JPS58220239A - 磁気読取ヘツド - Google Patents

磁気読取ヘツド

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JPS58220239A
JPS58220239A JP58074204A JP7420483A JPS58220239A JP S58220239 A JPS58220239 A JP S58220239A JP 58074204 A JP58074204 A JP 58074204A JP 7420483 A JP7420483 A JP 7420483A JP S58220239 A JPS58220239 A JP S58220239A
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sensor
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coupling
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/1278Structure or manufacture of heads, e.g. inductive specially adapted for magnetisations perpendicular to the surface of the record carrier
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/33Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only
    • G11B5/332Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using thin films

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁気読取ヘッド及び磁気センサに係り、特に
磁気媒体からの磁界を磁気センサーの最も感度の高い好
ましい面へ導く磁界結合(透磁性)脚又は同様な手段を
使用する磁気読取ヘッドに関する。
磁気媒体により高い密度で記録されたディジタル・デー
タを読取る(及び書込む)手段に対する要求はどんどん
高まっている。この分野における研究者は多くの問題を
かかえている。読取ヘッドの飛行の高さ、読取ヘッドの
すり減り、周波数応答、クロストーク、ビット間干渉、
センサの非線形及び雑音のようなファクタは良い磁気読
取ヘッドを設計する上でのほんのわずかのファクタにし
かすぎない。受動的々速度感知装置である誘導読取ヘッ
ドをセンサ要素のようなソリッドステート非速度感知装
置に置き換えるのにかなりの努力がされた。すべての方
法は、結局は、磁気要素の感度及び周波数応答によって
規定される固有の利得帯域幅によって制限を受ける。
磁気媒体に記録されるデータ密度を高める基本的方法が
2つ存在する。1つの方法は各トラックの単位長さ当り
のビット数を増大する方法である。
この方法は、読取ヘッドが媒体面と接触せずに通常動く
飛行の高さによって重大な制限を受ける。
これは、所与の飛行の高さで所与のトラックに対し書込
まれた単位長さ当りのピット数が増大すると、リードバ
ック信号の歪みが増大するからである。また、リードバ
ック信号の振幅がかなり小さくなる。データ・トラック
の単位長さ当りの磁束転移(flux  transi
tien)の数す力わちデータ密度が高まると、全体の
信号対雑音比は必然的に所与の読取ヘッドの影響を受け
る。
第2の方法は、記録されるデータ・トラックの密度を高
める方法である。磁気読取ヘッド技術の限界から、通常
の誘導コイル受動読取ヘッドは1マイクロメ一タ幅のデ
ータ・トラックを感知することができない。何故なら、
かかるヘッドによって得られるリードバック信号の信号
対雑音比に限界があるからである。
センサ要素をいかに小さくできても、データ密度によっ
て規定される飛行の高さは、センサが媒体に損傷を与え
ることなく媒体に十分近く配置で(6) きないほど小さい。次の問題は、媒体に記録された1つ
のピットから発生する磁界データを媒体から相対的にい
って離れた高さに位置するセンサにいかにして結合させ
るかということである。最終的目的は、センサ出力から
信号対雑音比が最大の信号を導出するためにできるだけ
大きな磁界結合を得ることである。
磁界結合の概念は新しいものではない。これはセンサ要
素がワイヤーのコイルから成っていた誘導説をヘッドの
時代までさかのぼる。しかし、ソリッドステート・セン
サは、センサの最も感度の高い軸に対して実用的な磁束
結合を発生するために多くの精巧さを必要とする。最近
、能動センサ要素が開発されその例が特願昭57−38
250号に開示されている。
媒体からの大きな磁界要素を媒体の上方に位置する磁気
センサに結合する読取ヘッドを設計する上で基本的問題
が存在する。微小なソリッドステト磁界センサを構成す
ることはできるが、このようなセンサを媒体に直接接触
するように配置する(4) ことは好ましくない。何故なら、センサがすり減りによ
り破壊されるからである。実際上、センサは非常に小さ
く作られなければならない。何故なら、このファクタが
読取ヘッドの解像度に対して大きな責任を負っているか
らである。しかし、多くの磁気センサはより感度の高い
軸を有し、意味のある磁界をセンサ中の敏感な所要面に
結合しようという考えには問題がある。磁界をシリコン
・チップ中に形成される磁気センサの面に平行に印加す
ることが最も実際的である。何故なら、テップ面はより
アクセスしやすいからである。この基準を採用すると、
ホール・セル・デバイス(Haliljcall  d
evice)は候補から除外される。何故なら、かかる
デバイスの敏感軸はデバイス面に対して垂直だからであ
る。特願昭57−38250号に記載されているように
、これらの問題のいくつかを解決する新しい磁気センサ
が開発された。
このデバイスの変形物は、半導体チップの面に平行な磁
界が敏感軸を捕えるように構成されたセン(5) すとして得ることが可能である。
しかし、記録媒体の磁束転移の垂直要素を磁気センサで
ある生来小さく且つ全体として平坦なデバイスに高い磁
界結合を行うことの問題が残っている。
新しい高密度データ記録技術においては、極性が相補的
な磁気転移が二重トラックに書込まれる。
この技術によれば、磁束転移をセンサに結合する適当な
磁気読取ヘッドが存在すれば、完全な磁界の反転を磁気
センサに通すことができるので高い磁束結合を実現でき
る。
本発明の目的は、配録媒体からの極性が相補的な磁界を
結合脚によってセンサに結合、する磁気読取ヘッドを提
供することにある。
本発明の別の目的は、icm当り3937乃至1574
8(1インチ当り10000乃至40000)の転移密
度で且つi cm当り4724本(1インチ当υ120
00本)以上のトラック密度で磁気媒体に書込みが行わ
れる場合の完全な磁束反転に相当する長さの結合脚を有
する磁気読取へラドを提供するにある。
また、本明細書では、二重トラックの極性が相補的な磁
気転移のだめの結合脚を有する磁気読取ヘッドを物理的
構造を変更することなく単一トラック読取ヘッドとして
使用できるようにする手段が開示される。
単位長さ当シ所与の数の磁束変化がある適当に書込まれ
た媒体があるものとする。公知のいずれかのコード化技
術によって磁気媒体にディジタル・データを書込むもの
とすると、単位長さ当りの磁束変化は、単位長さ当シの
磁束変化すなわちビットの最大数によって表現される。
磁束変化は、二重相補的極性トラック、又は単一トラッ
クに書込むことができる。
本発明による読取ヘッドには、磁気媒体に近接し且つ比
較的“広い″間隔を有する磁束結合脚が設けられる、こ
れらの磁束結合脚は、単一トラック・モードでは磁気媒
体の公称磁束転移間隔の間隔を有し、二重トラック・モ
ードでは2つのデータ・トラックをちょうどまたぐ間隔
を有する。しかし、これらの磁束結合脚は、どちらの場
合でも、相補的な極性の磁界転移に対向している。例え
ばすべて同じディジタル・ビットが書込まれる間磁束変
化が生じないNRZ記録のようにクロック・トラックを
必要とする記録技術は、既に周知であり、本発明による
読取ヘッドに容易に適用可能である。
本発明による読取ヘッドの磁束結合脚は、磁気媒体に対
して実質的に垂直な面にあるように配列される。これら
の脚は、相補的極性の磁界転移から2つの結合脚の反対
端の狭いギャップへ磁束を通す。磁気センサはこのギャ
ップに配置される。
この小さなギャップの向は、磁束がセンサの最も感度の
高い領域を通るように決められる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明
する一゛′ 第1A図は本発明による単一チャネル読取ヘラドの一実
施例を示す平面図、第1B図は第1A図の線1B−1B
に沿う断面図、第1C図は第1A図の線1C−1Cに沿
う断面図である。この実施(7) 例で使用されている磁気センサは垂直インジェクション
・モードで動作するラテラル・バイポーラ磁気トランジ
スタである。かかるデバイスは特願昭57−38250
号に示されている。センサとして使用されるこのような
磁気トランジスタは新規なものである。かかる磁気セン
サはエミッタの放射面に平行な磁界に最も敏感である。
センサの動作に必要な少数キャリヤの垂直注入は、エミ
ッタPN注入の下面への注入を制限することによって図
示された構造体中で行われる。注入面に平行にエミッタ
付近に磁界を印加する場合、この磁界の方向は、エミッ
タ拡散の長袖に垂直な方向である。これにより、放射P
N注大の長袖に沿ってローレンス・ポテンシャル(Lo
rentzPotential)  が発生する。ロー
レンツ・ポテンシャルは、エミツタ面の一方の側又は他
方の側がより多くの注入を行い且つ一方の召しクタ又は
他方がより多くの電流を集めるようにエミッタの長手方
向に沿うキャリヤ注入を変調する。
水平磁化モード又は垂直磁化モードでデータが(8) 書込まれた磁気媒体中に存在する磁気転移の境界に発生
する磁界(すなわち垂直方向の減磁要素)は、第1A図
に示されるように磁気結合脚1及び2によってセンサの
エミッタ領域に直接結合される。これらの結合脚1及び
2は例えばニッケルー鉄合金から作られ、かかる合金は
当業者には明らか寿ように透磁率が高い。結合脚1及び
2は半導体基板3の頂面上の絶縁物である上部酸化物層
上に真空蒸着される。エミッタ4及びコレクタ5は、特
願昭57−38250号に説明されているように基板3
中に堆積される。エミッタ接点6.2つのコレクタ接点
7及びベース接点8も図示されているが、本発明による
読取ヘッドの構造を理解するのに必要ないので、ここで
は説明しない。
シリコン基板3の縁は、平らな面を形成するために面9
に沿って磨かれている。半導体基板6がこの面9上に直
立し且つ磁化媒体に近接して配置されていると、垂直方
向の磁界要素は第1A図に示されているようにセンサが
配置される脚1及び2の間のギャップを通るように脚1
及び2を通して結合される。磁界結合の向きは、最大効
率を得るために磁界要素がエミッタ4の放射面に平行な
半導体を通るように決められる。第1A図に示された構
造体は、一般的なシリコン半導体LSI製造技術を使用
して容易に製造できる。これは第1B図を参照すること
により容易に理解できるであろう。
透磁性磁気薄膜結合脚1及び2がエミッタ4の放射面が
位置する面を横切って互いに対向するように、透磁性脚
1及び2は第1A図に示されたエミッタ領域4のどちら
かの側に機械加工又は反応イオン・エツチングによって
全体的に切り口を形成することによって包囲領域の面よ
り下に配置される。
磁気薄膜結合脚1及び2は、等しい断面領域を有するが
、面9に沿う端部においては物理的に同じ高さの面(断
面)を有するかけではない。2つの脚1及び2の高さが
異なる理由は、連続磁化磁気テープ、ディスク等の磁化
の垂直成分が距離Sだけ互いに離れるだめである。ここ
で、Sは、媒体に清って書込まれた単位長さ当りの磁束
変化の最大数の逆数である転移間間隔である。第1B図
に示されている高さの差は、記録密度がIcm当り78
74回(1インチ当り20ooo回)の磁束変化である
場合には約12700オングストロームであり、1cm
当り15648回の磁束変化である場合には約6350
オングストロームである。
精密制御の場合には反応イオン・エツチング技術を使用
することが好捷しい。エミッタ及びコレクタが基板の面
に拡散され場合によってはイオン打込みされ、上に重ね
られるべき絶縁酸化物層が成長されると、接点6.7及
び8のために窓が形成され、脚1がエミッタ4の放射面
と対向する脚1の端部及び透磁性脚2を減じるために半
導体基板6をエツチングにより除去する領域がマスクさ
れ、次いでエツチングにより除去される。ここに示され
る例では、第1B図に示されているように、脚2は脚1
よりも所定距離下に配置されている。
エミッタ4に対向す底膜1及び2の端部は、磁束が脚1
及び2の端部の間を横切って直接結合され、エミッタ4
とコレクタ5の間の底部側の放射面4に平行に通るよう
に、同じ高さとされている。これらの脚の領域が所要の
深さに形成されると、磁気薄膜層が図示された形態で堆
積される。エミッタ拡散の深さがどれだけであっても、
エミッタ4の注入面はシリコン基板の面の下になる。
第2A図は、本発明による単一トラック磁気読取ヘッド
の別の実施例を示す。第2A図は、基板6上の結合脚1
及び2を示すとともに、第1A図に示されているように
磁気感応トランジスタの他の要素4乃至8を示す平面図
である。透磁性薄膜脚1及び2が堆積されるときにエミ
ッタ領域4に接触する脚の端部が適当な深さくすなわち
エミッタ拡散長)となるように、切シロすなわち高さが
低減された溝領域が形成される。これにより、磁気媒体
からの磁束は、脚1及び2によって磁気トランジスタの
最も感度の高い面を通って結合される。第2B図は第2
A図の線2B−2Bに沿う断面図であり、第2C図は第
2A図の線2C−2Cに沿う断面図であって脚の面を相
対的に示す。
第1A図、第1B図、第1C図、第2A図、第2B図及
び第2C図は、能動的すなわち最も感度の高い面を有す
る磁気感応電気トランジスタを含む磁気読取ヘッドを示
す。この磁気読取ヘッドは、また、磁気媒体との境界領
域において互いに離隔した少くとも2個の透磁性磁界結
合脚を含む。これらの脚は、磁気感応g素が配置される
比較的小さなギャップを形成する。磁気結合脚の入力端
が前述のように書込まれた所与のデータ密度の磁気媒体
の転移境界に生じる垂直方向で最大の減磁磁界に対向す
るように、磁気結合脚の入力端の高さに差がつけられて
いるので、磁界結合は最大となる。まだ、磁気結合脚は
、磁気感応要素と隣接するところでは、同一面中にあシ
、磁束が士ンサの最も感度の良い領域に平行な面を通る
ように磁束を結合する。
互いに分離した2つの透磁性脚1及び2の間の高さの差
は、原則として、磁気媒体に沿って書込まれた一連の磁
気転移境界の最大離隔距離にちようど対応していガけれ
ばならない。これは媒体に記録される単位長さ当りの磁
束変化の最大数の逆数である。磁気媒体が長手方向記録
技術及び垂直磁化記録技術のどちらで書込みを受けたか
はどうでもよいことである。磁気媒体に対向する透磁性
脚の端部は磁極に一致している。これらの磁極は相補的
である。すなわち、一方の脚は正の磁極上に位置し、他
方の脚は負の磁極上に位置している。
従って、脚を通してセンサに結合する磁界として最も大
きな磁界を得ることができる。センサが配置される2つ
の脚の間のギャップを通して結合される磁界は、コレク
タ接点7の出力として差動電圧を発生する。この電圧の
極性及び大きさは、図示された磁気結合構造体中のギャ
ップを横切る磁界の極性及び大きさに依存する。磁気記
録媒体に対向する脚の端部が記録ビットによって発生す
る磁極の間にくるように読取ヘッドの長手方向位置が媒
体に対して関連付けられると、センサに結合される磁界
は0で閉じられ、センサ・コレクタ出力間の差動電圧も
また実質的に0となる。
第6A図は、シリコン基板3上に形成された磁気読取ヘ
ッドを示す正面図である。基板3の向きは、その平らに
磨かれた縁9が磁気記録媒体10の上面に近接するよう
に決められている。磁束結合脚1及び2は実質的に垂直
な面内にあり、第3A図に示されているように媒体との
境界領域におけるこれらの脚の分離距離は転移間間隔に
等しい。
第3B図は、第2A図及び第2B図に示された構造体の
平らに磨かれた結合脚1及び20面9における端部によ
ってカバーされる領域すなわち軌跡を示す。
第3B図は、第6A図の正面図に対応した平面図であっ
て、水平記録モードにおける磁化ベクトル並びに矢印M
で示されたベクトルをも同時に示すものである。図示さ
れているように、減磁磁界の垂直成分は、相補的々磁極
上及び−を有する。
基板3が媒体10に対して垂直な面内にあるように直立
されているときに、結合脚1及び2が転移間間隔だけず
れるように、結合脚1及び2は半導体基板中で異なった
深さの位置にあるように配列(15) される。
第4A図は、基板6の面9が矢印Mで示されるように水
平磁化モードで書込みを受けた磁気記録媒体10の上面
に関連させて配置されたときの2つの結合脚1及び2の
位置を示す。各書込ビットA乃至Oの中心もまたここで
使用されたコード化形態で示されている。
第4B図は、第4A図に示されたパターンを走査したと
きに上記磁気ヘッド中のセンサから出力されるアナログ
信号の振幅を示す。データの意味内容は任意であり、当
業者には周知のように必要に応じてあらゆるコード化方
式にも調和できるものである。第4C図は精確なりロッ
ク点を維持するためにフェイズ・ロックド発振器を使用
して磁気転移から導出されるか又はこの分野で周知の別
個に記録されたクロック・トラックから導出されるクロ
ック時間を示す。転移に依存するデータの意味は、上述
のように任意であるが、第4C図のクロック信号位置に
関連して示されているようにここではデータ1及び0を
割当てるものとする。
(16) 第5A図は、媒体10中に矢印Mで示されるように垂直
モードで磁化される点を除いて第4A図と同様の図であ
る。第5B図は第4C図と同様の態様でクロック及びデ
ータ出力を示す。第5C図は第5A図に示されたデータ
・トラックを走査したときに上述の読取ヘッドのセンサ
から出力されるアナログ波形を示す。データ中ピッ)A
乃至Nの意味は任意であり、種々のコード化方式を使用
できるのはもちろんである。
第4A図の転移EとJとの間及び第5A図の転移EとI
との間の転移領域では、第4B図及び第5C図に示され
たセンサ出力の振幅に変化がない。
これらの時間の間は、記録媒体中に磁束転移が存在しな
いので、データ・ビットを発生するためにクロック拳パ
ルスがこの外野で周知の論理回路と、−ともに使用され
る。磁気記録媒体中に例えばF2F等のような自己クロ
ッキング・コードが使用され、磁気結合脚1及び2の間
の分離が適当なものであれは、別個にクロックを使用す
る必要はない。
伺如なら、自己クロッキング・コード出力を発生するた
めにデータ転移が常に適当な時間に供給されるからであ
る。本発明による読取ヘッドは特定のコード化技術に限
定されるわけではない。ただし、結合脚1及び2の間の
分離距離を特定の値に選択すると、この値に最適の周波
数すなわち最適のコード化技術を使用すると効率が最大
となる。
第6A図、第6B図及び第6C図には本発明の別の実施
例が示されている。第6B図に示されているように、透
磁性結合脚1及び2は磁気媒体に対向するそれらの端部
9において互いに離隔している。脚1及び2の他端部の
間のギャップは、前述と同様の磁気感応トランジスタ要
素4乃至8を有する。しかし、この実施例の場合、脚1
及び2の高さは同じであり、前述の実施例のように高さ
が異なっていない。これは、この実施例が二重トラック
磁気コード化データの読取り用に構成されているからで
ある。この記録技術においては、極性が相補的な転移が
所与のデータ・チャネルを形成する二重トラック・パタ
ーン中に同時に書込まれる。これらの転移の間の動きの
方向に横方向のずれが無いので、これらをまたぐ読取ヘ
ッドは、第1A図、第1B図及び第1C図並びに第2A
図、第2B図及び第2C図に示された読取ヘッドのよう
に高さのずれだ磁気結合脚の入力端部を必要としない。
第6A図において、磁気転移は磁気媒体の走行方向に沿
って互いに距離!5だけ離隔している。
距離!、は、距離Sすなわち単位長さ当シの磁束変化の
最大密度の逆数に相当する。2つのデータ・トラックT
RA及びTRBは同時に記録され、2つの平行なトラッ
クは単一のデータ・チャネルを形成する。トラックTR
A及びTRBO幅はここでは38.1x10−6mm(
1,5ミル)である。
第6A図には面9における結合脚1及び2の端面すなわ
ち跡が、単一チャネルを形成する隣接した2つのトラッ
ク中の所与の磁気転移極をまたぐ水平斜線領域によって
示されている。最大の磁束は、例えばトラックTRA、
脚1、ギャップ、センサ、脚2及びトラックTRBを結
ぶ閉回路によって得られる。所与のデータ・チャネルを
構成する2つ(19) のトラックTRA及びTRBの離隔距離は種々の値に設
定できるが、典型的な場合、各トラック幅の半分が適当
である。トラックの離隔距離はより大きくすることがで
きるのはもちろんであり、また、他のデータ・チャネル
のだめのトラックに対応する他の介挿トラックを設ける
こともできる。
トラック間の離隔距離はデータの書込みに関する限り重
要な問題ではないが、結合脚1及び20間の磁束の漏れ
を最小にするようにリード・バック・ヘッドを最適に設
計する手段として作用する。
第6B図に示されるギャップ領域は、磁気センサ4に対
向する磁束結合脚1及び2の末端部間に存在する。この
ギャップの幅及び長さはそれぞれWおよび第2として示
される。このギャップを通る磁界は、読取ヘッドの透磁
脚1及び2が所与のチャネルのトラックTRA及びTR
B中の転移領域上に位置するときに最大となる。この状
態が第6A図に示されている。透磁性脚1及び2は、磁
気媒体10に沿って書込まれる最も近い連続した磁気転
移の間の距離Lbの約1/6が公称値である(20) 移動方向の厚さを有する。データが1cm当シフ874
回の磁束変化で書込まれるとき、脚の厚さは、例えば約
4000オングストロームである。
何如なら、かかる条件において、Lbは約12000オ
ングストロームだからである。
読取ヘッドの脚1及び2は、センサ中ギャップを横切る
磁界が磁界集中原理によって増強されるように構成され
る。ギャップに結合される磁界は、磁気結合脚を構成す
る要素の相対幅、厚さ及び長さから求められる。結果は
次式(1)で与えられる。
式(1)において、Cは媒体10の実際の表面上の磁気
読取ヘッドの飛行の高さに基く結合係数である。式(1
)の値を求めるために、Cを1/4と仮定する(これは
控え目な値である)。HDは媒体の減磁界の強さであり
、これも控え目に約200エルステツド(ガウス)とす
る。W8/Wgは第6B図に示されているように媒体と
の境界領域における結合腕の幅とギャップにおける結合
腕の幅との比であり、約3に選択されたものとする。t
/Wgは約1/2、HL/WLは約1とする。このよう
に仮定した値のいくつかは最も控え目々値である。これ
らの値を式(1)に適用すると、■ は約100ガウス
になる。従って、第6A図に示された読取ヘッドに対し
図示されたような形態のセンサを適用し、上述のような
仮定を行えば、媒体表面の磁界(200ガウス)の約1
/2の磁界がギャップを通ることになる。そして、50
%のギャップ磁界がセンサに結合されるとすると、約5
0ガウスの磁界がセンサに生じることになる。この種の
センサは典型的な場合、1ガウス当シ1ミリボルトの信
号を発生し、信号対雑音比は1ガウス当り10である。
従って、センサの端子の電気信号はピーク振幅が50ミ
リボルト、信号対雑音比が約500対1になることが期
待される。
第7A図乃至第7D図は、上述の読取/書込技術をディ
ジタル記録に適用した結果を示す。第7(26) A図は、例えばテープのよう々磁気媒体10に書込まれ
たいくつかのデータ中チャネルを概略的に示す平面図で
ある。この図には媒体の移動方向が矢印で示されている
。任意に選択されたチャネル例えばチャネル≠1に連続
的に磁気転移によって書込まれたデータが第7B図に示
されている。磁気転移は水平モードで発生させられてお
り、接合すなわち転移領域においては、適当な十又は−
符号が付された成分を有する減磁垂直磁界がこの境界領
域に存在することを示すだめに一連の短い垂直線が描か
れている。第6A図、第6B図及び第6C図の読取ヘッ
ドが第7A図にチャネルナ1として示されたデータを有
するツインやトラツク中チャネルの上を通るとき、読取
ヘッド信号出力は第7C図に示されたそれと同様のアナ
ログ信号に追従する。2進データ出力及び必要なりロッ
クは第7D図に示され、ている。
第6A図、第6B図及び第6C図に示された磁気読取ヘ
ッドは第1A図、第1B図及び第1C図並びに第2A図
、第2B図及び第2C図に示され(24) た読取ヘッドと同様に動作する。結合腕1及び2は、磁
気媒体の表面における相補的な極性の磁気転移に近接す
るような位置にあって、これらの領域からの垂直面中の
最大の強さの磁界を2つの結合腕の間のギャップ中に配
置された磁気センサに結合するように配列される。
第6A図、第6B図及び第6C図に示された読取ヘッド
を単一トラックからのデータの読取シにも使用できる。
このためには、結合腕1及び2がともに磁気媒体10に
記録されたデータの単一トラックの軸に沿って位置する
ように読取ヘッドを垂直軸に関して90度回転させれば
よい。このような向きは第8図及び第9図に概略的に示
されており、詳細については後述する。このよ1うに媒
体に対して特定の向きにある読取ヘッドを使用して読取
られ得るデータ・トラックの密度は非常に高く、1cm
当り4724(1インチ当り12000)本以上のデー
タ・トラックにすることができる。この密度を単位長当
りの磁束変化で示すと、1cm当り3937(1インチ
当り1oooo)以上の磁束変化に相当する。このよう
に、非常に高い密度の磁気変化可能ディジタル・データ
の保持及びリード・バックが可能となる。
現在の技術では、幅が約1ミクロン(1マイクロメータ
)のエミッタ領域(これは能動インターフェースである
)を有する能動磁気感応トランジスタを得ることができ
る。上述した読取ヘッドは幅(厚さ)が1ミクロンより
小さい結合腕を有するように容易に構成することができ
る。これらの脚は、はんの1ミクロン幅の磁気媒体のデ
ータートラック幅内に位置することができる。かかるデ
バイスにおいては、200:1付近の信号対雑音比を得
ることができる。
1つのチャネルやデータについてトラック対(ツインΦ
トラック)を読取る方法及び読取ヘッドについて上述し
た。同じ読取ヘッドを垂直又は水平記録データ・ビット
の単一チャネルからの磁界を磁気センサに結合するのに
使用できる。使用上の基本的相違は、磁気センサ半導体
チップの面が例えば第6A図、第6B図及び第6C図に
示された向きから90度回転されることである。
第8図には、垂直磁化モートで記録された磁気媒体10
の上に位置する結合脚1及び2が示されてしる。センサ
か配置されるべきギャップは透磁性結合膜1及び2の末
端部の間においてGによって示されている。
第9図は、透磁性脚1及び2の端部の跡SFが」二に重
ねて示された磁気媒体10を示す。透磁性脚は前の図に
示されていたように全体として平担な薄膜であり、最も
長い寸法の方向、すなわち平担な薄膜が沿って延びる軸
は、媒体10に記録されだデータ・トラックの長軸とほ
ぼ同一直線状にあるように整列される。現在の薄膜堆積
技術によれば、透磁性脚1及び2の厚さを容易に1ミク
ロンより小さくすることができる。従って、第9図にお
いては、結合脚の跡を、長さが1ミクロン、厚さが1/
4ミクロンの小さな矩形として示されている。このよう
に結合脚の寸法が小さいので、第8図のギヤツブG中に
配置されるべきセンサ自身も非常に小さいことが重要で
ある。第10図にG/Sとして示されているように、重
要なのは、磁気媒体10の転移間間隔Sと比較したとき
のギャップGの相対外法である。これは、他の条件とは
無関係に1脚1及び2によって結合される相対磁界に大
きな影響を与える。
次に、上記いくつかの図に示された読取ヘッドのモデル
を使用して行われた研兜に基くいくつかの設計上考慮す
べき点について説明する。第10図は、ギャップGの幅
が転移間間隔Sの一部としたときに、媒体100表面の
磁界B。に対する磁界Bの相対的強さを示す。データは
、転移間間隔Sによって正規化された結合脚の長さLと
ともにプロットされている。遷移量間隔Sに対する結合
脚の長さLの比が所与の値をとるとき、例えば、L/S
=5のとき、最も大きな結合、すなわちB/Boの最も
大きなレベルはギャップGが最も小さいときに生じる。
今日の技術によれば、ギャップ中に配置される磁気セン
サはミクロン又はサブ・ミクロンのレンジで製造するこ
とができる。
現在の利用可能な電子ビーム処理技術では、特(27) 願昭57−38250号に開示された半導体磁気センサ
が製造され得る直線寸法が約1ミクロンに制限される。
このことを考慮すると、センサに結合される媒体10の
表面に存在する少くとも大部分の磁界を捕獲するには、
トラック密度がi Cm当シロ937本乃至7824本
(1インチ当り10000乃至20000本)のデータ
・トラック数である場合には、1cm当シロ967個(
1インチ当り10000個)の磁束転移が生じる記録密
度が適当である(1マイクロメ一タ幅のトラックでは1
erd当り約6561本(1インチ当り16666本)
のデータ・トラックが存在する)Q媒体10の上を移動
する読取ヘッドの飛行高さが例えば0.254ミクロン
(10マイクロ・インチ)とした場合、1/2ミクロン
の間隔をおいた1ミクロン幅のトラックすなわち1cm
当り6561本(1インチ当り16666本)のデータ
・トラックに対しl cm当り3937個のビット(1
インチ当り1ooooビツト)のビット密度で記録を行
うと、今日のビデオ・ディスク技術に使用さく28) れるぞれに近い媒体面に対する総ビツト密度が得られる
。ビデオ中ディスクは読取専用の記憶技術であるが、こ
の場合は磁気データ保持を変更することができる。上述
のような高密度の磁気変更可能記憶装置の利点は明らか
であろう。
第11図には、転移間間隔Sに対する飛行の高Fの比が
ギャップに結合される磁界に対して与える影響が示され
ている。この図から明らかなように、飛行の高さFが転
移間間隔の約10チの場合には、利用可能磁界の40乃
至60チをギャップに結合するにはギャップを転移間間
隔の約6/10乃至4/10にするのが最も望ましい。
第11図は、結合脚の長さしが転移間間隔(ギャップ長
)Sの5倍であるときのギャップ結合磁界を示す。
第12図は脚の長さLが転移間間隔(ギャップ長)Sの
ほんの2倍であるときのものである。これらの図から明
らかなように、媒体の表面の磁界のギャップへの結合が
飛躍的に高まる。例えば、飛行の高さが転移間間隔の1
/10でギャップ幅が転移間間隔の30乃至40%であ
る場合には、磁界Boの50%以上の結合が可能となる
。なお、第11図及び第12図の場合、Bo′は400
ガウスである。
当業者には明らかなように、媒体面の磁界の値は、よく
ても媒体に使用される磁性材の保磁力に等しい。酸化物
成分を使用した場合には、Boの値は約350乃至40
0ガウスである。第10図及び第11図に示されるよう
に総合結合効率が約50チで1ガウス当り1ミリボルト
のオーダの感度を有するとすると、センサから200ミ
リボルトのオーダの信号を得ることを期待することは不
合理とはいえない。
第14図は、二重トラック記録技術を使用して垂直磁気
記録される媒体10の上方に位置する透磁柱脚1及び2
のギャップGが受ける平均相対磁界を示す。第14図は
、ともに転移間間隔Sによって11E1規・化・された
ギャップ幅、、G及び脚長りの関数としてギャップが受
ける平編磁界を示す。この図から明らかなように、ギャ
ップGを横切って結合される平均磁界の強さにほとんど
損失を生じさせないで脚長りを転移間間隔の約5倍にす
ることができる。この脚長はツイン・トラック記録及び
読取技術を使用した最も実用的な実施例に対して十分な
値である。前述のように、ある読取ヘッドは、単に該ヘ
ッドを単一データ・トラックの長軸に整列するように9
0度向回転せることによシ単一トラック・データの読取
りに使用することができる。
第15B図は、転移間間隔Sによって正規化されたギャ
ップGの長さの関数としてギャップGを横切って発生す
る平均正規化磁界をプロットしたものである。この図か
ら明らかなように、ギャップ幅が転移間間隔に等しいと
きには、ギャップを横切って結合される最大磁界は媒体
の磁気転移による磁界の約50%である。ギャップ長が
より短いときには、ギャップを横切って結合される磁界
は、媒体の表面に存在する磁界の最大200%まで増大
される。第15B図に示された例は、ギャップ長Gが約
1ミクロンか又はこれよシ小さく、記録密度が1cm当
り約7874(1インチ当り(61) 約20000)の磁束I変化である場合である。これは
現在の処理技術のほぼ限界といえる。何頭なら、ギャッ
プ中に配置されるべき磁気感応トランジスタの感応エミ
ッタ領域を発生する解像度は1ミクロンのレンジにある
からである。
第16図には、第17図に示された形態のギャップGを
通る磁界の全体的結合に対する飛行の高さFの影響が示
されている。この図において、飛行の高さF及び脚長り
はともに転移間間隔Sによって正規化されている。また
、G’=0.68である。
第j1−6図から明らかなように、一連の6つの互いに
離隔された転移から成る最悪のデータ・パターンの場合
、センサに結合される磁界は、飛行の高さが増すにつれ
て急速に低下する。脚長りの公称値として転移間間隔の
5倍の値すなわち10ミクロン(400マイクロ・イン
チ)にするのが良い。
所与の読取ヘッドに適合した記憶装置を適当に設計する
方法は、まず読取ヘッドの期待される飛行公称値を知り
、次いで比F/Sの論理値を選択することである。この
値はトラックに書込まれ得(32) るデータの密度を指示し、また、センサ・ギャップ中の
平均磁界を予測するのに使用できる。この目的のために
多くのセンサを使用できるので、使用きれるセンサの感
度を知ることにより、出力信号を適当に見積ることがで
きる。
以上、本発明による磁気読取ヘッドの好ましい実施例を
示すいくつかの図を参照するとともに、設計上考慮すべ
き詳細なデータ及びヘッドのパラメータを示して、いく
つかの磁気読取ヘッドについて説明した。これらの読取
ヘッドにおいて、2つの透磁性結合脚は、薄く、平坦で
、磁気媒体に対して実質的に垂直な面に含まれる向きを
有することが好ましい。これらの結合脚は、磁気的な書
込みを受けだ媒体から上方に存在する磁界の垂直成分を
磁気センサが配置されるギャップを通るように結合する
。センサに近接した透磁柱脚の末端部は全体的に華坦で
あり、センサが最も敏感な面を通して磁界を収束させる
ように整列されることが好ましい。センサが特願昭57
−38250号に開示されているような磁気感応トラン
ジスタである場合には、透磁性結合脚は全体的に平垣で
磁気センサのエミッタの最大寸法にほぼ等しい長さの最
大寸法を有し、エミッタの放射面に平行な面内のセンサ
を磁界が通るような向きにされる。シリコン基板チップ
上にセンサを形成するために、透磁性脚を形成する薄膜
技術はLSI処理技術と容易に結合され得る。この場合
、全体の読取ヘッドは、センサをシリコン・チップ上に
直接形成し垂直モードの注入を使用するように上記特願
W357−38250号に説明されているように配列す
ることによシ単一の構成要素として容易に製造できる。
透磁性脚はチップの平面中に形成され、適当なエツチン
グ技術によって、垂直注入エミッタの放射面と整列する
ように減じられる。これにより結合脚の端面がセンサの
ための放射面に平行な最も能動的な面に形成され、最良
の応答を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は透磁性の磁束(磁界)結合材から成る2つの
脚の間のギャップに配置された、半導体磁気センサとと
もに半導体基板上に集積化された本発明の一実施例を示
す平面図、第1B図は第1A図に示された読取ヘッドを
形成する処理技術並びに上記結合材の層を示す第1A図
の線1B−1Bに沿う断面図、第1C図は第1A図の線
1c−1Cに沿う断面図、第2A図は結合脚の1つが他
の脚を取り囲むように全体としてU型に形成された第1
A図の読取ヘッドの変形例を示す平面図、第2B図は第
2A図に示された磁気読取ヘッドを形成する方法並びに
種々の層及び上記結合材を示す第2A図の2B−2Bに
沿う断面図、第2C図は第2A図の線2C−20に沿う
断面図、第3A図は本発明による磁気読取ヘッドのいく
つかの主要構成要素を示すとともに透磁性結合脚が磁気
媒体の相補的磁極付近にどのようにして配置されるかを
示す説明図、第3B図は第3A図の磁気媒体の断面に示
されたように水平磁化モードで書込まれた一連の磁気記
録データの上を通る磁気結合脚部の軌跡を示す平面図、
第4A図は例えばNRZコード化法によって記録された
磁化媒体ストリッ(55) プに沿うように動く磁気結合脚の一例を示す説明図、第
4B図は第4A図に概略的に示されているようにデータ
・ストリップを走査する第2A図に示されたものに相当
する構造体の2つの脚の間のギャップに介挿された磁気
センサから得られる信号の振幅を示す波形図、第4C図
は信号転移が無いときにデータ点を特定するクロック・
トラック及び意味のあるデータの読出しを示す説明図、
第5A図は磁気媒体が垂直モードで記録される第1A図
又は第2A図に示されたような読取ヘッドを示す概略図
、第5B図はクロック及びデータ読切トラックを示す説
明図、第5C図は第5A図に示されたコード化ストリッ
プを走査する第1A図又は第2A図に示された読取ヘッ
ドによって発生される信号の振幅を示す波形図、第6A
図は別の記録技術並びに別の構成の読取ヘッドの結合脚
の走査軌跡を示す平面図、第6B図は第6A図の2つの
トラック面に示されたように読取りを行う磁気読取ヘッ
ドの別の実施例を示す概略平面図、第6C図は第6B図
の線6C−6Cに沿う断面図、第(66) ZA図は水平磁化モードでデータ記録された2つのチャ
ネル・トラック対を有する磁気媒体を示す平面図、第7
B図は磁化の方向を示すために切断された第7A図の磁
気媒体の断面図、第7C図は第7A図及び第7B図に示
されたデータを走査する第6A図に示されたのと同様な
読取ヘッドから出力される信号の振幅を示す波形図、第
7D図は第7C図に示された信号振幅から取り出される
クロック及びデータ内容を示す説明図、第8図は読取)
ラド基板要素を磁気媒体の記録軸にtlぼ沿って配置す
るように90度回転させた点を除いて第6A図に示され
たのと同じ型式の読取ヘッドを示す概略構成図、第9図
は第8図において垂直に記録されたトラックに沿って走
査するセンサ入力脚すなわち結合脚の軌跡を示す説明図
、第10図は転移間間隔すなわちビット長Sによって正
規化した磁気結合脚長り及びギャップ幅すなわち長さG
の関数としてセンサ中ギャップを横切って発生する相対
平均磁界を示す特性図、第11図は磁気結合ギャップの
長さしを転移間間隔S05倍にしたときに第8図に示さ
れた結合脚のギャップ中のセンサが受ける平均相対磁界
を示す実験データを、転移間間隔Sによって正規化され
た飛行の高さF及びギャップGの関数として示す特性図
、第12図は磁気結合ギャップの長さLを転移間間隔S
の2倍にしたときの第11図と同様な特性図、第13図
は第6A図に示されたように長手方向に記録された磁気
媒体上に位置する第6A図に示されたような磁気読取ヘ
ッドの結合脚を示す概略斜視図、第14図はトラック対
記録が行われた場合に、読取ヘッドのギャップ中に位置
する磁気センサが受ける相対磁界の大きさを、転移間間
隔Sで正規化された磁気結合脚の長さし及びギャップ幅
Gの関数として示す特性図、第15A図は読取ヘッドの
具体例を各部の寸法とともに示す概略斜視図、第15B
図は飛行の高さFを0としたときに、ギャップを横切っ
て発生する平均磁界の大きさを正規化したものを、転移
間間隔Sによって正規化されたギャップ長Gの関数とし
て示す特性図、第16図はギャップ中のセンサに結合さ
れる磁界の太きさを正規化したものを、転移間間隔Sで
正規化された飛行の高さF及び脚長りの関数として示す
特性図、第17図は第16図のデータが得られた本発明
による読取ヘッドの具体例を各部の寸法とともに示す概
略斜視図である。 1.2・・・・磁気結合脚、3・・・・半導体基板、4
・・・・エミッタ、5・・・・コレクタ、10・・・・
磁気媒体。 出願人  インタサカナル!ビジネス・マシ−/ズΦコ
ーポレーション一 +″      o   o =       o  
    ζコ!−00′     d     くイ−
=      ”:I:   つ     りいクトO
f!I−C;円爾妃1峰

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁界を感知する能動的敏感面を有する磁気感応電気トラ
    ンスジューサと、 互いに接触しない少くとも2つの透磁性磁界結合膜と、 を具備し、 前記結合脚は、内容が読取られるべき磁気記録媒体に対
    向するようにされた近接端部と、磁界ギャップを形成す
    るようにされた末端部とを有し、前記磁気感応電気トラ
    ンスジューサは、前記ギャップ中に配置され、前記ギャ
    ップ中の磁界が前記敏感面に平行な面内の前記トランス
    ジューサを通るように方向付けられていることを特徴と
    する磁気読取ヘッド。
JP58074204A 1982-06-15 1983-04-28 磁気読取ヘツド Granted JPS58220239A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US06/388,784 US4485419A (en) 1982-06-15 1982-06-15 Complementary pole coupling magnetic head structure
US388784 1982-06-15

Publications (2)

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JPS647402B2 JPS647402B2 (ja) 1989-02-08

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