・・ラム、１９・・・・・・コンパクタシリンダ、２
０・・・・・・引寄せシリンダ、２２・・・・・固縛シ
リンダ、２５−　・−・塵芥検出用しミッドスイッｆ、
２４゜２５．２６・・・・・・ラム位置検出用リミット
スイッチ、２７・・・・・・カウンタ、２８・・・・・
・圧力スイッチ、２９・・・・・・接続状態検出用リミ
ットスイッチ、５０．５１゜５２・・・・・・切換制御
弁、３５・・・・・・電動機、５６・・・・・・情報処
理装置、！＋７・・・・・中央処理装置、５８・・・・
・リードオンメモリ、５９・・・・・・ランダムアクセ
スメモリ、４０・・・・・・デコーダ、４１，４２．４
５・・・・・・入力インターフェイス回路、４４．４５
・・・・出力インターフェイス回路、４６・・・・・・
電動機駆動回路、４７・・・・・・ディスプレづ 特許出願人　新明和工業株式会社 区　　　　　　　　　　　　　　　　図、、　　　　　
　　　　　　　　　　　Ｉ′Ｑ輸　　　　　　　　　　
　駅 ζ　（ＸＪ　　町　　　　！（１Φｒ−旬　　　　　Ｏ
す９リ　甲轡鴫　　９

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＋１１　　複数個のパレットによりスライダーを構成す
   るとともに、各パレット上に各コンテナを搭載可能とし
   、各コンテ・すとコンパクタとを適宜連結するようにし
   た塵芥処理装置において、前記パレット上のコンテナの
   有無信号と、前記スライダーの位置検知信号とが少なく
   とも入力され、且つ両信号を所定のプログラムに従って
   演算する情報処理装置が設けられ、該情報処理装置の出
   力信号により自動的に前記スライダーを横移動させるよ
   うにした塵芥処理装置のコンテナ自動入替制御装置。 （２）情報処理装置には、スライダー上のコンテナの識
   別信号と、投入塵芥の種類検知値号とが入力され、該両
   信号と、前記コンテナ有無信号およびスライダー位置検
   知信号とをともに演算する特許請求の範囲第１項記載の
   塵芥処理装置のコンテナ自動入替制御装置。 （３）情報処理装置はディスプレイを有し、前記各信号
   等を表示する特許請求の範囲第１項または第２項記載の
   塵芥処理装置のコンテナ自動入替制御装置。