JPS5822056A - 熱を反射する温熱器の袋体 - Google Patents

熱を反射する温熱器の袋体

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JPS5822056A
JPS5822056A JP12119981A JP12119981A JPS5822056A JP S5822056 A JPS5822056 A JP S5822056A JP 12119981 A JP12119981 A JP 12119981A JP 12119981 A JP12119981 A JP 12119981A JP S5822056 A JPS5822056 A JP S5822056A
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reflective
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濱口 正男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無駄な側の放熱を反射して、必要な方に加え
る、温熱器用の袋体に関する。
従来、懐炉、5火等の温熱器用の袋体は行はれてはいた
が、その役目は、温熱器を収納保護し、熱くなり過ぎて
も肌を害しないように、又、蓋が突然間いたりしない用
心もあり、体裁をも考えたものである。懐炉に於いては
、身体に接しない方の放熱は無駄であり、8火のときは
、敷布団に面する底面の放熱も同様に不要である。これ
らも全体的な温熱効果を有しているのは当然であるが、
必要な側のみに集中させるに越したことはない。
然し、これらの放熱を反射して、必要な側に押し戻すと
いう働きは、従来の袋体には少しもない。
現在、アルミ箔加工を施した熱反射層が幾らか行はれて
いるようであるが、この種の膜体のみでは、熱反射を効
率良(行うことは不可能である。
本発明は、これらを可能とするのみにとどまらず、従来
の袋体の役目も完全に務めるものである。
不必要な放熱を反射する反射膜の反対側の支持膜は通気
用にもなるが、これら両膜で袋体としての役をもする。
支持膜は、反射膜を所定の位置に固定し、熱反射加工の
面を温熱器に密接して空隙を作らないように、反射膜の
周縁を平均に引張り、効率の良好な熱反射を行うように
する。
今日−のところ、温熱器の不必要な方向への放熱を必要
な方に移して加えようと考えたものは存在しない。尚更
に、本発明のような、極めて簡単な手段にて、効率良く
できるものはない。
本発明は、以上の諸点を改善しようとするものである。
合名と同じ程度の価額の袋体を購入するだけで5− よく、特段の構成になる器具を使用する必要がない。そ
の大きさ9Mさも、合名の袋体程であり、使用方法も、
余計なことが増加するということはない。
以下、本発明の各実施例の構成1作用効果及び使用方法
を図面に従って説明する。
「第1実施例」 懐炉灰又はベンジンを燃料とする各層の懐炉の場合に於
いて。懐炉は身体側に向けて使用する面と、その反対側
の面は同一で、どちらに向けても使えるようになってい
るが、本発明では図面と説明に於いて、使用中に身体側
に向けている方を懐炉の背面とし、その反対を正面とす
る。又、反射M111及び後に述べる第2実施例の反射
膜副体(lb)等の懐炉+31のJE面を向く面を内面
と呼ぶ。
ば1 懐炉1(+の正面に接する反jJ+!111と背
面に接す膜(11,支持膜12)は共に布1合成樹脂膜
、その他=6− の同効の材質にできる(第1.3図参照)。
(ロ) 反射M 111の内面に任意の加工法にてアル
ミ箔又はそれと同効の薄膜の熱反射層(41を形成する
(第3図参照)。
四 支持膜+21は通気性の布等を可とする。
に)通気性不良の材質を反射膜(11に用いるならば、
不特定多数の通気孔(51を設けるも可。又、反射!l
tlに熱反射層14)を形成して通気性が不良となれば
、同様な施工をすると可。
(ホ)支持膜121に通気性不良の材質を用いれば、前
記のに)と同様な通気孔(5d)を設けることもできる
(第2図参照)。
(へ)袋体の任意の箇所に懐炉(3)を出し入れする開
口部(7)を設けるが、52持膜12)の上端付近が可
とし、閉止装置(6;を付けるが、チャック、ホック。
マジックテープ等適宜とする。図面はチャックの場合を
示す(第2図参照)。同文、開口部(71は反射膜(1
1と支持膜(2)の接合を周縁の全部又は部分的に開口
したままで設けることもできる。
(ト)反t1M+21を合成N脂の発泡体等の断熱性の
材−7− 質で反射膜(le)とし、内面に前記10)のような加
工をした熱反射層(4f)を形成することもできる。そ
の状態を拡大断面図で示す(第4図参照)。この場合に
は前記に)の通気孔15)と同様な施工をすると可。反
射膜(1e)は布地に発泡体の層を任意の方法で貼合し
、又、これの内面側に、内面に熱反射層(4f)の加工
をした合成樹脂の薄膜をラミネートするというように適
当な施工ができる。断熱、保温作用の大きい反射膜(l
e)は熱反射層(4f)の効率を更に増加して無駄に熱
を逃がさない働きを強化する。
この第1実施例のものを使用するには、懐炉(31の点
火したものを、開口部(7)から挿入し、閉止装置ii
l +61を締める。反射膜(11又は反射膜(1e)
を正面即ち身体の反対側に向け、支持膜(2)を背面の
身体の方とし、肌着の間や腹巻の中等に携帯する。
この種の懐炉は誠に少ない放熱であり、仲々暖かくなら
ないので、困ることが多いものである。
熱が強くなってかうも、放熱は不要な方向(どもされる
のであって、大変不満を感じる。この不一必要特開昭5
8−22056 (3) な万への放熱を反射膜(1;又は反射膜(le)によっ
て押し戻し身体の側に加える。懐炉は従来のままのサイ
ズで、同量の燃料にて1、温熱器としての性能を倍増で
きる。速く暖かくなることにもなる。
省エネノヒギーの趣旨にも呼応するものである。
懐炉を使用中に、その肌に対する位置を、時々変えて、
温度を調節することも重要であるが、本発明は、その正
面、背面の向きを変えたり、位置を移したり、色々に塩
梅好くできるものである。
微妙な調圧は、肌に対して誠に良好である。従来の袋体
を使用する際の懐炉は、同じ位置のままでは、熱さを変
えられなかった。医療、保健上に用いて効果が大である
。神経痛の部位には強い熱さの側を向ける等とすると好
的である。
懐炉は微弱な温度のことが多いものであり、これを少し
でも強くできれば本昌に有難いこととなる。寒冷時には
痛感されるであろう。
袋体に懐炉を挿入すれば空隙なく納まるように、袋体の
サイズを形成してあれば、袋体は常に張り切っていて、
支持M(21と反射膜(1)又は反射111j(le9
− )の夫々の周縁のどの部分に於いても、平均な力で引張
り合う状態となる。更にこの両方共自体が布等の膜体で
あれば、弾力性があるので旨く引き合う。
支持膜(21は、反射膜(1)又は反射膜(1e)を常
時同じ位置に動かさずに、固定的に支持する作用をもす
るものである。特段の装置を付加することなく、保持を
続ける上に、反射膜(11又は反射膜(le)の周縁の
総ての部分を平均な弾力で引張る作用も併せ持つもので
ある。又、燃焼部′を有する温熱器であるので、この支
持ji112目友通気用にできるので至って好都合であ
る。
次に、熱反射が懐炉(3)の中心点(0)に集中する作
用効果について述べる。
(A)  懐炉というものは、大概が縦か横方向の少し
長い四辺形にて、正面、背面のどちらも、軽度の丸みの
ふくらみをなして、中央に厚みが多くあって、強度の丸
みを持つ上下、左右の面の方へと段々に厚みが小さくな
っている。このような面にて、空隙なく熱反射層(4)
又は熱反射10一 層(4f)のような而を密接させるには固い材質のプレ
ート状のものを、そのふくらみに合わせて凹凸を形成し
たものでないと不可能である。
本発明は、誠に間車な二つの膜体のみにて、この作用効
果を完全に果す。このふくらみを包み覆う状態で空隙な
く接−するから、その反射熱は、懐炉131の中心点(
0)へと集中的に押し戻されるので、効率は良い。光線
を集める凹面鏡のような働きである。中心点(0)に集
中せず拡散の状態で戻るのと比較して考察すれば大きな
利得の差があることは明白である。
第3図の断面図の状態に於いて図示すると、放熱は矢印
の方向に押し戻される(第5図参照)。
又、反射膜111又は反射膜(1e)の周縁の若干部分
が、懐炉(3)の上下、左右の面に、支持膜(2)に引
張られて回り込んで、こ°の部分の放熱を確実に、中心
点(0)に戻すようにもできる。反射M(11又は反射
膜(Ie)のサイズを少し広くすると可。
−11− (B)  尚、懐炉というものは素肌番こ密着とLl)
える程の状態で携帯するものにて、角張った形態でなく
、丸みの太きいものが多いと常識でも考えられ、正面が
厳密に平面のことは殆んどない筈である。仮令、平面と
しても、上下、左右の面は強い丸みであろうから、懐炉
(3)の背面、正面の、上下、左右面の近くは、その丸
みが及んでいて、相当に丸いと考えるべきである。よっ
て正面の反射膜(1)又は反射膜(le)は凹面鏡(こ
近似であることになるわけである、 「第2実施例」 前記第1実施例のものを一部異った態様とするO以下に
違う点を述べる。図面は第3図の状態で示す(第6図参
照)。
(イ) 第1実施例の(イ)、(口1の反射膜11)の
構造力)ら、熱反射層14+を切り離した反射膜(Ig
)を形成する。
+l=l  第1実施例の(イ)のように、反射膜(I
g)と支持膜(21にて、袋体を形成する。この場合に
は両膜共に通気性の良い市等で一体に形成すると可。
又、第1実施例のに)l(ホ)の通気孔(5)1通気孔
55d)のように、通気孔を設けるも可である。
接して、着脱自在の構成とする。
に)反射膜副体(lb)の内面には、第1実施例の(ロ
)の反射M(11に於ける、熱反射層(4)と同様に熱
反射層(4a)を形成する。この場合には通気性が不良
にて第1実施例のに)の通気孔)5)と同様な施工をす
ることができる。
(ホ) 反射膜副体(lb)を第1実施例の(ト1の反
射膜(1e)のように発泡体とし、又、同様にラミネー
ト施工をするも可にて、通気性が不良となるから通係孔
も同様である。
反#J膜副体(Ibl を発泡体とすると厚手であるか
ら、袋体への着脱に挿入し易い。よって反射膜(Ig)
及び支持膜(2)は発泡体でない方が、袋体として柔軟
性があり良好である。
(へ)反射膜副体(lb)は、反射M (Ig)の内面
に、ホック、マジックテープ等にて取付けるように13
− すると使用中に位置がずれたりしないから可。
又、反射M(Ig)の内面に布地等を付加してポケット
を形成して反射膜副体(lb)を挿入スルようにすると
同様に位置がくるはない。この布地の代りに通気性不良
の膜体を用いる際には通気孔を設けると可。
この第2実施例のものを使用するには、反射膜副体(l
b)を袋体の開口部から、懐炉(31と共に挿入して、
熱反射層(4a)のある内面側を懐炉13)に密接し、
閉止装置を締め訃はよい。
この実施例では、反射膜(1g)と支持膜+21は同じ
作用効果であるので、使用するには、どちらを正面又は
背面側にしてもよい。即ちこの袋体は、通常行はれてい
る懐炉の袋体と全く同様のものといえるものである。故
に、開口部は、袋体のどの箇所にでも設けられることと
なる。熱反射層がないので何処でも可である。両膜共に
布地等とすれば弾力性も同一にて共に支持膜の働きもす
る上に、反射膜(Ig)にもなるものである。尚、閉口
装置はIf!1実施例の(へ)と同様にできる。
14− 反射M(Ig)と支持膜(2;の伽きにて第1実施例に
記述したように反射膜副体(lb)を懐炉(3)に密接
するから、効率のよい熱反射をする。第1実施例の作用
効果の中の懐炉Imの中心点(0)に集中することの(
A)及び(B)項と同様である(第5図参照)。
又、(A)項と同様に反射膜副体(lb)の周縁が懐炉
13)の上下、左右の面に回り込むようにすると中心点
(0)に向う熱反射の効率は更に良い。
この実施例の反射膜副体(1b)を厚手の発泡体とすれ
ば、袋体の方を発泡体としなくてすむこと場となるから
好都合である。袋体の両方の膜体を厚手とした際を考え
ると、袋姫としての充分な効率を得られないと思はれ、
片方だけを厚くしても同様であろう。
又、この反射膜副体(1b)を挿入するのに、内面を懐
炉+31に向けるだけでなく、時折は逆に挿入すること
も可能となる。逆にすれば少しは熱反射の効率が下ると
考えられ、微妙な調節をすることともなる。このことは
第1実施例の作用効果中で、−15− 懐炉の位置を時々変え、その正面、背面の向きを変え、
色々に塩梅良く熱さの調節ができることを述べたが、こ
の作用効果が更に増加するわけとなる。使用していれば
微妙な熱の調圧が必要なことがある筈である。そういう
場合には重宝である。
[第3実施例] 昨今、火気を用いない、化学薬剤の懐炉(以後、ケミカ
ル懐炉(3h) と呼ぶ)が流行しているようで′ある
が、これに本発明を実施する。これも弱い発熱を利用す
るものであるから、微少の熱をも逃がさない効率のよい
熱反射が誠に必要である。
前述の第1又は第2実施例の構成の袋体を用いる。ケミ
カル懐炉(3h)は通気性の良い袋体(以後、内袋(8
1と呼ぶ)に収納されているが、本発明の袋体にそのま
ま入れて使用する。
図面は、第1実施例の袋体の形式による本実施例の場合
を示す。(1h)は反射膜、(2h)は支持腰、(3h
)はケミカル懐炉、(4h)は熱反射層、(81は内袋
である(第7図参照)。
図中、ケミカル懐炉(3h)に於いて内袋(81と中身
の粉体の作る空隙は発生していないものとして査酪した
、叉、1汁!口節≦も哲いた。
ケミカル懐炉(3h)は使い捨てるものであるから、本
発明の袋体も価額の非常に他廉な合成樹脂膜のようなも
のでなければということはいえないであろう。本発明の
袋体は、ある程度の期間使用できるものとするのが適し
ているのであり、少しも高価とはならない。肌に近接し
て用いるのであるから、上置の布製等のものが、柔軟性
もあり、通気性も良い。
第2実ノ1所例の反射膜副体(1b)を用いる形式も実
施できる。
火気を用いないが、空気を必要とするから、通気性につ
いては、第1.第2実施例と同様である。
通気性不良の材質を用いるときや熱反射層のある膜体は
通気孔を設けることも同じである。又、断熱性の発泡体
を使用する際も同様の施工をする。
但し、体温を、q気と共に利用して化学作用で起熱する
ものであるから、このことに関しては、支持M r2h
)の側は、断熱性の発泡体の膜体を使用17− しないのを可とする。
開口部、閉止装置についても、第1.@2実施例と同様
である。
既述の懐炉(31と異なり、ケミカル懐炉(3h)は、
内容物が化学薬剤の粉末であるために、使用中に、その
形態が色々に変化することが考えられる。然し、内袋(
81は、使用時に正面、背面となる二つの膜体を有して
いる。即ち、上下、左石面は大きくなく、全体の厚みが
小さくなる形式の袋体である。
将又、このことは、本発明の袋体も同様である。
日常生活で多く見られる装入りの粉体は、こういうもの
に収納されている。例えば砂糖では、その外観はベンジ
ン等を用いる通常の懐炉と大体同じである。即ち、ケミ
カル懐炉(3h)の正面、背面は、懐炉+31のそれら
と同様な面を有している。
砂糖の装入りを、無理に立てて置く七、中身は下方に片
寄るが、粉体であるので、片寄った部分に於いても、そ
の正面、背面は共に、完全な平面を作ったり、周縁が角
張ったりするということはなく、なだらかにふくらんだ
面である。ケミカル18− 懐炉(3h) を身体に接して携帯しているときは、以
上のような状態を呈する筈であるから、本発、助の袋体
に収納してもif実施例の反射H111+反射膜(le
) 、又は第2実施例の場合の反射膜副体(lb)の夫
々の熱反射層は、凹面鏡の状態となって、効率の良い熱
反射をすることとなる。
時によって、粉末である中身は、−箇所又は数箇所に固
まって、凸部を作ることもあろうが、各凸部の頂上を結
ぶなだらかな白層が作る空隙による凹面鏡の状態が生ず
ることになる(第7図参照)。
又、使用していれば、身体が動くので、粉体はどの部分
も均等な割合に落着くから、片寄って固っている箇所は
なくなるであろう。この粉体は軽いから下方に片寄る度
合も少いといえる。
尚、実際には、中身の圧力によって、面積の大きい正面
、背面のために、袋体の中央部の厚みが大となり、上下
、左右面に近い程厚みが序々に小さくなると考えられ、
正面、背面(ケミカル懐炉(3h)を逆に挿入すれば、
背面が正面である。こ−19− の懐炉も、普通の懐炉13)と同様に、両面共に放熱を
する)の膜体の内面、即ち熱反射層は良好な凹面鏡とな
る。
以上のように、第1実施例の、懐炉(31の中心点(0
)へと効率よく集中する熱反射の作用効果の記載(A)
、(B)項と同様である(第5図参照)。一定量の薬剤
での効率倍増は省エネといえる。
その他、第1.II2実施例で述べた作用効果も同様に
本実施例に該当する。
「N4実施例」 本発明は、普通の懐炉やケミカル懐炉のみとは限らず、
懐炉灰、豆炭等を燃料とする温熱器、即ち行火、寝炉等
と称されているもの(以後、6火と呼ぶ)にも実施でき
る。
既述の第1又は第2実施例の構成と同様で、使用方法9
作用効果も同じである。興なる点を以下に述べる。
寝具中で使用するから、主として6火の底面が敷布団に
向ってする放熱を反射して押し戻すこととなる。
特開昭58−2205ff (6) 6火の石1面は懐炉(3;の正面、背面と違って、完全
な平面をしていることが多いとも考えられる。
よって第1実施例の反射膜用1反射膜(le)又は第2
実施例の反射膜副体(lb)の周縁が4側面に回り込ん
で、立ち上るようにすると、凹面鏡の状態になる。本実
施例では、6火の4側面は、正面。
背面、左面、右面と呼ぶ。上面、底面のうち、底面から
の放熱を反射するわけである。
将来、底面が懐炉+31の正、背面のようjこ曲面をな
す8六が製造販売されるならば、効率の良い熱反射が可
能にて、更に良好である。
火気を用いるから、各膜体の通気性1通気孔に関しては
、第1.第2実施例の通りである。
6火の4側面は割合に高さがある。よって、既述のよう
に反射膜(1)等の周縁が少し回り込んで立ち上るのを
、もつと上方迄とするのも可。半分の高さ程も立ち上が
れば、凹面鏡としての働きも強くなり、6火の中心点に
向っての熱反射の効率が好くなる。
尚、4側面の内の例えば左側面のみに於いて、21− 豆ち上がりを上方迄に充分に行うというようにもできる
。6火は就寝中に身体の横に置くが、冬季に室温が非常
に下っている際には、もつと温くなりたいと思うことが
大変多いものである。この左面を左にして、6面を身体
の左側に接するようにすれば身体への放熱は増加する。
寒い時節には、このようにして使用すれば、効率の良い
温熱器となる。
以上の場合、支持膜は上面となるわけである。
尚、熱反射は4側面と底面に接する熱反射層の− ある反射膜のみに隔らなく、これらを熱反射層のない膜
体として、第2実施例のように反射膜剛体を用いること
も可。上述のように立ち上がり部分を設けるのは、反射
膜副体が都合がよいであろう。
底面から側面の幾つかの面に立ち上がるようにもできる
。又は上述のように1つの側面のみに行うことも好い。
以上の総ての熱反射の膜体に発泡体をラミネートするも
可。この場合の通気孔についても第1゜第2実施例と同
様である。
22− 市販されている6火のあるものは、添付の、説明文に「
底面は熱が強くなり過ぎることもあるから、付属の袋の
中に、ボール紙を追加して入れて下さい。]と記載しで
あるのがある。この点から見ても、底面の放熱を断熱性
の発泡体の膜体によって断熱することが適当であること
が判る。これを熱反射層を有する本発明のものにすれば
向見に良好である。勿論、発泡体のない反射膜1反射層
側体でも良いわけである。
前述した1つの側面の立ち上がりの大きいものは、体の
脇に置くのみでなく、足元にしてもよいのである。
第1乃至第3実施例に於いてそれらの温熱器の温度を、
色々に調節できるから良好である田を記したが、本実施
例にても同様にできる。゛熱反射膜体のある画面を上向
きにしたり、1つの側面の立ち上がりの熱反射の膜体の
側を身体の方の1に向けたりして自分の都合のよい温度
に真正をすることができる。又、反射膜剛体の熱反射層
を表裏逆に挿入すれば、少しは効率が下がるから、微妙
な−23− な熱の調節ともなる。
就寝中の熱は敷布団下方より冷えると、よく言われてい
る。この点からも、敷布団に不必要に放熱をすると、そ
れがどんどん逃げてしまって、非常に不経済ということ
ができる。省エネルギーに反対の効果である。
8火は、何処の製品を見ても、袋に収納するようになっ
ている。本発明の、この実施例は、これに少しの改良を
するのみであり、将又、袋としての本来の機能も充分に
保有している。
その他、第1.第2実施例の作用効果は、本実施例に総
て該当するものである。
「第5実施例」 既述の、第1.第2実施例の懐炉゛や、第4実施例の8
火は、火気を使用するため、空気を要するものであった
温熱器にはこの他に、電気行火、湯婆等がある。
これらは燃焼部がなく、又、ケミカル懐炉のように化学
薬剤を用いないので、通気が不要なものであるが、これ
らにも本発明を実施できる。
特開昭58−22056 (7) 構成は、第1.第2及び第4実施例と同様にて、使用方
法1作用効果も同じであるが、違う点を以下に述べる。
通気が必要でないので、各膜体の通気性や、通気孔は不
用である。
電気行火、湯婆は、前述の第4実施例の8火と異なり、
その側面の高さが余りないので、この点については、第
4実施例に依らないで、第1.第2実施例の構成で好い
わけである。又、電気石火。
湯婆は第1実施例の懐炉(3)の正面、背面と同様の面
を有するものと考えることができる。
電気石火の場合は、電源コードが付いているので、本発
明の袋体に、これのための貫通孔を設ける必要があるが
、開口部を利用するとよい。例えばチャック等の閉止装
置を一杯に締めても、開口部が少し開いたままとなって
いる形式とし、この部分を、コードの場所とすれば、好
都合である。
使用中に、熱反射面の向きを変えたり、位置を移したり
して、温度の微妙な調節ができるの番よ、第1.第2及
び第4実施例と同様である。
一部− 電気行火、S婆用の袋も令名にも市販されていたが、こ
れに少しの改良を加えるのみでよいのであり、本発明の
袋体は、装本来の役目も果すものである。
電気石火は、燃料は使用しないが、本発明によって効率
を良くすることは、延いては、電気の節約といえるから
、雷エネルギーの方針に沿う。
湯婆も、−巨人れた熱湯を有効に使うのであって、又、
湯の冷めるのを遅くするものにて、省エネの一端を担う
ことになる。
−が−
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例の一部切欠正面図。第2
図は、同実施例の一部切欠背面図。第3図は、M1図の
1−1矢視断面図。第4図は、第1実施例())項の反
射膜(le)の拡大断面図。第5図は、第1実施例の作
用効果(A)l (B)項の説明図。第6図は、第2実
施例の断面図。第7図は、第3実施例の説明図。 図中、111は反射膜。(le)は断熱性の発泡体の反
射膜。(2:は支持膜。(3)は懐炉。141は熱反射
層。 (4f)は反射W&(le)の熱反射層。(5d)は支
持膜(2)の通気孔。(61は閉止装置。(7)は開口
部。(0)は懐炉臼)の中心点。 尚、第6図中、(lb)は反射膜副体。(4a) Li
反射膜副体(1b)の熱反射層。(Ig)は熱反射層を
切り屓した反射膜。 又、第7図中、(lh)は反射膜。(2h) &虚支持
展。(3h)はケミカル懐炉。(4h)は熱反射層。 18)は内袋。 特許出願人  演 口 正 男

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内面に熱反射構造を有する反射膜(1;と支持11
    121を夫々の周縁に於いて一体に形成した構成である
    ことを特徴とする、熱を反射する温熱器の袋体。 2、反射膜11:の内面に熱反射層(41を形成した構
    成であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    、熱を反射する温熱器の袋体。 3、熱反射層(4a)を内面に形成した反射膜副体(l
    b)を反射膜(11の内面に着脱自在とした構成である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の、熱を反
    射する温熱器の袋体。 4、支持M121を通気性の材質とした構成であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項又は第3
    項記載の、熱を反射する温熱器の袋体。 2− 〇0反射膜111を通気性の材質とした構成であること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載の、熱を反射す
    る温熱器の袋体。 6、反射膜(11を断熱性の発泡体とした構成であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項又は第
    3項記載の、熱を反射する温熱器の袋体。 7゜反射膜副体(lb)を断熱性の発泡体とした構成で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の、熱
    を反射する温熱器の袋体。 8、反射膜(1)に不特定多数の通気孔;51を設けた
    構成であることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第2項又は第3項又は第6項記載の、熱を反射する温熱
    器の袋体。 9、反射膜副体(lb)に不特定多数の通気孔(5c)
    を設けた構成であることを特徴とする特許請求の範囲第
    3項又は第7項記載の、熱を反射する温熱器の袋体。 10、支持膜(21に不特定多数の通気孔(5d)を−
    3− 設けた構成であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項又は第2項又は第3項又は第8項又は第9項記載の、
    熱を反射する温熱器の袋体。 11、m宜な閉止装置16)を持つ開口部17)を任意
    の箇所に設けた構成であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項又は第2項又は第3項記載の、熱を反射する
    温熱器の袋体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4486495A (en) * 1982-06-14 1984-12-04 Toray Silicone Co., Ltd. Method for manufacturing a rubber sheet which is electrically insulating and thermally radiating and rubber sheets made therefrom

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4486495A (en) * 1982-06-14 1984-12-04 Toray Silicone Co., Ltd. Method for manufacturing a rubber sheet which is electrically insulating and thermally radiating and rubber sheets made therefrom

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