JPS58219111A - 薬剤 - Google Patents
薬剤Info
- Publication number
- JPS58219111A JPS58219111A JP9821282A JP9821282A JPS58219111A JP S58219111 A JPS58219111 A JP S58219111A JP 9821282 A JP9821282 A JP 9821282A JP 9821282 A JP9821282 A JP 9821282A JP S58219111 A JPS58219111 A JP S58219111A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drug
- analgesic
- guaiacol
- camphor
- action
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、歯牙の歯髄疾患による疼痛に対する鎮痛、消
炎、消毒薬などとして使用される薬剤に関する。
炎、消毒薬などとして使用される薬剤に関する。
歯髄疾患に伴なう疼痛は比較的苦痛が大きく、特に急性
化膿性歯髄炎、潰瘍性歯髄炎の急性発作時の疼痛はかな
り激しく、大きな苦痛が伴う。したがって、これらの疾
患に使用される薬剤としては、鎮痛幼果が速やかに現わ
れて患者の苦痛を早く除くことが可能なことが望まれる
。
化膿性歯髄炎、潰瘍性歯髄炎の急性発作時の疼痛はかな
り激しく、大きな苦痛が伴う。したがって、これらの疾
患に使用される薬剤としては、鎮痛幼果が速やかに現わ
れて患者の苦痛を早く除くことが可能なことが望まれる
。
歯髄疾患に対して使用される鎮痛、消炎剤としては各種
のものがすでに使用されている。その内の一種として、
強力な鎮痛、殺菌作用を有するグアヤコールがあるが、
これは溶液として単味で使用され、鎮痛、消炎などに対
して効果を発揮している。しかし、単味のグアヤコール
は、それを歯牙の患部に貼薬してから、鎮痛、消炎の効
果が発現するまでに数１０分の時間を必要とすることが
多く、かつ、グアヤコールを貼薬したのみでは鎮痛効果
が現われない場合もかなりある。このような場合には局
所麻酔下で髄室を開いて歯髄に直接貼薬することが必要
で、多くの手間と患者に苦痛や不安感を与える。
のものがすでに使用されている。その内の一種として、
強力な鎮痛、殺菌作用を有するグアヤコールがあるが、
これは溶液として単味で使用され、鎮痛、消炎などに対
して効果を発揮している。しかし、単味のグアヤコール
は、それを歯牙の患部に貼薬してから、鎮痛、消炎の効
果が発現するまでに数１０分の時間を必要とすることが
多く、かつ、グアヤコールを貼薬したのみでは鎮痛効果
が現われない場合もかなりある。このような場合には局
所麻酔下で髄室を開いて歯髄に直接貼薬することが必要
で、多くの手間と患者に苦痛や不安感を与える。
本発明は種々研究の結果、歯髄疾患に伴なう疼痛の鎮痛
剤果がほとんど瞬時に現われ、患者の苦痛を速やかに除
くことが可能な薬剤を見いだしたもので、グアヤコール
とカンファーからなることを要旨とする。
剤果がほとんど瞬時に現われ、患者の苦痛を速やかに除
くことが可能な薬剤を見いだしたもので、グアヤコール
とカンファーからなることを要旨とする。
グアヤコールは、前記するように強力な鎮痛、殺菌作用
を備えたものであり、かつカンファ二は局所の血管拡張
作用と浸透作用を有するもので、これらの液体を混合す
ることにより得る。この薬剤の使用は、それを例えば小
綿球に含浸させ患部に塗布するのみでたりる。
を備えたものであり、かつカンファ二は局所の血管拡張
作用と浸透作用を有するもので、これらの液体を混合す
ることにより得る。この薬剤の使用は、それを例えば小
綿球に含浸させ患部に塗布するのみでたりる。
この薬剤を塗布すると、急性化膿性歯髄炎や潰瘍性歯髄
炎に伴なう激痛もほとんど瞬時に解消させる。そして、
この鎮痛作用はかなり長期間にわたって持続する。この
すぐれた鎮痛、消炎効果は、グアヤコールが持つ強力な
鎮痛、殺菌作用と、カンファーが有する強力な浸透作用
と血管拡張作用との相乗効果によるものと考えられる。
炎に伴なう激痛もほとんど瞬時に解消させる。そして、
この鎮痛作用はかなり長期間にわたって持続する。この
すぐれた鎮痛、消炎効果は、グアヤコールが持つ強力な
鎮痛、殺菌作用と、カンファーが有する強力な浸透作用
と血管拡張作用との相乗効果によるものと考えられる。
次に本発明の実施例を示す。
グアヤコール液 １０ｍｔ
カンファー液 ｌＯｙ
これらを混合した液をうる。
この薬剤を急性歯髄炎の歯牙の患部に塗布した。
患者の疼痛はほとんど塗布後３０秒以内に消失した。ま
た、前記患者は数日間及手数週間にわたって再発しなか
った。これらの効果は、潰瘍性歯髄の急性発作型の場合
でも同様であった。また、歯髄疾患の鎮痛作用以外に、
根管内の消毒作用にも強力な効果が認められた。
た、前記患者は数日間及手数週間にわたって再発しなか
った。これらの効果は、潰瘍性歯髄の急性発作型の場合
でも同様であった。また、歯髄疾患の鎮痛作用以外に、
根管内の消毒作用にも強力な効果が認められた。
グアヤコールとカンファーの配合比は、前記実施例に限
定されるものではなく、一方を他方よりも多くすること
もできる。
定されるものではなく、一方を他方よりも多くすること
もできる。
上記のように、本発明の薬剤は、グアヤコールとカンフ
ァーからなるもので、これを歯牙の患部に直接に貼薬す
ることで、歯髄疾患に伴なう疼痛を、貼薬とほとんど同
時に消失させることができる、とともに、それを持続さ
せることが可能で、歯髄疾患の疼痛による苦痛を速やか
に解決でき、以後の治療を容易化することにも寄与しう
る。また、歯髄の観血手術によることなく、歯牙の患部
に貼薬するのみでよいから、その使用も容易である。す
なわち、この薬剤は、現在は法律で使用が禁止されてい
る麻薬コカインと同等もしくはそれに近い効果を奏する
もので、歯髄疾患に伴なう疼痛などの治療に対して極め
て有効である。
ァーからなるもので、これを歯牙の患部に直接に貼薬す
ることで、歯髄疾患に伴なう疼痛を、貼薬とほとんど同
時に消失させることができる、とともに、それを持続さ
せることが可能で、歯髄疾患の疼痛による苦痛を速やか
に解決でき、以後の治療を容易化することにも寄与しう
る。また、歯髄の観血手術によることなく、歯牙の患部
に貼薬するのみでよいから、その使用も容易である。す
なわち、この薬剤は、現在は法律で使用が禁止されてい
る麻薬コカインと同等もしくはそれに近い効果を奏する
もので、歯髄疾患に伴なう疼痛などの治療に対して極め
て有効である。
手 続 補 正 書
昭和５７年７月シ３日
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
１、事件の表示
昭和５７年特許願第９８２１２号
２８ 発明の名称
薬 剤
３、補正をする者
事件との関係 特許出願人
福 辻 敏
４、代理人
明細書の発明の詳細な説明の欄
６、補正の内容
明細書の第８頁第１８行目に「液」とあるのを削除する
。
。
手 続 補 正 書
昭和５８年７月１７
特許庁長官若杉和夫 殿
１、事件の表示
昭和５７年特許願第９８２１２号
２、発明の名称
薬 剤
３ 補正をする者
事件との関係 特許出願人
福 辻 敏
４、代理人
大阪市東淀用区東中島１丁目２０番１４１号明細書の特
許請求の範囲と発明の詳細な説明の欄６、補正の内容 の説明を補充する。
許請求の範囲と発明の詳細な説明の欄６、補正の内容 の説明を補充する。
「この薬剤は水虫などの皮膚病にも効果を奏するもので
、例えば水虫に使用すれば、そのかゆみを止めることが
可能である、とともに、グアヤコールの殺菌作用によっ
て、それを治ゆすることができる。これも、グアヤコー
ルの殺菌作用とカンファーの強力な浸透作用によるもの
と推察できる。」特許請求の範囲 グアヤコールとカンファーからなることを特徴とする特
許
、例えば水虫に使用すれば、そのかゆみを止めることが
可能である、とともに、グアヤコールの殺菌作用によっ
て、それを治ゆすることができる。これも、グアヤコー
ルの殺菌作用とカンファーの強力な浸透作用によるもの
と推察できる。」特許請求の範囲 グアヤコールとカンファーからなることを特徴とする特
許
Claims (1)
- グアヤコールとカンファーからなることを特徴とする歯
髄疾患用薬剤
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9821282A JPS58219111A (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | 薬剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9821282A JPS58219111A (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | 薬剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58219111A true JPS58219111A (ja) | 1983-12-20 |
| JPH048409B2 JPH048409B2 (ja) | 1992-02-17 |
Family
ID=14213666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9821282A Granted JPS58219111A (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | 薬剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58219111A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008143884A (ja) * | 2006-11-15 | 2008-06-26 | Kanazawa Univ | Ｎｍｄａ受容体阻害剤 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56139415A (en) * | 1980-04-01 | 1981-10-30 | Tanpei Seiyaku Kk | External analgesic agent for dental use |
-
1982
- 1982-06-07 JP JP9821282A patent/JPS58219111A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56139415A (en) * | 1980-04-01 | 1981-10-30 | Tanpei Seiyaku Kk | External analgesic agent for dental use |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008143884A (ja) * | 2006-11-15 | 2008-06-26 | Kanazawa Univ | Ｎｍｄａ受容体阻害剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH048409B2 (ja) | 1992-02-17 |
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